人狼議事


31 私を■したあなたたちへ

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視点:


【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
何かきてる!
美味しいよね。ほうじ茶と大福。

(-9) 2023/11/16(Thu) 23時半頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
犯人ではなさそう。
まったりほのぼのロールができるね!

(-11) 2023/11/16(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 兎坂庵。 ああ ……。 」


 店名が呼び水となったのだろう。
 呼び起される記憶がある。>>0:174
 それは俺にとって、若干の苦味を伴っていて。

 煙崎さんに案内されて訪れた兎坂庵の入り口で、
 俺は一方的に卯木氏の顔を見ていた。
 そのまま用事を思い出したと、踵を返したのだった。
 これは俺の中でのみ問題のあることで
 彼には全く無関係な事柄である。

 なので、友達なのか彼氏なのか先輩なのか。
 彼女がどのような関係性を称したのかは、
 俺も知り得ぬところである。>>5 
 

(40) 2023/11/17(Fri) 07時頃

【赤】 超心理学会 ヒイラギ


 『 こんにちは。卯木さん。
   返信に感謝します。
   俺は坂理と言います。

   煙崎さんはあなたの店の
   ほうじ茶と大福がとても好きでした。 』
 

(*11) 2023/11/17(Fri) 07時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 律儀に届けられた内容を確認し、返事を送れば、
 ああそうだったなと。
 一つ、彼女のことを思い出した。
 甘味のことになると、いつになく饒舌な姿。

 脳裏でつかの間の再会を果たしているうちに
 続けざまに送られるメッセージ。

 各内容を脳内に叩き込み、整理する。
 高校時代の養護教諭の名には覚えがあった。
 中には対面している菊水先生のものもあっただろう。
 

(41) 2023/11/17(Fri) 07時頃

【赤】 超心理学会 ヒイラギ

 
 『坂理です。大学生です。』
 

(*12) 2023/11/17(Fri) 07時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 郷に従って、文字の装飾も添付ファイルもない
 端的な一文のみ送信すると。
 顔を上げ、実物の菊水先生に向き直り。


  「 流石は先生ですね。
    埋め立て許可 …… テーマパークの名目で
    取得するのは考えにくいって話ですよね。
 
    テーマパークの前は何があったんでしょう。 」


 彼女の話なら、国益に繋がるような施設。
 普段であれば調べれば済む話だが、
 あいにくスマホは沈黙していた。
 

(42) 2023/11/17(Fri) 07時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 …… そうですね。
    姉弟と思われるのは別に構わないんですが。
    菊水先生は観覧車に行くんですよね。

    同行するのに弟では役者不足でしょうから。 」


 そんな話もひと段落した頃合い。
 アポロで見た彼女の紹介文を思い出し。
 これからの話には、
 お気をつけてと、小さく微笑んで
 身を案じる言葉だけ送り。

 自身は休憩スペースに留まって、
 二杯目のドリンクをオーダーすることにした。**
  

(43) 2023/11/17(Fri) 07時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/17(Fri) 07時頃


【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
めっちゃ楽しそうな縁故が見えますね!
やったー!

俺はこれから自分語りをします。(犯行予告)

(-36) 2023/11/17(Fri) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 二杯目のドリンクは「ロケット・ランチ」にした。
 まさにロケットの打ち上げような衝撃が味わえる。
 そんな触れ込み通り、一口含んだ時点で
 なかなかパンチの利いた味がした。

 平時に飲もうとは全くもって思わないが、
 やはり空間が持つ雰囲気に染まることこそ、
 テーマパークの醍醐味だろう。
 パークに置いて、はしゃぐのは最早礼儀ともいえる。

 なお醍醐とは牛乳を加工した汁を表すが、
 乳製品の味は全くしないので注意してほしい。

 よし、閑話休題。
  

(55) 2023/11/17(Fri) 12時頃

【赤】 超心理学会 ヒイラギ



  『 初めまして卯木さん。
    俺と煙崎さんは交際関係にありましたよ。
 
    社交辞令などとんでもない。
    兎坂庵のことを語る煙崎さんの頬は
    いつになく綻んでいました。

    機会があればぜひ。
    彼女の思い出話でもしたいですね。 』

 

(*14) 2023/11/17(Fri) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 個別のメッセージを返す。

 煙崎るくあとの関係性。
 探られるのは予想していた。
 もしも本当に彼女を殺した犯人がいるのなら、
 動機の面で重視されるポイントだろう。

 愛憎は表裏一体と聞く。
 彼氏と答えるのは避けるべきかもしれないが。

 兎坂庵へは、同じ高校の生徒も良く訪れている。
 彼らは俺達が恋人同士だと思っている、
 そのために演じていたのだから。

 ならば虚偽を告げたところで、
 露見の可能性は十分にあった。
 

(56) 2023/11/17(Fri) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 まあ、こっちが嘘なんだけどね。 」


 共犯である煙崎るくあはもういない。
 一人で偽りを続けること。

 いつか感じた苦味に近しい感情が、>>40
 どろりと渦巻いた後、澱みとなって
 腹の底に溜まっていくのを感じた。
 

(57) 2023/11/17(Fri) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 どうして、だろうな。

 問いかけたのは、誰に対してか。

 もし煙崎るくあを愛することができたのなら。
 嘘にしないですんだなら。
 俺は彼女と付き合ったりなどしなかっただろうに。*
 

(58) 2023/11/17(Fri) 12時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



 あの日、踵を返した理由。>>40
 卯木 宙太は俺の初恋相手に似ていた。

 

(59) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 幼稚園の先生に恋を落ちる。>>0:152
 よくあるエピソードだ。

 ただ、それが男性であることは、
 幼稚園教諭の男女比率を考えると
 珍しいことだったかもしれない。


  『 ひいらぎ君はね。
    大きくなったら可愛い女の子の
        お嫁さんを貰うんだよ。 』

 

(60) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 淡い想い行方など、端から決まっていた。
 こちらは未就学児だ。
 相手が異性だとしても叶うことはなかっただろう。

 『可愛い女の子のお嫁さん』。

       初恋相手の青年は、
       俺が好きだった温かな声と優しい笑顔で
       俺が異質だということを教えてくれた。
 

(61) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 男性ではない。彼だから好きだったのだと。
 貫けたなら、まだよかったのかもしれない。

 しかし存外惚れっぽかった俺は、
 年齢を重ね、再び恋をして。
 惹かれるのはいつも同性だった。

 そのくせ神様は、異性受けのいい外見 ────
 なんてものを与えたから。
 彼女らは無邪気に俺を校舎裏に呼び出した。

 頷けるわけがなかった。
 期待に満ちた目が、「どうして?」と曇る度に、
 自身の異質さに潰されそうになる日々。

 告白にかこつけ、
 過剰なスキンシップでも要求されようなら、
 喉奥から込み上がるものすらあった。
 

(62) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 煙崎るくあと出会ったのはそんな頃だ。

 彼女は同性から見ても魅力的な女性だったのだろう。
 勝ち目がないからと。
 煙崎さんと付き合ってから、告白はわかりやすく減った。

 訪れた平穏。
 胸を焦がす感情はなくとも。

 愛する必要のない相手と過ごす時間。
 身体を重ねることも、
 キスも必要としない関係は、存外心地良かった。
 

(63) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



 彼女に最後に会った日。>>0:96
 包み込むような淡い微笑みを今も覚えている。

 

(64) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 その日の勝負は、俺の負けだった。>>0:172
 敗北の代償として、俺はくだらない話をした。

 淡々とした軽い口調で、
 いつものように、個人情報を彼女の耳に寄せて。


  「 俺が好きな奴は、君のことが好きらしい。 」


 高校で出会った彼は、
 お人好しで、他人のために損をして笑うような。

 そんな、不器用なタイプだった。
 …… どうにも俺はそういうのに弱いらしい。
 

(65) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 君と付き合っている俺は恵まれているそうだ。
    イケメンは羨ましいと。

    …… まあ、あいつだけじゃないな。
    よく言われるよ。 」


(66) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 なのに、どうしてだろうな。

    俺はちっとも、
    自分が恵まれているとは思えないんだ。 」
 
 

(67) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 口元は微笑んだまま。
 涙の代わりに、瞳の奥で光が揺らめいた。

 あんまりな言い方だったと思う。
 仮にも交際相手へ。
 理不尽をしか与えられなかった彼女に対して。

 「 私たち、本当にお揃いね 」>>0:97
 …… あの瞬間。
 何を持って煙崎るくあがそう言ったのか。
 確かめることはもう叶わない。

 今更ながらに思い知る。
 死ぬとはそういうことだ。 
 

(68) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 …… さて、どうするかな。 」


 ロケット・ランチ。>>55
 二口目を飲むのは断念した。 
 代わりに、椅子を引いて立ち上がる。

 答えはわからなくとも、決まっていた。

 訃報を聞いて、涙を零すことすらできない。
 薄情な彼氏だった。

 そんな俺が今できるのは、
 せいぜい、彼女の痕跡を追うことだけだろう。**
 

(69) 2023/11/17(Fri) 12時半頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
さて。ソロルも書いてしまったぞ
(設定全部吐きだした顔)

どうしようかな。とってもノープラン……

(-39) 2023/11/17(Fri) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 立ち上がりとほぼ同時。
 アポロが告げるのは卯木氏からの返事。
 そのまま目を通して。


  「 ほうじ茶と兎型の大福か。
     ……… ふっ。 」


 ついと、吹き出した笑みは無意識だった。

 どうやら向こうも移動するようだし、
 会話を閉じるような文を選んで入力する。 
 
 

(85) 2023/11/17(Fri) 19時半頃

【赤】 超心理学会 ヒイラギ



  『 確かに、煙崎さんが好きそうです。 』

 

(*18) 2023/11/17(Fri) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 納得してから、ああ、と気付く。
 何にもなれなかった俺達だけど。
 緩んだ顔で、大福を頬張る煙崎るくあの姿は、
 容易に想像できたから。

 どうやら俺の中にも、多少なりとも
 彼女という存在が『いて』くれたらしいと。
 
 そうだな。
 ほうじ茶も甘い物も、好きでも嫌いでもないけど。
 ほうじ茶の香りと共に語らう時間は、

 多分、好きだった。>>0:102
 

(86) 2023/11/17(Fri) 19時半頃

【赤】 超心理学会 ヒイラギ



  『 そうですね。
    お互い生きて帰れたら。
    その時は是非相伴に預かりたいです。

    それでは、また。どこかでご縁があれば。 』

 

(*19) 2023/11/17(Fri) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 最後に、卯木氏へ送ったメッセージを一瞥する。
 …… 縁起でもなかったかもしれない。
 でも、もう送信してしまったから。

 煙崎さんを殺した犯人のこと。
 今回の一件を企てた黒幕のこと。
 並べれば、厄介さに頭を抱えそうになる。
 

(87) 2023/11/17(Fri) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 しかし、命が懸かっていると警告を受けているが
 ヒーローになれるとも思っていないただの学生としては、
 解決しようとも、できるともあまり思っていない。

 上手い具合に状況を掻い潜り、
 最終的には警察に任せたいところだ。

 ただここは、煙崎るくあの関係者の集まる地。
 彼女を知るには、うってつけだから。

 優しさに、優しさを返せなかった彼女。
 その生前の軌跡を辿るだけの、自己満足の路。
 

(88) 2023/11/17(Fri) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 そうだな。
    俺にはそれくらいがちょうどいい。 」


 額に滲む汗を、手の甲で拭うと。
 気負いも、責任もない足取りで。
 俺は、俺だけの目的へ向けて歩き出す。>>69**
 

(89) 2023/11/17(Fri) 19時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/17(Fri) 19時半頃


【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
禁止区域が解禁されたら見に行こうかな(観光気分)

(-40) 2023/11/17(Fri) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 卯木氏からの過不足ない丁寧なメッセージ。>>104
 煙崎さんのお兄さんいわく、大人の男性である彼。
 なるほど、同世代からはあまり得られない
 そつのない印象を終始抱いたまま、やり取りを終えた。

 なのに再び『アポロ』が着信を知らせたのは
 天の川ロードを下り、別エリアへ向かう途中だったか。
 一斉メールなら、目だけ通すつもりだったが。


  「 …… しましたよー。挨拶。 」


 どうやら不足だらけだった自身の投稿へのご指摘が。
 

(173) 2023/11/18(Sat) 07時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 よろしくお願いします。
 とでも添えるべきだったのか。>>54

 とは言え直前のお兄さんの全体メッセージを見る限り、
 指摘した側にも欠けている意識だ。
 対面した印象では、格下の礼儀のなさに
 眉を顰めるタイプでもなさそうだったが ……。

 殊勝な文章を作り直すのも、
 大した手間ではなかったが。
 せっかくの機会でもある。

 咎める者もいないだろう状況。
 立ち止まらないまま、
 歩きスマホならぬ歩きアポロを返す。
 

(174) 2023/11/18(Sat) 07時頃

【赤】 超心理学会 ヒイラギ



  『 こんにちは。まだ生きていますよ。

    足りませんでしたか? 俺の挨拶。
    他に何か聞きたいことでも? 

    なら、簡単な勝負でもします?
    お兄さんが勝ったら、俺の情報を教えますよ。
    もちろん逆もまた然り、ですけど。 』
 
 

(*29) 2023/11/18(Sat) 07時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 やあ。我ながら面倒くさい文面だ。
 呆れたお兄さんが返信を諦める可能性は、
 そこそこあるに違いない

 別に煙崎さんとのやり取りを
 此処でなぞるつもりはなかった。>>0:172

 ただやはり、俺はそこまで話し上手ではなく。
 単なる、暇潰しでしかない。**
 

(175) 2023/11/18(Sat) 07時頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
もしかして俺は皆とコアがずれているのかもしれない
(今気づいた顔)

(-52) 2023/11/18(Sat) 07時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/18(Sat) 07時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ


 添削ではなく、単に見逃されていたようだ。
 ならそこでやり取りを終えてよかっただろうに。

 話に乗ってきたのは、
 状況を改善しようという藁にも縋る想いか。

 はたまた単に意外と勝負好きなのかもしれない。

 …… 煙崎さんはどうだっただろう。
 些細な勝負の数々。
 意外と楽しんでいたのか、
 彼女の務めとしての、義務感でしかなかったのか。

 願わくば、前者であればいいと。
 もう祈ることしかできない相手だ。 
 

(185) 2023/11/18(Sat) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 まあ、付き合ってもらえるのなら遊んでもらおうか。
 

  「 どこで何をするか、か。
    …… 決まってるはずがないんだよなぁ。

    あ。 これでいいか。 」


 明確なプランニングなどあるわけでもない。
 たまたま目の前にあった「スペースデブリ墜とし」。
 そのまま題材に選び、説明文にざっと目を通す。

 どうやらシューティングゲームの一種で、
 宇宙を漂うスペースデブリに照準を定め、
 100発の弾でいくつ落とせるかを競う遊戯らしい。
 

(186) 2023/11/18(Sat) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 えっと。ここをこうするのか。 」


 的に狙いを定め、全弾打ち尽くせば
 応じた結果が表示される。

 TOP10まで登録されるランキング順位は、
 まだ誰も遊んでいないのか、
 自分の名前が頂点に躍り出た。

 以下は当然空白だけが並ぶ。
 

(187) 2023/11/18(Sat) 12時半頃

【赤】 超心理学会 ヒイラギ



  『 一発勝負で。
    これより点数が上ならお兄さんの勝ちです。 』


 端的な一文には、

 『 1位 SAKARI Score68 』

 ディスプレイを撮影した画像が添付されている。
 

(*31) 2023/11/18(Sat) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 我ながら可もなく不可もない数字が出た。
 煙崎るくあへの勝率も似たようなものだ。>>0:173

 整った外見を除けば、
 彼女を話題で喜ばせることも出来ない
 面白みのない男だという自覚はある。

 真っ直ぐでないという評価には、首を捻るが。>>176
 顔で告白されたには、頷かざるおえないだろう。** 
 

(188) 2023/11/18(Sat) 12時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/18(Sat) 12時半頃


【赤】 超心理学会 ヒイラギ



  『 別に急がなくていいですよ。
    長引きそうですし、これ。

    早く終わるなら
    それに越したことはないですから。 』
 
 

(*33) 2023/11/18(Sat) 14時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 ああ、そんな時間か ……。 」


 メッセージを見て、食事時だと知る。
 目まぐるしく変わる状況に空腹を忘れていたが、
 食べられる時に食べておくべきかもしれない。

 近くにあるワゴンでホットドッグを頼む。
 モナリザってやつは、何でもできるんだ。
 ドリンクは無難にお茶にした。
 近くのベンチに腰掛け、食事を始める。

 ロケット・ランチ?
 あれは人間が飲むものではない。**
 

(194) 2023/11/18(Sat) 14時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 夏の日差しは、頭上にかかる影を明瞭にする。
 
 ホットドックの欠片を呑み込こみむと、
 顔を上げて、にこりと微笑んだ。


  「 こんにちは、密星先生。 」

  
 彼女が呼ばれているのは知っていた。>>41
 ならばその登場も、驚きには繋がらない。>>208

 在学中、世話になった先生を忘れるなんてとんでもない。
 最も煙崎さんと違って、俺は保健室の常連でもなかった。

 保健室の女医、と言う蠱惑的な響きに、
 魅了された絵男子生徒達の噂話を聞く限り。
 一筋縄ではいかない浮世離れした人という印象が強い。
 

(213) 2023/11/18(Sat) 16時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 俺の卒業以来でしょうか。
    在学中はお世話になりました。

    そうだ。先生に聞きたいことがあるんです。 」


 座ります?
 そう言って隣のスペースを空けて見たが、
 どうするかは本人の意思に任せた。

 ホットドックのラスト一片を食べ終えて。
 お茶で喉の滑りを良くした後、
 密星教諭へ向き直り。

 明日の連絡事項を告げる調子で
 瞳を細めて尋ねた。
 

(214) 2023/11/18(Sat) 16時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



 「 どうして煙崎さんを殺したんですか? 」

 

(215) 2023/11/18(Sat) 16時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 …… なんて突然言われたら。
    動揺するんでしょうかね? 犯人なら。 」


 目尻を、ふっとほどくように和らげて。
 笑いながら残っていたドリンクを飲み干せば。
 遠くの方で、ジェットコースターの
 稼働音が聞こえた来た。*
 

(216) 2023/11/18(Sat) 16時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 相手は目上だ。
 自分だけ食べているのも居心地が悪い。
 先生も何か注文しますか?
 返事はさておき、そんな一拍を挟んでから。


   「 それは、奇遇ですね。 」


 『変わった雰囲気を持つ先生だから。
 お前にも靡かないかもしれないぞ?』
 揶揄うような、嫉妬交じりの級友の言葉に、
 「それは助かるな」と当時は真剣に思ったものだ。

 裏を返せばその程度の印象。
 それが同じ試みを企てていたと知れば、
 「お互い様なら謝らなくてもいいですね」
 驚きに少し見開いた目を、愉快そうに細めてから。
 

(240) 2023/11/18(Sat) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 俺は犯人ではないですよ。 

      …… すみません。
      つまらないことしか言えなくて。 」


 茜色が差し込む廊下を幻視するような。
 そんな、雑談の様相を保ったままに。
 

(241) 2023/11/18(Sat) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



 「 昔から、あまり得意じゃないんです。
   女性を喜ばせられるような話題作り。
   煙崎さんにも呆れられていましたね。

   『坂理くんは、時々会話の運びが、
   話下手のレベルではない』 ── って。 」


 そう、懐かしそうに笑ってから。
 せっかくだから、先生の話も聞かせてください。
 煙崎さんとの思い出、と。

 とっくに卒業している身ではあったが。
 教え子の顔で、教えを乞うた。**
 

(242) 2023/11/18(Sat) 18時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/18(Sat) 18時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ


 犯人ではない。

 互いに提示できるのはその言葉だけ。
 裏付けも根拠もない白証明。
 
 ただ今は、警戒するよりは。
 故人を懐かしむことに時間を使いたい。

 密星先生の内心はわからないが。
 少なくとも、俺はそんな気持ちだったのだろう。
 

(255) 2023/11/18(Sat) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 そうですね。
    思い出しました。
    密星先生は『妖精さん』ですからね。 」


 ここは年長者を立て、
 否定の選択を取るべきだったかもしれないが。
 いつだったか、煙崎るくあが口にした名称を思い出し
 ついうっかり、そのまま許容しまった。


  「 世の中とは、話のスケールが大きいですが。
 
    …… 妖精の世界だと。
    天秤は片方に傾かないんですか? 」


(256) 2023/11/18(Sat) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 浮世離れした雰囲気は、
 そのまま生まれ育った環境に繋がるのではないか。
 当然、単なる推測に過ぎないが。

 こちらの世界には不平等も多い。
 不均等な自身のスキル。デバフの類と感じていること。
 深堀りする必要性を感じなければ、秘めたまま。 
 話題はねだった通り、煙崎るくあの思い出へと移る。


  「 気兼ねのない仲ですか?
    そうですね。
    そんな風に見えたのなら ── 」


 俺と彼女の間に、愛情がなかったから。
 相手の言動に一喜一憂するような。
 心を揺さぶれる間柄ではなかっただけで。
 

(257) 2023/11/18(Sat) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 …… いえ、何でもないです。 」


 それこそ、思い出話には蛇足でしかない。
 出かけた言の葉を、首を横に振って散らした。
 

(258) 2023/11/18(Sat) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 ああ、卯坂庵。
    煙崎さん好きでしたからね。
    あそこのほうじ茶と大福。
    店主さんもこの場に来ているみたいですが。

    …… おや。 LV1とは、随分低めですね。 」


 初めての遊園地ということだろうか。
 やはり変わった環境で生きている人みたいだ。

 ぼんやりとしていた認識に、
 それなりの輪郭を持たせた後。
 

(259) 2023/11/18(Sat) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 ならコーヒーカップはどうですか?
    ここでの名称は惑星パーティーらしいですけど。
    あれなら動きも緩やかなので、
    初心者でも楽しめると思いますよ。 」


 案内を見る限り、カップの代わりに、
 「すいきんちかもくどってんかい」で有名な彼らが
 宇宙を模したフィールドをくるくる回る仕様らしい。


  「 なんと、レベルアップにも対応しています。
    経験を積んだと判断したら ────、 」
 
 

(260) 2023/11/18(Sat) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

  「 中央のテーブルを、思いっきり回すんです。 」

(261) 2023/11/18(Sat) 20時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 にこっ。
 大多数の女性にとっては、運命を感じさせるような
 爽やかな顔で微笑むと。

 邪気のない澄んだ瞳で、
 蜜星教諭の遊園地ライフを応援した。**
  

(262) 2023/11/18(Sat) 20時半頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
クソエイムさん……

(-71) 2023/11/18(Sat) 20時半頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
あっ 100なのかこれ。
0だと思った。

良かった。
クソエイム先輩はいなかったんだね。

(-72) 2023/11/18(Sat) 20時半頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
100でよかったのに><。

(-78) 2023/11/18(Sat) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 いつのタイミングだったか。
 アポロが勝負の結果を運んできた。

 届いた画像を開けば、期せずして。
 心からの気持ちで、同じセリフが並んだ。


  「 …… 一発も当たらないことってあるんだな。 」


 ここまでくると、お兄さんの方が懺悔室宜しく
 告解を希望してるのではと疑うレベルだが。
 それでも、こちらは権利を得たわけで。
  

(271) 2023/11/18(Sat) 21時半頃

【赤】 超心理学会 ヒイラギ



  『 場所はクソエイムさ ……
    お兄さん次第でいいですよ。

    お兄さんのこと。
    何かひとつ、俺に教えてください。

    煙崎さんともね。
    たまにやってたんです、これ。

    それじゃ。
    思いついたらでいいので連絡ください。 』

 

(*39) 2023/11/18(Sat) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 元より成果を期待して
 話を持ち掛けたわけでもなかったから。

 相手に頼った回答を送れば、
 なかなかやるじゃん、と。

 ふふんと、どこか誇らしげな顔で、
 自身の69点を称えた。**
 

(272) 2023/11/18(Sat) 21時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/18(Sat) 21時半頃


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