23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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更新近くなら通じるは有りそうだけど その場合タイムアタックになるな。
今日が最終日だし。
[手許に視線を遣る。]
スタンダード路線なら残るは空くらい? それか、例のアルバムとか。
>>99つか、さっきから何の連絡入れてんの?
>>100>>101 ……………………ん?
どこ?
(102) 2023/04/28(Fri) 11時半頃
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さっきのシステムの話だよ。 キルロイの話が大きなヒントになった。
>まるで、殺せといわんばかりに場所わかった」
俺さ、てっきり場所はあんたが選んでると思ってたんだ。違うんだ…
(103) 2023/04/28(Fri) 11時半頃
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>>102 そうだね。昨日気付いたら間に合った。 今日じゃ駄目だ…駄目なのか? ちょっとみんなでここ考えたいが。
場所は簡単だよ。場所はーー決まってないんだ。
俺の仮説の通り、決まってるのは時間で。
投票はみんながセットしたら投票先を運営は知れるよね。 襲撃先は、あんたの脳内から対象を選ぶのかな? 赤ログ…赤ログだ!
あんたが一切襲撃先を相談しないなら成り立たないが。
(104) 2023/04/28(Fri) 11時半頃
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"場所がわかった"
"少女Aがいる場所が"
それを知らせて来たのは運営以外ないじゃん! つまり。
"投票先に決まった人間と、襲撃先に決まった人間のいる場所が、更新時間に現実と繋がる、ゲートになる"
こうじゃない?*
(105) 2023/04/28(Fri) 11時半頃
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……LINEは、キリノと。 聴いてくれるなら、後で、話したい。
[ポツリと付け加えた。]*
(106) 2023/04/28(Fri) 12時頃
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>>103 わざわざ場所まで選ぶ必要があると思うのか……?
[周囲に人のいない環境さえあればいいだろう。 そして相手の現在地は自動的にわかるのだ。]
まあ、ヒイラギん時は 俺が提案して待ち合わせたけど。
>>104 ん…………?
ああそうか、共鳴者は 行使する能力を持たないからか。
多分占い先も護衛先もそうだと思うが、 襲撃先は事前に「セットする」んだよ。
(107) 2023/04/28(Fri) 12時頃
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アルバム?
あー…俺が図書室で見つけたやつ?
……あ。[また、気付いた。]
(108) 2023/04/28(Fri) 12時頃
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キリノは、桜森高校は実在すると。 だけどここに生徒はいない。
前回も廃校だが、桜森ではない。
実在の学校が、繋がっている…
[また少年は精神の部屋に篭りそうだ。 ブツブツ言っている。]*
(109) 2023/04/28(Fri) 12時頃
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>>107 ああ、そうか。じゃあ、違うな。
[バッサリ。またLINEを。]
(110) 2023/04/28(Fri) 12時頃
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>>105 運営つか、"システム"だと思うんだけどね。
けどその動作の結果として帰還する訳だから 現実との同期がそこで起こるのは確かで、 そこを巧く衝ければあっちと連絡が取れる、 っつう予想そのものはイイ線いってる気はするな。
>>106 うん?
わかった。
[それなら、落ち着いて話せるところに移動するか。 >>108>>109再び思索に沈み始めたその手を取って、校舎に向けて引っ張って行った。]
(111) 2023/04/28(Fri) 12時頃
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>>111 ああうん、もっと自動発動なんだね。
昨日気付いてたら…まあ、出来なかった過去に意味はない。取り敢えずヒントとしては。
[落胆しても仕方ないから、うん、と。]
あーー…
[手を、引かれる。
少年はこの時とても。とても驚いた。
多分彼は理由はわからない。
彼が連れていく場所についていく。 用務員室でも、どこでも良い。
ーー彼に委ねたい。]*
(112) 2023/04/28(Fri) 12時頃
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[手を引かれながら。
然りと握られた、それでも互いが少しでも踏み外せば離れてしまう絆を意識しながら。
少年は、思った。]
(113) 2023/04/28(Fri) 12時半頃
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[
どうしようもなく。
彼が好きなんだと。 ]**
(114) 2023/04/28(Fri) 12時半頃
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─ 屋上 ─
[何処でも構わないといえば構わなかったのだが、先程空に言及したのを思い出して階段をてっぺんまで昇った。
道中、大和はやけに静かだった。 余程面白い仮説を検討しているのだろうか。
屋上は変わり映えのない様子だった。 飛び降りた時のあいつのことと同時に、ゲームの始まった瞬間のことを、入れ子のように思い出す。
給水タンクの裏辺りが、風も吹き込まずに落ち着けそうだった。誘導して、向き合ってしゃがんだ。]
キリノは何て?
(115) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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[長い長いログ。目を通して。]
あのね、まず、私1つ分からない事があって。 もしどこかに書いてあって、 見落としてたらごめんなさい。
[或いは、他のメンバーはもう周知の事実なら。]
願いの代償となってしまう順位は、 最終日に生存敗北した人で固定なのかしら?
そうなると、今の願いのままだと、 鮫島さんと玲が残る事になる。
でも、村側が勝利して、 玲が、『自分』の運を、と代償を支払う人を指定して願い、 私が、玲の願いに、支払うと言った代償以外の代償が必要になるなら、 その願いを無効にする。
……と願ったら、鮫島さんにリスク、ある?
(116) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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>>115 [
彼に手を握られて、引かれた瞬間。
パッと花火の大輪が夜空に浮かんだような。
そんな気がしたんだ。
ーー今は、春だけど。きっとこの先に。 二人が迎える夏があるのなら。
そんな輝きをーーどうかと、切に。]
(117) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[同時、操縦席に入れ替わりがあったなんて彼に知る由もない。
少年は頬を赤らめたまま彼についていく。
いつもこのときめきが、少年の胸を騒がせる。 彼はそんな魔法を少年にかける。
きっと無自覚に。]
屋上ーー…
[ここに彼と来るのは初めてではない。
役職が配られた時もここだった。 少年が膝を抱え、ずっと震えながら彼を待っていた時もここだった。
少年はその時は、知らなかった。
彼の友達のことを。]
(118) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[知っていたのなら、初日の探索で体育館から屋上を目指しはしなかった。
ただ、少年の学校では屋上が不良のたまり場になり立ち入り禁止で、興味があったに過ぎない。
その話をした時の彼の歯切れの悪さすら思い出す。
愚鈍な少年は、なにも気付かなかったけど。]
(119) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[導かれるまま、吸水タンクの裏へ。
彼は友達の話をしたいのかな。 様子を伺う。
そうではないようだ。]
ん……
[少年は彼に話を始めた。キリノから依頼された事について。]
(120) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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キリノが、ニジノに連絡取れないかって 言ってきたんだよ。
ほら全体で言ってたじゃん。 脱出方法思い付いたって。
[彼に校門を殴れと言った時だ。 だから少年と彼は少し離れていた。]
俺たちがはいった機械の型番が知りたいんだって。 なんのためかわからないけど。
でも俺達は見れないじゃん? で、共鳴窓を使いニジノに連絡取れないか?と。
(121) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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ニジノには何回かは話しかけた。 だけど一度も返事はない。
まあ、ただニジノは…怒っていて黙ってる可能性も あるからね。
俺はキリノが言うように、見れたら型番をこちらにモールスで送れと。
俺はボーイスカウトいたから、送られてきたらわかる。
(122) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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だ百歩譲りニジノに俺からのメッセージが見えていても、返すことが出来ないなら。
で、キリノになんかない?て聞かれて…
俺は、胸の朱の話をした。 ニジノが俺に刻んだものだ。
相変わらず残ってるし、もしかしたらニジノは既に何かを俺に伝えようとしてるのかも、て…
(123) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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でね、共鳴にキリノの依頼を送ったんだがふと。
ーーニジノとの約束を思い出して。
アイツは俺に、可愛いと好きだよを…
[少し、声が震える]
1000回言って、と。
(124) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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キリノは書きなよと言った。 だけど俺は、出来なくて。
[唇を噛み締める。血が滲むほど。]
可愛いはいいけど。 ニジノのこと、好きなんだけど。
今俺が好きなのは。 狂ってしまうほど好きなのは。
ーーあんた、だけだから。
それで、苦しかったよ。 勿論依頼通りにしたが。
(125) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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ーーニジノのとのこと。
アイツのためにしちゃいけなかった。
あんたみたいに他人を慮れなかった。
アイツは俺がごめんを言うと怒るしな。
[目を臥せ。この話し合いでまた、少年は彼を抉るのか…]*
(126) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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なるほど。
確かにあん時苦しんでたお前の様子は システムの仕様から考えると かなりイレギュラーだったからな。
今ンとこ一番目が有るのかもしれない。
[真面目に検証をしていると、突然よくわからないこと>>124を言われた。何だって?]
>>125 …………ああ……、うん。
[つか1000回ってすごいな、という感想しか浮かばないから俺は駄目なんだろうな。]
(127) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[更に、チャットを読み進めて。>>55>>56>>59>>65]
帰還したメンバーと連絡……。 リアルと繋がっている場所……。 マシーンの型番……。
[考え込んでいる玲>>73の袖をつんつん、と引いて。]
何を考えているのか、聞いてもいい? まだダメ?
[って、小さく首を傾げた。**]
(128) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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>>126 前にも言った気がするけど、 その瞬間に必要なことだったなら それはそれでいいんじゃないの?
[己の心を守る為に、意識的にも無意識的にも他者を蔑ろにする人間なんて幾らでもいる。]
ただまあ……。
酷いことしたと思うなら、 この先でどう償うかだろ。
相手が受け入れてくれたらだけどな。
(129) 2023/04/28(Fri) 14時頃
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……あんたに聞いたよね。ニジノ襲撃現場。 そこには、俺がニジノにプレゼントした椿の花が落ちていた。
あんたがニジノを…した時、多分ニジノは髪に飾ってたんだ。あそこは暗いし、あんたが気付かないのは当然なんだけどさ。
後『椿姫』の本もあった。これは俺は知らないんだが、ニジノの所持品かも。
[上着のポケットから両方取り出して見せる。]
縄跳びはともかく花だ。持ち運びは可能だが、襲撃現場に都合よく彼女の遺品だけ残るの変だよな。
衣服とかは一緒に消えるのに。
(130) 2023/04/28(Fri) 14時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2023/04/28(Fri) 14時頃
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運営が面白がってんのか、ニジノや俺の思いなのか、元々システムで消えないのか。 そんなのわからないけどさ…
あんたが言うように、キリノが判断したように。 ニジノとの俺の絆は。ーー共鳴は。
まだ続いて…
[とくん。また感じた、胸に。でも痛みと呼ぶには微か。]
ニジノ…?
[いや、単に辛いことを思い出しているからか。 少年は鏡に向かい、胸に手を当てて『お前も最終に連れていく』と言ったが。]
……わかんないや、ごめん。
(131) 2023/04/28(Fri) 14時頃
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