23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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うん…ありがとう、な。
ーーそれはないよ。
最終を過ごしながら、最期を桜並木で研吾と過ごしながら、
俺は、俺なりの…間違いや気持ちに気づいた。
図々しいのはわかってる。
時間をおいてからでいいから。
ーー本物のニジノを抱き締めさせて。
LINE:yamato1234
逢いたくなったら連絡を。
今日は妹と話をしたいし帰るね。
[これが脱出当日の、二人の会話だ。
不思議なことに二人は、まだ心が。
共鳴していたーー]*
ちょっと大和がかわいそすぎて
出て来たニジノちゃんなので
本編は落ち着いて、またね(撫で撫で
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[現代のヴィオレッタとアルフレードの物語を語る前に、少年の鮫島研吾への想いを語ろう。
少年が彼に惹かれたのは体育館でのこと。
導くような包むような。それでなにかを強いない彼の言葉に安心したからだ。
彼の暖かい手にも。
これには少年の生い立ちが関係してくる。 少年は両親から愛されず、妹に縛られていた。
つまり、強い庇護と承認、自由を求めていたのだ。
だが、勿論この段階に恋愛要素はない。]
(19) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[少年は柊との会話で"妹"というキーワードを聞き吐き気に襲われた。
咄嗟に鮫島研吾を頼る。
彼は保健室にて少年をベッドに横たえ、少年の手を擦った。
しかしそれではこの強い不安は拭えなかった。
だから少年は、間違えてしまう。 もっと強い絆があれば安心出来ると。
身体を重ねたら。
ーー抱いて。]
(20) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[鮫島研吾も少年の意図を汲んだ。だから、安心を与えるために抱いた。
だが、その一時的な安らぎは幾ら重ねても少年を救わなかったし、 むしろ少年に恋愛意識がない鮫島研吾を追い詰める形となる。
この過ちの関係は最後まで続いた。]
(21) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[最終、優しく少年を抱く鮫島研吾に、少年は"行動こそ気持ち"と気付く。
鮫島研吾は、彼なりに少年を大切にしようと努めた。 彼が少年を好きなのも本当なんだから。
ただ、セックスはしてはいけなかった。
二人の関係では、その交わりはセフレにしかならなかったから。]
(22) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[少年は何故こんなに鮫島研吾に惹かれたか。
少年が彼の前では普段より更に子供になり甘え、膝を好んだのを覚えているだろうか。
そう、少年が求めていたのも、実は恋人ではなかった。
彼に父親を見ていたのだ。
家族が愛し合うように、二人は互いを思っていた。きちんと愛はあったのだ。
しかし二人は愛の形を、表現を間違えたーー肌を触れあわせて。]
(23) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[桜並木の中で。彼は結局少年に"愛してる"を言わなかった。
セフレになるんだな。 でも逢えるだけでいい。
噎せかえるピンクの中少年は考えていた。でもーー
本当に、それでいい? それで幸せ?]
(24) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[キリノとサラの幸せとは違う二人の形、幸せとは思ったが。
少年は少し前に、幸せを掴もうと手を伸ばさなかったか? 少年と一緒に"幸せになりたい"と言った彼女。
少年が鮫島研吾と恋人になるなら、彼女は祝福してくれたろう。
が、彼女との幸せを手放し、セフレに収まり。
ーーそんな歪んだ形が、幸せ?
消える最後の瞬間、彼女がーーニジノが刻んだ朱がまた。
とくんと主張した。]
(25) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[そうだ、自分は。
鮫島研吾に恋をしていない。 こんなに思慕を向けたが、いきなり身体を繋げたのは恋じゃなかったから。
少年が、抱き締めたいと。 キスしたい、楽しいデートをしたいと考えた相手はーー]
(26) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[ここで、少年は帰還したのだ。
勿論一番に心配したのは鮫島研吾のこと。 廊下で騒いで彼を探し、無事を確認したら涙に溢れた。
だが、少年はこの時に、自分の彼への気持ちが。
むしろ愛ではあるが恋ではないのに気づいた。]
(27) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[
椿が、静かに花開く。 少年はーーニジノを、求める。
眠っていた、見失っていたが消えたわけではない、狂おしい恋しさに……]*
(28) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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〜が大和の気持ち。
ニジノちゃんがいいタイミング、
りしあ様の大丈夫な時に、
二人を逢わせましょう。
結末はおまかせします。
心を尽くします。
宜しくお願い致します。
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[少年は自宅に戻ると、妹と話をした。
彼女にきちんと告げるのは多分、初めてだった。
『もうセックスを兄妹でしたくない。お前を妹として大切にさせてくれ』
妹は最初黙っていたが、最後。 お兄ちゃん、ごめんねと受け入れてくれた。]
(29) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[少年は自身の気持ちに気付いてから、ニジノからの連絡を一番に待っていた。
勿論、鮫島研吾から連絡があるなら、逢って少年の本当の気持ちを伝えようと考えていた。
しかし彼から連絡はなかった。 刑務所に入ったかも、少年にはわからなかった。]
(30) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[調べたり誰かに聞けばわかったかもしれない。が、少年はしなかった。
なぜなら?
彼は少年の連絡先を持っている上でしてこないのだから。
何か理由があるのだ。 彼がそう望むなら、少年は彼を尊重する。]
(31) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[いつか彼が望んで連絡をくれるのを待てば、いい。
少年と彼は今、セフレという関係だ。
しかし少年はもう彼に逢おうがセックスするつもりはなかった。
あの熱情的交わりの過ちに気づいたから。
よって、少年と彼は友人に戻った。]
(32) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[
友達とは、互いが望むなら逢うもの。
惹かれあうでもなく、必然も必要もない。
だからもし、このまま二人が二度と逢わずとも。 二人は友達でーー
想い出が嘘になるわけではなかった。
これで、火浦大和と鮫島研吾の物語は、終わる]*
(33) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[>>5ふと見ると、小指の爪が欠けていた。 最終日、出し合った案は完全には叶えられなかったということだ。僅かに目を細め、幾人かの安否を思い遣る。
確かめよう。上体を起こしたところで、聴き慣れた声>>9が届く。ややあって勢いよく飛び込んできた身体を抱き留めた。]
…………まあなんとか、無事よ?
[泣きじゃくるのを宥め、並んで玄関へと向かう。受け取った"報酬"に、大和が何を思ったのかはわからない。
集合場所に、全員の姿は、揃わなかった。]
(34) jps 2023/04/30(Sun) 19時半頃
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…………。
[自室の窓をぼんやりと見上げる。
頭の片隅には、あの日"暗記"した文字列>>4:-249が今でも浮かぶ。だがそれを、俺はきっと使うことはないのだろう。生涯、忘れることもないけれど。
現実には、たったの3時間。 けれどあまりにも濃密な時間だった。
あの春の廃校舎で、出会って別れた黒の瞳。 交わした幾つかの約束は、確かにあの時の俺たちに必要なものだった。代々木のコート、寄席に差し入れる選りすぐりの一冊、映画は何が上映されているだろうか。 "傾いて"しまった関係、そのものも。 何ひとつ無駄であったとは、思わない。
ただ、今は────、
瞼の裏の赤に、時折桜が舞う。 思い出すのは繋いだ手の確かさ、それだけだった。]
(35) jps 2023/04/30(Sun) 19時半頃
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[
嘗て、大事に想った友がいた。
いつか望むのならば再び出逢うだろう。 必然も、必要もなく。
その時は笑い合って、 形を新しくした友情を交わすのかもしれない。
ただ、それが真実であり、
終わりであった。
**]
(36) jps 2023/04/30(Sun) 19時半頃
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[都内、某ビルの玄関口。顔を合わせた幾人かと別れると、俺は姿を見せなかった仲間の姿を探した。
2ブロックを先に進んだビルとビルの狭間に、室外機に腰を下ろしたその人物を見付ける。]
………………なんで
ンなとこハマってんの。
[漏らした安堵の息は、聴こえてしまっただろうか。
細く釣り上がる眦が斜めにこちらを睨み上げる。]
あれ、つか、ホーリーは?
なんで?
そりゃ、組織から追われてるから、とか言えばいいか?
[ビルの間、室外機とビルの隙間は本当に歩幅ほど。
そこに、ひょろり、エルフなんて言われた体躯は、中も外も変わらない。
鋭い眼で、こちらを見つけた男を睨みつける]
ホーリーは先に帰るってさ。
連絡先は聞いといた。
[そして、室外機から、降りると、
少し、周りを気にしつつ]
あんま、この近くにいたくないんだわ。
駅行くぞ。
[そして、足早に駅方面へ向かおうとする。
おい、行くぞ、と声をかけて]
ああ、そうだ。
よく頑張ったな。
とりあえず、勝てなかったけど、
一番ベストだろ。
[そんな横、黒塗りの車がこちらに気づかず、走り去っていく]
とりあえず、喉が渇いたから、なんか飲むか。**
組織ィ?
[呆気に取られているうちに急かされる。慌てて追うと、黒塗りの車が視界の隅を過ぎった。…………組織、ねえ。とりあえず柊が居ないのはわかった。振り返るでもなくぶっきらぼうに投げられる労いに口角が上がる。]
まあね。
…………ありがと。
[喉、そうか。人間は飲食をするものだったな。
不意に思い出された五感に、雑踏の濁った臭気が鼻についた。ああ。こんな風だった。世界は。
適当に見繕った珈琲スタンドに入り、トールサイズを適当にふたつ注文する。]
あ、別のが良かった?
つか、お前
こんな店入るのか。
[もちろん、入ったことなかったです。
やたら、洒落たカップに、明らかに緊張している]
え、これ一杯でそんな値段?!
わ、飯が2回食えるやん。
ま。それは、いいとして。
お前の願いは叶わなかったわけだけど、
これから、お前どうするつもりだ?
別に、心配は、少しだけしている。
[飲み物一ついただきます]**
[毎日何食ってんだろ。
そこまでの値段ではない筈だったが、追及はしないでおいた。とりあえず奢るよ、と、空いている席を確保する。]
まあなんだ、乾杯?
[プラカップはぽこんと間抜けな音を立てるだけだったが、別に構いはしない。一口を飲み干すと喉を通る冷たさがやけに新鮮だ。]
んー…………。
お前、止めたい?*
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