1 冷たい校舎村(別)
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─ 前日/保健室 ─ あ、それなら僕は空を飛びたいな そのまま宇宙とか行ってみたい [ どうせ現実じゃないんだったら─── 愛上さんの溢れる欲望の言葉に>>2:336 僕も強く頷く。 昔の僕なら、空を飛びたいとかじゃなく それならずっと勉強が出来ますねって言いそう。 多分言ってる。 ]
(20) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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文化祭かぁ …… 僕なら、他はいいから " 月うさ亭 "だけは作りたいけどね
[ 文化祭には思い入れがあっても 月うさ亭には思い入れが無い人 ? 僕も当てずっぽう>>2:336に 乗っかってみるけど
いえ、やっぱり該当者が見当たらない ]
(21) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ 暫くしたら、 ゆりちゃんが雛川さんと一緒に戻ってきて ジャージを受け取った僕は カーテンをシャーっと引いて保健室でお着替え。 胸元には" 巫 "の文字が刺繍されてたかな。 それから寝床作りに混ざって。 ジャージ姿で布団とか運んでたら なんだか修学旅行みたいな気持ちになった。 ]
(22) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ 僕はその後、購買部に行って 洗剤と洗面桶を取ってきた。 " 緊急につき お金は後日お支払いします " そんな書置きをレジに残して。 桶に水を溜め、洗剤をドバドバ。 そこに血で汚れた制服を浸けておくことにした。 シミにならなきゃいいけど。 ]
(23) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ キャットファイト、というか ファイトを忘れたキャットでしょうか 寄り添うように、且つテトリスのように みんな、ひとつの部屋で眠りについた 夜が明ければ、朝が来れば 事態は少しは好転するでしょうか。
朝日に希望を抱いたことなんて 今まで一度も無いけど ─── 明日はきっと 新しい風が
ああ、でも ]
(24) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ 窓を閉め切ってるから 風も感じられないんだったね ]**
(25) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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─ 回想/文化祭準備 ─ [ もちろん僕なりに喫茶店の名前を 精一杯考えたんですけど、あまりにも稚拙というか アニメキャラの名前っぽいっていうか。 だけど、呆れてないって親指を立ててくれている 愛崎さんを全面的に信頼する事にしました。>>213 わざわざ追いかけてまで伝えてくれたのですから ええ、それはもう。 白装束は着なくてよさそうです。 彼女が接客の決めポーズをするたび、>>214 「 おー 」って声をあげて 手をぱちぱち。 きっと、月に代わってご案内よ とかも 決めポーズやってくれたと信じてます。
学校が好き、という彼女には >>215 そうなんですね、と相槌を打って。 ]
(115) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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学校は、嫌いで抜け出してるんじゃないんですね それなら良かったです 正直、愛崎さんがいるのといないのでは クラスの温度が3度ぐらい違いますから [ あ、もちろん計った訳ではないですけど そう付け加えて。 ]
(116) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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うん、呼び込みに関しては 全面的にお任せしています
今回は本当に適材適所といいますか … 愛崎さんは 人を惹きつけるのが上手だな、と 今もこうやって追いかけてきてくれて 僕を惹きつけちゃってるわけですし [ 考えての行動か、考え無しの行動か 打算がどうこうでは無くて すぐ行動できるっていうのは才能だと思うんです ]
(117) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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えっと、だから …… そんな直ぐ追いかけてくれるような人がいる学校 嫌いになるわけないじゃないですか … みんなに引っ張られて 僕も楽しんでますよ [ 文化祭にしたって、 僕が皆を引っ張ってるって言うけれど ── 皆の" 楽しみたい "って気持ちに 僕が引っ張られて、頑張っちゃうわけで。 「 愛崎さんがもっと学校に来てくれたら もっと楽しいんですけどね 」 口元を緩ませながら、 そう付け加えておきましょうか ]*
(118) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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[ この世界が 現実世界で自殺しようとした誰かの精神世界 そんな話を聞いたとき ───
あ、僕ではないなって思った ]
(133) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ だって ───── ]
(134) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ ああ そんな手があったのか っておもったから ]*
(135) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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─ 回想/遠き日の ─
[ 物心ついたときから 僕は加害者だった >>0:538 小2だった僕が母親の目を盗んで どうして川の中に入ったか、なんて覚えてなくて うっすらと憶えているのは " 僕につかまって "って 川の中で必死に手を伸ばしてくる男の子の姿 それと、少し経ってから 男の子のお母さんに言われた言葉 " 立派な大人になってね " " あの子の、ぶんまで " >>0:169 ]
(136) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ 父と母は笑わなくなった 父は出張で家に帰らない日が多くなり 今は海外赴任で年に1、2度帰ってくるぐらい だから母と二人暮らしのようなもの でも母は僕の顔を見ると そそくさと別の部屋にうつるようになった ]
(137) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ 幼かった僕は考えたよ どうしたらお父さんとお母さんが また笑ってくれるのか 家族で遊びに行ったり、楽しかった時が もう一度戻ってくるのか 思い至ったのが" 立派な大人 "になること いっぱい勉強して、いい大学に入って みんなが尊敬するような仕事をすること そうしたら全部許してもらえて 一緒にゲームして遊んでた父も お店で僕に洋服を試着させるたびに かわいい、かわいいって連呼してた母も ぜんぶ、戻ってくる そう信じた ]
(138) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ あの子の分まで立派な大人になるのなら 二人分がんばらないと、と " わたし " を " 僕 " と名付けた それからは何を差し置いても勉強した 友達に遊びを誘われても 話しかけられても 成績がぐんぐん伸びていった僕を 先生たち大人は褒めてくれる これで間違ってないんだって思った 母は そんな僕にも無関心だったけれど だからこそ 幼かった少女の決心は 誰に否定されるでもなく 高3まで突き進んだ そう、このクラスになるまでは ]*
(139) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ 昨晩眠りについたのは、きっと最後の方。 みんなの寝息が聞こえてきてたから。 いびき?いびきはどうだったかな 乙女の秘密は厳守すべき、と 今の僕は学習しているので。 眠れなかったのは、 こんな世界で不謹慎かもしれないけど 寝るのが勿体ないなって思っちゃったから。
きっと僕だけじゃない みんなにも色々あって ─── でも眠る時だけは寄り添いながら みんな平等で 言葉にしてもいいのなら 少しだけしあわせ、だった。 ]
(162) 2020/11/13(Fri) 23時半頃
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…… おやすみ、莉子ちゃん [ もう眠っているだろう彼女に 囁くような声をかけて、僕も瞼を下ろしましょう。 保健室では いつ名前呼びしてくれるの?なんて聞かれて>>34 慌てた僕は咄嗟に「 ま、また今度ね 」って はぐらかしちゃったから。 あのとき勢いで言えなかった僕のバカ。 ]
(163) 2020/11/13(Fri) 23時半頃
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─ AM9:00 ─ [ 夜更かしした分、 目が覚めたのも みんなより後の方。 何人かはもう姿も無かったけれど、 顔でも洗ったりしてるんだろうなって。 上半身だけは起こして、 まだ半分瞼が下がったまま ボーっとしてた。 壁にかかった時計を見れば、8:50を過ぎてる。 そっかー 僕、チャイムでも起きなかったか ]
(164) 2020/11/13(Fri) 23時半頃
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[ 目をごしごし擦りながら、 顔を洗おうと校長室を出る。 僕よりお寝坊さんがいたなら、 「 おーい、あさだよー 」って声だけ掛けて。 バシャバシャ、顔を洗ったら 何となく帰巣本能 ? 3年1組の教室へ。 途中、何事も無かったってコトは 僕は反対側の階段で上がったんだろう まだ半分寝てるけど、教室には ゆりちゃんと 莉子ちゃんがいた。 ]
(165) 2020/11/13(Fri) 23時半頃
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おはようございます…… むにゃ ゆりにさわっちゃだめ……? どういうこと ?? [ 教室の中に入りながら、 黒板の文字が目に止まって、読み上げる >>104 何個かのうさぎも目に止まった。 まるでテスト中みたいなゆりちゃん。 こっちを向きもしないから肩を叩こうとして なにか、身体のパーツが足りない気がして 僕の手はピタリと止まった。 ]*
(166) 2020/11/13(Fri) 23時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/13(Fri) 23時半頃
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─ 現在/3年1組教室 ─ そのまんま ………? [ 背に受けた莉子ちゃんの言葉を >>171 そのまま反芻しながら、 ゆりちゃんに近付いた訳だけど ─── " もしかして "という疑念が沸いたのも事実。 それが 挙げた手を弱めることになった。 反応のない、人形。 崩れてしまうなら抱きしめる事も出来ないね ]
(180) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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そっか ……… もし今度会った時に肩を痛がってたら ちゃんと謝ろうね ? [ 莉子ちゃんが意図的に壊すのは、有り得ない。 ただ、" 帰れた "として 人形との因果関係は分からない。 例えば、人形の破損が 本体の破損に繋がるのかどうか、なんて。 だから、これ以上は そっとしておくのがいいのだろう ─── ]
(181) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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うん、ゆりちゃんは帰れたよ それで この世界が続いてるなら 残された内の 誰かの世界 誰か、までは分からないけど やっぱり自覚がないんだと 思う [ もう" 帰れた "と言い切るしかない。>>173 本当はどうなっているかなんて 誰にも分からないんだから。 ]
(182) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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そうね、僕の世界かもしれないし 莉子ちゃんの世界なのかも ただ、此処に来る途中 花が咲いてたり 釘が落ちてたりしてたの この世界を作ってる人が それを生み出したんだとしたら … 釘なんて特に 僕は全く覚えが無くて [ ゆりちゃんに触れない代わりに 自分が着ているジャージ ─── 胸元に刺繍してある" 巫 "の部分を 僕はギュッと握りしめた。 ]
(183) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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りこちゃん ちょっと手伝って [ それから僕は いくつかの机をゆりちゃんの席に寄せて 直接触れられないようにしようと提案したかな。 顔のない人形の耳元に" また、今度ね " そうふきこんで。 ]*
(185) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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/* わーんごめん挟んだ
(-4) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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─ 現在/3年1組教室 ─
[ そう、" 今度会ったときに " >>192 僕は莉子ちゃんの言葉に小さく頷く。 このよく分からない世界では 仮定法ぐらいでしか証明する手立てがない。 この世界が" 現実世界 "だと仮定した時は 一瞬で文化祭の装飾がなされたり、 窓ガラスは割れないし 誰かが減れば、その分人形が増えたり 2階の窓から下を見れば異次元めいてるって話だし もう、数々の有り得ない矛盾から その仮定は否定できるでしょう。 ]
(215) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ だから今は、花内さんの言っていた " 何かしらルールのある精神世界 " そんな仮定を立てている最中。
この校舎から出られないのもルール。 外部と連絡が取れないのもルール。
他に何かなかっただろうか ─── ]
(216) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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( ───── チャイム ? )
(217) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 思えば昨日の夜、20:50に鳴ったチャイムは 現実世界なら 鳴る筈のない時間。 だとすれば、其処に意味がある筈で。 12時間置きに鳴るチャイム ─── 昨日の夜は 花内さんが。 今朝は ゆりちゃんが。 これもルールのひとつなら 今夜もチャイムが鳴って、誰かが ? ]
(218) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ もし違ってたら 悪戯にみんなを怯えさせるだけだし ─── 今はまだ、口を閉ざしておきましょうか ]
(219) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 莉子ちゃんの言葉で >>195 現実世界に戻ったゆりちゃんを想像して。 そうね、って頷いて。 精神世界で死んでいく皆を想像して。 また そうね、って頷いた。 此処での死は 脱出なんだ、と。 なによりも僕自身 思い込まなければ 壊れてしまいそうな気がした。 ]
(220) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 釘に関しては 莉子ちゃんにも全く覚えがないようで >>196 ] 釘は …… 皆にも聞いてみた方がいいのかもしれないね [ 釘にまつわるエピソード持ってない ?って。 おそらく一生で聞かれる事もないような質問。
自覚がない以上、深層心理から生まれたんだったら 其れすらも持っていないかもしれないけど。 ]
(221) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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僕が落ち着いてるのはね、>>197 莉子ちゃんが普段通りでいてくれてるからだよ この世界を僕が閉じる ─── ? >>198 そんなの、
(222) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ ずっと考えていたよ。 本当に誰かが閉じないといけないルールだった時は 僕が、って。
" また、今度ね " >>185なんて言葉は さよならの代わり
── そんな意味も含めてあるから ]
(223) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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…… 考えたコトなかったな [ にっこり、特訓中の笑顔で返しましょう ]
(224) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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う、…… そこは今指摘しないでよ 昨日からずっと 明日には言うって決めてたんだから! [ " りこちゃん "呼びを指摘されて >>202 僕は机を動かしながら、あたふた。 もう、勢い余って ゆりちゃんにぶつけたら どうするの。 この部分だけを切り取れば 日常みたいで 莉子ちゃんは偉大だなぁ って改めて思う。 ]
(225) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 7日間戦争がおきたって 耐えれそうなバリケードが完成した後は 一度 みんなに報告しに行こうかって促して。 教室を出る前に ジャージの袖で目をごしごし。 まだ眠たいから ─── そういう事にしておいて。 ]**
(226) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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─ 3年1組教室 ─ ふふ、でも道端に落ちてた釘で 自転車パンクしちゃった、とか ? [ いじめにも呪いにも使っちゃ駄目です。>>237 いつも通りにみえますぅ?>>238なんて 語尾がゆるゆるで返ってくれば 「 みえますぅ 」って口調を真似してみたりして あれ、ちょっと似てるかも。 ]
(255) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ 本当にね ─── 悲鳴をあげたり、泣き崩れたりしないで 済んでるのは きっと彼女のおかげ。 それと、人形になったのがゆりちゃんだからかな 彼女の分まで僕がしっかりしないと、 って思う気持ちも多少ね、うん。 ]
(256) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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そういう莉子ちゃんは考えてるの? >>239 自分で責任とりなさいよ!とか言いそう [ 自分を犠牲に世界を閉じる ─── 別に美談でもなんでもないと思うけど
僕はただ、 助けられた命だから 誰かを助けて死ぬのもいいかな、って そう思っちゃったんだよね 今、残されたメンバーの中の 誰かを救えるというのなら、尚更。 でも、誰かの犠牲の上に生きるって とても大変だから ──── 経験者談 ]
(257) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ だって、だって。 名前で呼び合う友達って 勉強なんかより ずっと上位になりそうで。 僕のベスト3は 1位勉強 2位睡眠 3位食事だったのに いきなり友達が初登場1位を掻っ攫っていく気分 意味わかんなくてもいいです。>>240 僕にとっては勇気のいる事だって それだけ分かってもらえれば。 あんまり笑ってると 「やっぱりやめる」ってそっぽ向いちゃうから ]
(258) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ 背中をとんとんされて、>>241 「 うん 」って返事して。 スマホを弄りながら廊下を歩く莉子ちゃんが 首を傾げたら>>242 どうしたの?って ] 日付が変わってない ……? それはもう、電波とか関係ないよね
……大人どころか 一生冬休みすら来ないね [ またひとつ 現実世界の可能性が否定された、気がする。 うーん、と首を捻るけど 老いないっていうのは無いんじゃないかなあ。 ほら、食べるし。寝るし。 ]
(259) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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あ、ちょっと保健室のぞいていい? [ 保健室に行くのだって 花内さんの人形の様子を見に行く その程度の感覚だったのだけど。 莉子ちゃんはどうしただろう。
人形を見るのが嫌なら、一旦別れただろうし 一緒に保健室に行くのなら ─── まだ僕たちの知らないもう一体を >>233 見る事になるのかも。 ]
(260) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ そう、もう一体 ]*
(261) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 16時頃
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─ 文化祭当日 ─ [ 当日は接客を手伝うと明言した通り、 雛川さんが用意してくれた衣装でお店に立つことに。 ロングスカートタイプの服は僕にぴったり。>>777 というか、全員の服を作るって言いだした時は 僕は立ち眩みがしました。予算的に。 まあ布地を自主的に家から持ち寄ってきた 備品扱いにする事でクリアーしましたけれど。 さて、僕ですが ─── 接客、向いてないですね ええ、まったく。 月うさキメポーズも9点の出来栄えだし 萌えきゅんメッセージ?を頼まれれば " 一心一意 "とか四字熟語を書いて 客を引かせる始末でして。 僕、いない方が 上手く回るんじゃないですかね? ]
(283) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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[ キメポーズ、ひどすぎませんか? ]
(284) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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[ 月のうさぎ亭。 みんながぴょんぴょん跳ねてる中で 僕だけロボットみたいな動きだった気がします。 あ、でも結論を言うとですね ─── 楽しかったんです。とても。 100点満点中の1000点です。 アナログな僕は みんなで撮った記念写真を パスケースの中に入れて大事に持っています。 " たのしい " というのは 大切なものが増えるんですね。勉強になりました。 あと大袈裟ですが、 生きていて良かったって思いました。
" 僕だけ生きていてごめんなさい ─── " そんな僕にとって、はじめての。 ]*
(285) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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うん、だから …… パンク修理の想い出が反映されるほど 悲しい人生だったから 自殺を図ったんじゃないかな [ 迷推理は続くよどこまでも。 でも、パンク修理を思い出にしそうな人 この中には居ないから終了。>>269 むしろ一番ありそうなの、僕だし。 ]
(353) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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悪意なんてないですぅ
ん ……そんなの、いないし! [ もういっかいだけモノマネしてみよう。>>270 なにかコツがつかめる気がする。
ちゅー顔とか彼氏とかは 授業で習ってないから知りません。 興味はあるんだけどね、最近。 ]
(355) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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うーん、 とりあえず一回は噛みつくイメージ ? うん、それ >>279
…… でも、そのあとは 「 で、なにがあったのよ 」って聞きそう [ 莉子ちゃんのイメージを語ったのは 開口一番の部分だけで。 その後、なんだかんだで 理由とか問い詰めそう ─── あ、結局詰め寄ってっるねわら。 ]
(356) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ え、生物の話だよ?>>279 ついでに言えば呼吸してるだけでも老いに近付くよ 保健体育?なんて心の中で思いあってかは別として 保健室についてくるという莉子ちゃんと 一緒に中へ入った。>>280 もしかしたら、人形に何か変化があるかも ─── 小さな可能性を潰しに来ただけだけど。 変化、どころか。増えていた。 ]
(357) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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─ 保健室 ─ これ ………回谷さん、だよね [ 保健室には九条さんもいて >>334 閉じ込められた10人中、 半分も保健室の中にいるね。 2人はもう喋る事も無いけれど。 回谷さんの右手に握られたペティナイフ。 料理中?凶器? ─── 分からない。 ]
(358) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ 不意に、今朝待ち受け画面にしたばかりの 回谷さんのおちゃらけた顔を思い出して。 目の周りが熱くなるのを感じた。
互いの状況を伝え合えば、 どうやら階段の踊り場で発見したらしい。 ]
(360) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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帰りたいか ?
そうね ……… 皆で帰れるのなら 帰りたい、かな うん、きっと 帰りたいから帰れたんじゃないと思う [ 後半は莉子ちゃんの言葉に同調する様に >>347 そして、莉子ちゃんが 九条さんの目を覗き込んでいる間 >>348 僕は回谷さんの人形 ─── その髪を撫でていた。痛かったね、って ]**
(361) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 19時頃
陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 23時頃
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─ 保健室 ─ [ " さすが委員長 "の言葉に棘を感じ、>>407 僕はムッとした顔を見せる。 「 皆で 」なければ ─── もしそんな質問が直接飛んでくれば はぐらかしようが無いでしょうけど。
莉子ちゃんが口を挟んでくれたように>>420 九条さんの言葉はちぐはぐで。
誰かは帰れない と言っておきながら 誰かが帰れない のは嫌だと言う。 ]
(444) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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[ それって、後者の" 誰か "に 九条さん自身を含めてないってコト ? ]
(445) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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……… ホント、馬鹿ね [ 人に馬鹿なんて言ったのは、初めてかも。 いえ、多分これは同じ思考をしてた 僕自身にも向けた言葉で。 莉子ちゃんまで同じ事考えてたかまでは 僕も分からないけれど >>422 ]
(446) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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麗ちゃんが帰れなかったら 僕は一生泣くからね [ 捨て台詞を残したら、 ぷいと顔を背けたまま 保健室を出ようと ]*
(447) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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/* 徐々に増えていく下の名前呼び勢……
(-23) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 00時半頃
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/* おおう…來花ちゃんと馬鹿被りしてた 馬鹿って言葉いいよね バーカじゃなくて、馬鹿。みたいなやつ(どんなやつ
(-26) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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─ 保健室 ─ [ 泣いてくれてありがとう? >>505 泣いて、泣いて、泣いて。 現実世界で一生泣いて暮らせって 言ってるんだよね、麗ちゃんは。 彼女は、自分がどれだけ周りに 大切だと思われてるか分かってないから そんな事が言えるんだ。 最近まで友達との関係を絶ってきた 僕なんかと全然違う。 ]
(508) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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[ それに ──── 僕はもう これ以上 誰の命も背負いたくないんだ
なのに >>506 ]
(509) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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[ 思わず上げた手は 「もしも」の話だという補足に >>507 彼女の頬の手前でピタリと止まる。 もう少し遅かったら 僕は彼女を引っぱたいてた。
開いていた掌をグッと握りしめ、手を下ろす そのまま背を向け 僕は口を開いた。 ]
(510) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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おねがいだから …… もうこれ以上 背負わせないでよ ……… ごめん 頭冷やしてくる、ね
(511) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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[ 溢れ出たモノが 頬へ流れ落ちる前にと 振り返ることなく 震わせた声を残して 僕は保健室の扉を開けた。 ]*
(512) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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─ 現在/食堂 ─ [ 保健室でやり取りをした後、僕は食堂に来ていた。 まだ目はちょっと赤く腫れたままだけど 冷静になるのには、 なにか作業に没頭している方がいい。
それと ─── ゆりちゃんと回谷さんが生きてたら 何か作ってくれたんだろうな、って思ったから。 冷蔵庫には ひと通りの食材が揃っていた。 ご丁寧に 泡立て器、なんてのも。 ]
(513) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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…… 卵とか、賞味期限どうなんだろ [ 莉子ちゃんがスマホを覗いたとき、 時間は経ってるのに日付だけはそのままだった。 だとしたら、賞味期限なんか あってないようなモノだよね。気にしたら負け。 ボウルに薄力粉やら材料をぶちまけて、 泡立て器で ぐわんぐわん。 何を作っているのかって? 見ての通りパンケーキです。 ]
(514) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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[ 熱したフライパンに軽く油を敷いて。 作った生地をゆっくりと流し込めば、 ジュウという音と共に、 香ばしい薫りが厨房中に広がった。 ] 匂いにも 思い出って残るのね [ 文化祭の日、あの教室。 それぞれの役割で慌ただしくしながらも みんなにこにこ 笑ってて。 ライバルの喫茶店と、 最終的な売り上げは5倍近く違ったから たぶん、労働も5倍してたんだろうね、僕ら ]
(515) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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…… あ、 [ もの思いに耽ってたら、焦げました。 なかなか 焼き加減が難しいのね。 ようやく上手に焼けた最初の1枚には チョコペンで、うさぎの刑に処しましょう。 出来栄えはきっと、[1d100]]点。 さあさあ、どんどん焼きましょう ───
誰かとは もう会えなくなる
今だけでも そんな嫌な事を忘れてしまうまで ]**
(516) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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[ 採点不能?>>516 答案用紙は3回見直す僕としたことが。 追試、うさぎは35点。 ]**
(517) 2020/11/15(Sun) 14時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 14時半頃
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─ 現在/食堂 ─ [ どれだけ没頭してただろう。 とは言っても、途中つまみ食いしたり トッピングのバリエーションを増やそうと クリームを泡立てたり。 楽しくなってくれば、 時間の経つのも あっという間で。 ]
(572) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ 278枚目のパンケーキを焼いていた時かな 愛崎さんと莉子ちゃんがやってきて。 僕は「 いらっしゃいませ、月うさ亭へ 」って キメポーズ。 愛崎さんは大量のパンケーキを見て ちょっとうるうるしてた?>>529 莉子ちゃんは僕の35点追試うさぎを見て へたくそって笑ってくるし ] だ、だんだん上手くなるんだから! [ 『 だいすき♡ 』とか『 ズッ友♡ 』とか みんな♡書くの上手だなって思ったから 僕も書いてみよう。 ]
(573) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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『 無遅刻♡ 』
(574) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ うん、萌え萌えキュン。0点。 さっき僕の35点うさぎで笑ってたのに 莉子ちゃんのうさぎは、僕より酷くて>>543 なんていうか、野生に戻って進化を遂げた感じ それでもノリノリでキメポーズしてるから もう好きにして、って笑った。 ]
(575) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ それから、『みんなに言ってくる』って 飛び出して行ったり >>545 雛川さんがやってくれば>>550 僕はキメポーズでお出迎えしたり
雛川さんが描いたお花の絵は>>551 どうしてわざわざ 枯れた花を描くんだろって感じだった。わら ]
(576) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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衣装があればもっと素敵だけど 僕たちが揃えば いつでもどこでも " 月のうさぎ亭 "は出来ちゃうの わざわざこんな世界で 文化祭を再現しなくたってね ほら、食べよ? [ 雛川さんに♡を描いたパンケーキを差し出して。 今日の僕は調理係かな。
愛崎さんはパンケーキ食べながら溜息?>>562 胸やけかな、って思う程 僕も単純ではないけれど。 そしてストレートな莉子ちゃんの言葉>>567に ナイフの手が止まる。 愛崎さんが口を開くなら僕は静かに聞こう>>571 ]
(577) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ パンケーキ焼きまくって 冷静になった僕は思うんだ ───
この精神世界を作った人は 僕たちともう一度文化祭を楽しみたかったから 巻き込んだんじゃないかって。 きっと、世界も自分で閉じるつもりで。 怖がらせるつもりも、悲しませるつもりも 本当はないんだよ、きっと。 ただ、もう一度楽しかった想い出に浸りたかった ─── そんな気がする。 そんな思考に今近いのは ───
まさか、ね ]*
(578) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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/* わらうwwwww 確かに紗良ちゃん気がふれてるわ
(-33) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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/* ちなみに0d100はわざとだからね!笑
(-36) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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─ 現在/食堂 ─ [ 0点のこの世のものとは思えない何か>>579 この世界に受け入れられなかっただけで 現実世界ならもっと高得点なんだから! そりゃあパンケーキは焼き過ぎたかなって 少しは思うけど。 そんな顔しなくても >>610 ほら、別腹って言うし。いけるいける。
雛川さんの言葉に >>596 「 うん、そうね 」って頷くけど 僕は違和感が拭えない。 確かにね" たのしそう "な事はやろうとしてる 気を紛らわす為にね。 だから「 たのしいねっ 」って臆面も無く 言葉に出来てしまう彼女に、少し。 ]
(619) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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…… それって [ うれしいかうれしくないか、なら " うれしい " >>601
雛川さんの性格要素なのだろうか、 いえ、それを加味しても なにか。 そんな時、食堂の向こうで >>587 立ち尽くしてる麗ちゃんの姿を見つけて。 僕は「 ちょっとゴメンね 」って席を立った ]
(620) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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麗ちゃん ……… その、今朝は …… ごめんなさい [ 莉子ちゃんの姿はもう見えなかったかも。 僕はしおらしく、シュンとしながら 麗ちゃんにぺこり、頭を下げた。 それから一緒に食べよう、と 気を取り直して手を引いてみたけど どうだったかな。 ]*
(621) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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─ 回想/" 立派な大人 "なんて ─ [ 前日 ─── 否、この精神世界が二日経ってると言うのなら 其れの前の日。 僕は久しぶりに母と話をした。 僕の大学進学を機に、父と母は離婚するらしい だから、大学で下宿をするようになれば もう此処には帰ってくるな、だって。 『 あなたを見る度に 責められてる気がして もう耐えられない 』 そんなこと言われたら 僕も、分かったって言うしかなかった。 ]
(683) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 母が僕を避けていた理由だって分かってた。 自分が目を離したせいで 僕が溺れて 仲の良かった近所の男の子を 死なせてしまったんだって 母は母で、ずっと自分を責めてたんだ。 ]
(684) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ でも" 立派な大人 "になれば 昔みたいに 家族みんなで笑える日が来るって 僕は ずっと信じてたんだ
ねぇ、どうすれば良かったのかな 胸にぽっかり穴が開いたみたい。 ]
(685) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ バカみたい ───
" 立派な大人 "、なんて ]*
(686) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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─ 食堂 ─ ううん …… ちょっと 過剰に反応しちゃったなって [ 麗ちゃんまで謝りだすから>>645 手を引いたまま 僕はもう一度ぺこり だけど引いた手は、引っ張り返されて>>647 ]
(687) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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…… うん、うれしい 僕だって麗ちゃんに同じ事思ってるんだって 知ってくれたら、もっと嬉しいかな ……… だから " また今度 " 僕の話を聞いて、ね? [ ズルいかな。ゴメンね。 手を引っ張って、言葉通り繋いで? みんなの中にご案内したら 麗ちゃんの分も喜んで焼きましょう。 それから、追加のトッピングを 購買から貰ってくるねって食堂を出て。 ]
(688) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ それが此の世界での別れ、でした。 ]*
(689) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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── PM8:50 ── ……… あれ ここは、どこ ? [ 僕が先程いた場所と、全然違う。 きょろきょろ辺りを見渡せば 何処かの廊下なのは 間違いない。 窓の向こうは闇。 昼白色な筈の蛍光灯は 緋色で薄暗く灯され 廊下を妖艶な道へと変えていた。 ]
(690) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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『 Ladies and gentlemen! 』 『 さあさ、皆様 ご照覧あれ! 』
(691) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ 突如、何処からか 声が鳴り響く。 いえ、声と言うよりかは 無機質な機械音。
何となく察した。 ああ、今回は僕なんだな、って。 ]
(692) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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『 今宵、山村 咲良嬢が挑戦致しますのは 』
『 立派な大人への道 !! 』
(693) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ ドンドン、パフパフと 安っぽい楽器の音が 廊下中に鳴り響く。 " 道 "と言うからには、 この下品な廊下を突き進めという事だろうか。
くだらない趣向。まるでゲームみたい。 ]
(694) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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『 剣を取り 数々の困難を乗り越え ! 』 『 無事ゴールに辿り着けるでしょうか !! 』 『 時間制限のペナルティには気をつけて ! 』
『 それでは ! スタート !! 』
(695) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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え、……… 剣 ? [ 床を見れば、洋風の小柄な剣が落ちていた。 えっと ─── これって、本当にゲームなんじゃ ? どうにもやる気が起きなかったけど 剣を拾い上げ ブンと振ってみた。 ]
(696) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ 思ったよりも剣は軽かった。 でも僕は、 剣よりペンを持つタイプの人間なんだけど。
それでも " 時間制限 "という言葉に押されるように 僕の足は一歩、二歩 前に進む。 何よりも、僕には 此処で死ねない理由がある。 そうすると廊下の向こうから姿を見せたのは 同じ剣を持った ひとりの女の子。 ]
(697) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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あなたは ……… [ 覚えがある。小学校の時の同級生。 何度も僕に 「 プールに行こう 」と遊びに誘ってきて 何度も断ってたら、 最後には わんわん泣いていた子だ。 勉強の邪魔になるから断っていたけど 僕も心が痛かった記憶がある。 ]
(698) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ なるほど、と僕は得心する。 此処に出る敵は 立派な大人になる為に 僕が不要だと 文字通り切り捨てていったモノ。 二度、三度 振りかざしてくる剣を避けながら 女の子の腕を軽く斬れば パシュという音と共に 姿は消えた。 ]
(699) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ それから ─── 僕が中学の時、 通学路で合計3回も告白してきた男の子 僕が孤立しているから、と 何度も相談の時間を作ってきた先生 母が料理を作らないのを知ってか 何度も僕に料理の作り方を教えようとする 近所の優しいおばさん 僕は襲ってくる" 敵 "を次々と倒していく。 きっと此処は 此処だけは僕の心の世界。
僕が" 邪魔だ "と感じて 小学から中学、幼い頃に関わった人から 順番に現れている気がする。 もう少しで、廊下の突き当り つまり ゴールなはずだけど。 ]
(700) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ なんだか、とても嫌な予感がした。 ]
(701) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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…… 花内、さん [ 現れたのは、今でも見知った顔。 彼女だけじゃない ─── 後ろから姿を見せたのは ゆりちゃん、回谷さん、蛭間さん、 愛崎さん、ミルフォードさん 雛川さんに、麗ちゃん、莉子ちゃん 此処に閉じ込められた みんなの姿。 ]
(702) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ 数が多くても、剣を横に ひと振りすれば 一度に倒すことは出来るだろう。 それよりも 僕は──── ] ちがう!! みんなを邪魔だなんて思った事は……
一度だって ……… !! [ 声を張り上げて 僕は、空虚へ叫ぶ。 ]
(703) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ みんなは僕に" たのしい "をいっぱいくれた。 其れは、僕の大切な宝物で。 決して" 立派な大人 "になるのに 邪魔になるものじゃない!! ] ……ッ !! [ 誰かの剣先が、僕の右腕に突き刺さる。 僕はがむしゃらに剣を振りながら パシュ、パシュ、パシュと ─── 其れは、みんなが消えるまで。 ]
(704) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ そして傷口を抑えながら やっと辿り着いた廊下の突き当り ─── 其処は、行き止まりだった。 ]
(705) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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『 残念!タイムオーバーです!! 』
(706) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ ブッブー、と陳腐なブザー音が鳴った後、 僕の胸を何かがひゅん、とすり抜けていった。 両膝を突き、僕の身体は床に倒れ込む。
どくり、どくりと血が流れるのを頬で感じながら 薄れゆく意識の中で考える。 僕は何を失敗したのだろう ─── ]
(707) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ ああ、もしかしたら ───
みんな僕に" たのしい "をくれる筈の人で それを宝物だと知ってる今の僕ならば
誰も倒さないのが 正解だったのかも アナウンスは" 敵を倒せ "なんて 一言も言ってなかった
だとしたら引き返すのが正解で 本当のゴールは スタート地点のすぐ横 ? それか、僕が剣を捨てれば 敵も敵じゃ無くなって 両手を広げてくれた?
ああ、くやしいなぁ… コンテニューは、出来ないよね ]
(708) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ いえ、僕を■す為の舞台だもの 正解なんて 最初から無い、か ]
(709) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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…… ごめん、ね
僕 のこらなきゃいけない、 …… のに
(710) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ PM8:50のチャイムが鳴り止んだ後。 貴方たちは1階職員室の奥、廊下の突き当りで 血の海の中、うつ伏せに倒れた 1体のマネキンを見つけるでしょう。
ジャージ姿のマネキンは 心臓を抉り取られたように、 胸にぽっかりと丸い穴をあけている。 ]
(711) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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【 山村 咲良が見当たらない 】**
(712) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/16(Mon) 00時頃
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