34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】
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啓明結社 カコは、メモを貼った。
2024/02/26(Mon) 12時頃
[ビスケット屋や、占術の店を見て回った日以降も。己は新しい主人と共に、充実した日々を過ごしていた。
薬草摘みに入った森では珍しい草花を知り、
市街へ繰り出せば見たこともないような物……主に魔術道具を……知る事ができた。
そうして休日になれば、蔵書室の本を読んで過ごし──ときおり養父に捕まって、長い長い魔術講義に付き合わされもした……興味深い話は沢山聞けるので楽しくはあるが、とにかく長くて下手したら深夜まで付き合わされる時もあった為、時期は慎重に選ぶようになった──
外ではかつての常連と、今度は本当に『知人』として接するようになり。
あっという間に、ひと月が過ぎた。]
はい、確かに賜りました。
[手にあるのは、初任給。
今日まで働いて稼いだお金。
……何に使うかは、もう決めてある。]
リッキィちゃん、ちょっといいかしらあ?
一緒に行きたい場所があるの。
[今日は学校の休日と、あたしの休日が重なる日で。それなら丁度いいと己が主人へ声を掛ける。
承諾が取れ次第、彼女と共に街へと繰り出すのであった。]*
ふふっ、何でもありません。
[つんとしたお返事。
こういう反応をする時は照れているのだと、学んできました。
······君にまた一歩、近付いた気がします。]
はい、お任せください。
屋敷の案内は、本来は女中に頼む仕事なんですが。
今回は特別に、当主自ら案内することにします。
···ロイエさんは、私の恋人ですからね。
さ、さ、誘ってませんよ!?!?!?
[動揺した声が自室の中で響く。
先ほど静かに移動していたことが、無駄になりそうなくらいの音量です。
誰もそんなことは言っていないというのに。
きっと君の『口説く』という言葉を、そういう意味に捉えてしまったのでしょうね。]
·······ただ、こう。
もっと、いっしょに、···いたいな。と思っただけ、です。
[本音が、ぽろ、ぽろ、と零れていく。
顔が熱くなってしまう前に、話題を変えることにしましょう。]
でしたら、ここでゆっくり休んでください。
···あ、寒い、ですよね?
そこまで気が利かずにすみません、今の暖炉の火を···。
[そうして、立ち上がろうとした時に君に引き留められました。]
······。
······そう、ですね。
私は暖炉の炎がいらないくらい、温かいのですが。
···ロイエさんは、まだ寒いですか?**
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−回想・パルテールにて−
[声を掛けられて顔をあげますと。 そこには背の高い男性店員の姿がありました。]>>3
あぁ、もう空になってましたか。
[もう中身のないコップに視線をやって。 再びに彼に視線を戻すと、苦笑いを返します。
長いこと通っていますが。 実際卓について貰った方は、たった1人しかおらず。 その他の方たちは、名前はおろか、顔もよく覚えてないのが本音です。]
(14) 2024/02/26(Mon) 14時半頃
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[その中では珍しく顔を覚えている店員が、彼でした。 背が高く、いい意味で目を引く見目をしているからでしょう。
···名前は。 聞き慣れない、異国の響きが気がします。···確か。]
ありがとうございます、···エンさん。**
[仕事を終え、去る背中に礼を言いました。
果たして、名前は合っていたのでしょうか。 答え合わせは、また会う日までお楽しみ、ということにしましょう。]**
(15) 2024/02/26(Mon) 14時半頃
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[その後、ジャーディンは普段通りの 接客の日々を送っていた。 時には奉仕に徹し、時には身体を弄ばれ。 初見の客もいれば顔馴染みの客もいた。 中にはあの男性客もいて>>0:10 いつものことながらジャーディンは気を滅入らせた。 カコの元で雇ってもらえば、 もうこのような目に遭うことはなくなるだろう。 代わりに別の仕事をさせられることになる。 それは――彼女の庭の花の手入れは>>1:190 自分に上手くできるかどうかも見通せないことだ]
(16) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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[再び彼女が訪れるまでの1週間、 ジャーディンは度々彼女の言動を思い返していた。 そしてあるとき、気がついた。 彼女の言葉の何がそんなに受け入れ難いかに。 彼女は奴隷を差別しない人だ。 だが世間一般の人物はそうではない。 だから彼女の理想と、ジャーディンが思う現実には 埋め難い齟齬がある。 例えばそれは、彼女が自分の屋敷から 出て行きたければ出て行けばいいと思っている点だ]
(17) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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[彼女は奴隷が主人から離れて次の主人を 自力で見つけられると思っているらしい。 その過程を過ごす場、つまりキャリアを積む場として 彼女の家はどうか、という誘いなのだ。>>1:209 だがジャーディンの感覚はそうではない。
奴隷は主人に見つけてもらって買ってもらう以外なく 自分から売り込むなどもっての外。 誰かに運良く気に入ってもらうのを待つしかなく 良い主人でなくともそれが運命と諦めるしかない、 自分で道を開くことなどできはしない。 強引に連れ去っていって「ここで一生働け」と 言いつけるような主人のほうが、 己にとっては佳い主人であろうと ジャーディンは思った]
(18) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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[自由や選択権を与えられても、 どうしたらいいのかなどわかりはしない。 頼れるものが何もない場所へ 放り出されるだけだ。 それよりは制限された世界のほうがいい。 できることはこれだけだと決められ それに従っていれば害されない、 そういう場所のほうが。 ジャーディンは幼い頃から奴隷として過ごした者。 奴隷として生きること以外はできないのだと 改めて実感するに至った]
(19) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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[自由とは、放任であり 籠の中の鳥を野に放つに等しい。 ずっと守られてきた生き物が 突然籠から解き放たれて 生きていけるわけがないのだ。 飼い犬は飼い犬のまま 家畜は家畜のまま生きていくのが 一番平穏で、幸福なのだ]
(20) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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[一週間後、ジャーディンは再びカコに予約され、 彼女の来訪を待っていた。 カトレアはさすがに萎れてしまい 花瓶をオーナーに返すことができて安堵したが マーガレットは未だに生き生きとしていた>>10] お待ちしておりました、カコ様。 本日のお席はこちらでございます。 [彼女の手を取り案内した先はいつものカトレアの席。 彼女はいつもは淑女らしくドレス姿であるが 今日はいつもより質素な出で立ちに思えた]
(21) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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[牡丹の話を聞くと、近くの席へと視線が向く。>>11 牡丹の席のラグはピンク色だが、 カップは白や赤の牡丹が描かれていたように思う。 彼女に指名されるようになってから、 カモミールティーはすっかり ジャーディンの馴染みの飲み物になった。 彼女が頼んだ葡萄ジュースは、 赤ワインを思わせるような芳醇なものだ。 アルコールはもちろん入っていない]
(22) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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[彼女が語る身の回りのことに相槌をつきながら 耳を傾けていると、不意打ちのように 彼女は誘いの返事を問いかけた。>>13 ジャーディンはびくりと肩を震わせたが 思うことは伝えなければなるまいと 彼女をじっと見つめる] ……カコ様はきっと、 僕を奴隷扱いしないでしょう。
奴隷でない使用人と 同じように扱ってくださるんでしょうね。 [それは奇矯な振る舞いではあるが 彼女のそういった部分を好む者はいるだろう]
(23) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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でも、それでは僕は どう過ごしたらいいかわかりません。 僕は奴隷としての生き方しかわかりません。 それ以外の生き方はできません。 カコ様は僕に選ばせようとします。 でも僕は、選べません。 どうしたらいいか、わからないんです。
[彼女と接していて感じる重圧、気後れは そういったところから生じるものだろう。 ジャーディンは従として生きてきた経験しかない。 奪われる立場ではあるが、与えられる立場でもある。 自分から動く方法がわからないのだ]**
(24) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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― 回想:煙さんと出会った日 ―
[友人曰く。『パルテール』には美しい男女のドールがいる。
美しいといっても千差万別で、 外見の美しさ――ビスクドールのようだったり 或いは、エスニックだったり。 内面の美しさ――所作の美しさ、 話しているときの、間の取り方の1つとっても一流と、 呼ぶのにふさわしい――
それらに触れた恋の1つさえしたことがない私が 着飾ること。或いは美容に。せめて、他者の美醜に 興味を示してくれないかと思っていたのだと。
美醜への興味どころか東洋の方の容姿をした不思議な青年を気に入るなんて。 と、従者に抱き着きながら友人は私に呟いた。
お茶請けのビスケットは先日見舞いに彼女に渡したもの。 さくりとした触感がとても、好みである。]
(25) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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ふ、ふぁいっ!!
[すごく綺麗な人が、話しかけてくれた。>>8 店員としての接客だとわかっていても、舞い上がる。
がちがちと緊張しいではあったものの よろしくお願いします、とか細い声で返すことはなんとかできた。はずだ。
初めの、飲み物を頼む際に 温かいもので!と具体的さがほぼないものを願ったり。 お話の際には、ここに来た切っ掛けや 興味のある魔法関連のこと、理論が難しくて、などなど。 華やかさの欠片もない会話をしたりと、 思い返せば散々の客で会ったなぁと、思う。
それでも、笑顔を浮かべて聞いてくれた貴方が こうして従者として隣で歩いてくれているというのは 一体全体どういう奇跡が。
……などと考えたりも、する。]
(26) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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[それでも1つだけ言えるのは。 私は確かにその時も、今も 「選んだ」。のだ。**]
(27) 2024/02/26(Mon) 15時頃
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あっ、ふぁぃっ!!
一緒に行きたい場所、ですか?
[煙さんが我が家で従者となって、ひと月がたった。
機関の休日。私は蔵書室から持ってきた本を
ベッドの上で寝そべりながらだらしなく読みふけっていたので、
彼の姿が見えて慌てて正座して、件の発言を耳にした]
勿論。
あ、でもちょっとだけ支度してもいいですか?
[流石に服は着替えていたものの
思いっきり部屋着であった。
外出用の服に着替えて、彼とともに街に繰り出す。
どこへ行くのだろう。道具屋?それともビスケットのお店?
パン屋だろうか。などなど、歩きながら考えて。*]
ふふ。特別扱いって、私大好き。
一緒に見て回ってね、坊ちゃん
[おうちデート、しましょうね。
……なんて、なんてことないふうな笑顔で
付け足して言ってやったら
また照れ照れの坊ちゃんが見られるのかしら……。
って、少し迷った。]
うっさい、何よいきなり。
誰か来たらどうするの……。
[さっきは静かにしようって言ってたじゃないって、
不満気な目を向けて。
自室に連れ込んでおいて甘い言葉を吐いて
誘ったつもりは無いんですって、この坊ちゃん。
……口説くのと冗談で言った事に
それらしさを匂わせたは匂わせたかもしれないけど
はっきり誘ってないなんて言われると……
それなりに、傷つくのだけど?]
へぇ、そう。
私、こんなに綺麗でいるのに。
私には誘う程の魅力が無いと仰るの。
恋人なのに。
[嫌味ったらしくもう1回繰り返してあげましょう。
「恋人なのに。」って。
私には性的魅力を感じないとおっしゃるの?
…という感じ方は、少し意地悪で大袈裟かもしれないけど
本人にその気がないのも、何となくわかる。
坊ちゃんってお店の時から"こう"だし……。
そういう人に惚れたんだから仕方ないわねって思って。
その場では多少つんとはして見せるけど。
後で冗談よって、付け足して笑ってあげる。]
寒くない。
坊ちゃんが暖かいから。
暖炉、いらないから……
[付けようとせず、ここに居て?って
可愛こぶった声でおねだりした。]**
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[何気なさを装い探りを入れれば、 ジャーディンの肩が、小さく震えた。 彼の言葉に、黙して耳を傾ける。>>23>>24 掌中のグラスを軽く廻せば、芳醇な薫りが ふわりと鼻腔まで匂い立つ。>>22
奴隷であることに馴らされたジャーディンには、 カコの振る舞いは、理解の範疇を超えるのだろう。 けれど、カコにとってはごく当然なことだった。
男子家を出ずれば、七人の敵ありと言う。
────では。家に籠らず、後ろ盾もなく、 男に混じり立ち働く女はどうだろうか? その上、家の中にも敵を増やす振る舞いなど、 愚にもつかない。出自の差など二の次だ。]
(28) 2024/02/26(Mon) 16時頃
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[そうであらばこそ。 かつての使用人が、所帯を持つなり何なり、 私事につき、他所での奉公を望んだ際にも。 伝手を辿って口利きをし、丁寧な紹介状を書き、 餞別を持たせ送り出しもする。
情けは人の為ならず。己が為にもするものだ。 当然、ゆくゆくジャーディンが望めば、 そうする心積もりであった。>>18
───あった、のだ。確かに。]
(29) 2024/02/26(Mon) 16時頃
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[何だっただろうか。
胸の裡に湧いた情動は。 彼の手をとらせた衝動は。>>24]
……そう。 では、遠慮は不要ね。
[彩りを剥いだ淡色の唇が、 ふ、と花綻ぶ。]
(30) 2024/02/26(Mon) 16時頃
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私を選びなさい、ジャーディン。
───私を選ぶと、言いなさい。
[如何に質素に装おうと。 生まれ落ちた時より傅かれ、 培われた気質は隠せない。
命じる声音は、度し難い。>>24]
(31) 2024/02/26(Mon) 16時頃
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ジャーディン。…貴方の、声を。
[強欲を突きつける言葉は、願いをも帯びる。
囁く吐息で、掌中に収めた 白い手の甲を撫ぜた。]**
(32) 2024/02/26(Mon) 16時半頃
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