27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
……しばらくは大人しく みんなをイメージしたカップ作りに 専念するかぁ。
[笑ってられる状況ではなくなってしまった。 オレは後輩ラギ君の肩を借りながら、 後生大事に消せずにいたアカリんの写真を見せる。 (※勧善懲悪委アカリチップ参照) 染めもしない黒髪のおさげ、気の強そうな眼差し、 何より耳骨のカタチと、雀斑の散った鼻筋のラインが トテモイイ。勿論性格だって。未練がましく液晶越しの アカリんの頭を、人差し指で撫で撫でする。 眦と胃から込み上げてくるものがあって、 誤魔化すように机に突っ伏すとラギ君が優しく 慰めてくれた……持つべきものは、良き後輩だ。]
(437) りしあ 2023/08/10(Thu) 00時頃
|
|
[……でもラギ君オレより断然顔はいいし、 前の前の彼女が、「最近ヘータの研究室に、 すっごい美形の一年が出入りしてない?」 なんて興奮気味に問い質してきたこともあったな。
いやいや、ラギ君はこんなに先輩想いだし! 変な勘繰りはよそう。っていうかさ、]
ラギ君はモテそうなのに、彼女つくらないの?
[酔いに任せて素朴な疑問がするっと漏れた。]
(438) りしあ 2023/08/10(Thu) 00時頃
|
|
……そういえばニトちゃんも、 最近可愛くなってきた気がするんだけど、 オシャレするのってやっぱ 好きな人とか、できたから?
もしかしてマユミ[[who]]とか?
[※これは酔っ払いの戯言です。 空気を吸うばかりのオレは完全に飛び火で 麗しの百合二輪に初心な反応をしている ニトちゃんにまで、不躾な問いを投げかける。
――二人の返事がなくとも、 もう24%忍び寄る睡魔に負けそうになっていたから、 翌日以降の記憶に残っているかはアヤシイ。**]
(439) りしあ 2023/08/10(Thu) 00時頃
|
|
── ある日の昼時・大学の中庭 ──
[未だあの日の面影を失っていない季節、 青々とした緑が時折風で葉が擦れる音を鳴らしていた。 仁科と二人、ベンチで隣り合わせに座り言葉を交わす。>>392
汚したのは夢の中だから現実では大丈夫。 そう思い込み、特に上着がどうなったか聞いてもなく 未だその末路は知らないままだ。>>393
仁科がティラミスに快い反応をすれば、 成海もまた安堵し表情は穏やかになる。]
その夢中が俺の傷を治したわけだから 胸を張って良いと思うな
[気づいた仮説をろくに話もせず終わったことも忘れ、 勿論相手もそれは知っているだろうという風に 何気なく言葉を拾った。]
(440) ガラシア 2023/08/10(Thu) 00時半頃
|
|
[なんとなく、彼女ならそんな反応をする気がした。 故にこちらは落ち着いたものだったけれど。
改めてその瞳を見ると──ああ、同じ色だ。と>>394 部外者ながら少しだけ切ないような心地を抱いた。
知っていると確りと言えるのは 犯人がストーカーという話くらい。
人格、振る舞い、妹との関係性、何も分からないけれど 華のように咲いて散ってしまったのだろうと 儚く表現された仁科の言葉に胸の内で思っていた。]
(441) ガラシア 2023/08/10(Thu) 00時半頃
|
|
仁科さんは後悔を無駄にしない人なんだね。 それは大切なことだと、俺は思うな
[身内にしか分からない悔やむ想いがそこにはある、そんな気がした。>>395 けれどそれと同時に仁科は、停滞してはいないようで。 告げたままに良いことだと感じる。
むしろこちらこそ不躾だったかもしれない言葉、それでも捕まえてもらえるのならば。]
無理もない。その気持ちはよく分かるよ
[彼女が気にしないで息抜き出来るように 穏やかに同調を示し、今暫く留まることにした。
一つ一つの話に頷き、時折言葉を挟んでも基本的には聞き手となって 進捗については楽しみにしていると応援した。
互いに礼を向け合い別れるまで、 少しでも気楽に過ごさせてあげられたのなら幸いだ。*]
(442) ガラシア 2023/08/10(Thu) 00時半頃
|
|
―― 教授をはげます会 ――
……?
[ 田端先輩と銀先輩のキスの様子は、>>397>>401 そのとき俺は、萌え萌えキュン♡で忙しかったから、>>391 全く見ていなかったんだけど、
仮に見たとしても、「こういう人もいるよね」と 過去にいた恋人を思い出しただけで、>>0:356 きっと驚くこともなかったと思う。 ]
この居酒屋は貸切っているみたいっすし、 キスしかしていないなら、ギリオーケーじゃないすかね。
[ 身内と店員さんの前だけだし、と、 田端先輩の申告をそのまま信じた俺は、>>423 そうポツリと零しつつ、 慌てふためいているように見える高祈先輩を>>422 小首を傾げて眺めた。 ]
(443) JITA 2023/08/10(Thu) 00時半頃
|
|
[ 続いて、田端先輩の盛大な暴露には、>>424 「やっぱりそうかあ」という感想しか出なかったけど、>>389 ]
あ、銀先輩が帰るんすか? 宴もたけなわっすけど、 そろそろお開きにする感じっすかね?
[ 幹事(?)の田端先輩が銀先輩を送るなら、>>424 そろそろ解散の流れになるのか確認してみたけど、 別に飲み会が続くなら、 それはそれで構わなかった。
タクシーの送り先についても、 2人で一緒に帰るのかな、という感想を 抱いたくらいで。 ]**
(444) JITA 2023/08/10(Thu) 00時半頃
|
|
── S・H・G ──
[不思議そうな目が鋭く変わる。 まるで、空気の読めない非常識な男を見るように。 ……おかしいのは自分なのか?
押しが強いほうではない成海はつい 彼女達の様子に呑まれ、自らを訝しんでしまう。]
キスしかしてないのは分かった上で、ですね……
[そして反論がか細く自信なさげになってしまう。
そのキスの仕方や空気が問題なのですが。>>423 と指摘するのは、恥が躊躇わせた。]
(445) ガラシア 2023/08/10(Thu) 00時半頃
|
|
[元から田端に言論で勝ったことなど無い。 意見を受容された経験は皆無ではなかったかもしれないが。
という個人的な想起はともかく、お気づきだろうか? 誰もそんなことは聞いていないのである。>>424 ただ人目を気にしてやめてほしかっただけなのだ。
何を、何を聞かされているのか……本当に。]
……ふしだらだ
[キスすら初めては結婚式でするつもりだった男。 もう顔を覆って項垂れることしか出来なかった。
するんですか、それ以上のことを。 まだした事がない、ってことは いずれするし嫌じゃないってことですもんね。
何で皆こんなに段階を早く踏んでいくのか。 成海には全く理解出来なかった。*]
(446) ガラシア 2023/08/10(Thu) 00時半頃
|
|
── 続 S・H・G ──
[ぽつりと落ちた声を耳は拾って そして、感じる視線に落ち着かなくなっていた。
彼の様子の冷静さときたら。>>443 少しも酒が入ってないからで済む話なのか。 ……変な先輩に、見えているのだろうか。
あの夢を経験して以降、 以前より感情が出やすくなっている気はするが ここまで乱されたことはない。
自分程まで慎めと押し付ける気は無いけど、 せめて人前では、間違った話だろうか。]
(447) ガラシア 2023/08/10(Thu) 01時頃
|
|
まだ飲みたい人がいるなら、俺は残りますけれど……
[顔を覆ったままそんなことを言われて じゃあそうしようと思うかはともかく。
どう考えても落ち着いていて飲んでない福原のほうが しっかりして見えるのもともかく。>>444
なんとか体裁を取り戻そうとしていた。*]
(448) ガラシア 2023/08/10(Thu) 01時頃
|
|
── 10月のある日 ──
[一つ一つ、過ぎ去っていく時間を数えて 失ったものを想いながら、成海は変わっていった。
黒い服ばかりを身に着けなくなった。 微笑みは常に浮かべるものではなくなっていった。 少しだけ他者と向き合う姿勢が改善された。 周りの出来事を他人事のように思うことが、少し減った気がする。
一線を置く以上は放っていた女の子達を、何かと優しく理由を付けて物理的にも遠ざけるようになった。
未だ学生の身分の内はそうして、ただの「高祈成海」として成長していく時間となる。 この先の未来が嘘のような、平穏な日々の中。]
(449) ガラシア 2023/08/10(Thu) 01時半頃
|
|
『現実でも君のご飯が食べられるなんて嬉しいです。』
『楽しみにしてお腹を減らしておきます。』
[その通知もまた、 平穏の中の少し嬉しい出来事。>>434>>435
彼にとっては不本意で突発的なことかもしれないけれど、 喜んだって構わない筈だ。
成海は相変わらず何も作れない。卵すら割らない。 それでも食事を楽しみになんて表現させているのは 紛れもなく作った者が彼だから。*]
(450) ガラシア 2023/08/10(Thu) 01時半頃
|
至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。
ガラシア 2023/08/10(Thu) 01時半頃
|
─HG会・続─
[柊くんに保護(?)されながら、仏顔から幾ばくか 骨谷先輩が柊くんに絡んで(?)いる。
彼女つくらないのか、と言われれば そういえば柊くん彼女いないのかななんて思う。 気づいたら近くにいる気がする。 彼女いるなら仁科に構ってる場合ではないのではとか。
その返事があったかなかったか飛ぶくらいに、酔っぱな戯言?が自分に飛び火した!]
──ぇ べ、べつに 好きな人とか そんなんでは そんなひと いない し
[そんなものが自分に起こるとも思っていない。 てかもうその質問だけで場違いな気がして恥ずかしい。 これは夢で姉とのの蟠りが溶けたからとかみだしなみくらいはとか姉や母と約束してとか言いたかったけど、濃厚ちゅー炸裂後の混乱した頭でうまく言葉は出せず]
(451) cunnon 2023/08/10(Thu) 05時頃
|
|
──────は?
[しかも、銀先輩ですと? いや待って、今まさに視界に入れないようにしてたのに、言われてまたみてしまったから]
か か
かえります
[コーラこぼしたし!つめたいし! とか適当な言い訳をしながら涙ッシュ**]
(452) cunnon 2023/08/10(Thu) 05時頃
|
忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。
cunnon 2023/08/10(Thu) 05時頃
忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。
cunnon 2023/08/10(Thu) 05時半頃
|
──HG会続き──
救世主? 大げさだなぁ。まぁ、ビックリしちゃうよね
[こぼした件はドンマイって励ましつつ。やっぱり仁科サンは先輩って感じがしなくてつい口調が砕けてしまう。キスしかしてないわよ、って田端せんぱいのどこか舌っ足らずな甘ったるい声は一緒に聞いたかな。仁科サンが仏のような顔を向けてくるので、俺は軽く肩を竦めて応じる]
うん、多様だね。
[何にせよ、俺は酒を飲んでも飲まれないようになりたいと思った。そう、高祈せんぱいのように>>422 あ、でもやっぱり動揺はしてるみたい。ちょっと珍しい姿を拝見してしまった。これもお得か。]
(453) vitamin-girl 2023/08/10(Thu) 07時半頃
|
|
[一方、ヘータせんぱいといえば、俺に酒を取られたと思って(実際に横取りしたが)何の隔てもなくワカメ酒を返せという>>436 俺の時は高祈先輩が慌てて口塞いでフォローしてくれたけど、ヘータせんぱいにはどうかな。
……誰も動かない。
じゃあ、このままでいいか(面白いし) とりあえず、肩に縋る先輩をヨシヨシしながら、嘆き節に相槌を打つ。アカリんの写真を見せてもらうとフンフンと頷いて]
なかなか元気よさげな元カノっすね
[一言感想を添えた。そして話は俺の事に及ぶ。>>438 以前だったら笑って適当に誤魔化したかもしれないけど、今なら]
まぁ、モテますけど……今は彼女いないです
[しれっと答えたかな。そうそう、自称遠恋の彼女とは、この間正式?に別れた。 LINEの既読が付かない通話にも出ないってんで、わざわざ俺の部屋まで来たんだよな。彼女が刃物持ってたらヤバかったかもしれないが、幸い今もこうして無事だ]
(454) vitamin-girl 2023/08/10(Thu) 07時半頃
|
|
[彼女は来るなり俺の髪の色に驚いて、いきなり写真を何枚か撮ったけど。 その後はちゃんと話し合って、今は忙しくて無理とか、こっちでは誰とも付き合ってないよとか。途中で何度も泣かれたけど、納得はしてくれたみたい。最後の思い出作りがしたいってんで一晩付き合ったけど、それはそれ。以上余談なので特に伝えず。
ヘータせんぱいの質問は俺から仁科サンに移る。 最近イメチェンした?っていうのは何となく把握してたけど、理由については特に考えなかったな。しかし、明らかに酩酊したあやふやな質問なのに、仁科サンはまともに食らって動揺したようだ。>>451]
ええっ、仁科サン大丈夫?
[こんなに男に免疫ないんじゃ、番犬の役目はますます重要だな。なんてね。だから、]
帰るの?じゃ、途中まで送るよ。 夜道を女の子ひとりじゃ歩かせられないでしょ
[教授はもうどこぞで知り合ったマッチョと店を出たあとだしね(個人店貸し切りだったはずなのにマッチョがどこから湧いたのかはさておき) というわけで、俺と仁科サンは一緒に店を出た。途中までか家の前までだか、ちゃんと送ったよ。番犬は送り狼ではないからね。**]
(455) vitamin-girl 2023/08/10(Thu) 07時半頃
|
|
── 分岐点 ──
[「兄」との対話はいつ、どこで成されただろう。 待つことを決めた「弟」の元へ必ず彼は現れた筈だ。
そのやり取りの中で成海は、 己が生還者となり数多の助けで前を向いたことによる 無根拠な未来への妄信から脱却する。
教えてもらえたわけではないだろう。 全てを既に定めた彼は、誰かへ理解も求めないだろう。
それでも、気づいてしまった。 大藤久影は自分と同じものを望んではいない。 勿論、今まで通りの距離感の日常への回帰でもない。]
(456) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
|
[成海が告げる感謝や、あの時向けられた言葉達にどう向き合っているかなど 何一つ心を素通りするわけではなかったとしても とても彼を繋ぎ止められるものではない。
あの結婚式は、彼の花嫁との愛の誓いは 美しい思い出への昇華や遠い未来の再会の約束になど 留まってはいないのだ──
時間を置き漸く果たされた語らいにおいても、 回谷について触れるのは躊躇われたが あくまで自分が思うこととして、 今まで周囲で二人の人物を亡くした話をしながら
「遺された者の責任」 「故人が望む望まないに限らず、 続きがあった命を無碍にしてはならない」
そんなことを語ったけれど、 大藤の中に響いたようには、あまり思えなかった。]
(457) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
|
[あの日俺は何を掬えなかった? 君の憂いを、見落としていた?>>4:166 時間も回谷も気にせず引き止めれば何かが違っていた?
決して何も悟れなかったわけではない。 奥にある重みに触れられないまま、変化には気づいた。>>4:174 けれど、他者への踏み込みに慣れない心は乱れた後で 二人には時間が足りていなかった。
そうして自分だけが見れた色は消えて>>4:187 心を多く占める者との約束と、 果たされない願望にケジメを付ける路へとついた。
選んだ道で得たものが不必要だったとは思えない。 それでも可能性を求めてしまうのが人間だ。
もしかしたら、違う道が── もしかしたら、全ては杞憂で── 物分りの良い弟の顔で見送った胸中は穏やかではなく。]
(458) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
|
[忙しく変わった大藤の隣に座れる時は減った。>>137 見掛ける機会も、きっとそうなっただろう。
漠然とした誰にも語れない不安を抱えて、 まるで何も無いというように大学生活を続けた。
……都合の良い可能性は潰される時が来た。
「最後」を告げる「いつも通り」>>138 相変わらずの最適化を突き詰めた言葉数。>>139 何人ものあの夢を共有する者達が話し掛けるのを見つめる。
少し遅れたタイミングで近寄り、 当たり障りの無い言葉を告げ肩を叩いた耳元に。]
(459) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
|
── 終着点 ──
[打ち寄せる波の如く。 大藤の進んだ道に関する話が聞こえるようになり そして、話題から消え始めた頃。>>144
研究所の本棚の見慣れない白を、 成海は一人、引き寄せられるように手に取った。
他愛もない風景の写真を、 つまらない小説を読み飛ばすように 何の思いも無く眺めていった視線の行き着く先で
──声も無い衝撃、見開かれた目。
蘇るのは、最後にバスから降りてきた大藤を迎え そして置いて館内に向かうまでの 青空の下の、他愛もない二人のやり取り。
そして、白薔薇の花びらが二人の行く末を語る。>>220]
(460) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
|
[動揺で手が震え、アルバムを取り落した。
環境上常にこの場は清潔に保たれている筈だが これを置いた者が誰なのか気づけば 少しでも汚したくない、慌てて拾って──
滑り落ちたロータリーらしき写真。 花びらと共に今度は落とすことなく手の中へと。
しかし宙に舞う内に、処刑の場でコインが廻った如く その仕組みを、本当に遺されたものを>>144 選ばれなかった者へと見せつけた。]
(461) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
|
……嗚呼
[ やはり想像通りだった。
やはり、海外など行っていない。
嘘つきだ。コインのことも罵り忘れてしまった。]
[似た黒色は、決して同じなどではなくて 片羽根と呼ぶ程に隣り合うには不似合いだった。
その色は、生と死 それぞれの路《みち》へと、鏡合わせのように。
大藤久影は、自らの選択で 全てを、一つにはなり得ない弟を、置いて逝った。]
(462) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
|
[蘇る、唯一自分に判らなかった不可解な黒蝶の記憶。 発見する以前に聴いた、シャッター音。]
[ あなたは蝶を追い払ったのではなく、 俺から奪うように連れて行ったのだ。 ]
(463) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
|
[何の根拠も無い筈の可能性を、確信している。 まるで自分達は元は一人だったのだというように。
震える指が全てを元通りに直し収めた瞬間、 意識が遠くなる感覚と共に蹲った。
大の男が、そんなことをしていても 見つけに来ることも、抱きしめてくれることもない。
堪え切れない嗚咽が大きくなっていく。 あまりに早すぎる「四回目」は 一時でも己の身を預けられるような、相手だった。
君は気づいていたのだろうか。 寡黙な聞き手にとって悪くなかった時間は、 お喋りな語り手には一層だったことを。]
(464) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
|
[そうだね、君はあの夢の中で 徹底して他者の生だけを願っていた。 それはきっと高祈成海が還りゆく後輩達へと 福原徳人へと何かを託そうとしたことと同じだった。
言えよ、言わなければ誰も理解しないだろ。 何で一人で全てを決めるんだよ。 君にとっての正解は誰かにとっての不正解だろ。 自分自身にも突き刺さる言葉を振り翳しても ……もう届きすらしない。
結婚式でめいいっぱいに祝福した。 だからもうこれ以上、祝ってなんてやらない。 どうせ二人で幸せそうにしているんだろう。
選ばれなかったこと、同じように抱擁出来なかったこと 見ていた未来なんて相手には何の意味も無かったこと。 それがただただ、悔しかった。]
(465) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
|
[君すらもいなくなる世界で、 誰も救えない人でなしが生き続けるなんて。
そう再び憂いて死を願うには、 コインが確かに互いが片割れであると証明した男を 衝動のままに追いかけるには──
陸も天も影も亡くした世界で、 昏い海へ光を届ける者がいた。
冷ややかな水に内包される人間らしさを、 確かに存在するものとして、照らしていた。
結局のところ、 お互いよりも選ぶ相手がいたことすらも同じだった。]
(466) ガラシア 2023/08/10(Thu) 10時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る