31 私を■したあなたたちへ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
── ホテル・503号室 ──
[灰羅との話を終えてから、どれくらいの時間が経っただろうか。数時間か、数十分か。窓の外ではまだアトラクションの光が点滅している。
死ぬつもりでいたけれど。 生きている。 生きて行かなければ、ならない。]
────………
[考えていたのは、雛子とのやり取りだった。>>3:270 一斉送信でのメッセージは全て見ているだろうけれど、 灰羅との最後のやり取りを、 一時でも味方しようとしてくれた彼女に 伝えないままなのは不誠実だと思って。
文章に迷いながら、デバイスにメッセージを入れた。]
(123) steel 2023/11/25(Sat) 01時半頃
|
|
[メッセージを送信すると、アポロをベッドの上に投げ出して、そのまま横向きに蹲る。 刑務所なんて穏やかじゃない単語を使うべきじゃなかったな、相手は高校生なのに。 でも、ここを出たら当分会えなくなる可能性は伝えておきたくて。 ……当分会えなくなるって何だろう? 会う予定はそもそもない…嫌われているだろうし。
そんな事をぐるぐる考えていたら、通知が入ったので、手に取って。
届いた返事をぼんやり眺めていると、2通目が入って、 そこで初めて上体を起こした。]
え? 待ってるって、今から会えるって事?
[ちらりと時間を見ると、そこそこ遅い。けれど。]
(131) steel 2023/11/25(Sat) 02時半頃
|
|
[あまり余計な事は書かずにメッセージを送信した。
デバイスと、スマホを胸ポケットに入れて、それから さっきちょっと泣いちゃったのでサングラスをかけて。 居場所が分かったらすぐに向かう心算。]*
(132) steel 2023/11/25(Sat) 02時半頃
|
|
[返事が来たので、中央カフェに向かう。 ロビーを急いで走り抜けたので、モナリザとぶつかりそうになって”ごめ〜ん!”と謝りつつ。
まだここに来て、2日しか経っていないけど。雛子と待ち合わせをするのは何回目だろう。彼女や特定の相手を作った事がないので、これほど同じ女の子と待ち合わせたのは初めてかもしれない。
アトラクションの光と街灯だけの道を走って、中央カフェに着くと、仄暗いテラス席で一口ドーナツを前に座っている姿を見つけた。
前面から走ってきたので、こちらもすぐに見つかっただろうか。走るのをやめて、手を振りながらテラスに近付く。]
(135) steel 2023/11/25(Sat) 03時半頃
|
|
お待たせ… 遅いのにありがと。
[お待たせといっても、返事を貰ってすぐに走ってきたので、あまり待っていない筈ではあるが。 テラス席は丸いテーブルを囲んだ4人席だったので、向かいの椅子に座る。 雛子の前に置かれたドーナツをじっと見て。]
惑星ドーナツ? 僕もそれ貰おうかな。
[こんな時間に甘味を摂取することはあまり無いのだけど、同じものを注文しようとモナリザをちょいちょいと呼んだ。]
(136) steel 2023/11/25(Sat) 03時半頃
|
|
[それから、雛子の顔を見つめる。カフェの灯かりに照らされた表情は、何を考えているのか読み取れない。 勢いで会いに来たけど、何を話そうかな……、 と考えていると、注文した黒烏龍茶が来た。
ストローをぐるぐる回しながら呟く。]
……灰羅のメッセージで見たと思うけど、 明日か明後日には救援が来るんだって。
僕は帰って、出来る事をするよ。 まだどうなるか分からないけれど……、
(137) steel 2023/11/25(Sat) 03時半頃
|
|
……雛子ちゃんは、
[聞いた言葉をひとつひとつ思い出す。 役者なのでその手の記憶力は自信があった、が。]
いつ死ぬか、殺されるか分からない毎日だった ……って言ってたけど。
それって今は大丈夫なの?
帰っても大丈夫な家、ある……?
[結局、ずっと気になっていたことを聞いた。]*
(138) steel 2023/11/25(Sat) 03時半頃
|
|
[頬が膨らむ様子を見ると、ちょっとキョトンとして。 口元に差し出された海王星ドーナツを、ぱくっと食べた。]
そうだね。遅いから半分この方がいいね。
[ようやく、ふっと笑って。 ───それから。
雛子の返事は、答えになっているようで、 なっていないようで、 しかし。確かな事は。]
────……逃げる必要がある家 って事なのかな。
(141) steel 2023/11/25(Sat) 04時頃
|
|
[頭の中で、繋がっていない単語が渦を巻く。 人体実験の被験者。 特異体質。 幼馴染。]
君の境遇も、るくあちゃんの境遇も、 僕には量りかねる部分があるんだけど……
[少し考えて、星型のドーナツにピックを刺す。]
……行くとこないなら、うち来る? *
(142) steel 2023/11/25(Sat) 04時頃
|
(卯木に個別送信)
『 待たせたな。
今、ホテルのロビーに……、と 』
|
[逃げる必要がある家。 雛子は確かに頷いた。>>168
うちに来る?という、かなり突拍子もない提案に、しばらくの沈黙の後、出てきた言葉>>169を聞いて。 星ドーナツをピックに突き立てたまま、少し身を乗り出した。]
分かった。 ここを出たら、うちにおいで。
[真剣顔で告げた後、ピックに刺していた星型ドーナツを口に運ぶ。 そのまま咀嚼して、黒烏龍茶で流し込んだあと、一息ついてから話し始めた。]
(175) steel 2023/11/25(Sat) 18時頃
|
|
……少し唐突な話だったと思うけど、 要は僕の付き人になる?って話なんだよね。 正直かなり忙しいけど、それでもいいなら……。
[面接官みたいだけど、むしろスカウトなのだろうか?]
年齢制限はないから学校行かなくてもいい。 住み込みもあるし…… 今の僕の付き人も、家出人の子だよ。 お弟子になりたいみたいだから、丁度いいな。
[それから、水色にコーティングされた水星っぽいドーナツを口に放り込む。
付き人である麗(れい)の顔を思い浮かべて、長らく会っていないような気になった。 基本的に付き人は役者に付きっ切りなので、一緒にいる時間がとても長い。]
(176) steel 2023/11/25(Sat) 18時頃
|
|
[雛子の家の事情は今はまだ分からないけれど、 『逃げる必要がある家』 という事が確定しているのなら。>>168 何ら迷うところは無かった。]
帰還後に僕自身がどうなるのかなんとも言えないけど… まぁどうにかなるでしょ。
……雛子ちゃんが死ぬのは嫌だから、 僕に出来る事があるならさせて欲しい。
[それは、いつか言われたこと>>231に呼応するように 自然に出てきた言葉だった。]*
(177) steel 2023/11/25(Sat) 18時頃
|
|
[>>181 頑張ります、と言われてこちらも微笑んだ。]
御恩も何も、こちらも助けてもらう感じになるし。 歌舞伎の付き人は諸事情で求人も出しづらくてね。
うん、じゃあ、決まり。 島を出たらそのまま一緒に帰ろう。
[無断外泊して稽古もサボって…… 帰宅したらまず義父とひと悶着になるだろうけど。 叱られるのは別に初めてでもない。 生きてさえいれば何とかなる。]
(182) steel 2023/11/25(Sat) 20時半頃
|
|
[それよりも、やっと雛子の笑顔を見ることが出来て 心から嬉しくなった。 しばらく微笑みながら彼女の顔を見つめていたけど、 残りの烏龍茶を飲み干して、口を開く。]
ここに居られる時間もあと少しみたいだし、 何か行きたいとこ、やりたい事ある…?
[煙崎るくあが眠るというこの島───。
ふたたび訪れる事は難しいかもしれない。]*
(183) steel 2023/11/25(Sat) 20時半頃
|
|
[>>189 予想外に名前を何度も呼ばれて、にっこりした。]
身の回りに居る人はさすがに本名知っているけど、 アキラさんて呼ぶ人は居ないな。 みんなキラさんって呼ぶ。 でも、なんかいいね。
[頬杖をついて、残り2個になったうち、赤い粉のかかった 星ドーナツを食べてみる。火星だろうか。 赤い粉は粉末ラズベリーで、甘酸っぱい味がした。]
2人きりの時は ずっとアキラさんでいいよ? 付き人してもらうとなると、互いだけの時間多いし。
[他意は込めずに、そんなことを言って。]
(195) steel 2023/11/25(Sat) 23時半頃
|
|
[行きたいところややりたい事、と聞かれたので 少し考え込んで、しばらくしてから。 ぱあっと明るい顔を上げた。]
じゃあ、全部乗っちゃお! もう乗ったやつも、まだのやつも。
取り敢えずメリーゴーランド行こ。 僕、まだ一人でしか乗ってないんだ、あれ…
[そうして、最後のドーナツを雛子が食べ終わったら、椅子から立ち上がった。]*
(196) steel 2023/11/25(Sat) 23時半頃
|
|
よし、じゃあアトラクション動いてるうちに行こ!
[揃って足早にメリーゴーランド『銀河の海賊』まで辿り着く。 雛子が乗るものを決めたら、乗る時に手を貸して。 それから、”僕はやっぱこれにしよー!”と言いながら、 既にお馴染みの立体起動装置付き白馬に跨った。
1回目に乗った時はただのんびりしていたけど、 2回目に乗った時は。走馬燈が見えた。 そして3回目は。
近くの何かに乗っている雛子の方を見て、手を振った後、 アポロを出して写真を一枚撮る。]
動き遅いから、写真撮れていいね。 ただ廻ってるだけなのに楽しーな、これ。
[そんな風にして何周かゆったりと、乗り続けた。]
(206) steel 2023/11/26(Sun) 00時半頃
|
|
[遊園地は本当に初めてだけど、幼いころから厳しい稽古と躾、文武両道でなければならないと剣術に学業に明け暮れていたキラは、そもそもそんな場所に行く発想すら無かった。 知識はあったけど、せいぜい公園の遊具に毛が生えた程度のものを想像していたかもしれない。
だけど。 こんな緩やかな乗り物すら、舞台上のようにキラキラとして幻想的で。なんて軽やかに夢の世界に連れて行ってくれるのだろう──。]
ジェットコースターも刺激的だったけど、 僕はこれが好きなのかも。 世界観も速度も、絵本みたいに子供向けでやさしい感じ。
雛子ちゃんはどれが好きだった?
(209) steel 2023/11/26(Sun) 00時半頃
|
|
[そうして、しばらくの間──おおよそキラの気が済むまで乗った後は、雛子の希望するアトラクションへと向かう。
乗物から降りる時にはふたたび手を貸して、 『夜だしね』、と その手を繋いだままで歩き始めた。]*
(210) steel 2023/11/26(Sun) 00時半頃
|
(キラ様へ個別送信)
「 本当のことを教えて下さって、ありがとうございます。
彼女にも、あなたにも、どうしようも出来ない
事情があったのだろうと推察します。
煙崎さんと個人的なつながりがあったことですら
先日知ったばかりの私からでは、
何をお伝えすることもできないですし
あなたを責めるつもりもありません 」
(灰羅さんに個別送信)
「 おはようございます。
昨日は、お疲れさまでした。
ロビーに降りて、窓際の席で何か飲んでいますね。
ゆっくりしていますので、いつでも大丈夫です。
灰羅さんのご都合の良いときに、会いましょう 」
|
― メリーゴーランド/銀河の海賊 ―
>>-221 「も」? ってなんだろ。
[卯木と乗っていた事は知らないので小首を傾げつつ。 馬を選んだのは乗馬が好きという理由だった。 うちに来るなら一緒に本物の馬に乗る機会もあるだろうか。
それから、写真を撮られたことについてはくすっと笑って。]
写真なんかいくらでも撮っていいよ。
[要はプライベート写真が流出しなければ構わないのだが 雛子はSNSなんてやってなさそうにも見える。]
(244) steel 2023/11/26(Sun) 13時半頃
|
|
そうだね。 ジェットコースターは速いし高いし、 ワケわからなくなるけど これは緩やかで、周囲を見る余裕があるから 少し舞台上に似てるかもしれない。
[感情が動かないように生きてきた>>223、と言うのには 少し首を傾げつつ。]
そうなの? 僕の振る舞いで随分怒ってたみたいだし、 若い女の子は難しいな、なんて思ったくらいだけど…。
逆にジェットコースターは、僕ほど騒いでなかったものの 楽しそうに見えたよ。
[眉を下げて笑った彼女は、そう見えたけど>>1:120 一緒に遊んだから、贔屓目なのだろうか。]
(245) steel 2023/11/26(Sun) 13時半頃
|
|
[降りる時に手を貸すと、王子様、と呼ばれるので ”どういたしまして、お姫様”と返しつつ。
手を繋いだままゴンドラに向かって歩く。 こんなとこ写真に撮られて流出したら週刊誌に載っちゃうな なんてことも思いつくけど、 どうせ独身だし別に問題ないか。と気にしない事にした。
歩きながら、頭ひとつ小さい雛子の呟き声がする。>>224]
ふふ。 僕は歌舞伎が無いと、空っぽの人間だけどねぇ。
[深刻さを出さないように明るくそう言うと、 雛子の手を握ったまま、くるっと周囲を回った。 勢いで雛子も一回転するので、あははごめん、と笑って。]*
(246) steel 2023/11/26(Sun) 13時半頃
|
|
──休憩所──
[ゴンドラに向かう途中の休憩所で、カプセルトイを見つけて。 思い出に何か持って帰りたい、という言葉に微笑む。 お土産が欲しくなるのは、ここに来てよかった、という意味に解釈できて。
雛子が回すのを見守っていたが、一つ目、二つ目、と 希望しないものが出てきたので頬が膨れてしまった。 見てて飽きないな……、と思いつつ。]
シークレット? ああ、お星さま欲しいんだ。
よーし、お兄さんが出してあげようじゃない。
[そう言ってしゃがみ込み、アポロをカードリーダーにセットして勢いよく回した。コロン、と天王星のマスコットが出る。]
(259) steel 2023/11/26(Sun) 15時頃
|
|
あー惜しい。もう一回!
[全く惜しくはないが、悔しそうに、続けて回した。 天王星、火星、水星。]
うーん、出ないな〜。 アポロで無料なんだし、ここは数の暴力で……
[次に出たのは、水星、地球、火星、水星、天王星。 掠りもしない。 ムキになって回し続ける。 金星、海王星、太陽、海王星、地球、太陽…… 地球、土星、水星………、 気が付くと腕の中が惑星マスコットで一杯になっていた。]
……手強い!
(260) steel 2023/11/26(Sun) 15時頃
|
|
[さすがに持ちきれなくなって、モナリザをちょいちょいと呼びつけ、『これ503号室に運んでおいて…』と惑星マスコットをどっさり渡す。]
シークレットってこんな出ないんだ…… 全然やった事なかったから知らなかった。
でも、惑星いっぱい出たから全部持ち帰ろ!
[そうして、モナリザに渡したマスコットの中から火星だけ取り出して、スマホに括りつけ、ゴンドラに向かった。]*
(261) steel 2023/11/26(Sun) 15時半頃
|
|
― ゴンドラ/ミルキィウェイ ―
[ゴンドラに乗るのは2回目だけど、前回は昼間だった。 夜の湖面は、ライトアップが必要ないほどの数の星が煌めいている。]
やっぱり夜のほうが綺麗だったね。 また来れてよかった。
[向かい合わせに座って、髪を靡かせて瞼を閉じる雛子を眺める。 職業柄、女性の仕草を観察する癖が昔からあるのだけど、 こういった自然な可憐さは到底真似できないな、などと考えつつ。 話に耳を傾けた。]
そっかー…
死にたくないって思ったのだったら、よかったな。
(288) steel 2023/11/26(Sun) 19時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る