15 青き星のスペランツァ
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
[震えた声を聞く。イースターの赤い目は、キランディの琥珀色>>23を真っ直ぐに見ている。仮に目を逸らされたとしても、じっと。]
いいえ。もしもキランディ様が冷血漢と定義される方であったならば。ハロ様の件の際、我々に助けを求めはしなかったとイースターは考えます。 ライジ様に付いては、イースターは……とても残念ながら、事情を知りません。何故海へ至ったのか、それが彼の求めていた物であったのか。イースターが知って良い事ならば知りたく思い、本人以外にそれを知る方が居るならあの位置に向かった貴方ではと考えもしますが……今聞きたいのは、その事ではありません。
(24) smmmt 2021/11/15(Mon) 19時半頃
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イースターには。先ほどのキランディ様が、ライジ様の事を。たった一人で背負おうとしている様に思えました。 それは、何故なのですか。
[答え問いかける声は、触角を震わせながらもはっきりとした色だ。 これまでの様に何も知らないまま、何も出来ないまま終わるのは嫌だ。このまま身を引けば、もしも何かがあった時に必ず己は後悔するだろう。だから、一人で背負わないで欲しいのだと。そう出来ない理由があるならば、せめてそれを教えて欲しいのだと。]
(25) smmmt 2021/11/15(Mon) 19時半頃
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
[あなたの言葉(>>24)は、真っ直ぐだ。今の自分にとっては、痛い程に。こうして視線を逸らせても、イースターのそれはちっともブレる気配が無い。]
……、……何も、いい事が無いからだよ。 何も言わなければ、教えなければ。 ライジの死は、不幸な事故だって事にも出来る。 こうなる前にどうにかして救えたんじゃないか…なんてどうしようもない事、誰も考えずに済むでしょ。 オレは、アイツが止めて欲しくないんじゃないかって思った。 アイツの“自由”を奪いたくなかった。
…………けどさ。皆が皆、そう思う訳じゃないだろ? きっと付き合いが長い人ほど後悔するよ、こんなの。
[自分さえ何も言わなければ、どれだけ疑いが深まっても、確定はされない。それなのに、勘付かれる様な行動を取ってしまった。自分の浅はかさを恨んでも、もう遅い。]
[唯一の救いは、気付かれた相手が、スペランツァに来た時期が自分と似たり寄ったりなイースターであった事だろうか。*]
(26) RIN 2021/11/15(Mon) 20時半頃
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ハロは、ふわふわ飛んでいる。
mmsk 2021/11/15(Mon) 21時頃
ケトゥートゥは、ハロの後ろを歩いている。
sleepingxalice 2021/11/15(Mon) 21時半頃
ハロは、ケトゥートゥのまわりをくるくる回っている。
mmsk 2021/11/15(Mon) 21時半頃
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
その為ならば、皆を傷付けない為ならば、キランディ様は一人で傷付いても構わないというのですか。 ライジ様の死は、イースターも確かに悲しく思います。貴方が懸念する通り、もしもを想像してしまいます。けれど、貴方が一人で全てを背負おうとするのも。……"つらい"という感情を共有していただけない事も、また、悲しいと思うのです。
……キランディ様。貴方は、一人でこの船に乗っている訳では無いでしょう? イースターは。誰かに支えられるだけではなく、誰かを支えられるようにもなりたいと思います。 だから、支えさせて欲しいと。楽しい事だけではなく、つらい事もまた共有させて欲しいと。そう考えます。
[自分が悲しいと思った時に支えてくれた仲間の一人には>>1:20、もう礼を返す事は叶わない。 けれど、彼は生きている。生きているなら支え合う事だって出来る筈だと、そう願う様に。拒まれないならば、年上分がそうしてくれた様>>4:172に。その手を握ろうとするだろうか。*]
(27) smmmt 2021/11/15(Mon) 21時半頃
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ケトゥートゥは、ハロを見上げてくるくる回って、ちょっと目を回した。
sleepingxalice 2021/11/15(Mon) 21時半頃
ケトゥートゥは、楽しくなって笑っている。
sleepingxalice 2021/11/15(Mon) 21時半頃
ハロは、ケトゥートゥが笑っているのでつられて笑っている。
mmsk 2021/11/15(Mon) 21時半頃
ヨーランダは、安置室の掃除をしている。
tanuki 2021/11/15(Mon) 22時頃
ライジは、ハロとケトゥ―トゥをよしよし。
jinro_coqua 2021/11/15(Mon) 22時半頃
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
[あまりにも綺麗な感情を向けられて、言葉に詰まる。永く一人で居たせいで、誰かと辛さを分け合う事なんてすっかり忘れていたから。彼女の優しさを、何とかして断らなければと、再度イースターを視界に入れた。] [その瞬間、嘗て失った純白(>>4:151)が脳裡を過った。声も語り口も姿も、その白さ以外に共通点は無い筈なのに。自分に寄り添おうとするその姿勢は、同じものに思えて。]
…………駄目なのに、な。
[きっと一生、この純白には勝てない。]
……そうだよ。イースターの言う通りだ。 ライジのバカ、なんで勝手に決めちゃったんだよ。 アンタには、相談出来る人が沢山居たじゃないか。 オレなんかに言ったって、アンタの“自由”にさせてやる事しか出来ないのにさ。
こんなの、辛くない訳、ないだろ……。
[頬を涙が伝い、抵抗する事無く手を取られる。右腕は未だギプスで固定されているから、あなたが握ったのは左手だろう。通常の人類だとすれば、高熱を出しているのに近い体温が伝わる筈だ。鳥類に近い身体をしてるというだけで、骨折によって熱が出ているという訳ではないのだが。少し、驚かせてしまうかも知れない。*]
(28) RIN 2021/11/15(Mon) 22時半頃
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キランディは、ライジをKAWAII認定した。
RIN 2021/11/15(Mon) 22時半頃
ライジは、うそだろ・・・
jinro_coqua 2021/11/15(Mon) 23時頃
キランディは、マーレ10で死んだらみんなKAWAII認定する。ナユタちゃんもねん♡
RIN 2021/11/15(Mon) 23時頃
ライジは、ナユタの肩をぽんと叩いた。
jinro_coqua 2021/11/15(Mon) 23時頃
─ 三日目深夜/医療処置室 ─
[ライジと別れ処置室へ戻って来ると、メモとお供えのお菓子を包んだ紙が届いていた。恐らく、ヨーランダからだ。伝えたい事があるのだろうと思ったが、どうしても安置室へ足を運ぶ勇気は出なかった。タプルが眠っている事を確認して、そっと通信機へと手を伸ばす。]
……ヨーちゃん、何があったの?
[端末の表示は確認しているので、あなたに謹慎処分が科された事は知っている。その件だろうか。それとも、他に何か話したい事があるのだろうか。*]
[通信機器から通信を知らせるアラームが鳴り、慌て通信を開始させる。
本来なら謹慎中のヨーランダに通信の権限はなく、通話はすることはできない。だが、秘密の回線はどうやら独立した回線らしく、謹慎中でも使えるようだった]
ひと きいた、はろ さいご きらんでぃ いっしょ いる した。
きらんでぃ げんき ない しんぱい。
[音声ではうまく伝わらないと思ったのか、文章によるメッセージに切り替わった]
『そのことでキランディが焦燥していると聞いたので、話をしたら少しは元気になるかと思って』
『似たような……って言ったら違うかもしれないけど、僕も僕のせいでギロチンを殺してしまったって、そう感じてるから、ハロのことと似てる気がして』
『ごめん。うまく文章化できない』
[以前と違いメッセージが送られてくるスピードは遅い。おそらく何度も文章を書いては消しをしているのだろう。ヨーランダがいうように、感情を文章で表すことができないのかもしれない]
[ハロの件を知っているという事は、墓守の仕事は許されているのだろう。その事実に、安堵の息を吐く。あなたの存在意義に関わる話だから。]
……大丈夫よ。アタシは、大丈夫。
心配掛けちゃって、ごめんなさいね。
[自分に言い聞かせる様に、そう繰り返す。ハロの事だって、これから起きるライジの事だって、大丈夫。“キランディ”なら、耐えられる。]
いいのよ。無理に、言葉にしようとしなくったって。
ギロチンちゃんの事は、ヨーちゃんのせいじゃないわ。
少なくとも、ギロチンちゃんはそう思ってない筈よ。
[ああ、人に言い聞かせるのはこんなにも簡単なのに。どうして、我が身に置き換えるとそうは思えないんだろう。明確に『自分のせいだ』と思える死の記憶が在るからだろうか。それとも。]
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
駄目じゃないですよ。 少なくとも、イースターはそう思います。
[呟かれた言葉>>28にそう返す。貴方が自身を許せないのなら、自らが許したいのだと。ライジには出来なかったけれど、知る事どころか片鱗を見る事すら叶わなかったけれど、せめて貴方には。]
……本当に。 イースターも、ライジ様に尋ねて見たかったです。 どうしてそう思ったのか、例え何も変わらなかったとしても。知りたかった。
つらい、ですね。 知って尚、その選択を肯定した貴方も。つらかったでしょう。
[喪失はつらくて悲しくて寂しくて、イースターもまた触角を震わせ目に涙を滲ませる。 けれど生きて帰った貴方から、その言葉を聞けた事は。己の感情を伝えてくれた事は嬉しいと思う。 優しくその両手を握りしめる。握った左手が暖かいを通り越して熱い事には、確かに少し驚いたのだが……後ほどタプルか、直接本人に聞いたかもしれない。]
(29) smmmt 2021/11/16(Tue) 01時半頃
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『僕も頭ではわかってるんだ。仕事中にそれが原因で死んだわけじゃない、あれは不幸な事故で、僕と仕事を変わらなくてもそうなったかもしれないって。でも、なんだろう心かな、そこでどうしても僕と仕事を替わったせいでそういう運命を引き当ててしまったって、そう思っちゃう』
『親しい船員がいなくなることは何度もあった。自分がその一端になってたこともあるかもしれないかもしれない』
『おかしいよね。なんで今回だけそう思っちゃうんだろう』
[微かに嗚咽のような声が聞こえるかもしれない]
『僕はずっと人に姿が見えない存在だった。人の姿になってからだと思う、人と話せるようになったのは』
『それでも僕は人と話すことなんてなかった、墓守は墓の風景の一部だから。墓という概念がなくなって、僕は行き場のなくなった人達を弔ってきた。それでも僕は風景の一部だった』
『ヨーランダになって初めて僕はいろんな人と話をした。ここの船の人はみんな優しかった、うまく話せなくてもちゃんと話を聞いてくれた。いなくなった人もいる人も僕のことを人として、風景の一部じゃなくて僕を見てくれる』
[人として乗り込み人の名を名乗っているから当たり前のことだ。ヨーランダはそうとわかっている。
しかし、チャーチグリムはそうではなかった。ぼたぼたと涙を流しながら通信端末に文章を打ち込んでいく]
『きっと家族ってこういう感じなんだと思う。心配されるのって大事にされるのってすごくうれしいしずっとそうされたいって思う』
『僕はみんなのことが大好きだから、みんなが大事だから、みんなに迷惑をかけたくないから』
[そうと決めてずっと黙っていようと思っていた。ふらっといなくなる船員だってそう珍しくないから、自分もそうしようと決めていた。もし誰かに言ったとしても決して悲しくないと思った。それなのに、文章を打ち込む端末の画面はなぜか濡れている]
『期間したら僕は船を檻る』
[どうしてAIはちゃんと変換してくれないのだろうと思いながらチャーチグリムはメッセージを送った]
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― 四日目・日中 森 ―
[どのくらいの間、そう>>4:132していただろう。 唐突に通信機から響いた非常音に、パッと目を開く。視線を落とせば、画面には、またしてもひとつ、クルーの生命信号が途絶えた旨の通知が表示されている。]
……ナユタ、……。
[呟く。さわさわと風に揺れて鳴る木々や草のほかに、応えるものはない。 信号が途絶したのは船内、機関室とあった。室内には割れたヘルメットと、軟性の船内服のみが残留。一時的に高圧ガスの噴射した形跡、現時点に於いては異常なし。]
(30) sleepingxalice 2021/11/16(Tue) 14時半頃
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[ケトゥートゥから見て、ナユタとライジは仲が良かった。整備を担当するどうしだったこともあるだろう。整備のこととなると、ライジは普段の雑さが嘘のようにやたらと細かくなるんだと、ケトゥートゥに愚痴交じりに教えてくれたのもナユタだった。 ケトゥートゥは機械を使うことはできても、中身や仕組みのことはさっぱりで、修理したり調整したりすることはできない。研究室の機械類や、今日も使っているホバーに何か不都合が起きたときは、二人の姿を探して船内をよく歩き回った。 これは俺たちの領分じゃないと言われることもあったが、その時はだいたい、しょうがねえなあなんて言いながら、一緒にアリババや、他に詳しいクルーを探してくれた。
そのふたりが、いっぺんにいなくなってしまった。]
(31) sleepingxalice 2021/11/16(Tue) 14時半頃
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[後を追った訳ではないだろう。状況からしても、恐らくは整備中の事故だ。自殺なら、わざわざヘルメットを割る必要はない。 それでも、ライジの死に、そして他の船員たちの死に、ショックを受けていた影響はあったのかもしれない。 何処かで、何か声を掛けていたら、違ったのだろうか。……けれど自分には、とてもその余裕がなかったことを思い返す。
ライジが事故ではなく、自分の意思で海へ沈んだことを直感して、ケトゥートゥはたぶん、悲しみよりも憤りに近い気持ちを抱いていたのだ。悔しくて、理不尽を感じていた。 胸の奥がぐるぐるして、誰かと話す余裕がなくて、ひとりでいた方がいい気がして、早々に森へやって来た。 予定通りの調査をして、植物たちの声を聴いているうち、多少心は落ち着いてきたけれど。それまでは、誰かを慮る余裕は、とてもじゃないが無かった。
だから、……そのもしもは、起こしようのなかったことなのだ。少なくとも、今の自分では。]
(32) sleepingxalice 2021/11/16(Tue) 14時半頃
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[木々の隙間越しに、マーレ10の空を見上げる。 穏やかな気候。水と緑と、いのちに溢れた星。総合的には、危険度はそれほど高くない。虫や動物もそれなりに多いようだからシュトゥレクの民の移住先にはならないだろうが、いつか誰かが、ここに住まうようになるだろう。
その人たちに、スペランツァとそのクルーたちが、希望として語り継がれたらいいと思った。 その為にも、ナユタが整備してくれたスペランツァで、帰らなくては。
そう思った途端、ぼたぼたと零れ出した涙は、きっと、ナユタと別れるためのものだった。**]
(33) sleepingxalice 2021/11/16(Tue) 14時半頃
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ヨーランダは、ケトゥートゥをぎゅってした。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/16(Tue) 15時頃
ヨーランダは、イースターもぎゅってした。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/16(Tue) 15時半頃
ヨーランダは、あとでキランディをぎゅってしに行くと決めた。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/16(Tue) 16時頃
ケトゥートゥは、ヨーランダにぎゅっをお返しした。ぎゅっぎゅっ
sleepingxalice 2021/11/16(Tue) 16時半頃
ヨーランダは、ケトゥートゥにぎゅっされてうれしい。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/16(Tue) 17時頃
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― 安置室 ―
[最後の調査を終えた後の、とある時刻。イースターは再び安置室に訪れていた。 並べられたカプセルを見る。その一番端にはナユタの名が刻まれている。そうだ、あれからまた一つ。増えてしまった。 彼が死したのは船内機関室。彼はその管理に慣れていた筈なのに。どんな場所でも不幸な事故は起こり得る。死は何時だって理不尽だ、それはギロチンの時に痛いほど学んだが、それでも。どうして>>11、と思う。]
……。ナユタ様。
[きっとその場に居るであろうヨーランダに造花を申請し、これまで>>3:37>>4:90と同じ様に。献花台に花を置く。ライジの献花台にも、同じ様に。 イースターから見ても>>31、ライジとナユタは技師同士仲が良かったように思えた。故障した機械の修理を頼めば、軽口を叩きながらも楽しそうに請け負ってくれていたものだ。だからといって最期まで同じ時でなくていいのにと思うものの、時は戻すことが出来ない。]
(34) smmmt 2021/11/16(Tue) 17時頃
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……ナユタ様とも。もっと話してみたかったです。 共にこの先の未来を見たかったです。
ライジ様にも、ハロ様にも、ギロチン様にも、アシモフ様にも。 聞きたい事や話したい事が沢山あります。それが叶わないのは、とてもつらくて悲しいです。
イースターは、忘れません。 命ある限り、死した皆様の想いも連れて。未来に希望を繋ぎたい。その様に思います。
[弔いと誓いの言葉と共に、一筋涙を零し。少女は祈る様に目を閉じた。*]
(35) smmmt 2021/11/16(Tue) 17時頃
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― スペランツァにて ―
[あの朝スペランツァから出立し、"海"に向かったクルーは2人。
ライジの点を追うかのように、キランディの座標が重なる。 移動スピードから見るに、ライジは探索機、キランディは飛行。では同行等では無く何らかの意図があり上空から見ていた。 そして彼女のみスペランツァに帰還。 …何が起こるか、知って居たのだろうか。
いや、首はつっ込まなくていい。彼は一人で行ったのだから。 ライジ自身も、キランディが付いて来て居た事は知らなかったかもしれない。
まあ最後に分かりやすくライジと連絡を行っていたのは自分だ。 間際と言った方が正しいのだろう。
最後の言葉はアレなのかと、 通信ログを引きずり出し――…、]
(36) mzsn 2021/11/16(Tue) 19時半頃
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[通信途絶、帰還不可、消息不明。 クルーからの通信が途絶え、"海"に沈んだと思われる付近。 同時刻、平面マップ上にて消息不明者の行方を追うかような記録が一名確認出来たものの、該当クルーは飛行可能者かつ観測高度座標が異なって居た為、同行の可能性は極めて低い。
該当クルーは現場の目撃可能性は高いものの、機体内部の状況把握が可能、直前まで通信を行っていたのは更に別のクルーである。
最後に消息不明者『ライジ・チリガネ』とコンタクトを取って居たクルーの名は『アリババ』
以下、該当クルーによる報告である。]
(37) mzsn 2021/11/16(Tue) 19時半頃
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これから"海"の付近で調査を行う そう言う会話内容だったよ
[データ破損付近の補充報告を行う。
現在残っている音声記録は冒頭互いの軽い挨拶、だけ。 発見報告と思しき物と、それに対する自分の返答部分のみを修復不可能な程にクラッシュさせる。
『マーレ10』との電波障害、通信機と偶然波形が重なり影響を受けた結果、部分的に録音データが飛んだ。そんな内訳でいいだろう。 故意に破損させた可能性を指摘されるかもしれないが、常日頃からそれなりと真面目であった自分の報告ならば、特にお咎め無しで済む筈だ。 こればっかりは、仕事熱心な性分に感謝した。
隠蔽工作をする日なんて来るとは思わなかったが、案外何とかなる物だな。 それよりも自分が罪悪感を抱かなかった事に少し驚いたが、きっとどうでも良い事だったのだと思う。]
(38) mzsn 2021/11/16(Tue) 19時半頃
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機体のカメラ…は、スイッチを入れ損ねていたか、 たまたま当日壊れていたか
あの機体は古い物だったからね 彼に限って整備不良などは無いだろうが、 確立と言う物は常に付きまとう
故意では無いのでは?
諸々は後でデータを確認するとして、 双方の合意の元通信をそこで切り、それが最後だ
ほら彼、先日沼に嵌ったのを私が引きずり上げただろう "海"の淵を歩くのに集中したかったのでは? だから一旦通信を切ったのだと思って居たが
(39) mzsn 2021/11/16(Tue) 19時半頃
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此方が座標の異常に気付き 再度通信を繋ごうとしたが既に不可能な状態
彼の名を呼ぶ、私の一方的な通信記録が残っているね
その後私は、彼が機体ごと"海"に落ちた事、 そしてそれらが回収不可能であると判断し
即座に付近"海"一帯を 自己判断で危険区域、立ち入り禁止に設定した 他クルーを同じ目に合わせる訳には行かないからな
…――以上が全てだ
(40) mzsn 2021/11/16(Tue) 19時半頃
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[彼の犠牲を以てして、我々は"海"の中でも危険な場所を知る事が出来た。 余程が無い限り、皆が近寄らないように。
報告はそれで終わり。 ライジと言うスペランツァクルーの最後の仕事は、これだ。
記録なんて所詮記録、私情のまま自ら"海"に沈んだなんて、その文字だけ読んだ後の者が何を思うか考えたくも無い。 あれは決して事故では無い、だが事故にした。
事件付近関係者として、彼の報告書は自分が関わる事は出来ない。その代わりある程度でっちあげる。 上空を飛んでいた筈のキランディはもしかしたら全てを知って居たかもしれないが、形式ばった報告は此方で処理させて頂こう。]
(41) mzsn 2021/11/16(Tue) 19時半頃
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[真実と言う名の様々な噂は、 ずっと流れ、伝わっていくと思って居る。
それでいい。私情を挟まない記録は此方で、彼の真の意図や自由をはらんだ物は其方で。 複数の観測結果が交差するなんてよくある事だ。
そうだろう?ライジ。
事前に複製してあった完全な音声記録は、自身のデータベースにそっと隠した。 私物化ぐらい許してくれよ。>>1:67
だって君と私の、些細な冗談の、続きの話だったじゃないか。>>0:85**]
(42) mzsn 2021/11/16(Tue) 19時半頃
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― 安置室 ―
[普段ヨーランダは死を悼んでいる人に声をかけることはない。 だが、死に対する向かい方がわからないと、かつて弔い方を尋ねた>>2:26、涙を流しここに眠る仲間たちを偲ぶ彼女>>35にはなぜかあることを伝えたいと思った]
なみだ ながす、 しぬ した ひと いい こと なる。 みんな うれしい なる。
[地球でだったか、それともこの船のクルーだったからか、誰から聞いたかの記憶は曖昧だ。だが、そこでは
死者のために流した涙は死者の罪を洗い流す。 その死者のために涙を流すほど、死者の罪が流され、苦痛のない世界に近づくことができる
と、そう信じられてきた。 だからきっと、イースターの流した涙はここに眠る皆の救いになるだろうと、ヨーランダは伝えたかった**]
(43) tanuki 2021/11/16(Tue) 21時頃
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ハロは、ふわふわ飛んでいる。
mmsk 2021/11/16(Tue) 21時頃
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
……ごめん、理由は聞いてないんだ。(>>4:160>>4:161) 聞けるとしたら、オレだけだったのにね。聞いてないんだ。 誰にも言うつもりなかったし、聞いた所でオレには止めらんないってわかってたから。 何となく、予測は付くけど……。 ライジにとっては、あまり知られたくない話だったんじゃないかと思うよ。
[ライジは“死神”の一族だったと言ってた(>>4:175)から、彼のパーソナルデータを攫えば、答えに近いものには辿り着けるだろう。けれど、それをライジが望むとは到底思えない。勿論、イースターが調べたいならそれも“自由”だから、やはり止める気はないのだけれど。]
こんな辛い想いするの、一人で十分だって思ってたのにな。 本当、駄目だね。ごめん、イースター。
[小さくほっそりとした手が、今はとても有難くて。暫くそうして手を握られたまま、一緒に涙を零していた。*]
(44) RIN 2021/11/16(Tue) 21時頃
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ヨーランダは、ハロを捕まえてぎゅってした。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/16(Tue) 21時頃
ハロは、ヨーランダにすりすりなついた。
mmsk 2021/11/16(Tue) 21時頃
ヨーランダは、ハロをいっぱいぎゅっぎゅした。もちもちもした。もちもち
tanuki 2021/11/16(Tue) 22時半頃
……そうね、不幸な事故よ。
でも、そう思って自分を責めずにいられないのは……アナタにとって、ギロチンちゃんがそれだけ大事な人になってたからじゃないかしら。
[ギロチンの素性を聞いて()、二人だけの秘密を持って()。スペランツァのクルー全員を家族の様に思ってる()としても、ギロチンは一等大事な存在になってたのではないだろうか。]
その気持ち、よくわかるわ。
アタシも、心配されて、大事にしてもらえて……。
ずっと此処に居られたらなって思うもの。
本当の事なんて、誰にも言ってないのにね。
[今、通信を繋いでるあなたにさえ、ライジの件を黙ってるくらいだから。続けられた、上手く変換されてない言葉に、また一つ秘密を抱え込む事になるのだろうなと思う。]
……アンタが降りるなら、オレも降りるよ
約束しただろう?
“自由”で居られる間は付き合う()って。
[ライジに後を託されて()はいるけれど、ヨーランダだって“他のクルー”には違いないだろう? 一人で去らせるなんて出来るものか。不服なら、死ぬのなんてやめちまえ。教えてやらないけど。]
[そう思ったところで、格納庫へ移動する座標()に気付く。]
ごめん、気付かれそうだから一旦切る。
また後で。
[手短に雑な言い訳を告げて、通信を切る。そのまま、医療処置室を後にした。()**]
ハロは、もちもちされている。ややのびる。
mmsk 2021/11/16(Tue) 22時半頃
ケトゥートゥは、ハロをもちもちした。
sleepingxalice 2021/11/16(Tue) 23時頃
ライジは、ハロをこねた。
jinro_coqua 2021/11/16(Tue) 23時頃
アリババは、ハロに謹んで賄賂を差し出した。
mzsn 2021/11/16(Tue) 23時頃
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― 帰還準備期間中/安置室 ―
[本来ならこの部屋に住民がいる限りヨーランダはここを離れることはない。 だが、これだけはどうしてもしなくてはいけなかった]
みんな ごめんなさい。 ぼく ちょっと でかける する。
[外に出るのは久しぶりだとヨーランダは思った]
…… べたべた ない。
[廊下は綺麗なままだ。 作業が終わった後、そのまま船内を移動して油汚れやら煤やらを落とす船員はもういない]
…… らいじ よごす ない。
[その事実がどうしようもなく悲しかった]
(45) tanuki 2021/11/16(Tue) 23時頃
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