人狼議事


34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】

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【人】 灰占道士 煙

数年過ぎて、あたしは『師』から『免許皆伝の証』を頂いたわ。それが、いま身についけているこの色眼鏡ね。『師』曰く、「物事の真髄を見通すことの出来る魔力の籠もった色眼鏡」らしいけれど……
実際ちゃんと見えてるのかって?
……それは、ナイショ。

そうしてまあ、『師』から認められたあと……だけど。弟子たちは独立とかはしないで、ずっと師匠の元にいたわね。あたしもだったけど。
「一人前になったからといって、慢心はいかぬ。修行を怠るな」って言われてたから、怪しい修行を続けつつ。

身につけた『魔術』で外に出稼ぎにいく『免許皆伝』の弟子達が何人か、って感じだったわね。

彼らが外で何をしてたのかって?……さあ?興味なかったから知らないわ。まあ、碌な事はしていなかったということだけは、確か。

(152) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

で、それからまた数年後……
『師』は病に倒れて亡くなったわ。

残った弟子たちは各々悲しんだり、慌てたり。まあ当然ね。『師』の導きなくしての生き方なんて知らない人がほとんどだったから。

そこに、さっき述べた『出稼ぎに行っていた、先に免許皆伝を貰った弟子たち』が音頭を取り始めて。
「もう師はこの世には居ないのだ。これからは、我らで師の教えを広めようぞ」って言い出して。

……反対する理由もなかったし、そのまま乗っかったわ。彼らに。

『師』は性欲を禁じてはいたけれど、物欲……特に金銭欲を禁じることはしていなかったのよね。多分だけど、先に出稼ぎに行っていた兄弟子たちの行為を咎めなかったのも、それが理由じゃないかしら?

(153) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

兄弟弟子たちみんなで、協力して商売をしていった……って言うと聞こえはいいけれど。実際はほぼほぼ詐欺集団だったわねえ。
『師』の教えを元にした教本を売ったり、ちょっとしたおまじないや占いで路銀稼ぎ……まではまあ、って感じだったけど。その辺の中古品店で買った壺とか置物に『魔法』をかけて、それを『お守り』にして売ったりとか。
悩んでる人たちに『奇跡を見せてあげる!』とかなんとか言って、妙ちきりんな儀式を行ったりとか。
まあ、色々。

……本物の『魔法』が使えるんじゃなかったのかって?
それがねえ、あたしたちが当時拠点にしていた場所って、あまり『魔法』についての研究が進んでない土地だったのよねえ。『師』はあんまり積極的に『魔術の実践訓練』みたいな事をしなかったから。ぶっちゃけ弟子の半数くらいは自分が本当に『魔道士』だなんて思っていなかったんじゃないかしら。

一応、それっぽい事が出来てた子も何人かはいたけれど……そういう子たちは、いつの間にか本当に外から来た人に見初められて、いつの間にか遠くへ行ってしまったみたいね。

(154) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

あたしは『魔道』の中で占術……特に『灰占』ってヤツが得意だったから、それが主の収入源だったわねえ。他にも、兄弟弟子の商売の手伝いをしたり。お客様と色々『お話』したり……これは今でも役に立つ技術になったわね。

で、まあ。
『本物の魔道士にはなれなかった弟子たち』が色々と悪事に手を染めていった結果。流石に怪しいぞって住人たちにバレちゃってねえ。危なくなったら拠点を変えて逃げて、を繰り返して。
最終的には多くの『お客様だった人たち』から告発があって、全員御縄になっちゃった。

警吏もそんな品の良い土地じゃなかったから、そのまま牢屋どころか奴隷屋にぶち込まれちゃって。……所持品を奪われたりもしたけど、あたしはこの煙管と色眼鏡はなんとか死守したわね。
長年の相棒と、一応『師』の形見だから。

(155) 2024/02/24(Sat) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

で、その後は。
たまたまやってきた御主人様(オーナー)が、あたしを買い取って。それで『パルテール』のドールになったってワケ。

……え?東方と此処じゃあ距離が遠すぎないか、ですって?
どうも行脚と夜逃げを繰り返しているうちに、この街の近くまで移動しちゃってたみたいなのよね。まあ、あたし達が売られていた奴隷屋が、ここからどれだけ離れた場所にあるかなんて、知らないけど。


……こんな所かしら。
さほど面白くもない、ただ流されるままに生きてきた、『魔法使い崩れ』の男の話よ。**

(156) 2024/02/24(Sat) 21時頃


……おしまい。
じゃあ、読書の続きに戻ろうかしら……

[長い長い昔話を、新しいご主人様はどう思っただろうか。感想があれば、それを聴いてから読書へ向き直っただろう。]*


【人】 灰占道士 煙

>>98
……おしまい。
長話に付き合ってもらって、ありがとうね。カコちゃん。

[ここまで長い話だとは思っていなかったかもしれない。眠そうにしていた彼女が最後まで聴いていたかどうかは、分からない。]*

(157) 2024/02/24(Sat) 21時頃


了解。頭に入れておくわ。

そうね、睡眠の魔術は実践出来れば便利そうね……お部屋に戻ったときにでも、試してみようかしら。

[リッキィの養父について、また一つ学びを得た。接する際には気をつけるようにしよう。

……睡眠の魔術の実践について、は。試すだけ試してみてもいいだろう。]*


【人】 啓明結社 カコ

[他愛のない話に、束の間。
 ジャーディンが覗かせた笑顔。>>138
 それはまた、はっとさせられるものだった。
 雲の晴れ間に一瞬覗く、金色の光のように。
 
 かつての奉公先での仕事を問えば、
 その表情はさっと曇った。>>139
 彼の性根は、素直で柔らかに見える。
 雇われ先で何があったことか。
 カコの思う範疇にあるかは知れない。

 鉢植えは世話の仕方が分からないと
 聞けば、庭園の世話の経験はなさそうだと
 記憶に留めておく>>140

(158) 2024/02/24(Sat) 21時頃

灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/24(Sat) 21時半頃


【人】 啓明結社 カコ

[唐突にカコが切り出した問いかけ。>>130
 ジャーディンは、外の世界は怖いと溢した後に。

 『でも、このままここへいたくは……――』
 曖昧に、途切れた言葉。>>143


  それが聞ければ、充分。
  うちへ来ない?ジャーディン。
 
  仕事は──…そうね。
  少し考えさせて欲しいけど。
  待遇は、不自由をさせるつもりはない。
  その気があれば、後々正式に取り決めを。


[告げる声音は再び、穏やかで、平静なもの。]

(159) 2024/02/24(Sat) 21時半頃

【人】 啓明結社 カコ

[彼の居ずまいが、自分の隣では一段と所在なげに
 見えることは気づいている。>>141>>142
 もう少し、打ち解けられていればと
 思いはするが。]

  ……雇い主を特段好く必要はないわ。
  実際顔を合わせることが多いのは、
  先に屋敷で仕えてくれている者達になるでしょうから。

  これは機会よ。ジャーディン。
  読み書きや奉公の心得を身につける機会も約束する。
  それは貴方がこの先、外で生きていく術になる。

(160) 2024/02/24(Sat) 21時半頃

【人】 啓明結社 カコ



  ──とはいえ、まともに会うのはまだ2回目だから。

  私の言うことが信用できないのであれば、 
  断ってくれたらいい。無理強いする気はないから。

[我ながら、性急な申し出だと思いはしたが。
 使用人の雇入れであれば、然るべき筋からの紹介状と、
 一度の面通しで大体は事足りる。
 女主人による選別と、先夜と今夜の邂逅。
 それで代替とするほかない。
 ここは無論、斡旋所ではないのだ。]

(161) 2024/02/24(Sat) 21時半頃

【人】 啓明結社 カコ

[日頃慎重に、手許に置くものを絞り込むカコが、
 思いつきのように行動した動機。
 きっと単純なことだろうと、カコ自身は認識している。

 その価値を理解せぬ輩が、美しいものを
 手垢に塗れた手で扱い、傷め損なうのを
 目の当たりにするのは。単純に。


 ────胸が、悪くなる。]

(162) 2024/02/24(Sat) 21時半頃

【人】 啓明結社 カコ



  よく考えてみて頂戴。
  返事は、次に来た時で構わない。

[一方的にそう伝えると、懐中時計を取り出す。
 まだ、持ち時間は残っているようだ。]

  ……少し、休むわ。
  もし寝ていたら、時間が来たら起こして?
  人の気配がする方が、よく眠れることもあるの。

[店内で、ドールに添い寝をしてもらう客を
 見かけることはあった。
 仮眠程度ならば許されるだろうと、
 深く座り直し、ソファの背もたれに背を預け、
 肘掛けに身を寄せる。

 瞼を緩く閉ざす間際に見たジャーディンは。
 どんな表情を、浮かべていただろうか。]*

(163) 2024/02/24(Sat) 21時半頃

[昔話を聞いた。

――彼の半生ともいえるもの。
出会いと、別れと。兄弟弟子らと何をやったのか。
その結果が、どうだったのか。等々。


私は、彼をまっすぐ見つめたまま
掌で、机の上に置いた本の表紙を撫でて。]


[生きるために、なし崩しでもなあなあでも
してしまったことは世間一般的には悪いことでも
彼がそれを後悔していないのなら、それでも良い。

少なくとも。彼にとって顔の知らぬ親の残した煙管と
師からの形見である色眼鏡と名前、と。
それらを死守するほど大事に思えるものが
彼の人生の中で、得られたこと。
――それはとても良かったと、私は思うのだ。

多分、よかった。の意味を聞かれたら
こう答えるとは思う。
変な顔されちゃうかしら。]


 今迄が魔法使い崩れ、の話なら。
 これからはどんな話に、したいです?


 ……何かしたいことがあったら
 遠慮なく、私か、そうでなければ
 使用人の誰かに相談してみてくださいね。

 よっぽどのことがない限りは、
 うちの養父も、私も、協力しますから。


[そう言って。私は本を手に取る。
淡泊と思われただろうか。でも、私は
君の今までの過去を聞き。それを抱えたうえでの
君のこれからのことに、興味津々なのだ]


啓明結社 カコは、メモを貼った。

2024/02/24(Sat) 21時半頃


[ここで、本を読みながらちらちら彼を見る。
……などがあれば可愛げがあったろうけれど。


読み進めるたびにのめり混み
私は本に夢中になっていた。めっちゃ捗った。
養父が帰ってきて、小部屋で貪る様に本を読む私と
娘と違って優雅に本を読んでいるだろう彼を見て

うちの娘がなんかすまん。
新しい従者放置して本に夢中になってるとは……

というのが彼に向けての第一声だったのは、余談である*]



[リッキィは己の話をきちんと聴いてくれていたようだった。

大好きな物事にはいつも真摯に取り組む彼女が、同じように自分の話に耳を傾けている。

――その、真っ直ぐ真剣にこちらを見つめてくれる姿が、美しいと思った。

……なんて。直接言ったら変な顔をされてしまいそうだけど。]


【人】 弁務官 ジャーディン

 
[「うちへ来ない?」>>159
 その誘いはあまりに突拍子がなく、現実味がなく、
 そして、不安と恐れと魅力あるものだった。
 
 彼女はきっと佳い主人だろう。
 彼女がかつてここから買ったという
 メイドの話を聞いたときに思ったことだ。
 
 性的奉仕を強いられることもないのだろう。
 まして暴力に晒されることなど、まずありえまい。
 
 けれど、では、何をさせられるのだろうか?>>159
 自分に何ができるというのだろうか?]
 

(164) 2024/02/24(Sat) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

 
[ジャーディンは会話には苦手意識が強く、
 語彙も不充分な自覚があった。
 
 飲食物を運ぶ程度の給仕はできようか。
 飲み物も店内で提供される程度の、オーナー曰く
 『手間がかかりすぎないもの』なら用意できる。
 
 掃除の類もできるようには思う。
 
 だが今から新しくそういった仕事を担う者を
 彼女が必要としているとは想像しづらかった。
 
 読み書きや奉公の心得を教えてくれるという。>>160
 それはいずれは外に放り出すということだろうか。
 自分の元へずっと置きたいという話ではなさそうだ]
 

(165) 2024/02/24(Sat) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

 
[あまりにも急な話に戸惑いを超え混乱しつつある間、
 彼女は語るだけ語って休息を望んだ。>>163
 
 『人の気配がするほうがよく眠れる』
 その気持ちをジャーディンは理解できそうにない。
 
 だが、店内で仮眠を望む者はきっと
 皆そういう思いなのだろう]
 
 
  承知いたしました。
  おやすみなさいませ……。
 
 
[彼女へかけた声は情けなくも震え、
 不安が滲み出ていた。
 
 何をどうすれば良いというのかわからなかった]
 

(166) 2024/02/24(Sat) 22時頃

貴女にとって、興味深い話であったのなら。
よかったわ。

[そうとだけ告げる。まさか見惚れていただなんて、思うまい。]

何がしたい、ねえ……あんまり考えてなかったわ。「その日を生きられればそれでいい」って思っていたから。

でも、そうねえ……せっかくなら。ここでもっと魔法の勉強をしてみようかしら。『師』とは違う知識に触れられる機会を得られたわけだし。お店じゃあろくすっぽ修行もしてなかったからねえ。

ありがとうね。じゃあ、困ったことがあれば遠慮なく。

[まだ着いたばかりだというのに、幾度なく感謝の言葉を述べている気がする。これから、なんて。そういえば一度も考えたことが無かったなと思って。

ここで彼女達と過ごしていくうちに、少しずつ「これから自分はどうなりたいのか」を考えてみることにした。]


【人】 弁務官 ジャーディン

 
[これがもし、もっと違う申し出だったら、と
 ジャーディンは彼女の寝顔を横目に見つめて
 思いを馳せた。
 
 あなたにずっとそばにいてほしいから、
 屋敷に来てほしい――
 そういう誘い文句だったらどう思っただろうか。
 
 そのときにはもしかしたら、今よりもずっと、
 不安や混乱は和らいでいたのではないか。
 
 そこまで考えてから思ったのだ。
 彼女と同じ欲を自分も抱いているらしいと>>0:213
 

(167) 2024/02/24(Sat) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

 
[彼女とは言葉を交わすようになってから日が浅い。
 
 信用できない、とはあまり思っていない気がするが
 特別に彼女を望む思いは薄かった。
 
 おそらくは彼女もそうだろう、と
 ジャーディンは勝手な推測をして、
 ホットチョコレートが冷めて固まってしまう前に
 飲み干そうとカップを傾ける。
 
 その間に少しずつ動揺は落ち着いてきて、
 焦って答えを出す必要は無いのだ、と
 己に言い聞かせた]
 

(168) 2024/02/24(Sat) 22時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

 
[頃合いになって、彼女は自然と目覚めただろうか?

 そうでなければ、ジャーディンは彼女に
 静かに『時間ですよ』と呼びかけるだろう。
 
 彼女のカップの中身がもし残っているなら、
 温め直しを提案もするだろう。
 
 生活が変化する可能性は、
 ジャーディンにとっては喜びよりも
 不安や恐れを強く感じるものだった。
 
 それを抑えて彼女の手を取れる理由が
 何かしらあれば、迷いながらも応じるだろうけれど、
 このままであれば色好い返答はできそうにない]**
 

(169) 2024/02/24(Sat) 22時頃

弁務官 ジャーディンは、メモを貼った。

2024/02/24(Sat) 22時頃



[夜も更けてきて。ようやく帰ってきた、リッキィの養父の開口一番に笑いそうになるのをこらえながら改めて挨拶を済ませる。

「義娘さんのそんな姿を見るのは、楽しいから大丈夫ですよ」……という言葉は飲み込んでおいた。

その後は。夕食や湯浴み等を済ませて自室へ向かう。
明日からは本格的に、リッキィの従者としての日々が始まる。少々気分が高揚していて、寝付くのに時間がかかりそうだったから。さっそく「睡眠の魔術」を実践しながら床に就く。

これからどうしたいか。そうだ、最初の給料を貰ったら、まずは占術道具を見に行こう。買える値段であれば買うし、足が出そうなら次の機会にして。

……ああでも、それよりもまずは、]**


【人】 蝋燭職人 フェルゼ


···昔から向こう見ずで。
一度こうと決めたら、とことん突き進んでゆく悪い癖があるんですよね。

最近は特に焦ってしまうみたいで。
···心残りがないように、前向きに頑張っている証拠ですかね。


[最後に言葉の響きは、とても穏やかなものでした。

こうして喜んで貰えるなら。>>145
この癖も良いものかもしれないと考えだす私がいるもので。
この先も、自分はこうやって生きて続けていきましょう。]

(170) 2024/02/24(Sat) 22時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[騒がしい店内も。
指輪をはめる瞬間だけは、静まりかえっているように感じました。

まるで二人だけの世界に閉じ籠って。
君の息遣いと私の息遣いだけが聞こえみたいに錯覚してしまいます。

緊張で微かに手が震えていたことは、君にはバレているでしょうね。]


ふふっ、ぴったりでしたね。
お気に召したなら、何よりです。

···綺麗ですよ、一番。

(171) 2024/02/24(Sat) 22時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ほにゃりと崩れた私の表情は、
自分が贈ったものを、喜んで身に付けてくれた優越感に浸っていたでしょう。

好きな人を他の男に譲る男がいますか?安心してください。]


こちらこそ、お店から出た後もよろしくお願いします。
ここを出たらあなたのことをもっと教えてくださいね。

段階を踏む、とのことでしたが。
まずは友人からですか、···それとも恋人からでしょうか?


[今度はこちらが首を傾げていました。
君に選択肢を委ねる問い、
どちらでもお好きどうぞ、なんて雰囲気で話していますが。

『後者が良いです』と期待する声と瞳が強く主張していました。]**

(172) 2024/02/24(Sat) 22時半頃

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