18 星間回遊オテル・デカダン
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ジェルマンさんの、御部屋に、行ったのね。 私は、行けなくて。 何だか。行きたくない、気がして。
でも。 "見"てきた方が、良いのかしら。
[其の言い方を。他人事の様だ、と。少女自身、思った。
心の一部が、何処か遠くに有る様な気がする。 後に空虚を残して、離れてしまった様な。
其れを、如何したら良いのか。 少女は朝から、判らずに居る。]
(78) 2022/05/13(Fri) 12時半頃
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− ロビー −
そう…… 私も、……ぜんぜん、わからない…… ……わからないことだらけね。
[>>76 謝られると、困ったように眉尻を下げて。 ぽつり、ぽつりと口にする。 幼い頃に、母が病で死んだときも、 同じくらい何もわかっていなかったように思う。]
でも、そうね。多分…… ジェルマンは、怒らないわね。……笑うかも。 お嬢様〜、もう寂しくなっちゃったんですか〜? とか、なんとか言って。
[力無く真似てみる。全然似なかった。 何気なく帽子をひっくり返して中を見る。 変わった色の髪が数本残っていて、ため息を吐いた。]
(79) 2022/05/13(Fri) 15時頃
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……見に行っても、もう、 彼処にジェルマンは、いなかったわ。
……………… …… いなかったの。
[行かなくても変わらない。>>78 そういう口振りで。 再び込み上げる涙を呑むように喉を鳴らす。 ロビーにふたり並んで座っていても、 お嬢さんがた、と声をかける者はない。
ふたりで無言でいる時間が長くなればなるほど、 その空虚は深くなる。重くなる。 図々しくも真実として、そこに居座ろうとする。]
(80) 2022/05/13(Fri) 15時頃
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― 自室 ―
[机の上の器具を洗浄し片づけていく。少量であっても星喰いアメーバからとった体液だ。熱したり冷やしたりが簡単な量とはいえ、慎重に。医療ロボットにも手伝わせた。
ひと段落のころ、部屋のドア近く、船のほうから用意されたモニターからミツボシの追放を選んだ。 本人にも検査の結果を知らせた事自体は、星喰いアメーバ自身が検査された事を理解しているだし、伝えても伝えなくても安全さに大きな違いはなく思われたからだ。 損得では決めかねた。だから『とりあえず』疎外を選ばなかった。>>30]
(81) 2022/05/13(Fri) 16時半頃
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― 廊下 ―
部屋の清掃をお願い。 ……どこに向かうところだったの?
[廊下に出て、たまたま行き会ったロボットに尋ねるに、ジェルマンの部屋だという。その時点で血が冷えていくような感覚があった。 更に聞けば、悪い想像通りの返答があった。]
(82) 2022/05/13(Fri) 16時半頃
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……、…… そう……
[ロボットはジェルマンの部屋の清掃のために行き来している一体だった。 ジェルマンはこうなる事も考えていたろうし、覚悟もしていたろうし、それに挑んでもいただろう。けれど、それと『死にたいかどうか』は当たり前だが別の話だ。
検査結果が出た後は、ミツボシは必然冷凍追放されるだろう。その上でジェルマンを敢えて殺した。PJにはそれが、殺しや捕食への強い衝動のように思われた。]
…… お礼をするにも、 亡くなってしまってはできないわね。
[ジェルマンは、命の恩人だ。]
(83) 2022/05/13(Fri) 16時半頃
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― 廊下→自室 ―
[廊下にいた清掃ロボットに、手が空き次第でもいいから、1体だけこちらにも寄こしてくれと指示をした。 そして、どこへ行くつもりもなくなり部屋へ引き返した。 相談すべき事が今日は無い。
ロバートの死んだ日。劇場で泣いている自分に、ジェルマンがくれたのであろうメッセージを読み返したくなった。 その文章は、彼の思考や決意の形跡だと思うから。**]
(84) 2022/05/13(Fri) 16時半頃
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服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/13(Fri) 17時頃
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― 廊下 ―
おお。……なんじゃ、居たのか。
[もう誰も居なくなったと思ったものだから、小型生物が現れたのに驚いた。(>>73) ハロの方に向き直り、頷く。]
反撃したところで、何にもならぬであろう。ぬしらの反感を買うだけじゃ。それに、あの程度痛くもなんともないわ。
人の感情に引っ張られた、そうかもしれぬ。 ……それに、アルクビエレ殿もエフ殿も人の心を持った者じゃったから。それに影響されたのかものう。
(85) 2022/05/13(Fri) 18時頃
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─ ロビー ─
[解らない事だらけ。>>79 其の言葉に、小さく頷いて。
笑うかも。 其の言葉にも、頷いて。]
……ふふっ。
[全然似ていない物真似に。 思わず、笑ってしまった。
止まって居た心が、僅かに動いて。 途端に、無性に、苦しくなった。]
(86) 2022/05/13(Fri) 18時半頃
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>>80 然うね。居なかったわ。 カジノのバルコニーにも。医務室にも、応接室にも。 居なかったの。
[居ない事は解って居て、足を運んだ。 居ない事を確かめても、何にも為らなかった。]
会いたい、わね。 顔を合わせたいし、お話ししたい。 笑われたら、笑い返すわ。 誰の所為かしら、って。
──『寂しい』、って。 此う云う、気持ちなのね。
[初めて知ったわ、と。少女は呟いて。 漸く一筋、涙を雫した。]
(87) 2022/05/13(Fri) 18時半頃
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―廊下―
[反感を買った所で、強者であるミツボシにはデメリットはあるようには思えなかったのだが。痛くなかったからなのか、とハロは納得した。>>85]
ふむ…… 道理で、人と見分けがつかないわけだな…… 私から見れば、人と変わらないようにしか見えなかった……
[アルクビエレ、エフが人の心を持っていたと聞いてそんなことを言う。人を食らうという、決定的に違う点を除けば。]
真似ていれば、どうやっても影響を受けるもの……なのかもしれないな。ミツボシも人にしか見えなかったからな……
優れた擬態だった……
[人を真似たことがないので憶測でしかないが、そんな感想を告げ。]
(88) 2022/05/13(Fri) 20時頃
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そういえば、どこかへ行く所だったのか…… 引き止めて悪かったな……
[そう言って、少し身を引く。 進路の邪魔をするつもりはないようだ。*]
(89) 2022/05/13(Fri) 20時頃
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うむ。あやつらは、我から見ても人と何ら変わりなかったよ。
[女はそう語るが、しかし決して人にはなり得ぬ存在だ。人を喰らうという決定的な違いがあるのだから。]
お褒めにいただき光栄じゃ。最後には人でないと気づかれてしまったがの。
いや、特に行くあてもなかったのじゃが。最後にこの船をよく見て回ろうと思っておってな。 勿論、あの少女らとは顔を合わせぬよう気をつけるよ。
[擬態を褒められたことには礼を言って(>>88)、また適当に歩き出した。今度こそ他の人々と会わぬよう注意しなければ、と思いながら。]
(90) 2022/05/13(Fri) 20時半頃
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− ロビー −
[ひとつ、ひとつ、言葉を追うように振り返る。
カジノのバルコニー。 医務室。応接室。ロビー。 気障なパフォーマンス。胡散臭い話し方。 御使いを頼まれた荷物。 すこし、年寄りじみたまなざし。
頭を撫でてくれた手。]
っ、ぅく、ッう、うぅ……っ
[頬に一筋光る雫を見れば、>>87呼び水となる。 今度は呑み込めずに溢れ出す。 喉をつかえさせて、隣の沙羅に抱きついて。]
(91) 2022/05/13(Fri) 20時半頃
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さみ、し、ぃ……ッ会いたい、会いたいよ、……! やだよぉ、やだ……やだ、ジェルマンっ……
[もはや叶わない。もはや届かない。 もう二度とは会えないのだということを、 心が、身体が、ようやく理解した。 理解してしまった。
失えば、もう戻らないということを。]
(92) 2022/05/13(Fri) 20時半頃
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―廊下―
何だか難儀そうだな、それは……
[他人事のように言うが、実際他人事である。 ましてもう、彼らはいない。>>90]
そうだな、代金分くらい楽しんでいいだろう…… 客だしな……
[互いに顔を合わせないように、というのは、確かに双方にとってその方がいいだろうなと頷いた。]
ではさよなら、だ…… ミツボシ……
[別れを告げ、ふよふよよんと、相変わらずの緊張感のなさで去っていく。]
(93) 2022/05/13(Fri) 20時半頃
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―自室―
[ミツボシと別れた後、ハロは借りている客室へと戻った。]
では、うっかり忘れる前に……
[まるで明かりのスイッチを入れるかのような、当たり前の気楽さで。
ハロは通報端末を操作し、先ほどまで話していた相手を通報したのだった。]
(94) 2022/05/13(Fri) 20時半頃
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[その後、ミツボシが部屋に帰る頃には、ルームサービス用のワゴンが一つ、扉の前に置かれていることだろう。
ワゴンの皿の上には、昨日作られたチョコドーナツと、恐らく出来立てのプレーンドーナツが一つずつ。
ちょこんと置いてあったのだ。**]
(95) 2022/05/13(Fri) 20時半頃
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[船内をあてどもなく歩きながら、少女の呪詛めいた言葉がずっと心に引っかかっていた。]
苦しんで死ね、か。
……アルクビエレ殿もエフ殿も、最期は苦しかったのかのう。
[歩きながら独りごちる。
楽な死などない、というのが女の持論だ。だが、苦しんで死んでいったと思いたくないのもまた本心であった。]
何故、我らがそうまでして言われねばならぬ。
大切な仲間を失ったのは、我とて同じことよ。
[人の心を持たぬ女は嘆く。
少女達の前では決して言わなかった反論をこぼしながら(どうせ彼女らに言っても理解されないだろうと分かっていたので)歩く。]
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─ ロビー ─
[友人に抱き締められ>>91、少しの間を置いて、其の背に腕を回し返す。 何方が何方に釣られて居るのか、少女も涙を流しては、しゃくり上げて。 寂しい。逢いたい。言葉の一つ一つに、頷いた。
死ぬのは、ずっと怖かった。 死にたいと迄は、願って居なかった。 其れでも。死んでも良いとは、思って居た。
同じ事を、先にされてしまった様で。遺される側の気持ちを、諭された様で。 狡い。狡い。狡い。 如何して置いて行くの。 此んなに、貴方の事を必要として居る心が。此処に、二つもあるのに。
泣いても戻らないと、変わらないと、解っていても。 其れでも人は、泣くのだとも、知った。]
(96) 2022/05/13(Fri) 22時頃
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[何れ程、然うして居たか。 果ての見えない様に思える感情の沈みにも、底は在る。 浮かび始める時は、望まずとも訪れる。]
ミームさん。 私──、
──生きなくちゃ。
[友人の耳元へ告げられた、涙混じりの言葉は。 願い以上の、決意の気配を纏って居た。]
(97) 2022/05/13(Fri) 22時半頃
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[抱き合っては泣いて、 泣いては抱き合った。
お互いの涙がもう混ざってしまって、 髪も、頬も、服の襟も、 濡れて、濡らして。
ふたり、こんなにも子供みたいに泣いて。 彼が見たら笑いながら困った顔をしたことだろう。 そんなことを思って、また泣いた。
――けれど、そう。底はある。 やがてどちらともなく静かになっていくのを、 止められないのは、すこし、口惜しかった。]
(98) 2022/05/13(Fri) 22時半頃
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[濡れた頬に張り付いた髪をよける。 泣き腫らした目で、沙羅の顔を見つめる。>>97 その決意の気配を受けて、唇を引き結ぶ。]
……うん。
[うなずいた。 他に、支払われた彼の命に対価とできるものはない。 自分たちが生きて、生き延びて、先へ歩むこと以外には。]
……うん、……サラ。 一緒に、生きましょう。
[手を繋ぐ。軽く、熱持つ額を合わせる。 困難が伴うとしても、行かなくてはならない。 彼に報いるため以上に――自分でそれを、望んでいる。]
(99) 2022/05/13(Fri) 23時頃
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ー食堂ー
もつ煮一つ…… 出来なければおすすめで……
[夜。食堂の企画、居酒屋で食事を注文している小型宇宙人が一人。
デリクソンの姿を見つけたならば。]
……お互い、どうにか生き残れそうで何よりだ。
いや、私は最初からデリクソンのことはアメーバではないと思っていたからな……この料理の腕前はさすがのアメーバにも真似できまい、と……
疑っていただろう、と……? いやいや、本当は信じていたとも……
[調子のいいことを言いながら。 最後の夜は過ぎていく。**]
(100) 2022/05/13(Fri) 23時頃
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雲水 ハロは、メモを貼った。
2022/05/13(Fri) 23時頃
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― 厨房 ―
[部屋に戻って、少し休もうかと思ったが。 ドアの前まで行き、暫し逡巡し、結局はいつものように厨房へ向かっていた。 自身にとって一番落ち着く場所は、結局はここなのだ。]
……なに、つくるかなぁ。
[店を開けるわけでもなし。 それでも、何かを作っていないと、思考がどんどん沈んでしまう。]
(101) 2022/05/13(Fri) 23時半頃
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[ミツボシからのメッセージが届いたのは、ちょうど、残っていた食材を見繕っている時だった。]
……まったく。
そういうモンは、直接言ってくれってのよ。
[嘆息交じりに独り言ちて、冷蔵庫からいくつかの食材を取り出した。]
えび イカ 若竹 アシタバ コゴミ
…………。
(102) 2022/05/13(Fri) 23時半頃
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[短いメッセージを、ひとつ。 誤字には気付かない。]
へい、いらっしゃーい。 どうよ、一杯やってかないかい?
[客のいない居酒屋ブースで、アンドロイド相手に、暫し”ごっこ遊び”のようなことをしていた。]
(103) 2022/05/13(Fri) 23時半頃
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[そうして日中は、余った食材で、なんとなく作り置きの総菜を作ってみたり、新メニューの開発をしてみたり。
もし誰か来たならば、できる範囲で料理を振舞う。 勿論、酒も含めてすべてタダだ。]
(104) 2022/05/13(Fri) 23時半頃
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― 大食堂・夜 ―
あれ、ハロさん。 あるよ、もつ煮。残ってたやつを全部煮ちまってたとこなんだわ。 卵ダブルにする?
[ぐつぐつ煮えたもつ煮込みを器に盛って、多めのネギをのせる。]
そうだなぁ。 まぁ……生き残れたことを、素直に喜んでおこうかな。
………………。
[何を言ってるんだこいつは、という目。]
(105) 2022/05/13(Fri) 23時半頃
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─ ロビー ─
[沢山、沢山、沢山泣いて。 色が"見"えずとも判る。二人とも、腫らして、涙の跡を数えきれぬ程付けて、酷い顔をして居る。 目元は熱いし、頭は痛む。
其れでも。繋いだ手と、触れ合う額を、温かく感じる。誰より守りたいと願った相手は、ちゃんと今、此処に、居る。 困難かも知れないと、アメーバの気紛れ次第だと思った、揃っての生存は。様々な思惑の交差の末に、実現しつつある。
ならば。 生きて貰う為に、死ぬ覚悟では無く。 一緒に居る為に、生きる約束を、改めて。]
魔法使いの、最後の魔法を。 無駄には、出来ないものね。
[涙でぐしゃぐしゃの顔で、少女は微笑った。]
(106) 2022/05/14(Sat) 00時頃
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