10 冷たい校舎村9
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[誰かのために弾くってこと、教えてくれたのは柊くん。 あの校舎の最後の日、乃絵ちゃんにピアノを弾いたの。 やっぱり全然上手くできなかったんだけど、 演奏する勇気をくれたのは、わたしのピアノを すきって言ってくれた柊くんです。
力になってくれてありがとう。 乃絵ちゃんを一緒に連れ戻してくれてありがとう。 柊くんは、わたしの音楽も繋ぎ止めてくれた恩人だよ。
たった1年の不思議な時間だったけど、 わたしは、最後はやっぱり楽しかったなぁ。 柊くんにとってもそうだといいなって思う。
大学に進んでも元気でね。 また会えたら、今度はのんびり話でもしよう——]
(887) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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[もし柊くんに会えたなら直接言葉で、 会う機会がなければ右肩上がりの文字の手紙で。 1年、時間を共有してくれた柊くんにお礼を告げる。
クリームパン>>448の他にもうひとつ、 わたしには柊くんへ渡したい物がある。 手渡しならそのまま、手紙なら机の中に潜ませよう。 手紙の場合、冬といっても食べ物があるから、 朝には気づけるようにしておくね。]
(888) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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[クリームパンと、言葉あるいは手紙と、 手のひらに乗る小さなオルゴール。 クリアケースの中には金色の歯車が見える。 ラベルには『ドビュッシー 月の光』と書かれていた。 これは、わたしが柊くんのために弾いた曲>>4:384。
もうすぐ、春がやって来る。]
(889) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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[月曜の放課後、30分。音楽室にピアノの音は響かない。]
(890) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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[——次は、卒業式後のパーティー>>646で会おうね!
わたしの言葉あるいは手紙の締め括りはこの通り。 永遠の別れには早すぎるよね。
わたしはそう、思ってるよ。]*
(891) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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— バレンタイン・リベンジ! —
[休み>>865の次の登校日っていったらやっぱり月曜日。 わたしには30分の決まり事がある。
だからわたしは休み時間、鳩羽くんに声をかけた。 最近どうもこっちを見られているみたいで>>875、 呼び止めるのはそう難しいことじゃなかったはず。]
れんくん、あのね。 ……今日の放課後、教室で30分待っててくれる?
[鳩羽くんが疑問に思うなら、音楽室のことも話すつもり。 もともと秘密にしている訳じゃないし。 わたしは約束通り、30分後に教室へ戻った。]
(892) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時半頃
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[鳩羽くんはどこにいたかな。 わたしは鳩羽くんの元へ小走りで向かう。
もし自分の席に座っていたら、 あの日みたいだねなんて笑ったかもしれないし、 黒板の前にいたら、メッセージ見たよって話したかも。
この教室には、鳩羽くんとの思い出が満ちている。]
……これ、前言ってた、やつ。
[及第点の出来に達した簡単チョコクッキー。 この前の駄菓子屋チョコよりは立派だけど、 至ってシンプルな丸いフォルムは華やかさとは遠い。
黄色いリボンを巻いただけの透明な袋を、 わたしは鳩羽くんの前に差し出した。]
(893) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時半頃
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どうぞ、お納めください……。
[変な言葉を使う時はちょっと動揺してる。 袋を持つわたしの手が、緊張でほんのり震えた。]*
(894) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時半頃
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— チョコレート・リベンジ! —
[結局、開催場所は乃絵ちゃんが 一人暮らししている家になったんだっけ。
わたしは器具の入った鞄を置いて、部屋を見渡した。 中にはおもちゃのピアノ>>444もあったかな。 乃絵ちゃん家で弾くからって、持ち帰ってもらった物。]
大丈夫だよ。 今回は自分で焼く工程ないから。
[わたしは焦がしたクレープ生地を思い出しながら、 壁に貼られた約束事>>870を見る。 乃絵ちゃんから物体Xの話を聞いて、 たぶんわたしと綿見さんが協力して考えた内容だ。
わたしも料理に関しては初心者なんだけどね。 初めてのことに向き合う乃絵ちゃん>>3:287よりは しっかりできると信じてる。]
(895) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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[乃絵ちゃんはもう傷を隠すことをやめた。>>872 それでも乃絵ちゃんの口からは謝罪が零れる。 わたしは自分の手元を見下ろした。 傷ひとつない肌が、冷たい水でほんのり赤くなってる。]
今日の約束は?
[だからわたし、壁に貼られた紙を指で示した。]
心配はする。でも不愉快なんて思わない。 だってもう、新しい傷はつかないでしょ。
[圧をかけるつもりはないから、わたしの声は穏やかに。 リストバンド>>873を乃絵ちゃん自身がつけたいなら 止めないけど、いらないよってわたしは首を横に振る。]
(896) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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わたし、それが嬉しいから。 乃絵ちゃんの手、すきだよ。
[わたしはわたしで、乃絵ちゃんは乃絵ちゃん。 それならこの傷跡は、乃絵ちゃんが前を向いた証だ。
脱皮した今でもわたしのスタンスはそう変わらない。 正しさよりもわたしが良しとするか、だ。 傷自体を歓迎することはできないけど、 わたしが忌避する理由はどこにもなかった。]
(897) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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[緊張した面持ちの乃絵ちゃん>>874に笑って、 わたしたちは調理を始める。
途中、ダマができないように混ぜる部分に苦戦したけど、 乃絵ちゃんが買って来てくれた篩のおかげで 事なきを得たんじゃないかな。 わたしも綿見さん直伝のストップを駆使できたと思う。
出来上がったクッキーは クリームパンの力に頼らずとも食べられそう。 わたしたちはクッキーが焼けるのを待ちながら 洗い物に取り掛かった。]
(898) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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今日さ、ラッピングも持ってきてるの。 ……一袋分、入れてもいい?
[至ってシンプルなデザイン>>894だけど。 もちろん乃絵ちゃんの分もある。 前回物体Xの処理に協力してくれたみんなに渡すだけの 量も確保できてるはずだ。
ボウルを洗い流して乃絵ちゃんに手渡しながら、 わたしはそう切り出した。]
それから、焼けた後で味見もしようね。 見た目はいいけど、食べられるかどうかは別物だし。
[そわそわ。そわそわ。 これまで想いを注いだ相手には口がなくて、 手作りのクッキーを食べてもらうこともなかった。]
(899) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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[あの日から時が過ぎて自覚していく度に、 視線>>875が気のせいじゃないと気づいてから、 わたしは生まれて初めての感情に翻弄されていた。
乃絵ちゃんはどうなんだろう。 結局乃絵ちゃん>>787から相手の名前は出なかったけど、 チョコをあげたい相手がいることだけは確かだ。
ちなみにもし相手を知ったとしても、 わたしは応援以上の立ち位置に踏み込まないつもり。 当人同士のことだから、必要なのはお互いの気持ちだけ。 その先どうなるか決められるのは、二人だけだから。
閑話休題。 わたしは残りの洗い物を片づけながら、 どう話を切り出そうかと視線を揺らした。]**
(900) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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[ 志望校が決まってから、住む部屋は決めた。 高校も進学予定の大学にも、 どっちに通うのにも支障がない場所を選んだけど、 高校生活は残り少ないから、 ちょっと大学への通いやすさの方を優先しちゃった。 これで大学に落ちたら大問題だから、 頑張らなくちゃいけない。
引っ越しの手続きは、 私が入院してる間に母がしてくれた。 私の荷物の手配や、必要な家電なんかを揃えてくれた。 大丈夫だから気にしなくていいって母は笑ってたけど、 きっと父と戦ってくれたんだと思う ]
(901) takicchi 2021/06/21(Mon) 02時半頃
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―― チョコレート・リベンジ! ――
[ そんな私の新居のお客様第一号は芽衣だった。>>895 まだ住み始めてそんなにたってないから、 あまり生活感もなかったと思う。 そんな殺風景な部屋の一角に、 みんなからもらったものを飾ってるコーナーがあって、 おもちゃのピアノもそこに置かれていた。 もちろん、父に捨てられてしまった文化祭の集合写真も プリントしなおして飾ってある ]
う、うん。 そうだよね。
[ 焼く工程がないから大丈夫。 芽衣の言葉に頷いた。 思えばクレープは時間との勝負だった。 あっという間に焼けて、焦げた。 あれは素人が手を出してはいけない ]
(902) takicchi 2021/06/21(Mon) 02時半頃
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[ ……謎の物体Xはフォンダンショコラで、 あれはオーブンで焼いたんだけど、 そのことは一時保留にした。
いや、ほら、あれは難しかった。 なにしろチョコレート色だから、 焼けているのか判別しにくい。 まだ焼けてない気がして焦がしたり、 中のチョコレートが固まってはいけないのでは? なんて閃いて今度は生焼けにしたり、 あれも素人が手を出していいものではなかった。 でも、チョコレートはやっぱりチョコレート色で、 今回も焼けたかどうかの判別は難しいのでは…… ]
(903) takicchi 2021/06/21(Mon) 02時半頃
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[ そこまで考えて、私は考えるのをやめた。 今日は私は一人じゃない。 頼もしい芽衣がいる。 それに、案ずるより産むが易しって言うじゃないか。 いや、その結果、今までは食べられないものを 生み出し続けてしまったわけだけど……。
……どうやらトラウマになってるらしい。 あの謎の物体Xはやっぱり私の心身に 深刻な影響を与えたのかもしれない。
今日のリベンジで、トラウマ克服できたらいいな。 できれば芽衣までトラウマを負うなんてことになるのは ぜひとも避けたい ]
(904) takicchi 2021/06/21(Mon) 02時半頃
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あ。……そうだったね。
[ 手を洗う前に、芽衣に一言謝ったら、 壁に貼った約束を示された。>>896 謝らない。それって、料理の失敗のことだと思うけど、 私はわざわざそんな言い訳は言わなかった。 そうだったね、ごめん、ってうっかり言いそうになって 慌てて口を閉じた。
反射的に謝罪の言葉が出そうになるの、 きっといいことじゃないよね。 謝り癖も直さなくちゃいけないと思う ]
(905) takicchi 2021/06/21(Mon) 02時半頃
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……うん。もうしない。 約束する。……ありがとう。
[ もう新しい傷はつかない。つけない。 リスカは私の心を守る手段だったけど、 私がリスカをしたら、心が傷つく人がいるって、 もう知ってるから。 すきだって言ってくれる芽衣にお礼を言った。 それが、単なる慰めの言葉じゃないってわかったから。
私は好きじゃないし、やっぱり醜いと思うけど、 でもそれを含めて私自身だ。 受け止めていかないといけないのだと思う ]
(906) takicchi 2021/06/21(Mon) 02時半頃
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[ 洗った器具は水滴が残らないように綺麗に拭いて、 材料はきちんと量って、 粉をふるったら、やっぱり調理台に 雪化粧しちゃったりもしたけど ]
えっ、でもここ、まだ綺麗に混ざってないよ?
[ ムラなく混ぜないと落ち着かない私に、 芽衣からのストップが入ったりもしたけど>>898 なんとか焼くところまでこぎつけた。 オーブンからはいい匂いがする。 ちゃんと、食べ物の匂いがした ]
(907) takicchi 2021/06/21(Mon) 02時半頃
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えっ、一袋分だけでいいの? 半分こでいいのに。
[ 出来上がったチョコクッキーは、もちろんこの間の 物体Xの処理に協力してくれたみんなに配るつもり。 気持ちの問題だと思ってるから、 一人当たりの分量は少なくてもいいと思ってる ]
うん、もちろん味見はしなくちゃね。
[ いい匂いはしてるけど。 まだ焼きすぎて炭になる可能性はゼロじゃない ]
(908) takicchi 2021/06/21(Mon) 02時半頃
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あ、そっか。
[ 私、察しが悪いのかも。 オーブンをちらちらと見ながら、 雪化粧しちゃった調理台を拭いてて、 ようやく思い出した。 バレンタインデーの夜なんていうタイミングで、 芽衣がリベンジを持ち掛けてくれた理由。>>829 昼間に言われた時、 私は乗り気な返事をしなかったのに、>>862 それでも夜にまた誘ってくれたのは。
あの時は、考えすぎかなって思った。>>841 でも、やっぱり考えすぎじゃ、なかった? ]
(909) takicchi 2021/06/21(Mon) 02時半頃
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芽衣、「すき」の違い、わかったの?
[ あの夜の内緒話を思い出して、>>659 私は洗い物をしてくれている芽衣に首を傾げた* ]
(910) takicchi 2021/06/21(Mon) 02時半頃
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── バレンタインリベンジ・メイ ──
[オカシイナア、 そんなにちらちらみてないつもりなのに どうやら本人にすらバレているらしい>>892
放課後に教室で30分。「ア、ハイ」って 何故かカタコトになってしまったけど。 運動部の声に混じって、本当に僅かなピアノの音
窓の外はラピュタじゃないし、 黒板には物騒な寄せ書きもないし、 もう、冷たくて止まった校舎じゃあない。
爪の先ももう、汚れてなんてない。
だけど俺の席はあの日と同じ窓際で 同じように、メイに話しかけられるのを待っている]
(911) ししゃもん 2021/06/21(Mon) 08時頃
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[あの日みたいだね >>893 は、 そうだね、って思わず笑ったし、 黒板見たよ、って言われたら、 一瞬なんのことか時が止まって「ああ」って言うはず
鞄から取り出されたのは 冷たくなりすぎたホットレモンじゃなくて、 同じ黄色でも、ラッピングされた透明な袋。 ]
ほんとに作ってきてくれたんだ…?
[驚いてメイを見る。 バレンタインじゃない日の突然のプレゼント。>>894]
(912) ししゃもん 2021/06/21(Mon) 08時頃
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あ、はい、チョウダイします……
[あの日みたいに変な日本語を交わして>>222 シンプルなチョコクッキーを受け取った。
手袋をしてないメイの指先が、 やっぱり綺麗だな、って関係ないことを思う。
でも、変な日本語はきっとそこまで。 すぐにやっぱりバレンタインの日みたいに
「 すげえ嬉しい、ありがとう 」って メイには伝えられたはず、あ。今日イチです。]
(913) ししゃもん 2021/06/21(Mon) 08時頃
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[その場で食べていいって言われたら きっと、“口のある想い人”は >>899 そりゃあもう、うまいうまい言いながら食べるし、
ノエと一緒に作ったことをきいたり、 名前は出さずとも休日に頑張ったことが知れたら すげーえらい!って語彙力無く褒め称えたし
恥ずかしいから家で食べてとか言われたら 壊れないように大事に大事に鞄にしまうんだろう]
(914) ししゃもん 2021/06/21(Mon) 08時頃
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あ、そう言えば 今日は俺「また明日」ってできねえや 明日、受験なんだよね。
だから受験前に、元気出た。 ほんとありがと。
[ちなみに未だに冷蔵庫に「れん」って書かれた 駄菓子がしまわれてるのは秘密 >>843 明日お守りがわりに持ってこって、今 そう決めたよ ]
(915) ししゃもん 2021/06/21(Mon) 08時頃
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[あの日並に冷たい、2月の校舎。 登校するやつも疎らで、卒業の日は、近い。
結果的に、俺の受験は上手く行くし、 結果で大騒ぎする未来は、もうすぐそこにある。
「 めい、受験終わったら、 」
─── いつもよりほんの少し柔らかい声色で なにか、言いかけたけど、 やっぱいいや、なんでもない、ってさ。 臆病者はね、なんでもない振りして笑うよ ]**
(916) ししゃもん 2021/06/21(Mon) 08時頃
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