15 青き星のスペランツァ
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黒い取引先 アリババがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(黒い取引先 アリババは村を出ました)
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[本来虚無である筈の男の手元には、複数のディスプレイが浮かんでいただろう。 空中に広がり、触れればすり抜けるヴァーチャルの発光文字、数字、画像、画像。 調査船や調査隊が拾う情報の群がリアルタイムで数多流れ込む光の渦。その一部に白布の指先が微か触れれば、一瞬の処理の元に全てがオフ状態となり、後も残さず消えて行っただろう。 店仕舞いだ。]
(31) 2021/11/06(Sat) 00時頃
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永遠の愛を捧ぐ、 己の人生における唯一無二の何か
[つまりラブやライクの話題だが、話はまだ続く。]
それもまた良し! では内側より発生した衝動に名を付けるとしたら? 庇護欲、親愛、愛情と言う物の正体、
自己に納得の行く説明をしてやる、 または他者に伝えたい!
[ラブコールのレパートリー、知りたいでしょう?]
もしソレの名を知らないとしたならば、 一体誰に言葉を乞うと言うのか?
知識がある何者か、だ
(32) 2021/11/06(Sat) 00時頃
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金!…ンンッ?この場ではマネーと言っておこうか 懐が温まれば裕福な生活が約束される、 もしくはある種の安堵をそこに見出すだろう
[何時の世も、マネーと言うのは、だいじだなぁ。 アリババ心の俳句。
通貨が存在しない物々交換であろうとも、互いに相手の所有物の価値を決めているからこそソレが成り立つ。そういう話であるよ。なんにせよ男の話はまだまだ続く。]
しかし所持するマネーが共通通貨でない限り、 他者他文化の場において、 その数字や重みは一切役に立たない!
差し出すソレが相手にとって 唯の石っころであったならば?
きっと君は惨めな思いをする事だろうねえ
[無一文ほど悲しい物はない。心の拠り所としては重要な物なのではないか?そして話はまだ続く。]
(33) 2021/11/06(Sat) 00時頃
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我々の目の前に広がる、途方もない資源と可能性 開拓地の未来!発生する高ぶり!
ああ!未知とは!
なんと!
高揚する響き!
[声がデカイ。]
此れより先は今までの常識など当てにならない!
これらには、まだ価値はついていない! 価値はこれからつくのだから!
[未開拓とはそう言う物だ。だからこそ我々は此処に居る。もちろん話はまだ続く。]
いかに価値あるモノであろうとも、 それらを知る者で無くては全て手に余る
(34) 2021/11/06(Sat) 00時頃
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この世で最も価値あるモノ――…
(35) 2021/11/06(Sat) 00時頃
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…それは情報や知識なのだよ君ィ!
[何やらオーバーに延々演説をしているが、なんてこたぁ無い、いつものクソデカ独り言だ。]
(36) 2021/11/06(Sat) 00時頃
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[椅子をギィギィさせていた黒い男は、帽子を目深にかぶり直し立ち上がる。 バランスを器用に保ち、物体の直立を支える二足歩行の細身のボディ。 両腕は胴に繋がり、肩と言う稼働部位を関節の目安としてぶら下がると、末端の手や指に有機的ラインが流れている。 肩より上は首や喉たる部位が露わになり、ヒューマノイドの致命的弱点たる箇所を晒していたが、特に気にするそぶりは無い。 四肢や胴、手や足先と言った末端までもを覆っていた合成樹脂の衣服はそこには無く、細身につり合う外見バランスが頭部を支えていただろう。
外部作業員としては一見役に立たなさそうに見える。 一見役に立たなさそうというか、実際役に立たない。パワーが足りないからだ。]
(37) 2021/11/06(Sat) 00時頃
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[頭部の半分は鍔広の帽子で隠され目元を伺う事は叶わぬものの、口元には常に笑みが浮かんでいる。 だが問題はその頭部、隠した顔面の上部だ。 ヒューマンもしくはヒューマノイド体に大抵存在している鼻と言う名の突起物。視線誘導されるであろうラインを辿ったとしても、途中でそれは途切れてしまう。 頭部は鼻筋が途中からバッサリ斜めに切り取られ、顔面なる物が欠けていた。
黒い男には、顔が無い。
あるにはあるがそれは断面であり、黒い粘弾性物質が覗いている。
ザックリ言うと、コレの正体は黒いベッチャリしたスライムだ。 それが音声を発するたび断面が音を立てて泡立ち、発生した気泡が数度弾ける。
首から上、肌色と塗られた取り繕うヒューマノイド部位こそ皮膚を纏って居る物の、ソレ"らしい"のはソレのみであり、手首の隙間からは稀に本体の黒が覗く。
黒い取引先ィ〜?ノンノン、こいつは文字通りの黒い何かだ。それ以外のナニモノでも無い。]
(38) 2021/11/06(Sat) 00時頃
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[黒い男は空中に流れていたデータ情報の起動をオフにすると、"人間くさい"仕草をオーバーに見せびらかせながら、黒い靴で船の内部をウロつく。 最初からここまでの全部は普段通りの行動なのでメチャクチャ見慣れた光景であろう。
調査隊、調査船内における彼のポジションは情報処理や管理。 嗚呼素晴らしきかな未知なる情報量に満ちたこの座標。常に知識を追い求め…と言うかそれにしか特化して居ない知りたがりで物知りな種族は、のっぴきならぬ理由でガンガン数を減らし今ではまぁまぁにレアい種族となっている。
何故って、好奇心は猫をも殺すと言うだろう。 異種族との交流の場に首を突っ込み過ぎた非力なスライムが悪い。今まで情報で身を固めて来た筈なのに何故。
わぁ〜未知で危険な土地、我々大好き〜。**]
(39) 2021/11/06(Sat) 00時頃
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― 船内通路 ―
[二人と別れて後。男は眉間に皺を寄せ、床を睨みながら通路を進んでいた。 誰かと気さくに話している時はいいのだが、一人でいると人相の悪さが際立つ。]
お、あったあった。
[床すれすれを通るパイプの隙間に嵌っていたそれを、腰を屈めて取り出した。 なるほどころころ転がっていきやすい形状をした、丸い缶詰だ。船で支給される食糧ではないようなので、誰かがこっそり持ち込んだおやつか非常食かもしれない。]
ほ〜〜〜ん。いいモン持ってるやつがいるじゃねーの。
[グローブで缶詰をひっくり返し、底面の原材料表記を読む。中身はどうやら糖類とある種の果実の種を砕き、混ぜ合わて圧縮加工したもの……つまり地球でチョコレートと呼ばれるものに極めて近い物体であった。]
……コーヒーに合いそうだな。
[ひとつ頷いて。 口元ににんまり笑みを浮かべると、ロビーの方へ足を向けた。 持ち主に届けるって話はどうなったって? こんな美味そうなモン、その辺に置いとくやつが悪いのさ。]
(40) 2021/11/06(Sat) 00時頃
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−船内通路−
アシモフはん、えらい気張ってはりますなあ。 あんな走り回って、明日までもつんかいな。
[小さく細い爪がパイプを掻いて走っていくのを見送って、 びっしりと太く柔らかな毛の生えた塊が壁を伝って降りてくる。 誰にともなく呟く言葉はひどく訛った共用語。]
ま、言うて、ウチもちょ〜ワクワクしてんねんけど。
[通路に面し大きな窓に―毛に埋もれている身体で一体どうやっているのかか―ぺったりと貼り付いて外を覗くようなしぐさ。]
(41) 2021/11/06(Sat) 00時半頃
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― 船内廊下 ―
[お掃除は楽しい。というか、世の中のことは大体楽しいとケトゥートゥは思う。 悲しいことは楽しくない。けど、そのくらいだ。誰かと一緒なら、尚更そうだった。]
もちろんだヨー! 一緒は楽しイ! 一緒行こー!
[にこにこと快諾すると、指で示された方へ向け、船内廊下をモップ掛けをしながら滑るように駆けていく。 そしてそのまま、向かう先にあった船内ロビーへと入っていった。]
(42) 2021/11/06(Sat) 00時半頃
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― 談話室 ― うふっ、ハロちゃんはミルクねん♡ すぐ用意しちゃうわん♡ ホットとアイス、どちらがいいかしらん?
[冷蔵庫からミルクを取り出すと、アイスなら氷を浮かべて、ホットなら温めてテーブルへと置くだろう。ストローを添えるのも忘れない。]
はい、どうぞん♡ あ、パイプのボルトって、どの辺りのかしらん?
[ミルクを飲んで、あなたが大事な事を忘れてしまう前に、必要な情報は得ておこうとするだろう。]
(43) 2021/11/06(Sat) 00時半頃
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― 船内ロビー ―
イーヤー! おっ掃除だヨー!
[明るい声と共に飛び込む。掃除する進んで本人が埃を立てそうな勢いだ。 そもそも中に誰かいるかすら確認せずの行動だったが、幸いにも何人か>>20>>26の姿を認めることができた。モップを片手に、空いているもう片方の手を、彼らに向けてぶんぶんと振る。]
(44) 2021/11/06(Sat) 00時半頃
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― 船内ロビー ―
[ぬっ、とそこそこでかい作業着の男がロビーの入り口に現れた。 既にいる面々を数える。まあまあ、足りないってこたないだろう。]
ようイースター。それに"キャプテン"も。 ちょっといいモン拾ったとこでね、一緒にどうだい?
[それぞれにいつもの呼び方で声をかけてから。チョコレートの缶詰をテーブルに置いて、自分の分のコーヒーを淹れ、戻ってきた……ところで、ちょうど入ってきた弟分>>42と遭遇した。]
(45) 2021/11/06(Sat) 00時半頃
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…………。
[振り回されるモップ>>44を細い目が追う。 ずず、と湯気の立つコーヒーを一口啜ってから、テーブルの上のチョコレートを指す。]
おまえも食う?
(46) 2021/11/06(Sat) 00時半頃
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ライジは、コーヒーをずずずず。
2021/11/06(Sat) 00時半頃
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つめたいの、つめたいのがいい。
[>>43熱いのはびっくりしてしまうので。 あんまりつめたすぎてもびっくりするけれど、熱いのよりはすぐ慣れる。 冷たいミルクがカップに注がれストローが添えられたなら、小さい口でついと吸い付いた。]
うん? えっとね、あのね、あっちのね。
[手が短いので、長い尻尾で談話室の外を指す。 詳しい場所は、普段なら誘導して示すが、問われるならがんばって説明する。 たどたどしい言葉を要約すると、データ管理区域を出て左から3番目のパイプだ。]
(47) 2021/11/06(Sat) 00時半頃
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― 船内ロビー ―
ライジ! 蹴とばしたの、ちゃんと見つけタ?
[背丈にはやや釣り合わないモップを滑らせ、ツイーッとテーブルの傍まで移動する。 掃除用具というより移動補助具のようだ。モップのアイデンティティが危ぶまれる光景である。]
なになにー? ……ツァッ! ピアパだネ〜!! どこにあったノ? いいノ? いいノ?
[地球で言うチョコレートを、シュトゥレクの民はピアパと呼ぶようだ。 問いながらも、わくわくを抑えられないかのように、両手で持ったモップを支えに、ぴょんぴょんと飛び跳ねる。その様子を見るに、どうやら好物であるらしい。 チョコレートの原料が概ね植物性由来であることも関係しているのかもしれない。]
(48) 2021/11/06(Sat) 01時頃
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― 船内ロビー ―
おう、ちゃんと見つけたぜ。ほら。
[蹴飛ばしたの。と問われて>>48、テーブルの上に置いた缶詰を手にとる。 その大発見がまさにこれ、と見せびらかすようにして――缶詰とはいえ蹴飛ばしたもの、あまつさえ人に勧めるのはどうかと思われるかもしれないが、なにせ大雑把で無頓着なのである――カシュ、と片手で缶詰を開けた。]
へー、おまえんとこじゃピアパって言うのか。これ。
[いやあころころ転がってパイプの隙間にな……なんて話をしつつ、蓋の開いた缶詰をケトゥートゥに差し出した。中には一口大のチョコレートがいくつか入っている。ロビーにいる人数で分けるには十分な数だ。 ヨーランダがついてきていれば彼にも、それからイースターやイワノフにも順に配っていくだろう。食べないやつがいたらおれがいただき……いや、好物らしい弟分の前でそれは流石に大人げないか。]
(49) 2021/11/06(Sat) 01時半頃
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[欲しそうな相手に一通り行き渡れば、自分もひとつつまんで口に放り込む。 もぐもぐとやりながら、コーヒーを啜る。]
ん、やっぱたまに食う甘いもんはいいな。 景気づけにはちょうどいい。
[明日からの探索を思いながら一息つく、そんな時間が男は好きだった。]
(50) 2021/11/06(Sat) 01時半頃
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ライジは、もぐもぐ、ずずずず……**
2021/11/06(Sat) 01時半頃
ハロは、ミルクをちゅーちゅーしている**
2021/11/06(Sat) 01時半頃
雲水 ハロは、メモを貼った。
2021/11/06(Sat) 02時頃
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― 船内ロビー ―
おお、悪い悪い。惑星カルゴスのマイマ人が、よく似たツノを頭から出したり引っ込めたりしていてなあ。どうしても、ツノと言っちまう。触角、触角。
[頭を掻きながらイースター>>26に謝る。こちらもあまり深刻に悪びれた風はない]
なあるほど。好奇心がでっかいのはいいことだ! そうしたでっかい好奇心が、思わぬものを見つけてくることもある。 海水浴とはいかないだろうが、たっぷり見極めてもらわなくっちゃ。
まっ、海ってのはイージーな星でも「ちょっとは」危険があるものだがね。はっはっは。
[もう一度笑って、ブランデーの入ったコーヒーをぐいっと飲み、熱くてむせた]
ごほっごほっ。 おや、ライジ>>45。嬉しいおみやげじゃあないか。だが、拾った? フーム。 まあ、共有財産ってことでいいだろう! 落とし主が出てこないうちに食べちまおう。ショコラドの一種かな? ムッ、甘い、甘い。いやあ、なんだか、お祭りの夜みたいだなあ。
[キャプテンと呼ばれ心なしか嬉しそうにする。もらったチョコレートを太い指でひと粒ずつつまみ、子供のように笑いながら大事そうに食べていく……**]
(51) 2021/11/06(Sat) 02時半頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2021/11/06(Sat) 02時半頃
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― 談話室 ―
お、あー。
[くぐもった音とともに、ひときわ大きくかぼちゃが揺れた。かぼちゃ頭に開いたいくつもの穴から、かすかに甘い匂いがこぼれる。]
ナユータ、ハーロ、どんな用? おお、パイプのボルトー大変、大変……。
[のんびり応答しながら、かぼちゃが縦に360度回転する。『あっちの』と尻尾で示された先に、目ともつかない穴を向ける。]
キーランディ、オで、お水くれる嬉しい。わハい。
[お代わりを求め、かぼちゃ頭の横っちょで中身の減っていたコップをぐいっと押し出した。]
ボルート怖い、見つけてハローえらい、えらーいね。
[かぼちゃ頭の中に灯る光がちかちかと明滅する。古めかしい蝋燭の火に似て、暖炉の火に似て、もしかすると、誰かの故郷の太陽にも似て。**]
(52) 2021/11/06(Sat) 03時頃
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ランタン ジルは、メモを貼った。
2021/11/06(Sat) 03時頃
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2021/11/06(Sat) 03時頃
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― 船内ロビー ―
[入口の方から聞こえた足音と声>>44>>45に、そちらの方を見て会釈を送る。]
ライジ様、ケトゥートゥ様。お疲れ様です。 ……いいモン、とは?
[首を傾げながら缶詰を見て、二人の会話を聞き、その中身を確認すると。イースターは変わらずの無表情ながらも、ひょこひょこと触角を揺らした。配られれば>>49受け取って、再びの会釈。]
チョコレートですか、コーヒーに良く合いそうですね。 拾い物という点は気になりますが、糖分の魅力は強いものと認識しています。今のイースターに断る理由はありません。 有難くいただきましょう。
[受け取ったチョコレートを口に運び、もぐもぐ。甘く滑らかな味が広がっていく。]
(53) 2021/11/06(Sat) 07時頃
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惑星カルゴス、以前話には聞いた覚えがあります。独自の移住形態を持つ種族が所属しているとイースターには記録されています。
[チョコレートの甘い味を楽しんでから、再びコーヒーを一口。そうしながらイワノフ>>51に返す。]
はい。新たな情報、そして記録を掴む事。イースターはとても楽しみにしております。安全性を確認し得るまでは、泳ぐ予定はございませんが。
海に関する知識に付いては、イワノフ様が豊富である。その様に認識をしております。いざとなれば全力でお尋ねしたい、イースターはそう考えています。
(54) 2021/11/06(Sat) 07時半頃
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― 船内ロビー ―
[ケトゥートゥに遅れてロビーに入ってくる。人が大勢いるのを見て隅から掃除に取り掛かることにした。 ロビーは広い、隅の方の掃除が終わるころには集まっている人も減り、会話の邪魔をすることなく、掃除を済ませられるだろう]
ぼく あっち そうじ。 ここ けとぅーとぅ おねがい します。
[そう言い部屋の隅に移動する。一人で黙々と掃除をするのも嫌いではない、その場所が自分の手で綺麗になっていくのが実感でき、達成感があるからだ。 ……それ以上にヨーランダは多人数との会話が苦手(一対一なら聞き取りができるが、複数人いると誰が何を言ったかわからなくなる)だった]
(55) 2021/11/06(Sat) 08時頃
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ヨーランダは、ロビーの隅を掃除している。
2021/11/06(Sat) 08時頃
イースターは、ヨーランダにも会釈を送る。
2021/11/06(Sat) 09時頃
ヨーランダは、イースターに手を振った。
2021/11/06(Sat) 09時半頃
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― 船内ロビー ―
そうそ、共有財産。さすが話がわかるなあ。 おれ、アンタのそういう柔軟なとこ好きだぜ。
[拾った?と訝しむ声>>51に一瞬身構えたが、咎められることもなく一安心。 豊富な経験に裏打ちされた知識は尊敬できるし、何より彼がブランデー入りのコーヒーをやりながら零す話は面白い。特に海の話は、植物と同じでもの珍しい。 勿論この船に役職としてのキャプテンはいないが、ライジは敬意を込めてそう呼んでいる。その方が喜ぶし。]
糖分はほら……あれだ、脳の活性化に最適なんだっけか。 明日から本格的に仕事だからな、栄養もエネルギーもあるだけいいってことよ。
[と、イースターのひょこひょこゆらゆら動く触角>>53を眺める。 好奇心も意欲も旺盛な彼女もまた、頼もしいクルーの一人だ。 触角はどうやら感覚器官のようなものらしいが、腕のように使っているのを見たこともある。便利そうだよなあ。今度おれの探査機にもああいうのつけようかなあ。アームみたいなやつ。ロマンだよなあ。]
(56) 2021/11/06(Sat) 10時頃
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[甘味とコーヒーの香りの仲、そんな調子で暫く話をして。 ぬるくなってきたコーヒーの残りをぐっと飲み干し、んん、と伸びをした。]
さてと。休憩もできたし、探査機の調子でも見てくるか。
[そうしてまた、長靴の重い足音をさせながらロビーを出る。 去り際、部屋の隅を掃除しているヨーランダ>>55に軽く挨拶などしつつ、男は格納庫に向かった。]
(57) 2021/11/06(Sat) 10時頃
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