35 忙しい人のための手紙村(宇宙編)
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[どこかの宇宙船。 実験用のネズミ達が飼育されている、小さなケージの中で。 乗組員達からは『No.1』と呼ばれているアシモフは、 備え付けの回し車の中で走りながら、思考に耽っている。]
[どうやって、ここから脱出しようか……。**]
(19) 2024/04/05(Fri) 23時半頃
|
|
[何かを受信した気配を感じたが、緊急色ではなかったため、薄目でちらりと見ただけだった。 モニタに広がる宇宙空間を細い瞼に映して、 また、眠りに落ちる。]**
(20) 2024/04/06(Sat) 00時頃
|
|
[各宇宙船の探索記録とデータを眺めて、うーんと伸びをした。 どの船も探索は順調のようだ。]
そろそろ、いくつかの船が帰還する時期だな。
───みんな無事に帰ってきてくれよ。**
(21) 2024/04/06(Sat) 00時頃
|
|
[僅かに笑みながら思い出したのは、 地球を発ってすぐのころに送ったメールのこと。
小さいころから家が隣同士で、 自分より少し年下のその少女とは よく一緒に遊んでやった。 大きくなってからも何かにつけかまっていたのだが。 面と向かって顔を合わせることの方が多かったから、 メールのようなものを送る機会はそうなかった。
そんな彼女に、自ら撮影した地球の画像をつけて。 選んだ電子メール(便箋)の下のほうでは ホログラムの猫が月に向かって飛びつこうと じゃれるように動いている。
俺の柄じゃないが、確か猫が好きだったはずだ、 と思いながら選んでみたのだ。]
(22) 2024/04/06(Sat) 00時頃
|
|
[星間飛行中は基本的に 睡眠用区画(スリープ・コンパートメント)で眠っている。
また何か見せたくなるような景色があれば 送ってやりたいが、基本的に周りは夜を煮詰めたような 無数の光と、どこまでも続く闇ばかり。
元々の俺の性分もあるにはあるが、 そんな環境の中にいるのだ。 筆無精になるのは仕方がない。 そうだろ?
そんな言い訳を心の中でしてはいたが、 これならまた送ってもいいかもしれないと 思える画像が、送られてきたデータの中にあった。**]
(23) 2024/04/06(Sat) 01時頃
|
|
[ 人が多くなった時世でも隣同士というのは 何かにつけて顔を見合わせることが多く。 保護者の帰りが遅いからと遊んでもらっており、 隣人のエフには小さい頃からベッタリだった。 それこそ舌っ足らずで、えぅ、とか呼ぶ時期から。
歳はそこまで離れていない、筈なのに。 彼にとっては妹みたいな存在なのか、 宇宙探索者として宇宙に旅立ってから 初めて送られてきた手紙に憤慨したものだ。]
(24) 2024/04/06(Sat) 03時頃
|
|
もーーーーー!! 何よ何よ何よ!!!この猫!
どんな顔して選んだのよこれ!! 私のこと、まだ子供だと思ってくれちゃって!!
[ 愛らしい便箋も内容が内容のせいで 語気を強める原因にしかならなかった。 ずっと会えないことが決まっているから、 寂しさで泣かないよう強がっているだけなのだが。
そんな事実から目を背けるように大袈裟に声を張り 嗜めるドアのノック音に慌てて口を噤む。 夜中に大声出してごめん、と控えめな声で謝り、 深呼吸して改めて文面に目を移した。]
(25) 2024/04/06(Sat) 03時頃
|
|
[ 手紙だというのに、勝手に音声付きで聞こえてきて 更には頭に置かれた手の感触まであるよう。
もう子供扱いしないで、と口では言っていても、 その手を振り払ったり出来ずにいたせいで 何かに付けて撫でられていた記憶がある。
もしかすると、両親が撫でた数を足したとしても 彼の撫でた数には及ばないんじゃないかってくらい。 ちょっと言い過ぎかもしれないけど、 それだけ、一緒に居た時間が長かった。]
(26) 2024/04/06(Sat) 03時頃
|
|
[ こんなのいつ使うのよって思っていた便箋で、 出来る限り言葉を柔らかめに綴ったつもりだけれど。
慣れない環境でナーバスになっていて、 これがただの空元気だったらどうしようと悩んで ベッドに沈んで追加の手紙を送るか呻いたのだった。]
(27) 2024/04/06(Sat) 03時頃
|
|
[ そうして、月日は流れ。 割った卵の黄身が双子だっただとか、 虹が重なってふたつ浮かんでいる写真だかを、 雑に貼って近況報告するまでには至れてはいるのだが。
距離が単純に遠くて受信に時間が掛かっているのか、 探索するにあたって長い休眠に入っているのか、 送った手紙への返事が来ずにいる。
他愛のない雑談ばかりであったし、 宇宙の闇に吸い込まれる郵便事故が起こったって 別に困ったりはしないからいい、けれど。]
(28) 2024/04/06(Sat) 03時頃
|
|
[ 下書き保存をしていた手紙を削除する最中。
うっかり音声録音が起動し、漏らしたボヤキが 送信された事実に気付くのは当分、先の話。**]
(29) 2024/04/06(Sat) 03時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る