人狼議事


35 忙しい人のための手紙村(宇宙編)

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【人】 地下軌道 エフ


 はぁー……、

[よくない。実によくない。
 心の底からこみあげてくる
 ドロドロした感情をどうにも抑えきれず 
 ボサボサの頭をかきむしりながら、
 一度大きく深呼吸する。

 落ち着け。こういう時は素数を数えろ。
 2、3、5、7、11、……

 たっぷり45(0..100)x1秒は経ってから、
 意を決して部屋のドアを開く。]

(23) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ドアを開けば部屋の中、ヨーコは俺のベッドの
 上でのんきに寝ころんでいた。
 人の気も知らないで。]

 なんだ、誰かと思ったらヨーコじゃないか。
 久しぶりだな。

[なんでもないような声音で、にっこりと(俺なりの)
 笑顔らしきものを張り付けてみてはいるが、
 うまくいっているのかどうかは
 自分じゃよくわからん。
 
 恋人でも夫でもなんでもない。
 俺に怒ったり何か言う権利なんてない。
 もし彼氏ができたなら喜ばしいことだ。
 祝福してやらないとな。]

(24) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[素数の合間に考え、
 そうは思い直したものの。
 ダメだな、まともに顔が見れない。]

 で?

[どさっとベッドに腰かけ、]

 マックスって誰なんだ?

[できるだけ平静を装った笑顔でそう尋ねた。**]

(25) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

[ エフがこの部屋から居なくなってもう何年目だろう。
 自分の家とはまた違う匂いのする部屋も、
 部屋の主がいないと随分と薄くなったように感じる。

 だから他人のベッドなのにウトウトしてしまうし
 部屋の外にある気配にだって気付かない。>>22

 久しぶり、なんて掛けられた声は、>>24
 ああ夢だなぁ。と思ったって仕方がなかった。
 普通、前日には連絡するものじゃない?
 直前に言われたって、見てなきゃないと同じ。>>-84

 2、3週間は、と言って、また短縮してない?>>-41]

(26) 鯖 2024/04/14(Sun) 00時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ


 ふぇ?

[ そうして、揺れるベッド。
 誰だ? と問う声は、記憶よりも少し低い。>>25

 ぱちぱちと重い目を開いて見上げれば、
 ややくたびれて老けたエフの姿がそこにあった。

 うーん。私ったら寂しいからって
 夢でエフに会おうなんて子供みたいじゃない。]

(27) 鯖 2024/04/14(Sun) 00時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ


 マックスはぁ……ハイスクールの同級生で…
 久々に会ったら、好きですーって。

 やさしいし、話してて面白くはあるんだけどぉ……

[ むにゃむにゃ。と夢の中なのに瞼が重い。
 夢って思い通りにいかないものだから仕方ないか。

 ずりずりとベッドの縁に座るエフの膝に頭を乗っけて
(途中で眼鏡がずれてどっか行った気がする。)
 まぁいいか、完全に寝ぼけ顔でへらりと笑った。]

(28) 鯖 2024/04/14(Sun) 00時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ



 でもぉ、おーきくなったら、
 エフにぃとけっこんするーって、いったもんねぇ。


[ ぬいぐるみを貰うよりずっとずっと前の話。
 あの頃より随分と大きくなってしまったけれど
 あの時みたいな悩みなんてない笑顔だった。*]

(29) 鯖 2024/04/14(Sun) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[5年……いや、6年か?
 それほど時間がたっているというのに
 俺の部屋は地球を発った時と
 さほど変わらず、綺麗に整えられていた。

 腰掛ければベッドはギシリと音を立てて
 沈み込み、そのうえでヨーコは
 なんだか寝ぼけたような声をあげた。>>27
 宛先誤送信してくるぐらいなんだ、
 多分、きっと寝ぼけているんだろうが。]

 へぇー。そうか。
 好きですってね?
 ふーん。
 
[平常心、平常心。
 そう唱えながら話す声は、
 自分で思っているよりも数段低い。]

(30) rinco 2024/04/14(Sun) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 あ、おい、コラ。
 どこに頭のせて、

[まだ寝ぼけているのか、
 膝の上にずしりと頭をのせられる。]

 ったく、

[文句はいいつつも、無防備な笑顔を向けられれば、
 どかせる気もさらさらおきなくて。
 しょうがない、という言葉を飲み込み、
 息を一つはいて、ずり落ちた眼鏡を
 どけようとそっと手を伸ばせば、
 聞こえてきた声に今度は俺の眼鏡がずり落ちそうになった。]

(31) rinco 2024/04/14(Sun) 01時頃

【人】 地下軌道 エフ


 ……、
 言ってたな?

[もちろん覚えてる。
 それに俺が、

『ヨーコがもっとずっと大きくなって、
 それでも俺のことが好きだっていうなら
 その時は結婚してもいいぞ』

 なんて偉そうな返事をしたことも。
 ヨーコはずいぶん小さかったから、
 忘れていると思っていたが。]

 で?
 その約束を守ってくれるのか?

[ヨーコの眼鏡をサイドテーブルに置いて、
 そっとそのやわらかい髪をあの頃のように優しく撫でた。*]

(32) rinco 2024/04/14(Sun) 01時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

[ 夢にしては膝に乗せた頭の位置が高くて、
 ちょっと居心地悪いの、おかしいなぁって思いながら
 優しく撫でてくる手に頭を擦り付けて、>>32
 甘えるように細めた目が重そうに瞬きを繰り返す。

 ぼやけた視界を不思議がって眉を寄せたり、
 引き寄せようとして手招いてみたり。]

 ずーーーーっとねぇ、
 いいこで待ってたんだもん。

[ いい子で待ってろ。なんて。
 悪い子になったらすぐ帰ってきてくれるの? と、
 反抗したくなった時が何度あっただろう。

 いつかは帰って来てくれる。
 でも、いつかっていつよ。数十年後?
 顔を見合わせるたびに頭に手をポンと置かれた感触も
 とっくの昔に忘れるくらい、時間が経っていて。]

(33) 鯖 2024/04/14(Sun) 01時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

[ もう帰って来てくれないのかもしれないと
 眠れぬ夜に不安が膨らみ押し潰されそうになった。]
 
 ずっと、まってるのに、
 エフにぃかえってこないんだもん……。

 よーこよりだいじなもの、うちゅうにあるんでしょ。

[ うる、と眠気で細められた両目が水分量を増し、
 膝に顔を隠すように頭の角度を変える。]

 でもエフにぃすごくあたまいいから、
 エフにぃにしかできないこといっぱいあって、
 だからかえってこないのさびしーって いったらだめで

[ 追いかけるには学力も、才能も、機会も、
 みんなみんな足りなかった。

 空に輝く星にどれだけ手を伸ばしても届かないように
 すぐ遠くに行ってしまうなんて、ひどい。]

(34) 鯖 2024/04/14(Sun) 01時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ


 よーこはエフにぃのことだいすきなのに、
 エフにぃはそうじゃないのか、なぁ。

[ あぁ、嫌だなぁ。
 これは夢の中だから「そんなことないよ」なんて
 言われるのを待っているだなんて。

 こんな自分本位の夢、早く覚めなきゃって。
 唸るみたいに膝に頭を押し付けていた。*]

(35) 鯖 2024/04/14(Sun) 01時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[頭を撫でていれば、すりすりと摺り寄せられ
 ふわりとシャンプーのいい匂いがした。
 コイツは……わかっててやってるのか?]

 お前……、
 あのなぁ、まだ寝ぼけてるのか?

[一刻も早く帰りたかったから、
 本来地球に帰ってからやるはずだった
 データの解析結果の研究やら
 報告書の作成やらを、
 全部宇宙にいる間に済ませたんだ。

 おかげで一か月も前倒しできたんだから、
 ここに俺がいるはずない、
 と思っていても不思議ではない、のか?]

(36) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 ん、どーした?

[どこか焦点のあってない目で手招きされれば>>33
 そっと顔を近づけた。

 まだ夢見心地で、どこか下っ足らずな喋り方で
 紡がれていくヨーコの言葉に、ただ黙って耳を傾ける。
 途中からどんどんと潤んでいく瞳をじっと見ていれば
 顔をそむけられてしまった。なぜだ。
 それでも、ちゃんと聞こえる少しくぐもった、
 今にも泣きだしそうな声音に胸が痛くなる。]

(37) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[小さく相槌を打ちながらきいていたが、]

 …………うんっ!?

[最後のセリフが耳に届けば、>>35
 思わず変な声が出た。
 たまらず頭をなでていたのとは逆の手で
 拳をつくり、額を押さえる。

 コイツはどうしてこう可愛いことを、
 俺の部屋で、
 俺のベッドの上で、
 俺の膝の上で言うんだ?]

 はあぁー…………

[こみあげてくるいろんな感情を、
 深く深いため息とともに吐き出す。]

(38) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[いいか、落ち着こう。
 相手は寝ぼけている。
 情欲に流されてはいけない。

 駄々をこねる子をあやすような手つきで
 頭をなでながら、何と言おうか考える。]

 ヨーコ、
 いい子で待っててえらかったな。
 たくさん待たせて悪かったよ。

 ……それから、

[俺の膝に頭を押し付けているから
 顔を見ることはかなわないが。
 耳元に顔を近づけた。]

(39) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[伝えたあと、気恥ずかしくなって、
 また息を一つ吐き出した。

 こんな夢うつつの状態で、
 ちゃんと聞こえているのかはよくわからないが。
 
 まぁ。
 届いていなかったらまた何度だって言ってやろう。
 これからはすぐ傍にいられるのだから。*]

(40) rinco 2024/04/14(Sun) 11時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

[ 寝ぼけてるか、だって。>>36
 ちょっと呆れた感じの声がなつかしい。
 なんだかんだ言って、エフは面倒見の良い男なのだ。
 手招きしたら何も聞かずに顔を近付けてくれるし>>37
 こっちの言葉をバカにしたりしてこない。

 でも、大きな溜息には肩がびくっと震えた。>>37
 とうとう呆れられた? と焦る気持ちを、
 優しく撫で回す他がゆっくり溶かしてくれる。>>38]

  ほんとぉ?

[ 聞こえた声に、顔をゆっくりそちらに向けた。
 きらきらと喜びで輝く目に、ゆるゆるの口許。

 あぁ、これ、やっぱり夢だ。

 大好きだよ。と囁く声がやさしくて、あまくて。
 こんな都合の良い夢なら、
 もう少しわがまま言ってもいい、のかな。]

(41) 鯖 2024/04/14(Sun) 11時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

[ 膝上から腕を伸ばして、だぁめ? と首を傾げた。
 だって、眼鏡がないから顔がよく見えないし>>33
 夢の中なら強がったりする理由もない。

 ぐずぐずするなら、はーやーく! と怒ってみせ、
 さっきまで泣きそうな気配はどこへやら、である。

 近付いた頰や顎に不慣れなキスを送り、
 昔のまま、いや昔以上に甘えていた。*]

(42) 鯖 2024/04/14(Sun) 11時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ヨーコの間延びした
 甘えた声が心地よく鼓膜をくすぐる。
 次いで持ち上げられた顔は
 輝かんばかりの笑みで彩られていて、>>41
 うしかい座の二重星を思い出させる。

 薄く浮かんでいた笑みは、
 続けられたさらに甘えた声音に>>-126
 またぴしりと固まった。

 コイツは、本当に……。
 人の気も知らないで。]

(43) rinco 2024/04/14(Sun) 19時頃

【人】 地下軌道 エフ


 はぁ〜〜〜〜〜……
 お前なぁ……、

[この部屋に来てから何度目かになる
 呆れと自制の入り混じった息を吐きだしていれば、
 くすぐられるようなキスを浴びせられたから。

 膝の上から伸ばされていた手をとって、
 ヨーコの上体を起こして。
 膝の上に座らせるような形で
 抱き寄せた。]

(44) rinco 2024/04/14(Sun) 19時頃

【人】 地下軌道 エフ


[ヨーコの頬に骨ばった己の手のひらを
 そっと添わせて。
 なんのための確認なんだか、
 返事を聞く前に強引に唇を奪う。

 一回じゃとても物足りなくて、
 二回、三回と繰り返して。

 何度目かのキスをして、
 ようやく唇が離れ、ぎゅっと抱きしめた頃には、
 ヨーコの目は覚めただろうか?*]

(45) rinco 2024/04/14(Sun) 19時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

[ だいすきなエフにぃに挨拶のキスの雨を降らして
 満足気にふふんと鼻を鳴らしていたら、>>43
 伸びてきた腕に起こされて膝を跨ぐような体勢に。

 膝に乗ってる分、こちらが高くなるはずなのに
 体格差のせいでやや向こうの顔の位置が高い。>>44

 ……あれぇ? と、ふらつく頭。
 ぺたぺたとエフの顔を触りながら、
 夢にしちゃ、なんかおかしいかもと思い始めて。]

(46) 鯖 2024/04/14(Sun) 19時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

[ けれど、軽口が止まらなかった。
 家族みたいにずっと一緒だったのに、
 どうして遠慮なんて要るのよ、くらいの気持ちだった。

 もう少し言葉の裏を読み取っていたら、なんて後悔は
 三度目に重なった唇の感触で吹っ飛んでいる。>>45

 少しだけカサついた唇が次第に湿り気を帯びて、
 離れるのを惜しむように腕を掴む手に力が籠った。

 流石にこれは夢じゃないでしょと気付き、
 いやでもこれ夢みたいなもんでしょと内心ぼやき。

 挨拶とは違うキスに心臓が早鐘のようで、
 息継ぎのタイミングを計りかねて息が上がっている。

 ようやく一呼吸置ける状況になっても混乱は続き、
 唇が離れたのにまだ感触が残った口を
 うにうにと左右に動かしながらちらりと見上げて。]

(47) 鯖 2024/04/14(Sun) 19時半頃

【人】 俺に気がある ヨーコ


 お、
     …………おかえり、なさい。

[ なんでこうなってるかを聞いても理解できないなら
 言わず仕舞いだったこの言葉を言えばいいや、と。

 本物よね、と余計な一言を付け足さずには
 いられなかったのだけは、仕方のないことだろう。*]

(48) 鯖 2024/04/14(Sun) 20時頃

【人】 地下軌道 エフ

[数年ぶりにふれたぬくもりが愛おしくて、
 膝の上に乗っている確かな重みと、
 目の前のヨーコの蕩けたような表情と
 さっきも香ったシャンプーの匂いに眩暈がしそうだ。

 ヨーコの唇を貪るように吸い付いて
 どんどんと息があがっていくヨーコの姿に
 俺自身も煽られて、呼吸がどんどん荒くなっていく。]

 ははは、目が覚めたか?

[ようやく離れ、少しのぼせたような表情の
 ヨーコから間の抜けたセリフが聞こえてきた。>>48

(49) rinco 2024/04/14(Sun) 21時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ヨーコに、欲しいものを考えておけと、>>-39
 そう言っていたのも思い出し。
 いーーーーっぱい、と言っていたんだから>>-126
 きっとまだまだ足りないだろうと
 額に、鼻に、瞼の上に、頬に、
 少しずつ位置をかえキスを落としていたら、
 本物かと問われ。]

 お前ね……。
 本物に決まってるだろ?

 というか、ヨーコ、
 ちょっと一つ確認しておきたいが……、
 まさかマックスには
 あんな甘えた声だしたりしてないだろうな?

[腕の中に閉じ込めたまま、
 その顔をよく見ようとのぞき込む。]

(50) rinco 2024/04/14(Sun) 21時頃

【人】 地下軌道 エフ

[それから、忘れないうちにもう一つ。]

 駅前通りの新作パフェなら
 俺が連れて行ってやるから。

 いかないでくれないか?
 マックスとは。

[こんなこというのは情けないって?
 わかってるが、背に腹は代えられない。]

(51) rinco 2024/04/14(Sun) 21時頃

【人】 花売り メアリー

[他の植物のお世話を終えた後。
収穫はどうしようか悩んで、返信が届いていないか端末を確認してみたら、やはり届いてなくて。
最後に届いた手紙>>-59>>-60を表示してみた。]

 この小さな森、穏やかで平和的な種族だって、
 なゆたんは感じたみたいだけど。
 ……赤く染まっているの、
 大地の怒り?とかじゃないといいけど。

[優しい赤に染まって揺れている、小さな森。
けれども、生物が赤く染まると聞くと、怒りも連想してしまって。]

 次の手紙は、帰ってくる直前。
 まだ届かないから、今日ではないか。
 ……とにかく。
 大地の怒りに触れて、危ない目に遭ってないといいけど。 

[ぽつり、呟いた後。トマトの赤い実を見つめて。]

(52) doubt 2024/04/14(Sun) 21時頃

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