16 魔界のミッドウィンター祭【R18】
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[耳を倒し、天使が去って行く気配と音を追う。 どうやら厨房の方へ向かったらしい。
冷えると言ったからだろうか。 かまどの灰には、確かに火が埋めてある。 多少弄っても火事には繋がらないだろうが、天使自身が火傷などするかもしれない。
気にはなったが、見に行くことはしなかった。 ただ本を閉じて、楽な姿勢になり、気配を読むことに集中する。*]
(-27) nekomichi 2021/12/23(Thu) 23時半頃
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[天使はしばらくかまどの前にいたが、離れたようだ。 居間に移動した後は、なにかしている気配がする。
家の中を物色しているとか、外へ出ようと画策しているとか、そういう物音はしなかった。 どうやら、体を動かしているだけらしい。
何をしているのか興味はあったが、行くのはやめておいた。 居間に近づけば光で気付かれるだろうし、見られていると気付けば止めてしまうだろう。 慣れるまでは、放置しておくのがいい。 時間を掛けてゆっくり近づいていくのが良いのだと思う。]
(-30) nekomichi 2021/12/24(Fri) 11時半頃
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[知覚の一部を天使の上に残し、意識のレベルを下げていく。
微睡みに近い状態になって、今夜はもう休むことにした。*]
(-31) nekomichi 2021/12/24(Fri) 11時半頃
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[微睡みは完全な眠りではなく、天使が近づいてくるのは知覚していた。 何をするのだろうかと意識の欠片で追いかけていれば、毛皮を幾度か撫でられる。 そわそわした感触で覚醒したけれども、そのまま動かずにいたら、足元に顔を伏せた。
天使は眠るのだろうか。 それともうつ伏せているだけだろうか。 毛布でもかけてやりたくなったが、触ると起きるかもしれない。
光る毛を伸ばして天使の周囲に絡ませ、光の天蓋を作るに留めておいた。]
(-34) nekomichi 2021/12/25(Sat) 17時頃
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[すっかり目が覚めてしまったが、動くに動けない状態だ。 天使がいなくなるか、夜が明けるまでは横になっていようと思う。
足元の温もりは、なんだか心地良かった。*]
(-35) nekomichi 2021/12/25(Sat) 17時頃
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[天使が顔を上げる。 離れていく温かさが惜しくて、一緒に上体を起こした。]
目が覚めたのか? やはり寒かったかね。
[そのまま体を半回転させ、寝台から足を下ろす。]
どれ。火を入れておこうか。 少しは温まるだろう。
[立ち上がり、厨房へと歩き出した。*]
(-37) nekomichi 2021/12/25(Sat) 18時半頃
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[かまどの前に立ち、埋めて置いた火を目覚めさせる。 鮮やかな赤に光る燠に新たな炭を添えてやれば、火は再び息を吹き返した。 ぬくもりが穏やかに広がっていく。
天使がまだ寝室にいるのを知覚しながら、自分の毛を幾度か梳いた。 指に絡んで抜けた長い毛を、指で編んでいく。]
ケラヴノス。 こちらに来なさい。
[かまどの前にもうひとつ椅子を用意して呼んでみる。*]
(-40) nekomichi 2021/12/26(Sun) 00時頃
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[思ったよりも素直にやってきた天使に椅子を勧める。 それとは別に、求めるように掌を出した。]
夜の間、ずいぶん消耗していただろう。 少し、手を見せてごらん。
[手を見せるよう催促し、手首を素早く掴んで自分の毛で編んだ糸をくるりと巻き付けた。]
この毛はしばらく光っている。 君は光を糧に生きる天使のようだからね。 少しは君の足しになるだろう。
(-42) nekomichi 2021/12/26(Sun) 01時半頃
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[掴んだ手を離さないままで告げ、不意にその手を強く引く。]
本当はこうするのが一番だ。 君が望むなら、いつでもしよう。
[腕の中に天使を捕まえて、抱きしめる。 全身が明るく温かく輝いた。*]
(-43) nekomichi 2021/12/26(Sun) 01時半頃
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[毛で編んだミサンガは天使に受け入れられたらしい。 外せという様子は無い。 抱きしめた最初の一瞬も大人しかったが、すぐに抵抗された。
そのまま抱きしめておくのに困難はなかったが、与えたミサンガの効果を試したくて天使の手首を撫でる。 編まれた毛の一部がするりと伸びてもう一方の手首に巻き付き、簡単な手鎖となって天使を拘束した。]
暴れるのは構わないけれど、危ないからね。 しばらくそのままでいなさい。
[拘束したついでに翼の傷を診る。 砕けた付け根が少し盛り上がっているのを掌で撫でた。 このまま再生するだろうか。 片翼の天使も良いが、飛ぶ姿も見てみたいと思う。]
(-46) nekomichi 2021/12/26(Sun) 12時半頃
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[拘束してやったら抵抗はより激しい物になったが、それでもまだ可愛いものだ。 叩きつけられる手を捕らえて、縛られた腕の輪の中に頭を突っ込んでみる。 そうして立ち上がれば、天使の足は宙に浮く高さだ。]
君は天界に帰りたいと思っているかもしれないが、 もう諦めた方が良い。 君は既に私のもので、天のものではない。
[腕の中に天使を捕らえたまま、その金の髪を撫でる。 単に撫でるというよりは、指を差し入れて梳く動きだ。]
(-48) nekomichi 2021/12/26(Sun) 15時頃
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このあたりは私の領域で、他の魔物は寄りつかない。 一人は静かでいいが、時には他の生き物が恋しくもなる。
私に見いだされたのが運命と思って、ここで暮らすといい。
[語りかけるような穏やかな口調だが、天使を抱きしめる腕が緩むことはなかった。*]
(-49) nekomichi 2021/12/26(Sun) 15時頃
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[宙吊りでの蹴りなど、少々煩わしい程度のもの。 じゃれつかれているのと大差ない、と思えば愛しさも覚える。
首に天使の腕を掛けたまま、獣人から獣へと姿を変えた。 そのまま天使を床に押し倒し、のしかかる。]
君には印をつけておこう。 誰が見ても、私のものだとわかるように。 君が私の側を離れても、すぐに探せるように。
[牙の並ぶ口を開き、天使の首を咥える。 浅く肌を破る牙と、喉笛を舐める舌。 どちらも火のように熱く感じるだろう。]
(-52) nekomichi 2021/12/26(Sun) 23時半頃
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[口を離せば、天使の喉に文様が刻まれている。 まるで首輪のようなそれこそが支配の印だった。*]
(-53) nekomichi 2021/12/26(Sun) 23時半頃
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[床に押し倒されても、なおも天使は蹴りつけてくる。 それは抵抗のためというよりも、意地のように思えた。
天使の上に腹ばいになり、体全体で乗る。 間近になった首筋や顔に舌を伸ばして舐めた。]
君に言葉が通じているか分からないから、 つい無理矢理になってしまうな。 君が喜ぶことをしてやりたいのだが。
いや。君の望みが聞けたとしても、 私はそれを聞き届けることはできないだろう。 君を手放すことも、光に返すこともしたくはない。
せめて快適に過ごさせてやりたいが、 どうもうまくいかないようだね。
(-55) nekomichi 2021/12/27(Mon) 02時半頃
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[体毛の一筋を伸ばして扉の鍵に触れる。 解錠の音と共に、外へ続く扉が開いた。]
気晴らしに、外へでも行ってくるといい。 私の側にいると、君も気疲れするのだろう。
私の領域内に、他の者はほとんど入ってこない。 危険があっても、刻印を通じて君を守れる。
君が出かけている間に、会話の手段を考えておこう。 文字が読めるなら、――いや。絵の方が良いか。
[考えを言葉にしつつ、天使の拘束を全て解いて、体の上からも退いた。*]
(-56) nekomichi 2021/12/27(Mon) 02時半頃
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[天使が出て行ったのを見送って、扉を閉めた。 前脚を伸ばし、後脚を片方ずつ伸ばしてあくびをする。 それから、軽い食事を摂った。 獣身でも大抵のことはこなせるものだ。
食事が済めば、自らも外へ出る。 草を踏んで歩き、大岩の上に飛び乗って、そこで腹ばいになった。
背中の毛がそれぞれに光を放ち、周囲を照らす。 光を浴びた植物たちが、そっと葉を広げる。 己の領域を保つための日課だった。]
(-60) nekomichi 2021/12/27(Mon) 13時半頃
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[天使の位置は特に把握していない。 夜になる前には探しに行こうと思う程度だ。
言葉が通じなくても、心が通わなくても、構わない。 少なくとも、植物よりは反応がわかりやすい。
いずれは関係も変わるかもしれないが、今はこれで良かった。 意識の片隅だけで天使を追いながら、大岩の上で目を閉じる。*]
(-61) nekomichi 2021/12/27(Mon) 13時半頃
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[大岩の上で寝そべっていると、天使の気配が近づいてきた。 顔は上げないまま、耳だけをそちらへ向ける。
何をしているのかは分からなかったが、確認はしない。 こちらが動けば、天使はどこかへ去って行くような気がしたからだ。
興味が先走って、尻尾がはたりはたりと揺れた。*]
(-65) nekomichi 2021/12/27(Mon) 17時頃
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[どうやら天使に気付かれたらしい。 頭を上げて、去って行く姿を見る。 手に持っているのは、花を編んだ輪のようだ。
弾むような移動の仕方は一見楽しそうだが、当の天使にとっては不便なのだろう。 はたりはたり。 尻尾を波打つように幾度か動かしてから、立ち上がった。
前脚で伸び、後脚で伸びてから身震いをひとつ。 軽やかに岩山を降りる。]
(-68) nekomichi 2021/12/27(Mon) 18時半頃
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[距離を開けて、天使に付いていく。 あの花で何をするのかが気になった。
方角的に、泉へ向かっているのだろうか。 そういえば、天使の髪が少し湿っているようだ。
天使が止まれば自分も止まり、その場で伏せて眺めていよう。*]
(-69) nekomichi 2021/12/27(Mon) 18時半頃
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[一度威嚇されたが、天使は気にしないことにしたようだ。 こちらを見ずに進んでいくのを、変わらぬ距離で付いていく。
泉の前で止まった天使は、編んだ花を水面に浮かべて膝をつく。 草の上に座り、流れてくる澄んだ声に耳を傾けた。
祈りを終えた天使は、さらに先へ進んでいく。 泉の側に寄って残り香を嗅ぎ、花輪を咥えて首を振り、角に掛けた。]
(-72) nekomichi 2021/12/27(Mon) 20時半頃
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[頭に花を乗せて、さらに天使を追う。 やがて、行く手に灰色の大地が見えてきた。
あれが草原の終わり。領域の端。 瘴気に満ちた、むき出しの魔界が始まる場所。
天使はこの果てを見に来たのだろうか。 背中の光を収めて立ち止まる。 天使が領域を越えようとしているのか、その場に伏せた姿勢で注視していた。*]
(-73) nekomichi 2021/12/27(Mon) 20時半頃
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[天使が振り返る。 こちらを見つめながら、後ろ向きに境界を越えた。
分かっているだろうに。 その先は、光無き世界。 天使が生きていくすべなどないものを。
灰色の世界にぽつりと光る点となって離れていく天使を、首も持ち上げずに見送る。 その目は光そのものではなく、周囲からじわじわ滲み出す影を見ていた。]
(-75) nekomichi 2021/12/27(Mon) 21時半頃
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[胸の内で、ゆっくりと数を数える。 耳と目は、隙無く周囲の気配を探っていた。
領域の周囲には、有象無象の魔が群れている。 他の魔から逃れてきた、弱い魔物たちだ。 陽光の領域に入ることはできずとも、他の魔物もあまり訪れない周辺を隠れ家にしている連中だった。
彼らに、1羽きりの天使は魅力的な獲物に見えているだろう。 天使に刻印があることも、領域の主が見ていることも気付かぬ愚かなものたち。]
(-76) nekomichi 2021/12/27(Mon) 21時半頃
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[十を数える頃には、魔物たちもあからさまに天使を囲み始める。 もう十を数えれば襲いかかっているだろうし、天使も戦おうとするだろうが、それを待つ気はなかった。
立ち上がり、地を蹴り、空間を渡って天使の背後に現れる。]
じき夜が来る。 帰るぞ。
[唐突に現れた領域の主の姿に、有象無象はたちまち散り失せる。*]
(-77) nekomichi 2021/12/27(Mon) 21時半頃
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[天使の指がたてがみを掴む。 その温もりに、小さく唸った。]
掴まっているといい。
[天使の下へ潜り込み、己の背の上へと投げ上げる。 輝く毛束で包み込むように支えながら、疾駆した。
草原を駆け、泉の脇を抜け、大岩を跳び越して、 我が家へ。]
(-81) nekomichi 2021/12/27(Mon) 22時半頃
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[家の前で足を止め、天使を下ろす。 天使の手をぺろりと舐めてから、扉を開けた。 尻尾をゆるく揺らしながら中へ入る。]
おいで、ケラヴノス。 冷えるから、扉は閉めて。
[丸い敷物の上をぐるりと回り、のすりと座ってから天使を呼んだ。*]
(-82) nekomichi 2021/12/27(Mon) 22時半頃
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[扉は閉まったが、天使は入ってこなかった。 もう一度立ち上がり、空間を跳ぶ。 天使の前へしなやかに飛び出して、その体を再び背負った。]
側に来て欲しい、といえば分かるだろうか。 ひとりは、冷えるからね。
[そうして有無を言わさず家の中へ引き込んだ。]
(-85) nekomichi 2021/12/27(Mon) 23時頃
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[いつかわかり合えれば良いけれど、 いまはただ、そのぬくもりが欲しい。*]
(-86) nekomichi 2021/12/27(Mon) 23時頃
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