9 ――今宵"秘密"で会いましょう
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私に愛されて。 それとついでに、良かったら私を愛して。
[ 伝えたことはきっとなかったから 驚いたかも知れない。
だけどこんな冗談を、酒に酔わない私が 言うわけないってきっと貴方が、一番よく知っている。
誰に聞かれていたって別に良い。 だってここは秘密を閉じ込める場所だから。
貴方の手に、キーホルダーを握り込ませる。
……それでもやっぱり少しは不安もあるもんね。 要らなければ捨てても良いなんて、嘘でも絶対 言えやしない。 ]
(113) はたけ 2021/04/25(Sun) 12時頃
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あ、生演奏始まるね 今日はどんなのかな?
[ 響く弦の音に耳を傾ける。 返事を聞くのが怖いわけじゃないし、 望む答えが返る自信があるわけでもないけれど。
私は視線を生バンドのほうへと遣る。
どう答えてくれてもいい。 どう答えたって、もう、貴方のいない世界なら 色の一つだって、わかりはしないんだから。
ああそれでもやっぱり願わくは 貴方と二人、死ぬまで色を数えていたい。* ]
(114) はたけ 2021/04/25(Sun) 12時頃
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―― BAR秘密 ――
[ 仕事帰りにしては随分と 張り切って直した化粧と髪 普段は着ないスリーピースのパンツスーツ。
そんな見慣れないわたしの装いも 思いつめた様子のあなたには 店内の落ち着いた薄暗さも手伝って あんまり見えていないみたい。
さて別れ話でも切り出されるかと身構えていたら 出てきたのは見覚えのない鍵だった。 ここで私の部屋の鍵を突き返されたのなら それこそ別れ話のようだったけれど
『諦めて?』諦めてだって? 何を諦めろと言うんだ。
思わず頭を抱えたくなった。 ]
(115) yahiro 2021/04/25(Sun) 14時半頃
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……あー…… こういう時、なんて言ったらいいのかしらね。 ふふ、ひどいわ。 準備してきた言葉が全部パァ。
[ 苦笑いのため息は、響き始めた演奏の音に紛れた。 けれど肩を寄せあうほどに近い距離のあなたになら きっと届くだろうと構わず言葉を続ける。 ]
「よかったら?」 生温い事言ってくれるわね。 こっちは真剣に、覚悟を決めて 今日、ここに来たのに。
ええと、そうね。わかりやすく言うわ。 私にとっては繰り返しの積み重ねのつもりでいたけど あなたは知らなかったみたいだし……
(116) yahiro 2021/04/25(Sun) 14時半頃
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[ だいすきってじゃれついて、抱きしめて 愛してるも何度も言葉で伝えたつもりでいたけど 多分大半が友人のノリだと思われていたんだろう。 確かに最初はそうだったから私も悪いか。 嫁に欲しいとか感動するたび繰り返したのが余計に それらの言葉を軽く受け取らせるのを 助長させてきたのかもしれない。 あんまり届いていなかったからこその今なのか 届いたからこそのあなたの結論なのか すこし、とても、ものすごく、判断に困る。
受け取った鍵をカウンターの上に預けて ポケットを漁って小さな箱を取り出した。 跪く予定でスカートを避けたけれど どうやら必要なかったみたいだ。
ことん、とそれらしい微かな音が響いて 小さな箱をあなたの目の前に差し出す。]
(117) yahiro 2021/04/25(Sun) 14時半頃
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とっくに私に愛されていたと知って。 変わらず私に愛されて。 足りなかったのなら、今まで以上に。
[ マスターに目配せして預けていた花束を受け取って。 はい、って隣のあなたに差し出す。
相談して、打ち合わせもして、練習もした。 跪いて、花束を差し出して、プロポーズして 最後にこの箱をパカっとやるって段取りだったのに。 その為だった筈の演奏はただのBGMとして流れてゆく。
まるでぐだぐだだ。 まぁいいか、 「遠坂さん」でなく、ありのままの私らしくて。 ]
(118) yahiro 2021/04/25(Sun) 14時半頃
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せっかくだしもっと馬鹿みたいにでかい ド派手なのを用意しようと思ったんだけど。 止められたのよ、後で困るからって。
数に意味があるんですって。 私はそういうの、よくわかってないけど。 あなたなら好きなんじゃないかって。
[ 今渡すのと同じ、三本の薔薇の花に込められた意味は 教えられて覚えた。「愛しています」だそうだ。 それともう一つ、四本の意味も…… ]
一緒にあなたの好きなデザインを選ぼうって 思ってたから指輪じゃないのよねこれぇ。 しくじったわ。 あなたがそのつもりなら、 それらしい形で縛ってやれば良かった!
(119) yahiro 2021/04/25(Sun) 14時半頃
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[ 勿体ぶってようやく開けたジュエリーケースの中には 一粒のダイヤモンドとその台座の造花の赤い薔薇。 ]
「諦める」でなく受け入れてくれると嬉しいんだけど。 まぁ、今すぐでなくてもいいわ、 あなたにとっては突然のように感じているのだろうし。
少しくらい先延ばしにされたって構わない。 どうせ私、いつまでも諦めないから。
[ 今のあなたには重たすぎるのでしょうから。 それが四つめだとは特に告げぬまま。
「死ぬまで気持ちは変わりません」なんて 神様でなくあなたに誓う為用意したその言葉は 今はまだ、あなたには、秘密のまま。*]
(120) yahiro 2021/04/25(Sun) 14時半頃
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[ こんな時でも。 彼女の語気の強い言葉は変わらない。 そう、こういうところも好きなの。
それを言えるのは、きっと今夜、 柔らかいマットレスの上で。
降り注ぐ言葉の数々をぜんぶ、 取りこぼさないように拾うことに必死だったから
返す言葉は、う、とか、え、とか。 喃語か。
薔薇の本数で意味が違う、そういうの すてきだよね、そう言ったあのときは、 ただの雑談のつもりだったのに。 ]
(121) はたけ 2021/04/25(Sun) 15時半頃
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[ 覚えててくれたの、うれしい も 貴方の言葉への返事 も
今は未だ言えなくて。
私はただ静かに、頷いた。
そうして今夜は泊まってほしいと言えたか 言えなかったか、どちらにしても ふたりとも、やらかなマットレスの上。 ]
(122) はたけ 2021/04/25(Sun) 15時半頃
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[ その頷きは何への頷きなんでしょうね。 でもまぁ待つといったし待ちましょうか。
またいろいろ小難しく考えてるんだろう。 考えすぎて、ひとりで思いつめて すぐいっぱいいっぱいになっちゃうくせに。 そんなところにいつも呆れながらも 愛おしくて、手を差し伸べたくなってしまうんだから 何を言ってもどうせ、私の負けだ。
それをこれから先の人生、半分背負わせろって 伝えるつもりで来た言葉は 残念ながら不発に終わったけど、 今日でなくとも、伝えるのはいつだっていい。
待つといったから。聞いてくれるまで、いつまでも待つわ けど最低限、ひとつだけ教えて欲しいんですけど。 ]
(123) yahiro 2021/04/25(Sun) 23時半頃
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その「うん」は いつまでも諦めなくていいの「うん」よね?
まぁ、ダメっていっても、今更無理だけど。
[ 鍵もダイヤも花束も押し遣って 俯いてしまったあなたの髪が作る天蓋を 飲み屋の暖簾を潜るみたいに色気もなく捲れば 覗き込むよう、唇に唇を重ねる。
うーんこの体勢いろいろ厳しい。 でもようやく視線があった。 ]
繰り返しになるけど、飽きても言うから諦めて?
ねぇ、黒英。 すきよ。 愛してるわ、あなたのこと。 だいすき。
(124) yahiro 2021/04/25(Sun) 23時半頃
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[ こうやって大安売りするから真実味が薄まって 伝わらないのかなぁとは思うけれど だって幾ら言っても足りないんだから しょうがないじゃない?私悪くない。
だって、私も言い足りないし。 あなたもぜんぜん受け取り足りないみたいだし。 ]
返事は今でなくてもいいけれど 私の、お嫁さんになってください。
[ 今でなくていいといいつつ急かしてるみたいだから なにか言わなきゃってあなたが慌てる前に 顔を上げたついでにその唇を塞いでおいた。
二度目は隠れてでなく見せつけるみたいに あなたがとろけてしまうくらいに 熱く激しいくちづけを。 そうです私、嫉妬深い性質なもので。 ]
(125) yahiro 2021/04/25(Sun) 23時半頃
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