10 冷たい校舎村9
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[生徒手帳の裏表紙のカバーの隙間に、 大事に入れてずっと持ち歩いていた、お守りを取り出す。
木製の小さな、花形のボタン。 薄青の塗料が塗られていて、幼い子供に似合うような見た目。
それを手の平に乗せればしっくり馴染むような感覚を覚える。]
(196) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[青い花形のボタンを持って芽衣ちゃんの手を取り、 それを渡すような動作で握る。]
……私のお守り。 ぎゅっと握ってると、落ち着くから。 持ってて?
[そう言って微笑む。 受け取ってくれるだろうか。
あげる、とも、後で返して、とも言わず、 ただなんとなく、今は彼女に持って貰いたかった。]
(197) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[>>1:342あの日の帰り道、私がつい口を濁らせた質問の答え。 それを「また今度答え教えてね」と言われたのは、ちゃんと覚えている。
話さなければいけないことだと思った。 その勇気と心の整理は付かないままだったけど。
私にしか見えない友人のこと。 信じてもらえなかったとしても、隠さず素直に話していれば、 ほんの少しは心が軽くなれたのかもしれない。]
……なんか、話でも、しよっか?
[だからそう切り出す。歩きながらでもいい。 明るい話題を所望するならそれでいいけど、今なら話せる気がして。*]
(198) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[牡丹の花、でもない。 機械を操作するために押すボタン、でもない。
服に付けて留める、釦。
私だけの親友の名前、ぼたん。]
(199) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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── 現在・2階廊下 ──
[ たしなめられてた。>>162
おかしいなあ。 慎一のことは慎一が一番わかるはずなのに。 淡々と「大丈夫じゃない」と言い聞かされ、 慎一は保健室に行くことを了承してしまう。
大丈夫だと思うんだけどなあ。 本当にたいした怪我じゃないし。 自分のことくらいは自分でするのに。
そんなこと考えながらぼんやりと、 炭蔵と黒沢が役割分担をするように、 二手に分かれるまでを見ていた。>>163]
(200) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ 慎一は唐突に思ったりもする。 文化祭には慎一の役割が、 わかりやすくあってよかったなあ。]
(201) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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見て楽しいモンではなさそ……、
[ ……保健室への道中。 あとで確認するという言葉に、>>165 異論はないが憂鬱に相槌を打った。
布に染み出した赤い色。 慌ただしく出入りするクラスメート。
……どうせあとで見るなら、 いきなり見つけちゃうよりは、 心の準備ができてよかった気もする。]
(202) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ 九重の話。 ……というよりは、 慎一がしようとしたのは精神世界の話だった。
けど、返ってきたのが九重への心配で、>>166 慎一は一瞬「そうだったっけ」って思う。 話の内容は覚えてるんだけどな。どんな顔してた?]
……ああ、そういえば。 すぐどっか行っちゃったんだよな。
[ 慎一も思い出して──、 確かに変だったなあなんて漠然と思う。 慎一もまさかあの布の下だなんて思わない。]
(203) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ かわいそう。
慎一がこぼした言葉を拾って、 炭蔵がそれとは別に言い方をする。>>168
カッターナイフ。叫び声。 模造紙を切るのに使ったなあとか、 お化け屋敷から響いてたなあとか、 なにもそういう話じゃなくって、
刃物がたくさん散らばってるのは危ないし、 あの叫び声はまあ、楽しそうではなかったし、 頭の中がこんな状態になっちゃうんなら、 そりゃあつらかろうと慎一は思う。
つらいし、かわいそう。それが誰であっても。 ここにいるほかのみんなでも。慎一だとしても。]
(204) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[幼い頃に遊んでいたファンシーな人形の服から、 糸がほつれて取れて、それを何気なしにずっと持っていて。
誘拐された時にポケットに入りっぱなしだったその青いボタンを、 暗闇の中、握り締めながらずっと耐え忍んでいた。]
(205) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ぼたんはその時に生み出された。
何もない闇の中から、大丈夫だよ、って、 恐怖で引き裂かれそうな私の心を留めて繋ぐための友達として、現れた。**]
(206) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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……持っていきたいのは文化祭だけって、 メールに書いてあったし、想定外じゃね。
大事なはずの思い出が、 なぜかこうなっちゃってるなら、かわいそうだけど。
……つか、つらくない人は、 あんなメール書かないと思う。
[ なので、後者に一票。 ……なにも多数決じゃないけどね。
重たい足取りをしながら言葉を紡ぐ。 時々、5cmほども低い目のあたりを見て、 ほとんど思ったままを口にしながら、 保健室の道のりを歩いてく。もたもたと。]
(207) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ そこまではよかった。
漠然とした誰か、としての世界の主の話。 かわいそう、かわいそうって慎一は言う。
そこに深い意味なんてない。 悲しいのもつらいのもかわいそうだ。
……ちょっとだけ思うんだけど、 炭蔵のその思考そのものが、 人よりも上の立場にいることを、 自覚したことがある人のソレじゃない?>>168
……ああ、いや。 別にそうだったとしても、 何も不思議なことはないんだけどさ。]
(208) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ なんだか改まったふうに言うなあ。>>169
慎一はそんなことをぼんやり思ってた。 「深い話はして来なかった」、うんそうだね。
慎一は、必要がないと思ったというより、 しようと思ったことがなかった、だけど。
楽しい話がはじまる空気じゃないなあって、 さすがの慎一も身構えはしていたんだけどな。]
(209) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ ……なんでよりによって、 その言葉を選んじゃうかなあ。]
(210) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ 「それって、送り主探しのための質問?」 ……って、おどけて聞き返せばよかったかな。
残念ながらその瞬間に慎一は、 なんていうか、「あーー……」って感じ。
言葉にしないほうがいいものもあるんだよ。 例えば、すうっと頭の中が落ち着いたあと、 膨らんでくるもやもやとしたものについて。]
(211) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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……逆に、 「生きやすそうだなあ!」って人に、 ユーガ、そういう聞き方すんの?
[ いいんだけどさ。慎一はへらっと笑う。 ……冗談じゃないんだよなあ。 炭蔵が冗談を言っているようにも見えない。
言葉にしたら全部本当になっちゃう。 認めなきゃいけなくなる気がしてヤなんだけど、 もう今さらだしなあって慎一は思う。
それじゃあ、真面目に聞いてるふうだし、 慎一も真面目に答えるよ。だから聞いてね。]
(212) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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ずっと生きづらいよ。 いつも息はしづらい。 でも仕方ない。それが俺だから。 生きるなら、それに付き合ってくしかない。
[ ヤだなあ。ふんわりと抱えてたものが、 言葉にするとはっきり輪郭を帯びるようで。
少しずつ受け入れてきたつもりなんだけど。 うまく付き合う術を探してきたつもりだった。
それでもこう言葉として並べ立てると、 慎一はなんだか自覚するし考えちゃう。 なんでこうなんだろう。生きるのは疲れる。]
(213) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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……たまに思うけどね。 みんな俺とは違う世界を見てるのかもって。
ユーガにはどんなふうに見えてんの? いろんな音とか光とか情報が、 一つひとつ順番に流れてきたりでもすんの?
次にやるべきこととか、 困ってる人が浮いて見えたりでもする?
疲れない? 泣いたり、後悔しない? なんでうまくできないんだろうって、 自分自身がしたはずの行動や思考に、 うんざりしてヤになっちゃうこともない?
(214) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ ……本当に気になるんだ。見てみたかった。 この世界を、ほかの人の目を通して。
八つ当たりする気も、責める気もなくって、 ただ慎一にはずっと不思議だった。
ほかの人が見ている世界って、 本当に慎一が見てるのと同じなのかしらん。
だって、そうでもなきゃ、 慎一ばっかり泣きたくなる理由がつかない。
……「ところで、そちらにお心当たりは?」 送り主探しであるならそう聞くべきだろうに、 慎一の頭に、そんな言葉は浮かばなかった。]
(215) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ ……たぶん、君が炭蔵祐駕だったせいだ。*]
(216) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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── 回想:チャイムの鳴る前 ──
[ 胸を張る様子に、何故だか面白くなって>>99 炭蔵は少しだけ声を出して笑った。
鳩羽の思うところの炭蔵として、 これまでも、これからも居られるだろうか? そうだと良い── と、炭蔵は思う。
そして、笑いながら話すから、>>100 鳩羽の感情がどこにあるか分からなくなる。 ]
(217) 2021/06/08(Tue) 20時頃
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何があったのかは分からないが、 鳩羽なりに答えを探してるのなら、 誰も文句は言わないだろ
[ 向き合いたくない≠ニいう言葉が、>>100 逃げてきた≠ニいう言葉が、>>101 炭蔵に重く重く、伸し掛かる。
今の炭蔵には、 鳩羽に対して向き合えだとか、 逃げるなだとか、そんな言葉を吐く権利はない。 だから、安心してくれ。言わないから。
現実逃避のただの夢なら、どんなに良いか。 どれだけ非現実的であっても、 誰かが死ぬより、ずっと良い。 ]
(218) 2021/06/08(Tue) 20時頃
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[ そして、託されたバトンに視線を落とす。>>102 ]
そうだな、学校をサボりたいと思うことはない 俺の義務であり、権利だから
ただ、強いて言うなら、 俺は何も悪くない≠ヘずなのに、 到底理解ができなくて、 先延ばしにしている問題はある
[ ポンと腕章を上に投げて自分でキャッチする。 ]
(219) 2021/06/08(Tue) 20時頃
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これまで尊敬してた筈の父さんが 信じられなくなって、 今朝も顔を見ずに済んでホッとしてる
[ 無条件で信じていた、 家族≠ニいう基盤がぐらついて 炭蔵祐駕は、立っているのもやっとだった。 ]
(220) 2021/06/08(Tue) 20時頃
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此れはまだ、世間一般には公開されていない しかし近日発売の週刊誌の一面を飾るだろう そう、タイトルはこんな風に─── ……
『愛妻家・炭蔵一之進、秘書とお忍びデート!?』
(221) 2021/06/08(Tue) 20時頃
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どうやら俺も思春期だったらしい
[ そして、少しはにかむように笑ってから、 腕章を鳩羽の手へ、ぽいっと投げ返した。 *]
(222) 2021/06/08(Tue) 20時頃
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― 現在:3-10教室 ―
[もしかしたら黒沢が生徒会じゃない頃は 普通に名字で呼んでたのかもしれないけど 文化祭広報係として接している間に すっかりその呼び名が馴染んでしまって 彼女が役職を離れた今も何となく副会長と呼んでいる。>>155
じっとしている方が落ち着かない。 その気持ちはちょっと分かる気がしたから 黒沢の意思を汲んで手伝って貰った。
上を見かけた彼女が慌てて辞めるのを見て>>156 ホラーとか苦手ならやめといた方がいいと思う。 と重ねて忠告しておく。 大概物々しい光景だったので。]
(223) 2021/06/08(Tue) 20時半頃
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あ―――…… そういや、レンが探しに行くって言ってた…ような。
[鳩羽の声は物理的には聞こえてた筈だけど>>189 呆然としてて碌に耳に入ってなかったから 本物の九重、という言葉に ようやくちょっと現実感が戻って来たと言うか これが人形なんだなって冷静に思えた気がする。
校舎中を探し回った悪友が 結局九重を見つけることができなかったこと 今の俺は知る由もないんだけど。
どこかで見かけたかと問われれば やはりこれにも首を横に振って返した]
(224) 2021/06/08(Tue) 20時半頃
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— 3F音楽室前 —
[見上げたひとみちゃん>>193の顔を汗が伝う。 それがわたしを追いかけてきたせいでないことくらいは、 わたしにだって分かった。 だって、きっと同じ気持ちだもの。 今のひとみちゃんの顔はわたしの鏡だ。]
え……にん、ぎょう?
[立ち上がって、ひとみちゃんと同じ目線の高さになって。 わたしは九重さん>>194の真実を知る。 ひとみちゃんはどこか自信がなさそうだったけれど、 その時、階下の方から声>>192が聞こえた。]
(225) 2021/06/08(Tue) 20時半頃
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