1 冷たい校舎村(別)
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[ 「今日も学校か?」 父にそう聞かれて、頷いた ]
そうみたい。休校の連絡来てないし。
[ 私の返事に、ちらりと父は天井を見上げる。 多分、妹の部屋を見ているつもりなんだと思う。 見えるわけないけど。 「桃香は」 思った通り、妹の名前を口にする父に、 豆腐のお味噌汁を飲みながら、さあと私は返事した ]
(19) 2020/11/05(Thu) 00時半頃
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さあ。 寝てるんじゃない。
[ 桃香。 名前の通り、顔も声も頭の中も甘ったるい、私の妹。 二つ下の妹は私とは別の高校に通っている。 答案用紙に名前を書いたら合格できるという噂の高校だ ]
(20) 2020/11/05(Thu) 00時半頃
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[ 本当は、私も違う高校に行きたかった。 もちろん妹と同じ高校って意味じゃない。 私なら片月よりももっと上を目指せた。 それなのに片月になったのは、 それが母のたっての願いだったから。 なんでも、母の憧れの高校だったらしい。 “大学は好きなところに行ってもいい。” その条件で、私は母の願いを叶えた。 母の憧れの高校に私が行くことに、 何の意味があるのかはよくわからなかったけれど ]
(21) 2020/11/05(Thu) 00時半頃
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ごちそうさまでした。
[ 食べ終えた食器はキッチンに運んだ。 父のものも一緒に持っていく。 これくらいは手間にもならない。 洗い物は食洗器がしてくれる。
洗面所で身だしなみを整えると、そろそろ家を出る時間。 玄関にある姿見で最終チェック。 イヤーマフに、マフラーに、コートに、手袋。 タイツはいつもより分厚いものにしたし、 靴に防水スプレーもした。 コートのポケットにはカイロもあるし、 鞄の中には替えのタイツも入ってる。 うん、大丈夫 ]
(22) 2020/11/05(Thu) 00時半頃
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[ 玄関のドアを開けると、 刺すような冷気が入り込んできた。 寒いというより痛い。 それでも、欠席という選択肢は私にはない。 だって休校じゃないんだもの ]
いってきます。
[ 家の奥に向かって声をかけてから、ドアを閉める。 傘を開くと、歩き始めた* ]
(23) 2020/11/05(Thu) 00時半頃
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あーあ、3億円ほしー。
(24) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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[ 雪なんかより降ってこないかなあ。
思い切り伸びをしながらそう言ったら、 はるがすんごく嫌そうな顔をした。 いつもと変わんない朝食の席でのこと。
そんなしかめっ面したって、 お金は降ってこないし雪は止まないっての。
窓の外に見える景色は真っ白で、 もう充分げんなりしちゃうのに、 これでもかってくらいに落ちてくる白。
ふんって具合に鼻を鳴らしたあたりで、 パパがため息をひとつ。そして口を開いた。]
(25) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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「 莉子、そういう言い方をしない。 ……それから晴道、肘をつくな 」
[ ほとんど惰性みたいな口ぶりで、 パパも一応注意したってとこね。
はるはちぇって舌打ちをしたし、 わたしは知らんぷりでヨーグルトを掬った。
どうせろくに会話もしないくせ、 わたしたちは揃って朝食を食べてる。
ママが無言でわたしたちの前に、 イチゴが数個入った器を置いてった。 それをひとつだけ摘まんでわたし、 スクールバッグを持って立ち上がった。]
(26) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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ごちそーさま。
[ 頬に張り付く髪が鬱陶しくて、 思わず払いのけて、また全体を整える。
帰りはと尋ねてきたパパに、 わたしは鼻を鳴らして言ってやった。]
よびこー。
あーあ、ほんとなら、 今ごろ卒業旅行の計画立ててたのに。
[ 笑っちゃうくらい恨めしそうな声が出て、 笑いそうっていうか、笑ってたわ。 あはは! って当てつけみたいに声を立てて。]
(27) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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[ 何か言いたげなパパを尻目に、 リビングの姿見で立ち姿をチェックする。
プリーツが崩れない程度に短いスカート。 大きめのカーデ。色味はピンクがかったモカ。 他の子と被るのがいやで選んだんだけど、 こういう色、結局流行ってるよね。あーあ。
ってゆーか共学だったら、 彼氏のセーター着るのがイケてるってマジ? それほんとにかわいいの? 関係ないけど。
ばかみたいに寒いんだからやんなっちゃう。 髪の毛はオーケー。どうせ風で乱れるんだけど。 アイラインに滲みなし。眉もうまくぼかせてる。 もらいもののネックレスはマフラーで隠れた。 あとはローファーに足を突っ込めば準備完了。]
(28) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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じゃ、晩御飯いらないから。
[ ばいばいするみたいに手なんか振っちゃって、 わたしっていい子じゃん? なんてね。
無人の玄関は空気が冷え切ってて、 扉を開けた先、外はそれ以上に寒かった。
これじゃあいくら会話が少なくて、 漂う空気が冷え切っていたって、 我が家の食卓のほうがまだマシって感じ。 まあ、暖房効いてるしね。はい。
そんなどーでもいいこと考えながら、 ローファーが埋もれるような雪道に、 思いっきり顔を顰めて歩き出すってわけ。]
(29) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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[ 愛上。愛と、上。愛の上。 表札に刻まれた二文字も、 今日ばっかりは白色がモザイクみたいに、 どっかぼやけて霞んで見えてさ。 それだけがほんの少し気分良かった。]
(30) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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っはよー愛崎。 マジそれねー、ほんと寒いんだけど。
[ すごい雪だとか寒いとか、 もうほんと言うまでもないけどさ、
こんな日の会話のとっかかりなんて、 それ以外に考えられないよね。
ってわけでわたし、 たたたんって白い道を踏みしめて、 出会ったクラスメートに駆け寄った。
あーあ。雪が靴下に染みて冷たい。]
(31) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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ほんっと、 こんな日に学校やるとかばかでしょ。 センセーたち何考えてんのよ。
[ ぶーたれた顔を隠す気もなく、 わたし、同意を求めるみたいに愛崎を見た。
あーあ。今日もまつ毛ながーい。 急にマスカラがダマになってないか、 気になって落ち着かなくなっちゃった。
愛崎と愛上。一文字違いの苗字。 別にだからってわけじゃないけどね。 気安くそれを呼び捨てにして。]
(32) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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ねー、みんな来ると思う? わたし、来ないと思うなあ。
……あ、愛崎。 もしかしてサボりすぎて、 休むに休めなかったんでしょー。
[ やーい不良娘め! なんて、 からかう口調でにいって笑ってやった。
足元に落ちてた雪の塊を蹴り飛ばす。 遠く遠くまで跳んでく……なんてことはなく、
簡単に崩れて壊れたそいつを、 次の一歩で思い切り踏みつけながら。**]
(33) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/05(Thu) 01時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/05(Thu) 01時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/05(Thu) 01時頃
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速報、靴下即死。
[SNSに悲惨な足元をアップする。 こんな日の装備には個性が出るもので、つまり 黒江晶は愚かである。故に風邪はおそるるに足りない。
こんな天気なら当たり前、というべきか 普段なら見かけるような他校の顔見知りの姿はない。 というか、あまりにも白であった。 埋まらない紙面の悪夢みたいだ。つらい。
傘の彩り>>23を認めたのは、大通りに出た頃かな]
(34) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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百合亜?
[おそらくスムーズなコミュニケーションになりえないのを 承知の上で、私はけろりと彼女を呼んでしまう方の人種だ]
ゆーりあん。おはよ。 準備万端で、えらいね。
[きっちりと整えられた姿に感心して、私は 鼻を赤くしながら彼女を覗きこんだ*]
(35) 2020/11/05(Thu) 01時頃
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[ 雪に彩られた通学路は、 いつもの道なのに少し違って見える。 水たまりだけは踏まないように気を付けながら、 さくさく、じゅわじゅわと雪を踏みしめる。 今のところ防水スプレーはきちんと機能していて、 靴はきちんと水を弾いて見える。 尤も、継ぎ目から浸水してしまったら、 それはもうどうにもならないだろうけど ]
(36) 2020/11/05(Thu) 01時半頃
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[ 名前を呼ぶ声が聞こえた>>35 ]
(37) 2020/11/05(Thu) 01時半頃
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[ 自分の名前だというのはもちろんわかってる。 でも、それは嫌いな呼ばれ方で、 私を呼び捨てで呼ぶ声の主が、 そのことを知らないわけはない。 だから私は目を細めて、殊更にゆっくりと振り返った ]
(38) 2020/11/05(Thu) 01時半頃
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ゆ・り、 って呼んでほしいって、 私が言うの、何度目かなあ?
[ もしかして、覚えてないの? 馬鹿なの? まさかね。鳥じゃあるまいし。 と思ったのだけど、 クラスメイトの姿を目に入れて、 私はその認識を少し改めた。 本当に馬鹿なのかもしれない ]
(39) 2020/11/05(Thu) 01時半頃
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……なんでそんな格好なの?
[ 悲惨なことになっている足元>>34をまじまじと見て、 思いっきり眉を寄せてしまった。 顔だって寒さで赤くなっているし、 このクラスメイト、絶望的なまでに防寒対策が足りない。 ありえない、と私は思う ]
おはよう。 これくらいの準備、普通でしょ。
[ イヤーマフとか、ポケットのカイロとか、手袋とか。 貸してあげるという発想は私にはない。 だって貸したらその分私が寒くなるもの。 防寒対策の足りていないクラスメイトの隣を、 万全の防寒対策を整えた姿で、平然と歩いた** ]
(40) 2020/11/05(Thu) 01時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/05(Thu) 01時半頃
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〇月×日
いつになればこの後遺症は治るのでしょうか。 私の命は一つしかありません。
(41) 2020/11/05(Thu) 02時半頃
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─ おはようの時間・通学路 ─
[ 上塗りするような白が降り積もっている。 喉が萎縮してしまう寒々しい光景。 あたしは子供っぽい毛糸帽子の中に耳を隠した。
ミトンの手袋。ひざ下に揺れるスカート。 厚手のタイツに覆われてしまえば 決して凍えることはないのだけれど、 それでも足りないと言わんばかりに 父はマフラーをあたしに巻き付けた。
心配をしてくれている。のだと、思う。 ]
(42) 2020/11/05(Thu) 02時半頃
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[ 雪の上に長靴の足跡を残して 今朝の、家での出来事を振り返ってみる。
大雪と騒ぐニュースを見ては 学校に行くのか。と声を掛けた父と、 化粧っ気のないあたしの頬を撫でて 冷えてるわね。と呟いた母。 弟とは一言も喋ることはなかったけれど それはもう、随分前からのことで 何だか、しょうがないんじゃないかな。
しょうがないところはあっても おかしなところは、きっと、なかった。 ]
(43) 2020/11/05(Thu) 02時半頃
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[ 毎朝。毎夜。あと昼も。
どんな顔すれば良いのか、時々分からなくなるけど たぶん、おかしなところはないんだよ。 ]
(44) 2020/11/05(Thu) 02時半頃
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[ ……と、言い聞かせて 雪道を歩いているのです。サクサクと。
いつも通りのはずの町並みは 知らせも寄こさずに訪れた白い来訪者によって ハジメマシテの場所くらい新鮮になった。
雪だるま、作ってみよっか。 あたしは思い立って、雪に手を伸ばす。 ひんやり、はしない。 手袋の毛糸が、そっと濡れただけだ。 ]
(45) 2020/11/05(Thu) 02時半頃
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[ 雪玉をおにぎりのように握る。不格好。 丸く握るのは結構難しいみたい。
あ。せっかく大雪が降ったのなら、 雪合戦もしてみたいかも。 でも風邪ひくなんて言われて、怒られるかな。 先生もこんな大雪の中出勤で大変だな。
そういえば、全然片月の子、見ないな。 ]
(46) 2020/11/05(Thu) 02時半頃
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