10 冷たい校舎村9
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[黒沢からその話を聞いた時、 感じたのはシンパシーだった。>>2:550>>2:605 でも、彼女の現実を改めて理解した今、俺は憤ってる。
子どもは親に嫌われたら生きていけないんだよ。 苦しくても認められたくて必死になるものなんだ。
それをいいことに支配して、搾取して、追い詰めて 挙句の果てに死に追いやってしまうなんて、 心の底から胸糞悪いと思った。
だって俺だって多分、 もし何かが少しだけ違ってたらそうなってた。
だからこれは黒沢の為というより 自分の為の怒りなのかもしれないけど、>>2:607 今はそれでもいいよね。]
(+45) 2021/06/14(Mon) 18時頃
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[静かな呟きには即答が返って来て 俺はその反応に安堵した。>>+37
怒りを抑えた静かな声が今は心地いい。 独白めいた思いの丈に相槌を打って。]
…………うん。
でも、副会長は自分のそーゆー部分も あんまり人に知られたくなかった気がするからさ。
変にレンが責任感じることはないと思うよ。 何も知らない奴の明るい言葉に 却って救われてたりすることもあるしね。
(+46) 2021/06/14(Mon) 18時半頃
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[鳩羽だしは、そのまんまの意味。
感情豊かで他人に寄り添って痛みを気遣える お前がそう言う奴だから、話してもいいかなって思ったの。 きっと黒沢も許してくれるんじゃないかなって。
これを信頼って呼ぶならそうなんだろうね。 …言わせんなよ恥ずかしい。]
(+47) 2021/06/14(Mon) 18時半頃
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[そんな悪友兼類友兼戦友兼…長えよ。 いいんじゃないもう親友で。
とにかく共に盃(紅茶●伝)を交わしたマイフレンドは あながち冗談じゃなさそうな口振りで言うものだから、 俺は呆れたように苦笑する。]
殴りこみて。 行くなら加勢するけどさあ、 俺、副会長んち知らないもん。
[まあ気持ち的には俺もそうしたいくらいだったけど きわめて現実的な問題が阻んだ。
それにもし知ってたとしても、 ひとまずは黒沢の容体が気にかかる。 なので電話を切った後は病院に向かうつもりだ。**]
(+48) 2021/06/14(Mon) 18時半頃
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― 幕間・柊家 ―
[病院に向かうにしたって 現実的な問題その2が伸し掛かる。 そう、つまり交通手段だ。
こんな時間じゃ電車もバスも通ってない、 高校生にはタクシー代もままならない、 誰か呼び出してきてもらうにしたって うっすい繋がりの男の為に自宅まで わざわざ来てくれる可能性も低い。
一先ず身支度をしていた所で 物音を聞きつけた親が起きてきた。 不良学生の俺だけど、こんな時間から出かけるのは珍しい。
怪訝そうに、けど少し離れて様子を窺う親に、 少しだけ逡巡して声を発する。
「―――あのさ。」]
(+104) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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友達が危篤で。搬送されたって。だから。 病院まで車、出して貰えないかな。
[それを聞いて両親の顔が歪む。 こんな時間に?今から急に?明日も仕事なのに、 って書いてあるのが分かる。
多分俺、今までだったらここで やっぱいいよって薄笑い浮かべただろう。 ううん、そもそも頼まなかったと思う。
怪訝そうな父と困惑顔の母。 2人を見て、頭を下げた。]
(+105) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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自殺未遂で重体なんだって。 心配なんだ。……おねがい。
[顔を上げた時、2人は驚いたように俺を見ていた。 少しの間があってひとつため息をついた後、 来なさい、って母が言う。]
(+106) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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[結局、母の車に乗せて言って貰えることになった。 俺を病院まで送って行った後、 どこかで時間を潰してそのままパートに出るらしい。
迎えにはいけないけど大丈夫、って聞くから バスか電車で帰るよって答えた。
友達は大丈夫なの、って聞くから わかんない、って答えた。
静かだった。 暫くお互い無言のまま、走行音だけが響く。]
……ねえ。
(+107) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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虐待ってさ、 どうやって助けたらいいの。
(+108) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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[そう問いかけた時、 母親がはっきり目を見開いたのが ミラー越しに分かった。
また数分の沈黙の後、 彼女がぽつぽつと話し始める。 俺の知らない話だった。
彼女ら夫婦は昔、俺が小さい頃に居たような 児童養護施設でボランティアしていて、 それがきっかけで出会って結婚したんだそうだ。
色んなこどもが居たそうだ。 障害がある子、親が亡くなった子、貧困家庭の子、 それこそ親から虐待を受けている子も 珍しくなかったらしい。
……昔の俺みたいに? って突っ込んで聞く勇気は 流石にまだなかったけどさ。]
(+109) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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[それから、 色んな制度を教えてくれた。
専門のお悩み相談窓口みたいなものとか 困った時に逃げ込めるシェルターだとか、 場合によっては弁護士や裁判所が 相談に乗ってくれることも。
全部が全部は覚えきれなかったけど、 頭のメモ帳に書き入れた。 黒沢が戻ってきた後に、 もしも何か役立つことがあればと思って、]
(+110) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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「もう薄々気付いてるかもしれないけど。 大人も、思ってるほど立派じゃないの。 でも、あなたたちよりは知識をもってるから。 困った時は頼りなさい。」
[ふいに、そんな台詞が耳に届いて、 目を丸くするのは今度は俺の方。
でも、それ以上話を続ける前に 車が病院に到着したから。 運転席のその人は、じっと俺の方を見ていた。]
(+111) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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「由樹。 あなたの顔を久しぶりに見た気がする。
……友達、無事に回復するといいね。」
(+112) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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[そう言って俺を見る母さんは、 少し気まずそうな顔で。 それでも一番最初に会った時みたいに 穏やかに微笑んでいた。
その時初めて、俺も。 まともに彼女の顔を見て話したのが 随分久しぶりだってことに気付いた。]
(+113) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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[―――うん、だから。 殴りこみを頼むのはもうちょっとだけ 話してからでもいいのかもしれないな。>>+49
気持ちは有り難く受け取っておくよ。*]
(+114) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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― 病院にて ―
[俺の家は豊高から電車で2時間かかるところにある。 つまりそれだけ郊外にあるわけで、 鳩羽よりも到着するのは遅かったと思う。
受け付けの人に黒沢が居る部屋を聞いて、 病院内の廊下を歩く。
皆帰って来てる筈、とは思ったけど やっぱり姿を見るまで安心は出来ないからさ。 きょろきょろと知り合いの姿を探していれば 誰か見つけられただろうか**]
(+115) 2021/06/14(Mon) 22時半頃
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/* 地上がアツい……… ただただひとつの物語として面白いんだよな……… ログに見いってしまう
(-50) 2021/06/14(Mon) 23時半頃
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/* >>180 死んだお母さんの意思を周りにぬりつぶされてしまって 自分の心を殺してきためいちゃんの口から この局面でこれが出てくるのいいな めいちゃんだからこそ説得力をもって言える台詞ってかんじでとてもすき
(-59) 2021/06/15(Tue) 13時半頃
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/* 黒沢ちゃんの周囲のことは傷ついてほしくないし皆すごいと思ってるのに、自分だけは勘定にいれてない認知の歪みがなまなましい 認められてこなかった防衛本能なんだろうな......みたいな
それでいてめいちゃんとすみくらくんを残したのは 自分の痛みに気づいて助けてくれそうな人を無意識に選んだんじゃないかなあと思うので、それもせつないんだよね
(-60) 2021/06/15(Tue) 13時半頃
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― 院内・待合室付近 ―
[普段病院に来る機会が そうそう多いわけじゃない。 ましてや集中治療室なんて縁もない。
うろうろしていれば 遠くから手を振る見知った人影>>+162]
あ、綿見ちゃん!
[思わずほっと表情を緩め、 手を振る彼女に小走りで駆け寄る。]
(+176) 2021/06/15(Tue) 16時半頃
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………ちゃんと帰って来てたんだ。よかった。
[なんせ調理室で見たマネキンの姿が 脳裏には色濃く残っているものだから。 ついつい腹部にまじまじと視線を落としてしまう。
自分だって別に何ともないんだから 現実の彼女まで怪我してたりはしないと思うけどね。 やっぱりあれ見ちゃうとちょっとね。]
綿見ちゃんもやっぱりメッセージ見てここに? その、副会長は……。
[何か容体に変化はあったのだろうか。 少し聞くのが怖いような気持と共に、言葉を詰まらせる**]
(+177) 2021/06/15(Tue) 16時半頃
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― 綿見と ―
そっか。だろーなとは思ってたけど、 やっぱ姿見るとほっとする。
え、あ、そう!?ごめん。 ついつい気になっちゃって…… でも恥ずかしがってる綿見ちゃんなんて レアだからちょっと役得。なーんて。
[勿論なんか変な気持ちで見てたわけじゃない、が、 確かにちょっと不躾だったかも。>>+192 謝罪を交えつつ、軽口を叩く綿見に笑いかける。 元気そうで何よりだ。]
(+213) 2021/06/15(Tue) 22時頃
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[続いて、黒沢の容体に水を向ければ ちらりと綿見の視線が集中治療室に向く。 まだ状況は何も変わっていないようで、 笑っていた顔を物憂げに曇らせた。]
………そっか……
九重ちゃんが来てるのは聞いたけど、 番代ちゃんも来てるんだ。
[番代家の厳しい門限を知っている身としては よく親が許可してくれたなって思ったけど、 それだけ必死に頼みこんだのかもしれない。 やっぱり皆、じっとしていられないのだ。]
(+214) 2021/06/15(Tue) 22時頃
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[他の奴も来ているんだろうか、 なんて思考の端に過った所で ちょうど鳩羽が戻って来たか>>+191
おっすおっす、って軽く手を上げて挨拶し 飲み物俺の分はねーの?とか、てかその傷どしたん、とか ちょっとした戯れ(ウザ絡みとも言う)をしたのち 売店に去っていく友人を見送る。]
(+215) 2021/06/15(Tue) 22時頃
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[んで、聞かれた話の続き。>>+194 校舎内で綿見とあんまりじっくり話す機会は無かったけど、 そう言う風に思うってことは、 やっぱり彼女の中でも何か変化があったのかな。 そこまでは分からないにせよ。
何せ、成り行き上とは言え、 唯一俺の中学時代のごたごたを零した相手ではある。 ちょっとだけ気恥ずかしいような気持ちで 眉を下げて苦笑を浮かべた。]
………うん、
(+218) 2021/06/15(Tue) 22時半頃
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なんてゆーかさ、あっちでいろいろ話して、 人の話も聞いてみてさ、 俺視野狭かったんかなーって。思って。
過去言われたことは変わんないし、 俺がやらかしたことも変わんないし、 新しい彼女が出来たわけでもないけどさ。
[現実が何か大きく変わったわけでも、 根本的に解決したわけでもない。
…俺が実の親に棄てられた事実が 変わるわけじゃない。けれど。]
(+219) 2021/06/15(Tue) 22時半頃
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いつも笑ってなきゃ駄目だって思い込んでたんだ。 でも、なんかさ、皆優しいんだよ。 優しくしてくれたんだと思う、ずっと。
だからもっかい信じてみたいなって。 今度はちゃんと向き合いたいなって。思った。
[求めた愛を得られたわけではないけれど。 俺の周りにはたくさんの人がいて、 少しずつやさしさや愛をくれていた。
闇雲に欲しがるばかりで、 ずっとまともに見ていなかったんだって。 ようやく気付いたから俺は、 やり直したくて帰って来たんだ。
いつか俺も俺をちゃんと好きになれるように。]
(+220) 2021/06/15(Tue) 22時半頃
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……俺の方はそんな感じ。
[なんか語っちゃったな。 素に戻るとちょっと照れ臭くて、 あははと笑って軽く頭をかく。]
綿見ちゃんは? ちょっとは気持ち、楽になった?
[いつかのやり取りを思い出して。 お返しに聞いてみるんだ。**]
(+221) 2021/06/15(Tue) 23時頃
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/* わーーもうエピだ! 校舎出るロルが爽やかですてきね
(-103) 2021/06/15(Tue) 23時半頃
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