29 constellation
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[結婚式に関しては準備といつにするかだけぼんやりと決めていたのだけれど>>29珊瑚のお義父さんから早く結婚しろよと言われれば、それも資金を借りれるならばGOするしかなかった。 最初の数日は怪しかったがちゃんと避妊はしてきているので子どもはできないはずだが花嫁姿を見たいのは頷ける。 命の返答はYesしかなく、急遽として立案し始めることになった。
とは言えどどのような手があるのかわからないので取り合えずは有名な結婚雑誌を買ってきては二人で一緒に眺めていたけれど珊瑚が新しい式場でのモニターを探してきたのは本当にすごいと諸手をあげて褒めるばかりだった。 是非にと言われたなら参加してみるべきだろう。 乾と柊木もモニターになれるなら猶更だ]
(45) 2023/11/18(Sat) 01時半頃
|
|
それで、珊瑚さん。 僕はマーメイドラインの方が似合うと思うんだよ。 でも着るのは珊瑚さんだからさ。 珊瑚さんはどのウェディングドレスがいい?
[決めることは多々あるがウェディングドレスを決めるのは大変なことである。 披露宴も大人数でしなくても家族とな親しい友人は呼ぶだろうし――命の方は家族枠は零だがそれでいい。
結婚指輪も決めないといけないけれど、そちらは長持ちして丈夫なようにシンプルなデザインのもので銀製のものを選ぶつもりだったがこちらもデザインは珊瑚と話し合おう。
日取りは吉日に、当日は統計的に晴れやすい日を選ぶ。 結婚式の演目を決めていきやるべきことが決まっていく間は式場のコンサルタントの方が懇切丁寧に手を尽くしてくれた]
(46) 2023/11/18(Sat) 01時半頃
|
|
[そうして、式の当日までは慌ただしく過ごしていくことになる。 お義父さんがバージンロードを珊瑚をエスコートして進むかどうかとかは、どうするかも少し考えないといけないかもしれない。 色々あるスタイルの中でどういうものにしたいのかは本当に珊瑚の意見を99%取り込む形で進んでいく。
唯一の懸念点は命の友人枠もいないということである。 すっきりして逆にいいかもしれないねと命は笑っているけれど、ほら、大学の知人とか珊瑚は知らないじゃない?とちゃんと学生してるよって苦笑しながら伝えよう**]
(47) 2023/11/18(Sat) 01時半頃
|
─IF 瑠璃川珊瑚からの連絡─
[康生の頼みを、瑠璃川珊瑚は引き受けてくれた。実際に、七尾千映は彼女の存在に助けられた事だろう。私達がそれを確かめる時間は、残念ながら殆ど無かったが。彼女は瑠璃川珊瑚へ「大丈夫」と答えたし、両親が生きる世界を守る為に立派に戦い抜いた。]
[康生は、瑠璃川珊瑚と乾恵一が自分を含む恋愛話をしてるだなんて想像もしてないだろう。自分の存在が乾恵一にとって其処まで大きいものだと、この時点では自覚していなかったのだから当然だ。]
『や。縁士だってきっと、内心では悔やんでるよ』
『俺がぶっ倒れちまったりしたから、表に出し損ねちまったとかじゃねーかな?』
『縁士は、元々誘われた側ってのもあるかもだし』
『本郷もだけど、しっかりしてるけど実は……ってパターンもあるかなって、俺は思ってる』
[彼女が疑惑を溢した時点では、これが康生の本音だった。私も、本郷真弓と天道縁士は天文部の部員だった訳ではないから、誘われたという意識の方が強いのではないかと考えていた。そうでなくとも、心の内を秘めるタイプの子だからではないかと。 ──椅子を見るまでは。]
『怒らねーよ』
『瑠璃川が最後になった時、戦えないかもってんならさ』
『それまでに俺、なんとかならないか試してみる』
[そう返した康生が胸に手を当てていた事を、彼女は知らないだろう。何処かでそうだったのよりも少し早く、康生はこの段階で補充パイロットについて考え始めていたのだ。私達は、自死すれば交代出来るという情報を既に得ていたのだから。]
─IF 大和命戦とその後─
[大和命が瑠璃川珊瑚の為に戦ったのは、明白だった。最期に口付けを交わしていたのだから、恋愛事に鈍い康生でも察せた筈だ。]
[私達のものではない地球の知らない街で、彼は命を落とした。にも拘わらず周囲に被害を出さない様にしていたのだから、立派なものだ。元より人間が余程出来ているのか、或いは瑠璃川珊瑚がそれだけ彼の支えになっていたのだろうか。確かめる術は、もう無い。康生は静かに、乾恵一の手を握り返した。参列出来る物であれば、葬式に足を運んだりもしたかも知れない。“家族”葬であれば、お邪魔する様な無粋はしないが。]
[それから一ヶ月と少し。初戦以外に校舎へのダメージも無かったから、日暈学園は授業を再開していた。だが、瑠璃川珊瑚は姿を見せなかった。]
『瑠璃川、調子どう?』
[偶に、そんなLINEを瑠璃川珊瑚へ送っていた。「心配ですにゃ……」と書かれた猫のスタンプを添えて。返信が有ろうと無かろうと、どうしているのか気に掛け続けただろう。そういう子だから。]
─IF 瑠璃川珊瑚戦─
[そしてとうとう、瑠璃川珊瑚が戦う日が来た。彼女の座る椅子は私にとっても見慣れた物で、だからこそ疑問に思った。彼女は、どうしてそれを“自分の椅子”と定めたのだろう──と。]
[康生がずっと入院していたから、手続その他で、似た椅子に腰掛けた時間は相応にあるつもりだ。だが、座り心地も悪く落ち着く訳もない其処は、自分の居場所とは到底思えなかった。瑠璃川海星が医師だとは知っているが、それでも違和感は残った。それ程までに、彼女にとって父親の存在は大きいのだろうか。或いは、別の理由が在るのか?]
[大和命と同じく、彼女はアウェイで戦う事となった。大和命で“アウェイ”を知った康生はハロに追加で幾つか質問を行い、私達が戦う相手が同じ人間だと確信を得るに至った。相変わらずの説明下手気質と、士気を下げるべきではないとの判断から、やはり誰にもそれを伝えなかったが。]
ッ、……!
[判断が裏目に出たのは、言うまでも無い。彼女はこの土壇場で、敵が何なのかを知ってしまった。真っ白な顔で、骨壺を抱いたまま蹲る。身体的事情のせいで、嘔吐する者に康生は近付けない。ベッドに座ったまま康生は呟いた。]
……焦らなくていい。まだ時間はあるから。
48時間以内に決着が付けばいい。そうだろ?
[機体を動かせなかった場合も、コックピットから逃げた場合も、勝利条件は変わらない筈だ。だが、48時間というのはあまりに短い。彼女を落ち着かせる事は出来たとしても、数十億の中から一人のパイロットを見つけ出して殺すにはあまりにも────]
探す必要なんて、ないしな。
全員……殺せばいい。
俺らが勝てば、どの道死ぬ人達なんだから。
[……康生らしからぬ発言だと、聞いた誰もが思っただろう。だが康生にとって、これは“自分が告げなければならない事”だった。天道縁士が未契約者だと知っているから。瑠璃川珊瑚が、天道縁士に不審を抱いたのを知っていたから。天道縁士がその案を口にしてしまう前に、自分が提案しなければならないと判断したのだ。]
……けど、瑠璃川がしなくてもいいんだ。
すげえ酷い話になるけど……。
死んだら、パイロットは交代できる。
[感情を無理矢理押し殺した、静かな声で康生は語る。]
──瑠璃川に限らず、さ。
「んなことするなら死んだ方がマシ」だってんなら
文字通り、そうやって逃げてくれていいんだ。
[逃げたい者が全員死という形で逃げ出せば、いずれは私か康生の番が来る。そうなれば自分がするからと、そう言ったに等しい。二席分を占めているのだから、当たる確率が相応に高いというのも計算の内だろう。]
[柊木康生は大和命ではないから、そんな道しか示せなかった。*]
|
─乾恵一戦 コックピットにて─
[乾恵一を目にしても、康生の胸は高鳴らない。其処に居るのは、私であって康生ではないからだ。けれど、そんな事は康生には最早関係無かった。瞳は彼だけを映す事を望み、身体は彼の温もりを求め、頭の中も彼の事で埋め尽くされているに違いなかった。]
怪我……、……痛むか? 俺は、全然。こんくらいの熱、慣れてるからさ。 心配してくれてありがとな、ケイ。
[心配する彼>>34に、康生は微笑んだ。指輪が嵌め直されると>>35再度「ありがとう」と礼を言い、愛おしそうに銀環を撫でる。物自体ではなく、彼から贈られたのが嬉しいのだろう。彼に嵌めて貰うからこそ>>1:2、意味があるのだ。]
ははっ……やっぱケイ、俺のこと信じすぎだって。 今の俺、頭ポンコツだぜ?
でも、安心してくれ。 ちゃんと、ケイが死ぬまで傍に居るつもりだからさ。
[戦闘終了後までは生きる意思があるのだと、康生は笑った。彼を独りにする気は無いと。寄り添いながら、彼の一つと康生の二つは“敵”を見据えた>>37。垂れ衣の付いた市女笠を彷彿とさせる外見のそれと、向かい合う。]
(48) 2023/11/18(Sat) 05時頃
|
|
……なんか、平安時代とかの女の人思い出した。 攻撃方法は、わかんねーって言うか……多分、隠れてる。 あの、黒い布っぽいのに。
急所は……。 人間に近い形してっから、普通に考えたら頭か心臓だけど 七尾の時は腹だったし、先入観持たねー方がいいと思う。 あんなすっぽり、全身隠すみたいにしてるんだから 奥の手とか、隠し玉とか……なんかありそう。
[助言を求められ>>38、康生は自分の見解を示した。熱の為に頬はやや赤らんではいるが、表情自体は真剣だ。まさか、彼が機体に恥ずかしい名前を付けて呼んでいる>>39とは思ってもいない。ただ──]
…………そういや、命から聞いたんだけどさ。 ケイ、アストロになんか……やたら恥ずかしい名前付けようとしてたって、マジ?
[瑠璃川珊瑚の告別式で大和命から聞いた内容を、最期の機会だからか訊ねはした。その間も、敵は動き出さなかった>>39。いっそ今の内に撃ち抜いてくれないかと、私は考えたりもしたが。]
(49) 2023/11/18(Sat) 05時頃
|
|
[そんなやり取りも一段落し、乾恵一は漸くアストロの操縦に取り掛かった>>40。一歩踏み出しただけで、大仰に喜んでいる>>41。それは康生も同じだったが。]
やったじゃん、ケイ! ロボットって、歩かせるの難しいんだぜ? レヴァでやってたもん。
[そんなに褒めなくていい。彼が調子に乗ったら如何する。そもそもアストロは考えた通りに動くのだから、操縦が難しい事も無いだろうに。七尾千映も大和命も、自在に動かしていたじゃないか。あと、レヴァはロボットじゃない。]
ケイ、足ある……! やっぱこいつ、人間形だ。
覆いって言うか、武器にも盾にも使えるみたいな……。 でも多分、攻撃と防御を同時にはできないし カーテンの中の防御力は、低いはずだ。 でなきゃ、回りながらこっち突っ込んで来てるだろうから。
攻撃すんなら、向こうが回ってる間……だな。 ……行けそうか?
[見解を示し、康生は彼の手を握り直した。薄っすらと手汗をかいているのは、熱のせいばかりではないだろう。康生は、自らが戦っているのに等しい緊張感で戦いに臨んでいるに違いない。**]
(50) 2023/11/18(Sat) 05時頃
|
|
──コックピット/僕の闘い──
「痛くないよ、大丈夫。」
処置が早かったからかもしれない。失明は当然免れなかったが。たまに奥が疼くように感じもしたがそんなの、彼が乗り越えていた痛みや苦しみに比べたら。
僕はもっと苦しんで然るべきだ。彼をあんなにも至り傷付けたのだから。
そうか……彼もまた、こういう気持ちだったのか?
漸くこの時僕は、彼が何故僕の自宅ですべてを受け入れたのかを知る。
(51) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
僕の”共に生きたいと願って欲しい”という望みを叶えられず、僕を深く傷付けたと考えた彼はーー罰が欲しかったんだ。
もし彼が僕の事なんかどうとも思っていなかったらそんな風には考えない。
つまり彼は、僕を……。
僕の片目も、ある意味の彼への贖罪である。 僕は「熱は慣れっこ」みたいに強がる彼の額を軽くコツン死。無理するなよと言い添えた。
僕は彼の死を望んだ。 しかし、もし僕が戦闘中に彼が体調を崩すなり倒れるなりしたら闘ってなどいられなくなる。
僕の性格をよく把握し尚且つ聡明である彼はそれをよくわかって入るのだろう。
きっと彼はどんな高熱に犯されても歯を食い縛る。 僕に脚を折られた時のように。
彼は強い。僕はーー弱い。 でも僕らは1つだから。
(52) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
きっと、負けはしない。
(53) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
「平安時代の女の人?ああなんか、編笠みたいの被っているやつか。薄いヴェールがついてるよな。
下は着物だけど旅支度みたいな感じの。」
水戸黄門だののドラマで見たことがある。とはいえ、その姿にどういう意味があるかはまだ不明だ。
「そうだね。まるで隠すみたいにしてるもの。
あ!マジックでさ、助手の女の人が身体をすっぽり覆うマントを着てたりするよな。 あれっぽくもある。
下はセクシーな下着みたいな格好で。」
ロボットがセクシーな格好を? ちょっと想像つかない。 セクシーコマンドーの使い手だろうか……すごいよマサルさん。
「布の下か……見えたら手の内がばれちゃうもんな。 頭っぽいけどそこがコアとは限らない、僕もそう思うよ。 わかった、ありがとう、……愛してる。」
(54) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
愛してるは必要ない局面だか、息を吐くように言った。
恐らくみんなは呆れ果てて既に僕たちに話しかけるのを諦めたろう。 そも、僕は敵ロボットと康生しか見てないし声も聞こえないからそれでいい。
愛してるなんて言ったから? 彼は僕らのロボット名について訊ねる。
「……ッ!……」
ドキリ。あの時彼は入院中でミーティングにいなかった。 だから知らないんだ、あの神々しいまでに素晴らしい、もし世間に広がるなら今年の流行語大賞ノミネート間違いなしの感動的な名前を。
大和は何故彼にそれを告げたのだろう。気遣い?
「いやあの、そんな恥ずかしいとかじゃないよ?
みんなの士気を高める名前を僕なり考えた結果だよ! 恐らくみんなだって聞いた瞬間感動にうち震えたはずだ! みんな黙りこくったし。」呆れただけである。
(55) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
「コウ……コウ大好きラブラブ号。
これは別に僕だけの想いじゃない、珊瑚も大和もみんな、君が大好きなんだから……!」
今の彼は僕にぞっこんだけど、この名前には引くのだろうか。 それとも照れるのか、喜ぶのか。わからない。
敵ロボットが動かないのは空気を読んだ結果か。いやそんな馬鹿なことはないが、兎に角戦闘はすぐには始まらなかった。
僕がアストロを一歩動かすと彼が褒めてくれた。 そんな些細が何よりも嬉しい。 野球だって、兄や両親が褒めてくれたから始めたんだ。 そんな事をふと思い出す。
敵ロボットに脚があることが判明し、アストロの攻撃は跳ね返されたが少し情報が得られた。
「確かに回転中は、カーテン以外の部分は無防備かもだね。
うん、わかった、やってみる!」
(56) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
防御と攻撃は同時に不可能。ならばこちらが攻撃し防御回転をさせ、すぐにまた攻撃したらいいと僕は考えた。
幸いアストロも人型。腕らしきものは二つあるから、左→右と動かせばいけるか。
左はわざと一撃目同様カーテン狙いで、右の二撃目は頭部を狙う。コアは頭部ではないだろうが、脚よりは当たりやすいと思うし攻撃が当たれば何かしらの突破口が開けるはずーー
「アストロッ!左で胴体、右で頭だッ!」
僕の命令をアストロは瞬時に理解し動く。 先程弾かれたのと同じ動きを繰り返すのは判断しているわけではなく、機械だな、という感じだが。
(57) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
向こうは回転を始め爪を弾く。だがここからが違う。 アストロは右手を振り上げてーー
傾いた。
「わあッ!」
ぐらりと右側に肩が落ち、アストロは片膝をつく。 ドシンッ!地震のような揺れ。
僕は咄嗟にコウを抱き締める。 正直ベッドの手摺に掴まった方が安全な気がするが。
「大丈夫か?!」
アストロより彼を心配する。 しかし勿論、ゆっくりいちゃつく暇はない。
敵が動いたからだ。
(58) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
追撃がなく、アストロが体勢を崩してチャンスが出来たと見られたか。
無防備なアストロに何が向かってくるのかーー
麦わら帽子のようにこんもりとした半円形の頭が、二つに割れて開く。 プラネタリウムの展望台の頂上みたい、と思う暇があったのは、そこからすぐに攻撃が来なかったからだ。
「え?」
拍子抜け。頭が割れてそこにあったのは……
スピーカー?拡声器? 勿論ロボットの大きさから考えると戦車ぐらいの大きさか。
(59) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
そこからミサイルが出てくるという形状にも見えない。
「あれは?!」
コウだって何が起こるかわからないだろうが僕は無意識頼る。そして僕は肝心なすべき事を忘れている。
立ち上がる、という事を。
アストロは勝手に闘ってはくれない。僕がしっかりしなくては。
もしコウが指示してくれるなら建て直せるかもだが。
どちらにしろ僕らはもたついた。 そして敵はーー
それは外にいたなら、生身の人間には騒音と呼ぶレベルなのかもしれない。
(60) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
たとえるなら調べ。 軽やかで美しい音楽。
クラシックだろうか。 オーケストラ?ピアノ?
僕は音楽に詳しくないが荘厳でありながら穏やかな音色が耳に入る。
「なんだこれッ……コウ、聴こえる?なんだ、曲か?」
彼がクラシックや讃美歌に知識があれば『主よ人の望みの喜びよ』という曲であるのがわかるかもしれない。
戦闘に似つかわしくない雰囲気に戸惑う。音が流れたところでなんのダメージもないからアストロは立ち上がった。
(61) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
ーー、……恵一。
「……?誰?」
名を呼ばれた、確かに。僕はキョロキョロする。しかし康生は僕の言った意味がわからないような顔をした。
恵一……駄目よ、危ないって言ったでしょ。
「危ないって?お前は誰だッ」
声は女性だ。何処か懐かしい響き。
……貴方はどうしてそうなの? お兄ちゃんが作業している時に、 傍にいたら駄目って言ったでしょ……?
(62) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
「作業?作業って、……あ。」
僕はベッドから立ち上がった。yogiboを離して、康生の方すら見ない。
だって、僕の脳裏にはハッキリ見えたんだ。
象さんの絵が描かれた手作りの滑り台と兄の姿が。
「にい、さ……」
僕は突然はらはらと涙を流す。 その姿は周囲にはきっと、意味がわからないだろう。
敵ロボットは微動だにしていない。*
(63) 2023/11/18(Sat) 11時頃
|
|
──数年後の私たち──
「うん、私もマーメイドの素敵だなって…。 命くんもそう思ってくれたなら嬉しい!」
>>46実際、そう考えてたところで意見が一致したから破顔してしまう。 身体のラインがはっきり出てしまうのは少し恥ずかしいけど、それでも足の付け根の少し下からふわあっと広がるレースが少し透けて、本当に綺麗だったんだもの! 少しドレスの裾が長いけど、お母さんのヴェールもすごい長いからきっと合うと思うの。 それはぜひつけて欲しいって父さんにも言われていたからね。
でも、誰を誘うかについては少し考え所だった。
(64) 2023/11/18(Sat) 13時頃
|
|
「命くんがお友達誘いたかったら良いのよ? 私も命くんが誘うなら何人か誘うし…。」
勿論、天文部のメンバーは誘う予定だし、専門学校の友人はどちらかと言えばプロの技を見たい人が多い。あと圧倒的に女子が多い。 ただ、恵一くんと柊木くんと一緒にやるから同性婚に否定的な人は誘わないけどね。 >>47さまざまな決め事の中で、勿論大和くんに友人がいないとは思わないけど、ほら、飲み会とかもお互いあまり参加しない気がして。 私は誘われても家事があるし、参加した時も早めに帰っちゃうから…だって早く帰って命くんに会いたい。命くんのご飯作らなきゃって。 飲み会に参加した時はお迎えに来てもらったり、お迎えに行ったりもしたかもね? まあ何が言いたいかと言えば、私のために友人関係狭くなってたりしないよね?ってこと。 もしまだ私が誰にも会えてないなら、これからもよろしくお願いします、とかもしたいもん。 あっ、私は無理してないよ!楽しんで学生生活してます!
(65) 2023/11/18(Sat) 13時頃
|
|
そうして、迎えた晴れの日。 私はブループルメリアを使った白と青を基調としたブーケを手に、マーメイドラインのドレスを身に纏う。 髪の毛をアップにしてキラキラした宝飾品もつけて。けどいつも身につけていた黒檀の婚約指輪も今は外して、お母さんの長いヴェールを被る。 そうして父さんと並んでヴァージンロードへ。
父さん、もう涙ぐんでる。 私はドキドキしながら、父さんの腕に手を添えて長いその道を歩いていく。
大好きな、唯一の人のところへ。**
(66) 2023/11/18(Sat) 13時頃
|
|
――数年後(墓下軸の続き)――
僕と康生は恋人同士だ。
康生家族が僕の家に一時的に避難している際、僕らは初めて身体を重ね、身も心も1つとなった。
同居が終わってからも交際を続き、指輪を買いに行ったりとラブラブな関係を続けている。
高校卒業後僕は大学に進学する。康生ほど成績は良くないから同じ大学には行けなかったけれど。
大和と珊瑚は同棲を開始したが、僕は実家に住み続けていたから生活は別だ。 兄が帰国し実家にいたのも理由の1つ。
それでも週末のデートはかかさなかったし、その度に激しく康生の身体を求め貪り、僕らはゲイカップルokのラブホテルの常連と化してはいた。
将来一緒に住むかとかは、康生がどんな仕事に就くかによるかもしれない。
(67) 2023/11/18(Sat) 15時半頃
|
|
どんぐり亭に関しては意外にも兄が継ぐと言い出したので、僕は普通に就職活動をしようと考えていたが……
大和と珊瑚が学生の内に結婚式を挙げるという話を聞いた時、自分の事のように僕は喜び、おめでとうを連呼して何度も祝福をした。
しかしW結婚式をやらないか、という提案には驚いた。
僕と康生は海辺のリゾートホテル内の教会でこっそり愛の誓いを立てた事がある。
その後、ウェディングプロデュース事務所にて指輪を購入する時に康生に花嫁衣裳の試着をして貰ったりはしたが、正式な式を挙げた訳ではない。
将来の夢が一気に現実味を帯びドキドキする。
康生も乗り気になってくれるなら、大和と珊瑚に一緒に式をやりたいと告げただろう。
(68) 2023/11/18(Sat) 15時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る