23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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[校舎の中まで入るのは気が引けるが、 裏門入り口すぐのこの場所なら 怒られてもあまり問題ないだろう。 ベンチの葉っぱを払って、並んでそこに座る。
使われておらず荒れた地面とグラウンド、 時計が止まったままの校舎。
ここは、時間に取り残された、本当の廃校だった。]
……こうして眺めてみると、確かにあの学校なのに なんか変な感じだね。 桜が咲いてないのもあるけど。
[ぽつぽつ話し始める。]*
(234) steel 2023/05/03(Wed) 22時半頃
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ひ
[潤滑油は、体温に近しいけれど、感触もちろん、違和感があるから、声があがった。
とりあえず、一つ一つの行動は丁寧で、気遣ってくれるのはわかるけれど]
いや、立派な馬鹿だよ。
というか、そんなこと聞くな。
理由探しとかしてたら、こんなことできなくなる。
[それは、事実だ。
鮫島とは、ただの仲間だ。
仲間として、情が湧いた。そういうことだと思う。
あんな環境で、気が合ったから、
それが、少し、こんなおかしなことになったわけで。
だから、これが終わったら、
普通に、また、他愛もない会話ができる、仲間みたいな存在になれないかな、と思った。
と言っても、それも、また、現実的じゃないけれど]
それとも、甘い言葉でもききたいか?
ヤマトみたく、うまくはないぞ?**
キルロイは、キリノをセラミックハリセンで殴った。
nostal-GB 2023/05/03(Wed) 23時頃
キルロイは、サメジマを純白(Ultra-Violet)のハリセンで殴った。
nostal-GB 2023/05/03(Wed) 23時頃
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[裏門に回ると、門は開いていて、三角コーンが立てられていた。]
うん。
[入っちゃお>>223に頷くと、自転車をおりる。 壁の隅に寄せて止めるのを見つめて。
三角コーンを避けて校内へ。 VRの中では桜並木だった場所は、色を変えていて。 少し苔むしたベンチへ並んで腰かける。]
――……そうね。
私、ちょっと、本物の音楽室を見てみたいけど。 怖い気もする。
[玲と出会った場所の、現実の姿を見てみたい気がして。 でも、廃校の校舎の中に入るのも怖いかも?
くすりと笑った。]
(235) doubt 2023/05/03(Wed) 23時頃
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甘い言葉は、
……要らねえけど。
[上がった声に、速度を僅かに緩めて、だけど遠慮はせずに指を進めた。第一関節。引いて、今度はもう少し奥まで。
使ってない方の左手を伸ばして前髪を漉く。丸みを帯びた額に口づけると、ちょぴりしょっぱかった。]
…………いいや。
甘えたかっただけかも。
なんかさ、
俺だからだって、言わせたかった。
[でもいいや。止めないでいてくれんなら。それで。
内側を徐々にまさぐる。見つけた場所があるなら、弾くように。]
息、あんま詰めんなよ。*
[指を進められて、歯を食いしばった。
揺れた頭、ついっと汗が流れた。
ああ、汗だよな、血じゃないよな。そんなことを一瞬思ってたら、
手がゆっくりと頭をなで、汗が流れて、しっとりとした額に、薄い唇が触れた。
甘えたかった?って、それは、間違いじゃないけど。
少なくとも、他のやつとは、しない。
これでいいか?
[息があがる。
耐えて深呼吸をする。
だが、指はまた、より不覚にも侵入する。
少し、気分が悪い
と、思った時、その奥で鮫島の指が内壁を、叩き、思わず、ぐ、と言った声を漏らす]
待って、それ、嫌。**
[
──他のやつとは、しない。
うん。と頷いた。
そっか。と思った。
それだけがこんなにも嬉しい。
そっか。
簡単なことだったんだ。]
うん?
[小さく漏れた声の後、嫌、と言われて指の動きを停止させた。見つけたと思ったんだけどな。
顔を覗き込んで、様子を伺う。]
しんどくなった?*
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>>235 音楽室かー。 …ちらっと行ってみる? 明るいうちなら、なんとか。
[廃校だから、日が暮れたら ちょっと、いやかなり怖いかもしれない。 もっともあのVR空間では、 何度もここで夜を過ごしたんだけど。]
よし、せっかく来たし行こう!
[サラの手を引いて、 広いグラウンドを渡って校舎に向かう。 玄関は、鍵もかからず普通に解放されていた。 VR内よりも埃っぽく感じる。
申し訳ないなと思いつつも、土足で進んだ。]
(236) steel 2023/05/03(Wed) 23時半頃
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[階段を上がろうと足をかけた瞬間、 運悪く落ちていたプリントか何かを踏んで 滑りそうになったが、どうにか転ばずに留まった。 外は明るいが電気が通っていないので、 校内はそれなりの暗さだった。
サラが怖がれば握った手の力を強めて、 慎重に3階まで上がる。]
リアルで見るとだいぶ不気味だなあ…… ……あ。 音楽室だ… …懐かしい。
[3階に上がるとすぐに音楽室が見えて。 開いたままの扉から、中に入る。
古くなったカーテンの隙間から、 置かれたピアノに、光が射していた。]*
(237) steel 2023/05/03(Wed) 23時半頃
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―― カフェ『BLOSSOM』 ――
[待ち合わせ当日。 現実にある桜森高校の近くにあるという カフェ『BLOSSOM』で待ち合わせをした。 3人揃ってお店に入れば、 豊富なスイーツメニューの中から1品と、 1杯の飲み物を頼んで、談笑しながら待つ。]
各々飲み物は、行き渡りましたか?
……じゃ、ええと。 まずはVR桜森高校女子勢、 ゲームお疲れ様、と、再会を祝して……乾杯ー!
[わたしの手にあるのは、 やっぱりタピオカミルクティー。 メニューを見るとあれもこれも美味しそう。 迷ってしまったけれど、初志貫徹。 手の中の飲み物を軽く掲げる。*]
(238) azure_blue 2023/05/03(Wed) 23時半頃
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―― カフェ『BLOSSOM』 ――
[キャッチを撒くのに手間取って、集合時間には少し遅れてしまった。 爽やかな陽気の五月。黒のバックルが目立つ、清楚な白のブラウスワンピの制服で小走りになると、ポニーテールが揺れる。]
おっっっつかれさまー!
[ビールジョッキかと錯覚する勢いで乾杯。 人生初のタピオカミルクティーは、背徳を詰め込んでフロートアイスとココアチップが増し増し。]
生身で会うのは初めてだけど、 なんか同窓会みたいな気分。
みんな、――みんな無事で、良かったぁ。
(239) りしあ 2023/05/04(Thu) 00時頃
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うん。行ってみたい。
[廃校の校舎は、大分趣があったけれど。 こんな機会は無いかもしれないし、玲と一緒なら大丈夫、と思って頷いた。>>236]
[手を引いてもらい、グラウンドを渡って校舎へ。 玄関から中へ入る。]
けほっ。
[空気は淀んでいて、埃っぽかった。]
(240) doubt 2023/05/04(Thu) 00時頃
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[薄暗い校舎の中は、やっぱり少し怖かったけれど。 ぎゅって握ってくれる手が、嬉しかった。]
わぁ……! 音楽室! これが本物の。 ……見られて、嬉しい。
[薄暗い部屋の中、光の射すピアノ。 思い出の場所の現実の姿を見れて、嬉しいと思った。
――……けど。 ついでに、この場所であった色々な事を思い出して、少し?頬が赤くなってしまったのは、気付かれないといい。*]
(241) doubt 2023/05/04(Thu) 00時頃
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― カフェ『BLOSSOM』 ―
タピオカミルクティー……とは……?
[初めて見る、ドリンクの名称。 野々花>>238とニジノ>>239が注文をするのを見て、私も同じものを注文。]
[野々花の乾杯の音頭にならい。]
お疲れ様でした! 乾杯!
[プラスチックのカップを掲げて、乾杯。 それから、ニジノの言葉に。]
そうね。本当に良かった。 ニジノの足の事も。
改めて、ありがとう。 今、私がこうしてここに居られるのは、 みんなのおかげよ。
(242) doubt 2023/05/04(Thu) 00時半頃
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─ 桜森高校リアル・音楽室 ─
[サラの手を引いて中に入ると、 床が僅かにミシミシ音を立てる。
ピアノの前まで行くと、椅子の埃を払って。 側板を上げて現れる鍵盤は、 蓋されていたせいか、そこそこきれいだった。 少し、音を鳴らしてみる。]
───……。 VRで弾いた感じと同じだなあ。
[言いながら傍らのサラの方を見ると、 …少し赤くなって俯いてる?]
(243) steel 2023/05/04(Thu) 00時半頃
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あ。
[思わず声に出てしまった。 そういえば此処は、 色々な意味で、サラとの初めての場所だった。]
……色々、懐かしいね。
[リアルに帰ってきてから実は、 サラとはキスすらしていなかった。 明確に理由があったわけではないけど ただ、ゆっくり大事にしたい、と考えていて。
そんなことを考えていると、 赤くなっているサラと目が合ったので、 条件反射のように、両手を拡げてみた。]*
(244) steel 2023/05/04(Thu) 00時半頃
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―― カフェ『BLOSSOM』 ――
タピオカは女子高生の必須アイテム……? や、私も初めてだけど!
[世俗に疎そうな沙羅の反応が可愛くもあり、事情を知っているから痛ましくもある。三人とも初めてと思えば、素敵な記念になる気がした。 つぶつぶして、吸うの難しい。これは飲み物? 食べ物?]
野々花に事情を聞いて、心配してたんだ。 私の脚が治ったってことは、 沙羅もきっと、って――うん、本当に良かった。
ありがとうは、私もだよ。
[今ここにいない人の顔も一人一人浮かべて、面映さに口元を緩める。]
(245) りしあ 2023/05/04(Thu) 00時半頃
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─ 桜森高校リアル・音楽室 ─
[音楽室の中に足を踏み入れると、僅かに床が軋む。
玲がピアノの前に行き、音を鳴らす>>243までの仕草を見つめ。 少し赤くなってしまった顔を俯かせたら、あ、という声が 落ちてきて>>244。 小さく肩が跳ねた。]
……っ。……うん。そうね。
[赤い顔をどうにか持ち上げたら、目が合って。 広げられた両腕の中に、ぽふりと収まった。*]
(246) doubt 2023/05/04(Thu) 00時半頃
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―― カフェ『BLOSSOM』 ――
[お疲れ様の掛け声とともに、 プラスチックカップとグラスとが音を立てた。 全員タピオカミルクティーが始めてって、 現代ではちょっと、だいぶ 珍しいことなのじゃないかしら?と思いつつ、 わたしも吸い出すのに苦労したりしつつ]
本当に良かった…… 沙羅のことも、ニジノのことも。 ……みんなのおかげ、だね。
[参加者全員のことを思い浮かべて]
(247) azure_blue 2023/05/04(Thu) 01時頃
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ところで、ニジノと沙羅の制服姿とっても可愛い…! VRでもわたしたちは制服だったけれど、 ニジノは違ったから、新鮮、ね。
[わたしの制服は、然程VRのアバターと変わりがない。 オレンジのパーカーを除けば、 グレーのブレザーにチェックのスカート。 制服で集まろうという提案をしてくれたニジノと沙羅は とてもGJだと思っている *]
(248) azure_blue 2023/05/04(Thu) 01時頃
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―― カフェ『BLOSSOM』 ――
沙羅はそのままって言ってたけど、 VRの頃よりは、ちょっと肌艶がいい気がする?
最終日まで頑張ってくれてね、 モニタで見てたけど、小さいのに すごく強くて格好良かったよー。
[可愛いは言わずもがな。一時は命の心配もあっただけに、ふへへ、と気の抜けた笑いが漏れる。こうして三人また笑い合える時間がくるとは思えなくて、不安で、待受け画像を持ち出す方法を模索したりもした。]
願いごとが、ほとんど叶っちゃったな。
野々花は、最後モニタでちらっと見たけど、 ……やっぱりアバターとあまり印象は変わらないかも。
[人見知りを告白し合った同士。壁からお互い窺い合って、こうして衒い無く話せることが嬉しくて仕方ない。]
(249) りしあ 2023/05/04(Thu) 01時頃
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― カフェ『BLOSSOM』 ―
けほっ。 けふっ……!
[頑張って吸ったら、勢いよくタピオカを吸い込んでしまい、咽た。]
……うん。野々花もニジノも、 心配してくれてありがとう。
[そうして、制服の話>>248には。]
うん。ニジノの制服、新鮮。 とっても可愛いし、ポニテも似合ってる。 野々花はVRとあまり変わらないけれど、 変わらず可愛い。
(250) doubt 2023/05/04(Thu) 01時頃
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……そういえば。
[ニジノの胸元に視線を向け。*]
――……本当に、削っていたのね。
(251) doubt 2023/05/04(Thu) 01時頃
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そういえば、制服着たの、実はほぼ初めてかも。 入学式以降ずっと練習着だし、怪我してからは 通学できてないし……。沙羅もそんな感じ?
これからも多分着ないから、 今日限りの貴重スナップかもねー。
……思ったより胸が窮屈。
[胸元にある校章の刺繍が、大分撓んで原型を留めていない。]
(252) りしあ 2023/05/04(Thu) 01時頃
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ニジノは、サラに、また触って確かめてみる? と首を傾げた。
りしあ 2023/05/04(Thu) 01時頃
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[拡げた両手の中に、サラが収まって来る。 VRの時よりもこちらの背が少し高いので、 少し屈んでも彼女の顔が遠く感じる。 後ろ髪を撫でながら、ぽつりと話した。]
またここで一緒に過ごせる日が来るとは 思わなかったな…。
……覚えてる?
ここで、ほら、
[え? と彼女が真っ赤な顔をあげたら、 そのまま顎を上に向かせて、 返事を塞ぐように唇を落とした。]*
(253) steel 2023/05/04(Thu) 01時頃
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―― カフェ『BLOSSOM』 ――
[VR内での命の危険や、リアルの身の危険から逃れ 3人で過ごせる穏やかな時間を享受している。 印象は変わらないと言われて>>249少し照れたり、 沙羅の言葉に、沙羅もかわいいわって返したり。>>250 そして、]
…――そう。それ……っ!!
[「本当に削っていたのね」に、とてもとても頷く。>>251]
運動とかプロテインで 少し、補強されたりするのかしら…? …そういう問題じゃない……?
[真剣な眼差し。 コンプレックスを抱くようなことは何もないけれど 女子としては色々と気になってしまう部位なので。*]
(254) azure_blue 2023/05/04(Thu) 01時頃
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― カフェ『BLOSSOM』 ―
[ニジノ>>249には。]
やっぱり、アバターにも少し、 病気が反映されていたのかしら?
ありがとう。 でも、沢山頑張ってくれたのは、 火浦さん、鮫島さんと、玲だわ。
[玲、と名前を口にしたら、なんだか胸がほわっとして。 そんな事でも、嬉し気に眉が下がってしまうなんて。重症だわ。]
[ニジノの笑い声に、私もふふっと笑いを重ねて。]
うん。私もGW明けから復学する事になって、 この制服着たの、初めてなの。
(255) doubt 2023/05/04(Thu) 01時半頃
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[そうして、ニジノの撓んだ校章の刺繍を見つめる。 触ってみる?とうながされたので、ふわっと触れてみて。*]
これが本物! でもVRの時と違いない! 凄いわねVR……!
(256) doubt 2023/05/04(Thu) 01時半頃
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いやむしろこればっかりは、 本当にジャンプ跳ぶのに邪魔だから、 成長しなくていいんだけど、 なんでこうなったんだろ??
[筋肉質な手足とチグハグで、真剣に困った顔で胸元に手を当てる。]
もっと本気で鍛えれば 胸板みたいになるかもだけど、 ますます男子選手と間違われそう、 舞台映え的な問題が云々〜。
[>>3:+59たわわに実った魅惑の谷間は、あの頃より迫力を増していて。 キャーと擽ったそうな声を上げながらも、沙羅のされるがまま。触られたがりは変わらずだ。]
VRはすごかった。 脚が治るのもすごすぎた。 別の意味でクルーエル社ヤバイ。
(257) りしあ 2023/05/04(Thu) 01時半頃
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─ 桜森高校リアル・音楽室 ─
[玲が両腕を広げて、私がその中へ飛び込み、優しく頭を撫でてもらう。 それはVRの中で、幾度も繰り返した事だけれど。 現実の身長差の分、VRの時よりも、少し顔の距離は遠く。]
[覚えてる?と問われて、え?と、顔をあげたら>>253。 上を向かされた顔。唇を塞がれて。
顔だけではなくて、全身が熱を持った様に感じる。 心臓が、酷く煩くて。 玲の学ランを、ぎゅって、握った。*]
(258) doubt 2023/05/04(Thu) 01時半頃
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