27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
……どうしてそんなに、誰かの為に行動できるの 今大変なのは、俺じゃないのに
[明確な答えを求めているというには、語気が弱かった。
──分からない。 自分と違いただただ優しいのだというには、一線を引く気持ちになる程遠い存在に思えなくて。 それはこうして今までなら有り得なかった触れ合いまで行ったからなのかもしれないけど。
置いて行かれる者に弱さを見せてしまった成海には 触れ返す為に手を伸ばすことは、出来なかった。]
(139) 2023/08/03(Thu) 11時頃
|
|
……ふ
[けれど、遅れてこちらも笑う。たまに彼の口数に感化されていたみたいに。 身体の力はいつの間にか抜けていた。 意識から外れていた背後の存在が、とっくに消えていることに気づいた。]
心配しなくても、生きるとも
[誰もここで成海と関わらなかったとして、きっとそうなった。
自由を得られた一人暮らしで命を絶たず、 この空間で救いを待つみたいに天使に媚びていたのは 結局は惰性の生命活動に勇気が劣っていたということ。
でも、誰かの戻れない日常への帰還の先で 骨谷と、直接約束を果たさないといけない。 福原はきっと、あの時のままに思ってくれる筈だ。 そうして二人目の兄に沢山言葉を貰ったのなら。 無気力ではない生き方を出来るような、努力は試みないといけないかもしれない。誰かと似た誓いをしたように。]
(140) 2023/08/03(Thu) 11時頃
|
|
……でも、大藤君がもし死んでしまっても俺は
君のことを忘れない、ことある毎に思い出す その度に何回だって傷つく あの時こうすればもっと君と仲良くなったかもとか、 些細なことを悔やみ続ける
[好意的感情、相手との日々がかけがえのなかったことを示す話。
しかしある種大藤の言葉に反しているとも取れるし、己が掲げた義務の放棄とも言える。 消えゆく運命かもしれない者に残していく言葉では無い。
やっぱり呪うことしか出来ないのかもしれない。 だけどどうしてか。自分に出来るか分からない筈の言葉の数々に、今は疑念を抱いていなかった。]
好きに生きてもいいって、俺のお兄様が言ったのだから
[反応の薄さを少しも気にした様子もなく、一人で横で話し掛け続けた時みたいに。 悪びれない様子で、微笑むのだ。**]
(141) 2023/08/03(Thu) 11時頃
|
|
/* すまん、コア薄めの人を他のところに送るテクニックが無かった 筆が遅くて午前中に返してなんか終わりそうな雰囲気醸し出すのが精一杯だった……
(-73) 2023/08/03(Thu) 12時頃
|
|
/* ちょっと色んな意味でキッチンも無理だな すまない福原君……
(-74) 2023/08/03(Thu) 12時頃
|
|
/* なんかの比喩表現なのか本当のことなのか 幼児がリアルなので本当そう
(-77) 2023/08/03(Thu) 18時半頃
|
|
── 一階・ビデオルーム ──
……もう、大丈夫
ちゃんとしてる、とはまだ言えないかもしれないけど 叶わなかったことばかり、考えるのはやめる
[だからもう、弟を心配しなくてもいい。 平等に削れてゆく残り時間を、 これ以上自分の為にばかり使わなくていい。]
君が言ってくれたこと全部、覚えたまま還るよ
[確かに受け取ったつもりだ。
──今までずっと、そうしてくれていたみたいに。*]
(151) 2023/08/03(Thu) 19時頃
|
|
/* 昼間にこれするべきだったかな!? いやまず朝に返せてない時点で駄目だったかな、申し訳ない コアの差がある人とどうやり取りするかもっと考えないといけませんね…
(-79) 2023/08/03(Thu) 19時頃
|
|
/* まああれだ すっげー序盤から回谷ちゃんが恋愛エンジンふかしまくってしまっただけあるよお兄様は。かっこいいよ あ、成海も中身もそんな気はないのでご安心を
(-80) 2023/08/03(Thu) 19時頃
|
|
── ビデオルーム ──
[無彩色の黒の中に浮かんだ憂いの色を>>166 覗き込み掬い上げるには、あまりに時間が足りなかった。
まるで本当の兄と弟の如く、心配の糸を解いて 重い希望に「ならそのエゴを背負おう」と返した。 それで、精一杯だった。
これで二人が隣り合う時間が最期ならば、 ──告げた通り、きっと数多の悔恨を残すだろう。 心残りを無くす為に彼に硬貨を弾かせたというのに。
告げられた言葉で思考が切り替わる。>>168 頷いて彼の後に続きビデオルームを出た。 悟れない細やかな重みになど、気づきもせずに。*]
(174) 2023/08/03(Thu) 21時半頃
|
|
── ビデオルーム周辺 ──
さっきはごめんね 大藤君、君にお返しします
[鉢合わせた回谷に、微笑みかけた。>>173 まるでただいつもの調子でそう述べる。 そこに病んだ様子も纏わりつく蝶や何者かも、存在しない。
大藤は勿論物ではなく、成海はただ二人が一緒に自分の元に来た記憶から同行していたのだろうと認識しただけ。 言葉選びが一般的じゃなかったとしても、何の作為もそこには無かった。]
捜索を手伝えなくてすまない どうやらもうすぐ、……時間だ 最後にしないといけないことがあるんだ
[そして大藤に向き直り告げてから、足早に去った。
残された時間は不鮮明。けれど何故だろうか、急き立てられる感覚がある。 他の誰かも感じていたとは知る由もない。>>2:357*]
(175) 2023/08/03(Thu) 21時半頃
|
|
── →カフェ ──
[北館ビデオルームから道なりに中央に向かえば階段がある。 それを降りた先は地下。 ミュージアムショップの前を通り抜け、目的の場所へ。 その道筋で田端は見つからなかった。
人はいないが、いくつか物が動いている気がする。きっと誰かがまた使っていた。 一人歩き回って用意された料理を確認すれば、減った跡もある。 子供も好きそうなものばかりだ。きっと、口に運んでいる間皆が日常に戻れていた筈だ。
柊も手伝ったのだろうけど、どうしてこんなにも沢山の品を一人二人で作れるのだろう? 母親すらろくに料理をしない家で育った成海には、まるで魔法のようだった。]
(190) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
[本当ならどれもこれも運びたかったけれど。
何の悔いも無く消えるには気がかりな話があった。 少食の身の上に、肌身に刺すような焦燥感が気になっていた。
それでもどうしても、 あの後輩に言ったことを嘘にはしたくなくて。 どんな気持ちだったとしても皆に残してくれたものに 何一つ手を付けないのは、避けたかった。
少し迷った末にスイートポテトを一つ貰って席に座る。 これは冷めても美味しいものだと知っている。 昔、兄も未だ父にとって都合が良い子供だった幼い頃 よく兄弟におやつとして出されたものだ。
福原がまだいた時の食事では、デザートは無かった。 ……だから丁度良いだろう。]
(191) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
[キャラメル色の表面に軽く焦げ目がついた、柔らかな輪郭の菓子。
焼き立てではなくなった筈の今も、甘い香りが漂った。 しっとりとした食感、くどすぎない自然な味。
そこまで大きくはない品なのもあるが、簡単に平らげた。 おにぎり一つに時間をやたらかけた気がしたあの時とは、大違いだ。]
(192) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
[綺麗に何も無くなった皿を眺め、ふと思い至る。
あの頃の兄は大きいほうのスイートポテトを弟に譲ったり、 お気に入りの標本コレクションを自慢してきたり。 年齢相応の優しさと可愛らしさがあった。
真那とはホテルのラウンジでケーキを食べたり、 美術館にプラネタリウム、数年間の婚約中に色々な場所に行った。 それを、快い思い出として記憶していた。
どれもこれもちゃんと覚えていた筈なのに。
──どうしても自分自身が受け入れ難くて、 彼等へ、冷たい感情以外何も無いような気になっていた。]
(193) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
……御馳走様でした ありがとう、福原君
[両手を合わせ、食器を運んでおいた。 また洗う気がない。本当に何もしない男である。
そのままカフェより踵を返した。
自分はまだ、この世界に存在している。 未だ連絡が取れない者を探せる時間があった。]
(194) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
── →廊下 ──
[ふと頬に手をやると、もう血は流れていないようだった。
時間経過なのか、大藤が触れたことでも関係しているのか分からない。 少なくとも成海の意志による治癒ではないだろう。
いつ治ったのか、抱き締められる前ならいいと思った。 兄の服に血をつけて許される年齢の弟ではなかったから。
どうにもポジティブな方向性では自分の意志が空間に与える作用は弱いような気がする。 あの時ガーゼが出てきたのが不思議なくらいだった。]
(195) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
[とうに成人した年齢。 誰に何を渡されたとして、 それだけで今までの積み重ねを越えられない。 フィクションのように一瞬で人が変わることはない。
全ては自分の意志、それが人より脆弱ならば 叶えたり報いようと思う努力を第一歩とし、踏み出さねばならない。
それが生きる者たる自分の義務だろうかと、成海は思っている。 死にたがりのままでは駄目なのだろうと、思い始めている。
果たせるのかなど、覚醒める前に確信出来はしない。 けれど貰ったものは全部、捨てないでしまってある。 応えたくなったものも、どこか自分には眩しすぎたものも。]
(197) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
[……田端は、見つからない。
そうこうしている内にいつの間にか知らない場所に迷い込んだようだ。 通った覚えのある通路部屋が見当たらない。 振り返るとそこは、壁。退路を塞がれた。
真っ直ぐに続く道は無機質なコンクリートに変わっており、水で濡れて色濃く変わっている。 湿った香りが、雨が降った後であることを示していた。
その最奥に、絵画が飾られていた 額縁の下の札によれば名前は──「光明」 目隠しをされた白い服の若い男性、小さな台と敷かれた藁。 そして、斧を持っている黒服の女性。
有名な作品によく似ているが 記憶のものとは性別が反転しており、描かれる人物が少ない。 そして、タイトルも違っている。
こんな絵は果たしてこの美術館にあっただろうか? 覚えが無いのは、まるで遠いことのようだからなのか?]
(198) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
[顎に手を添え思考していた時 ──瞬き程度の時間で、周囲の様子が一変する。
スポットライトの当たるステージ、 見下ろすように無数に並んだ赤い座席が後方にある。 芸術劇場、という言葉が浮かんだ。
その舞台上、袖近くで 成海は白い服を着て立ち竦んでおり 傍らには藁の上に置かれた小さな台が存在した。]
(199) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
……まだ、
[続いていたのか。俺の悪夢は。 反対側の舞台袖から現れた天原真那を眺め、微笑んだ。
真那の装いはワンピースから黒いドレス姿へ。 血液ではなく、本来の色のように見える。
年上の彼女も今ではとても頼りない少女にしか見えない。 その細い腕が、斧を引き摺っていた。
自然と膝をつき、首を差し出すように項垂れた。 あの台へ押さえつける司祭はいないのだから。]
(200) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
[一歩、一歩。 固く鋭いハイヒールの足音と 床と斧が擦れる音が、近づいてくる。
彼女は何も言わず、カラスアゲハは舞わない。 全ては成海の意志の変化に影響したことだ。 これから行われる、絵画の再現も。
虐げられ罰せられるのは求めるが故に。 けれど、無意味な夢の中の死は望んでいなかった。 本物の終わりしか、見ていないはずだった。
望みは打ち砕かれ、生きることを誓った。 その上で擬似的な終演を感じ覚醒めるのならば。
もう自傷ではなく。 通過儀礼といってもいいのかもしれない。]
(201) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
[音が全て止まった。
決して顔をあげようとしないのに、 あの黒く丸い目が自分を見下ろしているのだと分かる。
重い斧を持ち上げようとしている。 だから、最後に。本物ではないと知っていても]
(202) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
こんなことをさせてしまってすまない 俺は今も、君に手を引かれていた子供のままだった
……真那さん、ありがとう ──君のことが好きだったよ
[それは恋も愛も熱烈な執着も宿らない。 ただ一人の人間との未来を想って細やかに向けていた。
確かにあった、温度。]
(203) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
[斧が振り上げられ、刃が首に触れたような気がした瞬間。
真の断頭は為されず、成海の意識は白く沈んだ。*]
(204) 2023/08/03(Thu) 23時頃
|
|
/* 一番精神が脆弱だったから唯一脱落したのかもしれないね……
(-92) 2023/08/03(Thu) 23時半頃
|
|
/* まあここで落ちるから安心して病んだところはある 最終日は周りが同期でもそうはいかない
(-93) 2023/08/03(Thu) 23時半頃
|
|
/* ところであれを見て誤解したらフ的な才能持ちだと思うんだよね 状況的に友人同士が別れを惜しんでハグするくらいあり得ると思うの
(-94) 2023/08/03(Thu) 23時半頃
|
|
/* 生きても暗黒を想定していたら前を向くイメソンが無い!!!!
(-95) 2023/08/03(Thu) 23時半頃
|
|
/* 福原君が情けないところを全部見てて滅茶苦茶嫌われてたらどうしよ?? 先輩どうやって生きていったらいい??
(-96) 2023/08/03(Thu) 23時半頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る