10 冷たい校舎村9
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[ そうこうしているうちに、学校へたどり着く。 昇降口で靴を履き替えていると、 忘れ物を取りに行くという言葉。>>534 ]
……いや、遅刻な筈はない。
[ 炭蔵はこれまで、遅刻などしたことはない。 無遅刻無欠席の男だ。 ……ああ、そうだ。 夏休み期間の文化祭準備の日も、 無遅刻無欠席だったはずなので、 鳩羽たちの勝負に加わっていたのなら、 勝ち確だったろう。
─── と、話が逸れたな。 ]
(553) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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もしかしたら、先生の連絡ミスか? ……とにかく、またあとで。教室でな。
[ 樫樹が書道室へ向かうのを見送って、 改めて辺りを見渡した。
ひとが居ない。異様な程に。 休校だったかもしれない、という疑惑が浮上する。 ヨーコ先生、ついにやらかしたか?
頭を抱えた炭蔵は、 確認目的で職員室へと足を運んでいた。* ]
(554) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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— 現在:通学路 —
[左手に選ばれなかった緑茶が乗ることはなかった。 それは鳩羽くん>>383の手の中にある。 わたしの右手にはココアじゃなくてホットレモン。 おじいちゃんにしては元気のいいツッコミを聞きながら わたしは手元に視線を落とした。
わたしたちの手には、 望んでいなかったものが与えられている。]
しゃーねーのかー。
[だって、ここには鳩羽くんが飲みたかった物がある。 わたしと交換すれば、少なくとも鳩羽くんは 望んだものを手に入れられたはずだ。 でも鳩羽くん>>384は自分で選んだ結果を受け入れる。 わたしも強く主張するつもりはないから、 緑茶は無事鳩羽くんに選ばれて語呂を取り戻した。]
(555) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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[あ。]
[たぶん今、水面から少しだけ下に潜った。]
(556) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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[鳩羽くんは明るくてノリのいい、元気なクラスメイトで、 アイちゃんっていうお姉ちゃんがいて、 学園祭の準備を休まず頑張っていて。
あとは髪が明るいこととか、今スニーカーが わたしのローファーと同じ目に合っていることとか。
わたしは、お日様みたいな鳩羽くんしか知らない。]
……。
[わたしたちは親の話をするような小学生じゃなくて、 反抗期に釣られて駄々をこねるような中学生でもなくて、 もうすぐ大人になるはずの高校生で。
何もかもが思い通りになんてならないことくらい、 知っている。分かっている。
鳩羽くんの表情は今日の空みたいに曇っていて、 鳩羽くんの言葉>>385は雪のように冷たく染み込んだ。]
(557) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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……ソーダネ。
[わたしの声って、こんなにへらへらだったっけ。 いつもの笑顔が声に吸われてしまったのか、 わたしは鳩羽くんの隣で上手く笑えなかった。
わたしの頭に浮かんだのはお母さんのことじゃなくて、 まだ見ぬ鳩羽くんの家族のことだった。 アイちゃんのこと、楽しそうに話してたと思ったけどな。 それなら家族ってご両親のことかな。 そこでようやく、わたしの頭にお父さんの顔が浮かぶ。
残念ながら、鳩羽くんの選べねー運命は、 鳩羽くんのことをただ幸せにはしてくれないらしい。
自動販売機から校舎まではそう遠くない。 その間、わたしの声は半音下がってほんのり短調。 空気を裂くみたいな鳩羽くん>>386の叫びを耳に、 わたしはホットレモンに口をつける。]
(558) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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すっぱ。
[喉の奥がきゅってしまるような酸味が広がった。 ココアに比べたら全然甘くない。 わたしは右手で表面を撫でて温もりを求めた。]
おじいちゃんはそんなこと言わないよ。 目覚ましになって良かったんじゃない?
[鳩羽くんの笑みに釣られてわたしも笑う。 へらへら。二人で笑ったら、少しは空気も戻るかな。]*
(559) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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— 豊高前 —
——やっぱり、人少ないねぇ。 少ないっていうか、いないっていうか。
[いつもなら何人もの生徒が吸い込まれていく校門は、 今は空っぽに等しい。 わたしが一瞬立ち止まると、 靴の中で染みた水分がぐじゅと音を立てた。 うぇ。わたしは小さな唸り声をあげる。]
(560) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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鳩羽くん、先行ってていいよ。 わたしはちょっと靴干してこよっかな。
[正確にはタイツをどうにかしたいんだけど。 もっと正確に言うなら、 今のわたしがちゃんと笑えてるか不安になったから。
鏡が欲しい。 今のわたしをちゃんと教えてくれるくらい、大きなやつ。
鳩羽くんの行き先次第だけど、 昇降口までは一緒に行くつもりで門扉を潜った。]*
(561) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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── 現在・廊下 ──
[ 教室へ向かう慎一が、 重ったるい足取りで歩いてたときだ。
向こう側からこちら側へと、 ずり足気味で歩いてくる影がある。
よく見るとそれは九重だった。 慎一のクラスメートのひとり。 あんまり目立たないほうの女の子。 オカルトの類が好きなんだとか。
だから慎一はいつもどおりに、 顔を上げて、極力元気に、]
(562) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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九重じゃん、ハヨー。 え、どこ行くん……
[ ……って挨拶をして、 ついでに行先も尋ねたんだけど、 彼女は小さく「おはよ」とだけ言って、 そのままどっかに歩いてってしまった。
でも、それだけのことなので、 慎一もあんまり気にせず教室に向かう。
追いかけるほどの仲ではなかったし、 ちょっぴり気まずい部分もあったからね。
彼女も3年9組の文化祭に、 深く関わっていたひとりだった。]
(563) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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── 回想・設営と ──
[ 九重は設営の班に立候補していて、 慎一は費用の件で九重のところにいった。
ほら、広報に相談したあとのことだ。 屋台の飾りつけにお金がかかるって、 やっと気づいた慎一は九重に改めて聞く。
まだ各班の方向性もふんわりしてて、 あれがしたいこれがしたいってのを、 何が必要でどのくらい予算がいるのかって、 ちゃんと確認しておく必要があったから。
ざっくりとした方向性。必要なもの。 予算との折り合い。エトセトラエトセトラ。
ある程度九重からヒアリングをして、 慎一は一旦メモを取ってた手帳を閉じる。]
(564) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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[ それから。 緊急、緊急! ってな具合に、 慎一はクラス委員の面々を招集した。
あるいは文化祭にやる気モードの、 一部の生徒たちもいたかもしれない。
それで、神妙な顔して慎一は言う。]
……うちの屋台、 質素なオカルトの方向でよかったっけ?
[ これはあんまり「よい」と思ってない言い方だし、 質素にしたのはほとんど慎一なんだけど。]
(565) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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[ ほら、慎一は会計担当なので。
予算のことにはしっかり口を出したけど、 方向性にまでは特にツッコミを入れなかった。
軌道修正してもらうんにしても、 口出しはほかの人にお願いしようかなって、 ぶん投げムーブをしたのはいつだったっけ。
なんせ一度は見逃したうえで、 持ち帰って問題提起をした身だから、 慎一は勝手にちょっと気まずさを感じてる。
九重がそれをどう思っているかは知らないけど。*]
(566) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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── 回想:シンと買い出し ──
[シンがメイに対して ビミョ〜〜〜〜な笑顔を向けているなら>>544 俺も隣でビミョ〜〜〜な笑顔のままサムズアップだ だいじょばない男二号、二言はありません。
ちなみに2往復はいやだ!>>545 シンはこっから家まで近いかもだけど 俺ここからまたさらに家まで漕ぐんだぜ? チャリ通じゃないんだぜ?そこんとこよろしくな?
けらけら笑いながら。 ドでかい荷物運びながら。 文句を垂れながら。
だけどまーあの日を思い返せば、 やっぱ楽しかったな!って感想が先に出るかな。]
(567) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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[ちなみにその日は奢ってもらえなかったけど 夏休みの勝負では無事奢ってもらいました(深々)>>547]
え。なに?ダッツでもいいわけ?
[嘘嘘。ぶっちゃけダッツの気分じゃねーし 暑い日にはガリガリ君に限るだろ!!氷菓最高! アイス食べながらつめてー!なんて言いつつも いつの間にか毎日顔を合わせたシンと話す昼下がり
実行委員よりクラスメインでやれよ、って うれしーことを言ってくれるから>>548 へへ、って笑って。]
(568) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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でけーことやりたかったんよな。最後に。 ほらクラス委員とか生徒会とか そーゆー柄じゃねーだろ。俺。 頭んなか空っぽだし。
[はいここ笑うとこ]
(569) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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文化祭、1年ときも2年ときも すげー楽しかったしさー 今年は文化祭の真ん中で戦ってやろう!ってさ
[あ、でも女装コンはでません>>214 俺は!!あくまで運営側なんで!!! シンがどうぞ!!!推薦しとくから!!!]
(570) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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でも、ま こんなにクラスの準備がたのしーなら 実行委員じゃなくてもよかったかもな!
たぶん、シンとか。 クラス委員が頑張ってくれてるおかげ!だ!
[な!!!!
へへ。アイスつめてーなー しかもやっぱりハズレだよ。 アイスの棒、あたったことねーんだよ俺。
ま、クラスも全体も両方頑張るさ、って 笑った日もあったかな]*
(571) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/04(Fri) 21時頃
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— 回想:春の音楽室 —
[開いた窓から春の風が吹き込んでカーテンを揺らした。 柔らかな日差しが音楽室の床に降り注いでいる。
柊くん>>434との会話は春の空気によく似合っていた。 彼の名前が冬に因んだものなんて知らないから、 わたしにとっての柊くんは今でも春の色をしている。
でも、そんな空気をわたしが止めた。]
(572) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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[一瞬の不自然な沈黙は、 柊くんに違和感を覚えさせるのに十分だったみたい。 顔を上げた時、彼>>435はほっとしているように見えた。 その顔は少しだけお父さん>>232に似ていた気がする。 優しい人だ。だからわたしはもう少しだけ笑えた。]
……うん、なぁに。
[柊くん>>436が何かを言いかけたけど、 その言葉がわたしに届くことはなかった。 今度はわたしがほっとして、感情を顔に出す。
謝られても怒ったりはしないけれど、 どうしていいか分からず、またへらへら笑ったと思う。 そもそも柊くんは謝るようなことをしていない。 わたしが勝手に言い淀んだだけだ。
だけどわたしは柊くんの優しさに甘えて、 話題の転換に乗ってくれた彼の声に耳を傾ける。]
(573) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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しつ、れん。
[わたしには縁遠い言葉すぎて、つい復唱してしまった。 柊くん>>437は気まずそうな笑みを浮かべていて、 話題逸らしに尋ねてしまったことが申し訳なくなる。]
え、と。じゃあ、はい。
[わたしは椅子から立ち上がる。 深紅の布を鍵盤に被せて蓋を閉じた。楽譜はない。]
ここ、風が気持ちいいよ。 あの声はサッカー部かな。野球部かも。
[グラウンドから聞こえる声を確かめるように、 柊くんとは反対方向の窓の外を見た。 ここからだとよく見えず、背伸びをしてから諦める。]
(574) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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わたしは今じゃなくていいから。 それこそ、来週でも、再来週でも。
ヨーコ先生にお願いしたら絆されてくれると思う?
[担任のヨーコ先生は音楽室を預かっている。 要するに音楽の先生だ。 合唱コンクールの伴奏をお願いされたこともあるが、 わたしは頑なに頷かなかった。
そんなわたしでも毎週1日、ほんの少しだけ。 誰の邪魔もしないし、迷惑もかけないからって。 調子のいい先生だけど、月曜の30分を許してくれたこと わたしは今でも感謝している。 先生が怒られたら終わる、諸刃の時間だとしても。]
(575) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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はい、どうぞ。
[慰めようと思った訳じゃない。 でも一人になりたいなら引き算されるべきはわたしだし、 そんな顔をさせたくもないから。
それは今も、沈黙から顔を上げたあの時も。
わたしは扉の前まで進んで、半身を下げる。 それから右手を音楽室の中へ向けて、入室を促した。]*
(576) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/04(Fri) 21時頃
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[ 級友たちが色恋や友情なんかの、 いろんな人間関係を論じているころ、
慎一は「浮きたくないな」とか、 「みんなに混ざりたいな」ってとこだから、 たぶん10年くらい遅れをとっている。
でも今、少なくともその望みは、 叶えられた気でいるから慎一は楽しい。
楽しいよ。文化祭楽しかったね。 準備も楽しかったじゃん。それでよくない?]
(577) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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― 回想・レンと ―
[羨ましい、なんて。
この顔で得られるメリットを享受している自覚もあるから、 自分でも何だか贅沢言ってるなって思う。
それでもつい零れた台詞は本心だった。 多分、人によっては嫌味に聞こえてしまうんだろうが 鳩羽は怒るでもなく受け止めてくれた。 首を傾げる様子に戸惑いは見て取れたにせよ。>540]
……んなこと、ないでしょ。 レン、いーやつだし。 相手の方が見る目ないんだよ。
[まあ確かにいい友人になってしまうってのは分かる気はする。 でも、決して異性に嫌われるタイプってわけじゃない筈だ。 その何割かが作られた仮面だったのだとしても。]
(578) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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── 回想・買い出しの件、綿見と ──
……試作品の試食権、 マジで割にあってる? コレ……
[ 大丈夫、綿見深い黒色の瞳だけが、>>399 慎一にプレッシャーを与えたわけじゃない。
慎一は経験則で動いているもんだから、 中学のころ、女子の頼みを突っぱねて、 いやーな思いをした記憶がよぎったのさ。
……それは余談なんだけどね。 それにしたって受け取ったリストの長さに、 慎一はちょっとビビっちゃったわけ。]
(579) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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[ それと同時に、首をもたげる思いがある。 「なんで俺が?」みたいなね。 本当にふわっと自然に浮き上がってくる。
行ってみれば買い出しは楽しかったよ。 屋台は楽しみだから、手伝いだってする。 みんなとワイワイ楽しんでいたいから、 それに必要なコストを慎一は払う。
面倒なことなんて何も言わないで、 冗談の形でちょっと文句を言うだけ。]
(580) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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材料多いやつは大変っつったじゃん! マジで感謝して。試作品も特盛にしろよな。
[ へらへら笑って買い出しを了承して、 リストを受け取りながら言ってるんだから、 なんだかそれも変な話だよね。違う?
そんな折だよ。 綿見が「虚しいね」って言ったの。>>401
慎一はなんていうか、 すいすい水の中を泳いでいたのに、 急に水面に引きずり出されたような気分だった。]
(581) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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なにが?
[ 笑顔のまんま強張っちゃった。 みたいな顔して慎一はとっさに聞き返す。
黒々とした目がふたつこっち向いてて、 慎一は綿見が何考えているのかわからない。]
「楽しい」の間違い?
[ 慎一の声はちょっとだけ上ずっていた。*]
(582) 2021/06/04(Fri) 21時頃
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