人狼議事


1 冷たい校舎村(別)

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 巫女 ゆり

 ―― 午後8時50分 ――

[ 教室を出ていったメアを、>>1:429
 引き留めるっていう発想はなかった。
 だって、みんな好き勝手出ていってたじゃない?
 それで結局戻ってきたじゃない?
 シホとかレイとかレンとか、まだ帰ってきてないけど、
 でも、2階の窓から飛び降りようとしたとか
 そんな無茶でもしない限り、
 危ないことなんてないでしょ?

 その時私は、共有された情報を整理したり、消化したり、
 そういうことに頭とか時間とかを使いたかったんだよね。

 だから、メアを追いかけるライを
 いってらっしゃいって見送るだけ。
 戻ってきたヒナにはおかえりって声をかけた。
 ほら、黒板にヒナ専用の報告スペース、
 もう用意してあるよ、なんて。
 きっと開かなかったんだろうって、もう予想済みだけど ]

(1) 2020/11/11(Wed) 00時頃

【人】 巫女 ゆり



    [ ―――――――――悲鳴>>#2 ]
 
 

(2) 2020/11/11(Wed) 00時頃

【人】 巫女 ゆり


 は?

[ 全くの予想外。
 私はうつむいて考えていた顔を上げた。
 誰かと目が合ったかな ]

 今の、メアの声じゃなかった?

[ 私の声に重なるように、チャイムの音が聞こえた* ]

(3) 2020/11/11(Wed) 00時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/11(Wed) 00時半頃


【人】 巫女 ゆり

 ―― 回想/ほんの数日前 ――

[ つまらない話し合いが終わって、>>1:270
 彼氏だった男と妹を席から追い出して、
 私はカフェでカップに残ったコーヒーを飲んでた。
 悲しくない。落ち込んでもない。
 傷ついたのはプライドだけ。イライラするだけ。
 やり場のない気持ちを、砂糖もミルクも入れない
 苦いコーヒーで飲み込む。
 
 そんな時だった。粘着質の声がしたのは。>>272
 3年ぶりに見るかつてのクラスメイト。
 正直、久しぶりすぎてしばらく誰かわからなかった ]

(14) 2020/11/11(Wed) 01時頃

【人】 巫女 ゆり

[ 私、この子を登校拒否に追い込んだりなんかしてない。
 でも、どうやら相手はそうは思ってなかったみたい。
 私の修羅場(?)を見たのが、
 嬉しくて仕方ないみたいだった。
 人の不幸は蜜の味ってこういう感じなのかな?
 別に私、修羅場だとも不幸だとも思ってなかったけど。
 「ご愁傷様」だとか「可哀想」だとか、
 にやにやしながら言われたけど、
 それって笑顔で言うような言葉だったっけ。

 正直、この子も私の好奇心を刺激しない。
 だから、どうでもよかった。
 「いい気味」って言われて、
 ああ私、嫌われてるんだなあって思ったけど、
 この子に嫌われても痛くもかゆくもないから、
 なんで?とも思わなかった。

 嫌われる理由が気になるのって、
 嫌われたくない相手限定みたい ]

(15) 2020/11/11(Wed) 01時頃

【人】 巫女 ゆり

[ だけど、次の一言は聞き捨てならなかった ]

(16) 2020/11/11(Wed) 01時頃

【人】 巫女 ゆり

 「仕方ないよね。あんた欠陥品なんだから」

(17) 2020/11/11(Wed) 01時頃

【人】 巫女 ゆり

[ は?って思った。それだけは、聞き捨てならなかった。
 私が、欠陥品? どこが?
 持つ者と持たざる者。
 できる子とできない子。
 有能と無能。
 期待される方とされない方。
 そのすべてにおいて、私は間違いなく前者で、
 文句のつけようのない優秀な人間のはず。

 わからない。受け入れ難い。ありえない。
 そんな私に、かつてのクラスメイトは言った ]

(18) 2020/11/11(Wed) 01時頃

【人】 巫女 ゆり

 「だってあんた、人の気持ちわからないでしょ」

(19) 2020/11/11(Wed) 01時頃

【人】 巫女 ゆり

[ 何言ってるのって思った。
 そんなの、当たり前のことでしょ?
 他人が何を考えてるかなんて、どんな気持ちかなんて、
 言われなければわからないに決まってるじゃない。
 意味が分からない。
 眉を寄せた私に、彼女は言い募る。
 雪が積もるみたいに、
 私に向かって信じられない言葉が降ってくる。
 積もっていく ]

(20) 2020/11/11(Wed) 01時頃

【人】 巫女 ゆり

[ 普通の人は、人の気持ちがわかるんだって。
 相手がどんな気持ちでいるかが、
 言っていいことが、言ってはいけないことが、
 相手を傷つけることが、不快にすることが、
 そんなことが、わかるんだって。
 言われなくても、察せるんだって。
 空気が、読めるんだって。

 言われなければわからない私は、欠陥品なんだって ]

(21) 2020/11/11(Wed) 01時頃

【人】 巫女 ゆり

[ 私は優秀な人間なのだと思っていた。
 そのことを疑ったことなんてなかった。

 私、欠陥品だった?
 普通の人が当たり前にできることが、
 できなかった? できないでいる?

 私は、私は――――** ]

(22) 2020/11/11(Wed) 01時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/11(Wed) 01時頃


【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/教室 ――

[ 情報の消化速度は人それぞれ。
 受け入れるかだって、人それぞれだ。
 でも、いつもなら「そんなことありえないでしょ」って
 一蹴しちゃうようなメアの話を、
 全面的に否定する人はいなかった。
 だってもう既に、
 色々とありえない状況になってるものね。
 だって、チャイムが鳴った途端
 教室の外が文化祭になるなんて、
 どう考えてもありえないでしょ?

 でも、現状を受け入れるのと現状に甘んじるのは
 全然別の話よね ]

(51) 2020/11/11(Wed) 17時頃

【人】 巫女 ゆり

[ ノッカはダメージを受けてた。>>38
 私だって、この中の誰かが、
 この世界を閉じるために帰れなくなるなんて、
 そうなんだ、仕方ないね、とは思えない。
 だけど。だけどね ]

 本人に自覚があるとは限らないよね。

[ 出てきてよって言われて、ぽつんと言った。
 絶対の絶対に、あのメールを送ったのが自分じゃないって
 言い切れない気がしたから。
 ノッカは言い切れるのかな? ]

(52) 2020/11/11(Wed) 17時頃

【人】 巫女 ゆり

[ そして、悲鳴 ]

(53) 2020/11/11(Wed) 17時頃

【人】 巫女 ゆり

[ ぱらぱらと教室に集まってきていた面々が、
 悲鳴に反応して、また教室を飛び出していく。
 リコが、サラが、ノッカが。

 リコが振り返って「アンタは?」って私に言った。>>44

 ねえ、何が正解なんだろう。
 教科書に載ってないことが多すぎるよ。
 そんなことを考えるのは、私が欠陥品だから?
 何も考えずに走り出すのが普通なの?

 私は、そんなことできない。
 正解を探そうとする。してしまう。
 状況を把握するために行くべきだ、とか、
 でも危険があるかもしれないのに
 手ぶらでは行くべきじゃない、とか、
 忙しくそんなことを考えるの ]

(54) 2020/11/11(Wed) 17時頃

【人】 巫女 ゆり


 私も行く。

[ でも、手ぶらでは行かない。
 何か、身を守るもの。武器みたいなもの。
 考えて、私は教室の隅の掃除用具入れから、
 ほうきを出した。
 こんなものでも、ないよりマシ ]

 危ないかもしれないから、ヒナは無理しないでいいよ。

[ 教室を出る前、ヒナにはそう声をかけた。
 でも、行くって言うならもちろん止めるつもりはない* ]

(55) 2020/11/11(Wed) 17時頃

【人】 巫女 ゆり

[ ヒナのこと、引っ込み思案とか臆病だとか
 言う人がいるけど、私はそんな評価を聞くたびに、
 はあ?って顔をしてたと思う。
 本当に臆病な人は、あんな一目見て校則違反だってわかる
 制服改造なんかするわけなくない? ]

(56) 2020/11/11(Wed) 17時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ 3-1の可愛い部門の1位はヒナ。
 私がそう言った時>>0:887
 リコはヒナは正統派じゃないって言ってたっけ。>>1:26

 でも、私はやっぱり一番はヒナだと思うな。
 なんていうか、ヒナは“可愛い”に対する姿勢が違う ]

(57) 2020/11/11(Wed) 17時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ 流行りって廃れるのも早いでしょう?
 この前まで可愛い可愛いって夢中になってたものが、
 あっという間に流行遅れになって、
 見向きもされなくなんてよくあることじゃない?
 その点、ヒナはぶれない。
 ヒナの信じる“可愛い”を真っすぐ突き進んでる。
 そんな感じがするの。
 だから、私の中で、ヒナは“可愛い”の追求者で、
 他の追随を許さない“可愛い”部門の1位だと思う ]

(58) 2020/11/11(Wed) 17時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ だからリコの名前はあげないよ!>>1:27
 残念だったね!! ]

(59) 2020/11/11(Wed) 17時半頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 回想/文化祭準備 ――

 え、私の分?

[ 文化祭の衣装、
 用意されてるのは接客とか呼び込みとか、
 表に出る人の分だけだって、当然のように私は思ってた。
 それなのに、全員分あるって聞いて、>>1:390
 私は目を丸くした。

 全員分って!
 費用と時間、どれだけかかったの!?
 予算が厳しいって
 サラが言ってたとはずだけど!>>0:540
 それに、私たち受験生よ!? ]

(60) 2020/11/11(Wed) 17時半頃

【人】 巫女 ゆり

  
 ヒナ!

[ 私の衣装はどんなだったかな。
 それを抱えて、私ヒナのところに行く。
 理由? もちろん好奇心を満たすために決まってる ]

 私の分も衣装があったんだけど、どうして?

[ 責めるつもりなんかなかった。
 ただただ不思議だっただけ。
 裏方に衣装なんて必要ないじゃない?
 どうしてヒナがそんなに手間をかけたのか、
 知りたくて仕方なかったの** ]

(61) 2020/11/11(Wed) 17時半頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/11(Wed) 17時半頃


【人】 巫女 ゆり

[ 普通はこういう時、何を考えてるの?
 メアの安否で頭がいっぱい?
 それとも、考えるより先に体が動いてしまったり?
 状況の確認の必要性だとか、安全の確保だとか、
 そういうことを考えてる私は欠陥品? ]

(96) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/教室→廊下 ――

[ 閉じ込めらてるけど、危険なことはないと思ってた。
 でも、悲鳴が聞こえたとなると話は変わってくる。
 メアがうっかり転んだとかの単独事故なら、
 怪我の程度は心配だけど、まだいい。
 でも、私たちに危害を加える
 別の要因が存在するとなると話は全然変わってくる。
 丸腰よりはましだと思って、ほうきを装備したけれど ]

 護身用よ!?

[ かしこなのはその通りだけど
 矢面に立たせる気満々なのはどうかと思う。>>78
 戦う気満々だと解釈されてるみたいだけど、違うから!
 人を戦闘民族扱いしないでほしい。
 私はヤマトナデシコ枠のはず ]

(97) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

[ でも、何かあったら叫ぶように、っていうのには同意。
 待ってるって言うヒナ>>67に頷いた ]

 物騒じゃないけど、呼ばれたら行くからね!

[ そう言い残して、リコの背中を追いかけたの。
 フローリングに咲くはずがない花が、
 廊下に咲いているのを目の端にとらえながら ]

(98) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

[ 臆病と慎重は違うよ。>>68
 それに、何かあったからって全員集合する必要が
 あるわけでもないもの。
 きっとみんな、何かあったら教室に報告に行くんだから、
 連絡役が一人残ってるっていうのも意味があることだし ]

(99) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 回想/文化祭準備 ――

[ 私に用意されていたのは、
 ミモレ丈のふわっとしたスカートだった。>>70
 私の好きな丈で、シルエットも綺麗。
 さすがヒナだな、と思う。
 みんなに何が似合うのか、よくわかってるなって ]

 予算結構厳しいって聞いたよ。
 ヒナ、もしかして、自分のお金も使ったんじゃない?

[ もちろん私はヒナのお金の出どころなんて知らない。
 バイト代か、お小遣いか、お年玉貯金崩したのか、
 私の想像の範囲はそんなところ。
 お金と時間、どっちも有限で、大切なもの。
 どうしてそこまでヒナがしたのか、私は知りたかった ]

(100) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

[ 返ってきた答えは、この上なくシンプル。>>71
 ヒナが可愛いのが大好きで、
 みんなの可愛いところを見たかったから ]

 さすがヒナ。

[ 私、それ以上の返事が思い浮かばなかった。
 可愛いの追求者ヒナの、可愛い追求活動の一環。
 確かにそれなら、
 お金も時間も費やす価値があるのかもしれない ]

 ありがとう、ヒナ。
 制服にエプロンより可愛い衣装着た方が、
 私もテンション上がって頑張れそう。

[ やっぱり衣装があった方が、お祭り感が出るものね。
 全員分衣装があるなら、みんなで集合写真撮りたいね、
 なんて話して、それからふと思いついて私は言った ]

(101) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり


 ヒナ、内部受験って言ってたっけ。

[ 確かそんな風な話、聞いたことがあった気がする>>72 ]

 服飾系に進めばいいのに。

[ 全員分の衣装、しかもそれぞれ違うデザインで作るって、 すごいよ。
 才能あると思うし、向いてると思うけどな ]

(102) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

[ あのね、本当に憶病な人は
 “これだけは譲れない”なんて貫けないんじゃないかな。
 成績なんかどうでもよくたって、
 先生に呼び出されて指導されるって事実だけで、
 怖くなって折れちゃうんじゃないのかな。
 他人に何言われてもどうでもいいって思えるのは、
 強さじゃないのかな。

 何かをまっすぐ追求するって、
 弱い人には難しいと思うよ ]

(103) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/2階廊下奥 ――

[ 花束を抱えたマネキンが、座り込んでいた。>>#5
 メアを追いかけていったはずのライが、
 そのマネキンの前に座り込んでいる。>>6
 
 ヒナが追いかけてたとしても、>>65
 きっと変わらなかったと思うよ。
 だって、運動神経抜群のライですら、
 止められなかったんだもん。

 メアを探しに行くって、
 レイが>>34、ノッカが>>62、その場を離れていく。

 私はほうきを握りしめたまま、
 マネキンから流れ出す血を黙って見ていた ]

(104) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

[ メアを探しに行くっていうのを止める気はないし、
 実際私は止めなかった。
 でも、私はこのマネキンがメアだと思う。
 だって、悲鳴を聞くより前にメアを探しに行ったライが
 見つけたんだもの。
 メアにライが撒けるとも思えない。
 それに、姿はマネキンだけど、流れている赤い血は、
 間違いなく本物だと思った。
 鉄っぽい、血の匂いがする ]

 この世界を閉じたってわけじゃなさそう。

[ 閉じたなら、私たちがまだここにいるのはおかしい ]

(105) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり


 世界を閉じた人は、帰れない。
 メアは、それに怯えてた、よね。

[ この世界を閉じるために、
 ここに残らなきゃいけないひとり。
 メアはそのひとりの心配をしてた。
 あと、メールの送り主、
 自殺を図った精神世界の主のこと。
 それ以外の人のことは、特に心配してなかったと思う ]

(106) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり


 世界を閉じたわけじゃないなら……
 メア、この世界から、出れたんじゃない?

[ 楽観的すぎる? でも、マネキンを残してメアは消えた。
 閉じ込められてるこの校舎から、いなくなった。
 それってこの精神世界から
 出ていったってことにならない? ]

 問題は、確かめる方法がないってことだけど。

[ 楽観的な仮説だけど、合ってるといいなと思う。
 敵か宇宙人か知らないけど、
 マネキンに変身する魔法をかけてくる相手に、
 ほうきで太刀打ちできるとは思えないもん ]

(107) 2020/11/11(Wed) 21時頃

【人】 巫女 ゆり


 とりあえず……メア、のマネキン?
 どうしよう。

[ ここにこのままにしておくのもね。
 私はそう言って、マネキンから視線を外す。
 廊下に花が咲いてる非日常。
 まるで弔いの花みたい、なんてことを考えた* ]

(108) 2020/11/11(Wed) 21時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/11(Wed) 21時半頃


【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/2階廊下奥 ――

[ サラが、メアのマネキンを
 保健室に運ぶって言った。>>115
 そうか、って私は納得する。
 怪我人は保健室。この上なく正しい。

 血がつくけど大丈夫?って聞きそうになって、やめた。
 きっと、抱きしめた時>>114に、
 もうついちゃっただろうから ]

 一人で運ぶのは大変でしょ。

[ 付き合おうかって私は言った。
 言ったけど、サラの代わりに背負ってあげるっていう
 発想はなかった。
 制服を血で汚すのは嫌だった。
 そう感じてしまうのは私が欠陥品だから?* ]

(116) 2020/11/11(Wed) 21時半頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/2階廊下奥→保健室 ――

[ メアはこの世界から脱出できたんじゃないか。
 私のその推測に反論の声は出ない。
 同意の声も出ないけど。
 
 んー?って理解しようとしてるリコに、>>126
 楽観的推測だけどね、って言おうとして、
 あまり楽観的でもないなって気づいた。

 メアは脱出できたのかもしれない。
 だとしたら、この世界にいるのは残り9人?
 そのうちの誰かひとりは、
 この世界に残らないといけないかもしれない?
 この世界から、帰れないかもしれない?
 それは全然楽観的な話じゃない ]

(137) 2020/11/11(Wed) 22時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ だから結局、私はただの推測だよって言うに留めた。
 私の申し出に、お願いってサラは頷いたから、>>132
 その話はそこで終わった。
 だって、確かめようがないんだもの。結論なんか出ない。
 先生、この問題の方程式はどこにありますか。

 サラがマネキンを背負うのに手を貸して、
 少しでも背負いやすいように、
 マネキンの背中に手を添えた。
 それくらいならできるの。だって、それくらいなら
 血はつかないから ]

(138) 2020/11/11(Wed) 22時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ 階段を下りて、1階の保健室へ。>>133
 ドアを開けるのは私がやった。
 カーテンを引いて、上掛けをめくるのも。
 全部、手を汚さないで済む仕事。

 マネキンをベッドに寝かせたサラを見れば、
 案の定、顔にも制服にも血がついてる。
 そしてサラは、
 そのことを全然気にしてないみたいに見えた。
 私とは違う。

 サラが何を考えているのか、
 やっぱり私には全然わからない。
 どうして普通の人は、わかるんだろう。
 空気って、どうやって読むのかな ]

(139) 2020/11/11(Wed) 22時半頃

【人】 巫女 ゆり


 ……血、ついてるよ。

[ 私はそう言って、サラの頬に手を伸ばした。
 避けられなければ、私の人差し指が、
 サラの頬についた血を拭ったと思う。
 これくらいなら、できるの。
 手なら、水で流せばすぐ綺麗になるもの ]

 服、着替えた方がいいよ。
 体操服のジャージ持ってこようか。

[ ここに残るって言うサラにそう言ったのは、
 親切心なんかじゃなかった。
 血で制服を汚せない私の、罪悪感みたいなものだった* ]

(140) 2020/11/11(Wed) 22時半頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 回想/文化祭準備 ――

[ このクラスには嘘つきが多い。
 だけど私は額面通りに受け取るの。
 だって、本当のことを言ってるのか嘘ついてるのか
 私にはわからないんだもの。
 嘘じゃない?って無意味に疑うより、
 信じる方がいいでしょ?
 だからヒナが口ごもっても、>>127
 私はそうなんだって頷くの ]

 それにしたって、前にヒナが買ったやつでしょ。
 ありがとね。

[ 何に価値を感じるかなんて、人それぞれ。
 可愛いを追求するヒナにとって、
 お金と時間をかける価値のあることだったんだろう。
 でも、私がその恩恵にあずかったのは事実だから、
 私はちゃんとお礼を言うよ ]

(149) 2020/11/11(Wed) 23時頃

【人】 巫女 ゆり

[ よかったって素直にヒナは喜んだ。>>129
 そういうところ、いいなって思うの。
 大したことないとか私なんかとか言わないで、
 がんばった、って言うところ。
 可愛いに対する自負が見える気がする。
 ほら、やっぱり臆病なんかじゃないでしょ ]

 そっか。
 向いてるって思ったんだけどな。

[ だけど、服飾系に進めばっていう私の言葉には、
 芳しい反応は返ってこなかった。>>130
 クラス全員分作るって、
 それはもう趣味の域を超えてると思ったんだけど ]

(150) 2020/11/11(Wed) 23時頃

【人】 巫女 ゆり


 ハンドメイドのサイトで服を売ってる人もいるし、
 ヒナならできそうって思ったんだけど。
 ……でもそっか、
 ヒナはモデルから似合う服をイメージてるっぽいし、
 不特定多数の人に向けた服はちょっと違うのかも。

[ 残念!って私は笑った。
 ヒナが服飾関係に進んだら、
 お世話になる未来があったかもしれないのになって。
 それくらい、このスカート気に入ったんだからね* ]

(151) 2020/11/11(Wed) 23時頃

【独】 巫女 ゆり

/*
サラかわいいww

(-6) 2020/11/11(Wed) 23時頃

【独】 巫女 ゆり

/*
そして、チップ力でマイルド無神経になれるのでは?と思って選んだゆりチップ、思った以上にマイルドになりすぎている……もっとズケズケ喧嘩売るはずだったのに……これがチップ力……

(-8) 2020/11/11(Wed) 23時頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 回想/将来の話 ――

[ ヒナが、パパに買ってもらったって言ってたら?>>163
 私、やっぱり額面通りに受け取ってたと思う。
 ヒナはお父さんのことパパって呼ぶんだなって思って、
 仲のいい親子なんだなって思ったんじゃないかな。

 私もね、お父さんと仲悪くないよ。
 父は口数が少ない方だから、あまり会話は弾まないけど、
 朝ごはんの時なんか、話題を探しては話しかけてくる
 父に返事をするのは嫌いじゃなかった。

 家族じゃないパパなんて、きっと思いつきもしない ]

(179) 2020/11/12(Thu) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

[ がんばった、って笑ったヒナは、
 でも、売れるかどうかは自信がなさそうだった。>>164
 売るために作ったことがないんだから、
 それは仕方のないことだと思う。
 うんって私は頷いた。
 私、思ったことしか言わないよ。
 気遣いなんて発想はないので ]

 売れると思うな。
 私なら買うもん。

[ 友達価格にしてなんて私は言わないの。
 価値には正当な価値が与えられるべきだから。
 リコに友達価格で勉強を教えたのは?
 あれは、私がリコとの友情に、
 値下げ分の価値を見出してたってことでしょ。
 言わせないでよ恥ずかしい ]

(180) 2020/11/12(Thu) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

[ うさぎの刺繍はきっと可愛かっただろうけど、
 衣装にお揃いの刺繍まで入れてたら、
 労力、倍になったんじゃない?
 店名にふさわしい装飾は、
 きっと内装係ががんばったでしょう。

 友達が作った服を身にまとった、
 今より大人になった私。
 小さくなら、うさぎの刺繍が入っててもいいよ。
 そういうの、悪くないのにな。
 そんな未来予想図を思い浮かべてたら、
 ヒナが将来のことを聞いてきた。>>165
 私の将来の目標。
 うんって私は何でもないことのように答える ]

(181) 2020/11/12(Thu) 00時頃

【人】 巫女 ゆり


 公務員かな。
 国家公務員T種目指すつもり。

[ 返事した私は、ヒナは?って聞き返した。
 服飾系向いてると思うのに、
 考えたことがなかったっていうヒナは、
 それなら何を目指してるのかなって。

 未来のことを思い描いてないなんて、
 そんな可能性、思いつきもしなかった。
 だから私は、明日の天気の話をするくらいの、
 すごく軽い口調だったと思う* ]

(182) 2020/11/12(Thu) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/保健室 ――

 サラ、疲れてる?
 ……当たり前か。

[ 無抵抗で私に頬を拭われるサラに、>>173
 私はぽつんとそう言ってから、
 当たり前のこと、聞いちゃったなあって思った。

 突然こんな非日常空間に放り込まれて、
 疲れるなんて当たり前じゃない。
 私だって疲れてる。
 メアのマネキンを背負った分、
 サラはもっと疲れてるはず ]

(186) 2020/11/12(Thu) 00時半頃

【人】 巫女 ゆり


 サラ、ジャージ持ってきてる?
 持ってきてないなら私の貸すよ。

[ ジャージを持ってこようかっていう私の申し出は
 断られなかった。
 だから私はジャージの有無を確認して、
 じゃあちょっと待っててって保健室を出ようとして ]

 ……血、だと思う。
 匂いもしたし。

[ 独り言みたいなサラの声>>174に振り向いて、
 独り言かもしれなかったけど返事をした。
 指先についた血の匂いを
 もう一度確認する気にはなれなかったけど ]

(187) 2020/11/12(Thu) 00時半頃

【人】 巫女 ゆり


 本当の死だとしたら、
 私たちがまだ閉じ込められてるのは
 辻褄が合わないと思う。
 ……あくまでも、メアの話が正しかったとして、だけど。

[ この世界に残らなければならないのは一人だけ。
 それ以外の人は助かる。
 メアのその話が正しいっていう保証はなくて、
 その前提が崩れれば私の仮説は成り立たなくなる。

 でも、一人帰れないっていうだけで十分気が滅入るのに、
 他の人も死んじゃうとか、考えたくない。
 私が考えたくないとかそんな事情は関係ない?
 そっかー ] 

(188) 2020/11/12(Thu) 00時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ そんなことを考えてたから、反応が遅れた。
 ゆりって呼んでってサラに言ったのは、
 もうずいぶん前のこと。>>0:937
 
 でも、それが実現したことって記憶にない。
 私は少し表情を緩めて、返事を考える。
 サラは私をちゃん付けで呼んだのに、
 私がいつものようにサラを呼び捨てにするのは
 バランス悪いんじゃない? ]

 どういたしまして サラちゃん。

[ どういたしまして、なんて、
 本当は言う立場じゃないんだけどね。
 私はサラみたいに、自分を血で汚せなかったんだから* ]

(189) 2020/11/12(Thu) 00時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ 保健室を出た私は、真っ先に水道に向かった。
 血に汚れた制服で、サラは私を待ってるのにね。
 指先についた血が気になって仕方なかった。

 どうかと思われるとこってこういうとこかな。
 でも、どうにもならないの。ごめんね(笑)

 お湯じゃなくて、わざと冷たい水で手を洗った。
 なんとなく、そうしたい気分だった。
 冷たく冷えて赤くなった手をハンカチで拭いて、
 私は教室へ向かった** ]

(190) 2020/11/12(Thu) 01時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/12(Thu) 01時頃


【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/保健室 ――

[ 疲れてるって素直にサラは言う。>>196
 そりゃそうよねって私は頷いた。
 
 校舎からは出られそうにないし、
 どうやら今日はここに泊まることになりそうだけど、
 ちゃんと疲れ取れるかな、なんて考えて、
 ああそうだった、って私はサラの顔を見た ]

 今日はこのまま泊まるしかないよね。
 寝る場所だけど、サラはどこか考えてる?

[ リコやライにベッド争奪戦の心配をされてる>>195
 ことなんてもちろん知らないけど、
 私はかしこなので、何も考えずに
 ベッドをメアのマネキンに明け渡したわけじゃないのよ?
 ちゃーんと考えてあったんだからね ]

(234) 2020/11/12(Thu) 20時頃

【人】 巫女 ゆり


 校長室のソファで寝るなんて、
 こんな機会じゃないとできないと思わない?

[ 校長室には、すごく大きくて物凄く豪華な感じの
 応接セットがある。
 ソファなんて体包み込まれそうな大きさの立派さだった。
 さすが私立だなあ、なんて感心した記憶がある。
 前、何かで賞を取った時、
 校長室で賞状を受け取ったから、私はそれを知ってた。
 かしこですのでね! ]

(235) 2020/11/12(Thu) 20時頃

【人】 巫女 ゆり


 ふふ、卒業までに慣れてね。

[ お互いに名前をちゃん付けしあって、>>198
 慣れるまで、いっぱいの時間がかかりそうって
 サラが言うから、私は笑った。

 卒業まで、あと3ヶ月くらい。
 卒業したら縁が切れるわけじゃないけど、
 でも、会う機会は確実に減るわけで、
 それまでに慣れてもらえたらいいなと思う。
 そんな未来の話をできる私たちは、
 この世界の主じゃないのかな。
 自覚がないだけかな ]

(236) 2020/11/12(Thu) 20時頃

【人】 巫女 ゆり


 ……あ、でもサラちゃんは、
 もしかしたら大学に行っても一緒だったりして。

[ サラの志望校は知らないけど、
 お互い、似たり寄ったりの成績だもの。
 もしかしたら、志望校が同じだったりする可能性も
 あるのかもしれない。
 本当に頭のいい人なんてサラに思われてることは>>197
 もちろん知らないけど、知ったら私、笑っちゃう。
 私のライバルたり得る人はサラだけだって、>>0:471
 私前から思ってるのに ]

 じゃあ、ジャージ取ってくるね。*
 

(237) 2020/11/12(Thu) 20時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/12(Thu) 20時頃


【独】 巫女 ゆり

/*
後付けで寝る場所のこと考えてなかったわけじゃないんやで!はしたけど、この子、サラにジャージを貸して、自分は何を着て寝るつもりなんだろう(白目

(-22) 2020/11/12(Thu) 20時頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/3-1教室 ――

 ただいま。

[ 教室に戻ってきた私が真っ先にしたことは、
 ほうきを掃除用具入れに戻すことだった。
 見知らぬ第三者なんてどこにもいなかったし、
 もしいたとしても、
 人をマネキンに変えることができる相手に
 ほうきでどうこうできるとも思えないし。

 それから、黒板に向かう。
 チョークを握って、少し考えた ]

(240) 2020/11/12(Thu) 20時半頃

【人】 巫女 ゆり

      『メアのマネキンは保健室』

(241) 2020/11/12(Thu) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

[ メアは多分、精神世界から出られたのだと思う。
 そのことも書こうか迷って、結局やめにした。
 教室の窓を開けてはいけないこと。>>1:373
 職員室に誰もいないこと。>>1:396
 昇降口が開かないこと。
 1階の窓が開かないこと。>>1:421
 3階に人がいないこと。
 食堂に食料があること。>>111
 黒板に書かれているのは、事実ばかり。
 それならきっと、推測にしか過ぎないことは、
 書かない方がいい気がしたの ]

(242) 2020/11/12(Thu) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

[ チョークを置いて、指先についた粉を払う。
 教室にいた面々に ]

 あれから、何か変わったことはあった?

[ って聞いたけど、
 教室の外は文化祭で、蝶々が飛んでて、花が咲いていて、
 変わったことしかないよね、と後から苦笑がわいた。
 とりあえず、サラに貸す約束をしたジャージを、
 ロッカーから取り出して、抱えた* ]

(243) 2020/11/12(Thu) 21時頃

【独】 巫女 ゆり

/*
リコ、ありがとうありがとう……教室で落ちたかったから、できれば教室で雑魚寝は避けたかったと供述しており

(-25) 2020/11/12(Thu) 21時半頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/3-1教室 ――

[ ああそういえば、
 もう一つ書いておいた方がいいことがあったなって、
 私はもう一度チョークを摘まむ。

 『今日の寝床は校長室のソファです』

 確かソファは、対面の6人掛けだったと思う。
 でも、1人分がすごく大きかったから、
 9人でも大丈夫。きっと。>>248
 私たちスリムな女子高生だし!
 でも4人と5人に分かれるから、
 誰が4人になる方に寝れるかは、
 戦いの火ぶたが切って落とされるかもね ]

(271) 2020/11/12(Thu) 21時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ でもさ、こんな状況だもの。
 ちょっと狭いくらい身を寄せ合って、
 お互いの存在感じられるくらいの距離で
 寝る方がなんだか安心しない?
 私だけかな。
 というか、こんなこと恥ずかしいから言わないけどね! ]

(272) 2020/11/12(Thu) 21時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ 書き終わったら、ヒナの声が聞こえて>>259
 私は今度こそチョークを置いて、
 振り返ると頷いた ]

 そう。メアがマネキンになってたの。
 多分、この世界から出られたんだって、
 私は思ってるけど。

 私も保健室に戻るけど、一緒に行く?

[ マネキンを見てくるって言うヒナに、>>260
 サラにジャージを持っていく約束してて、と
 抱えたジャージを見せる。
 ノッカの見ない方がいいって忠告>>266
 無理もないと思ったから、
 どうする?って首を傾げた* ]

(273) 2020/11/12(Thu) 21時半頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 回想/将来の話 ――
 
[ 裏表がない。>>267
 それって、必ずしも長所とは言えないんじゃないかなって
 未来の私は思うけど、
 この時の私はそんなこと全然わからなかった。
 
 言うべきでないこと。
 隠すべき感情。
 そういうものを、人は裏にそっと秘めているんだろう。
 表も裏もない私は、それらをすべてオープンにして、
 そして、“無神経”のできあがり ]

(285) 2020/11/12(Thu) 22時頃

【人】 巫女 ゆり

[ 将来何になりたいか。>>165
 ヒナにそう言われて、
 私はそれを“将来何の仕事に就きたいか”だって
 解釈した。>>181>>182
 だから、ヒナは?って聞き返した時、
 当然、何かの職業が返ってくるのだと思ってた。
 でも、ヒナの返事は全然違ってて、
 私は思わず瞬きをした ]

 かわいいまま?
 ……あー、ヒナの質問ってそういう意味だった?

[ 就きたい仕事じゃなくて、なりたい人間?
 こんな人間になりたい、みたいな、
 そういうことを聞かれてた?
 それなら私、的外れなこと言ったなって、
 ちょっと決まりの悪い顔をしたかも。
 質問に的確に答えられないってちょっと格好悪いでしょ ]

(287) 2020/11/12(Thu) 22時頃

【人】 巫女 ゆり

 
 そういう意味なら、……私は、
 期待される人間でいたい……かな?

[ こういうことを言語化するのって少し恥ずかしいけど。
 私は、期待されていたい。
 そして、期待に応えられる人間でいたい。
 失望されるのは我慢ならない。そんな風に思う。

 恥ずかしかったから、自分の発言をかき消すみたいに、
 少し早口で言葉を続けた ]

 ヒナはきっとなれると思うな。
 だってヒナ、可愛いに妥協しないもの。

[ 大丈夫!って太鼓判を押してあげた。
 ヒナは今も可愛いし、明日もきっと可愛い ]

(288) 2020/11/12(Thu) 22時頃

【人】 巫女 ゆり

[ もしも私が、ヒナの可愛さの裏を知っていたら?>>270
 幻滅はしなかったと思う。
 止める権利もきっと私にはないって思っただろう。
 でも、きっと、悲しくはなったんだろうな。

 ドリンクバーなんかじゃ私の時間は買わせない。>>0:328
 リコのその気持ちを私は知らないし、
 ヒナが同じ気持ちなのかもわからないけど、
 でも、きっとこう思った。

 買わせているのは、売っているのは、きっと、
 時間だけじゃないよ。
 そしてきっと、時間と一緒に売ってしまってる
 “ソレ”はそんなはした金で買わせていいものじゃない。

 私は、そう思ったと思う* ]

(290) 2020/11/12(Thu) 22時頃

【独】 巫女 ゆり

/*
情緒のない(?)言い方をすると、結婚話とかが持ち上がった時に、相手側から調査が入ったりすることもあるわけで。
優秀な調査会社だとそういう過去って暴かれるよねって。
将来に陰を落とす可能性があるんだよっていう。

(-30) 2020/11/12(Thu) 22時頃

【独】 巫女 ゆり

/*
ところでレン、大丈夫かな……22時過ぎたけど……しんぱい……

(-32) 2020/11/12(Thu) 22時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/12(Thu) 22時半頃


巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/12(Thu) 22時半頃


【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/教室→保健室へ ――
 
[ 行くってヒナが決めたから、>>277
 うん、じゃあ行こうって
 私はヒナと並んで保健室に向かう。
 なにしろ血で汚れた制服のサラを待たせてるからね、
 いつもよりちょっと急ぎ足。

 校長室で寝るという私の案は、
 おおむね好意的に受け入れられたようでなによりです。
 もしキャットファイトだったら?
 私のほうきは掃除用具入れにしまわれることは
 なかったでしょうね?

 って、いやいや、私、戦闘民族じゃないからね!? ]

(307) 2020/11/12(Thu) 22時半頃

【人】 巫女 ゆり


 こんな時じゃなかったら、
 校長室に忍び込んでみんなでお泊りなんて、
 きっとすごく楽しかったのにね。

[ きらきら。チカチカ。
 蝶々の撒く鱗粉が、文化祭の電飾が、
 廊下を明るく彩ってる。
 蛍光灯に照らされて、咲いてる花も綺麗に見える。

 でも、
 文化祭当日の、あの浮き立ったような気持ちは
 もちろんやってこない。
 カラフルで賑やかな光景なのに、
 しんと静まり返った廊下は、
 お祭りが終わった後みたいで、物寂しい感じがした* ]

(308) 2020/11/12(Thu) 22時半頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/12(Thu) 22時半頃


【人】 巫女 ゆり

 ―― 現在/廊下 ――

[ さっき、サラと約束をした。
 ここから出たらお互いの志望校を言い合おうって。>>281
 私は笑って「いいね」って返事をしたの。
 
 私とサラだもの。きっと2人とも合格間違いなしだから。
 だから、志望校が一緒だったら、
 ライバルとかそういうのは横に置いておいて、
 やったねって笑うんだと思う。
 やったね。大学でもよろしくね。
 別々だったらそれはそれで、
 残念!って笑うんだろうな ]

(328) 2020/11/12(Thu) 23時頃

【人】 巫女 ゆり

[ そんな未来の話。
 お互い、自殺したのはあなたじゃないよねって
 確かめ合うみたいな未来の話。
 実現したらいいなと思う。
 未来のことが話せる私たちは、
 きっとこの世界の主じゃないと思う。

 でも――――ここにいる9人の中に、
 確実にこの世界の主はいて、
 そして、この世界を閉じるためには、
 誰かひとり、残らなくちゃいけない、らしい。

 私たちは、未来の約束を、全員とは交わせない、らしい ]

(329) 2020/11/12(Thu) 23時頃

【人】 巫女 ゆり

[ そんなことを考えてた。
 ゆりちゃん、って名前を呼ばれて、>>311
 私はヒナに顔を向ける。
 花を避けようとして、
 ちょこちょこと右に左に体が揺れてるヒナ ]
 
 死にたいって思ったっていうか……
 途方に暮れたことならある、かな。

[ 信じてたものがひっくり返るみたいな、あの感覚。
 揺るがないと思っていたものがぐらぐら揺れて、
 どうしたらいいかわからなくなった ]

(330) 2020/11/12(Thu) 23時頃

【人】 巫女 ゆり


 ……なりたい自分になれなかったら、
 私だったら、足掻くかな。
 足掻いて、もがいて、なんとかしようって思うけど、
 でも、溺れそうになっちゃうことも、あるかもね。
 溺れても、なんとか陸に上がろうとするけど、
 ふっと、このまま楽になっちゃいたいって
 思う瞬間が、あるかもしれない。

[ そういうのを、魔が差すって言うんじゃないかな。
 そんな気がした ]

(331) 2020/11/12(Thu) 23時頃

【人】 巫女 ゆり

[ 保健室についたら、サラにお待たせって言って、
 ジャージを渡すよ。
 リコとライが寝具を取りに来てるのを見て、
 あ、しまった、もうちょっと後に到着してたら
 手伝わずに済んだのにって
 思わず本音が漏れたりしちゃったけど、
 ちゃんと運ぶのは手伝いましたよ、ええ>>324 ]

(332) 2020/11/12(Thu) 23時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/12(Thu) 23時頃


【人】 巫女 ゆり

 ―― 朝が来る ――

[ 校長室で目を覚ました。
 誰よ私のおなかに足乗せてるのは。
 遠慮なく押しのけて、ソファから立ち上がる。

 ぐるりと部屋を見回すと、
 ソファの上でみんなはまだ思い思いの格好で寝てて、
 立派な机の上にはポテチの袋とか、
 サンドイッチの包み紙とかがそのままになってた。
 昨日の夜はパーティーみたいだったもんね。

 さて、身支度整えなくちゃね。
 顔を洗いたいし、髪も梳かしたい。
 ポーチを持って、みんなを起こさないように
 そっと廊下に出る。
 手洗い場で顔を洗って、髪もいつも通り整えて、
 それから私は、花が咲く廊下を歩き出した ]

(357) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ 文化祭は楽しかった。蝶々も花も綺麗だと思う。
 でも、どっちもあり得ない光景だと思うと、
 今は何でもない日常が恋しい。
 非日常の景色の中を、日常を求めて、
 私は教室に向かってた。
 どこもかしこも変わってしまったのに、
 唯一変わらない3-1の教室。
 窓の外も日常の光景だったら完璧だったのにね ]

(358) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ あくびを噛み殺しながら、私はドアを開けて、
 そして、入り口でフリーズした。
 教室はがらんとして……なんか、いなかった。
 席が埋まってる。
 黒板には「現代文 小テスト」の文字。
 眠気が一気に吹っ飛んだ ]

(359) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ そうだ。今日の1限は現代文だった。>>0:310
 しかも、よりにもよって小テストなのに、
 私、遅刻しちゃったみたい。
 慌てて私は自分の席に向かった。
 俯いてテストに向かってるクラスメイト達が、
 なんだかマネキンみたいに見えたけど、
 今優先すべきは出遅れた小テストだし! ]

(360) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ 机の上には、既に小テストのプリントが置いてある。
 ペンケースからシャープペンを取り出して、
 私はテストと向き合った ]

(361) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

・次の文章を読んで、以下の問いに答えよ

(362) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ 言われなければわからないし、空気なんて読めない。
 相手が何を考えてるかなんてわからない。
 それでも、私は現代文の成績も優秀だった。

 〇〇の気持ちを答えなさい。
 あんなの、テクニックでなんとかなるの。
 〇〇の気持ちなんてわからなくていい。
 というか、わかったことなんてない。
 問題の意図、出題者の意図、
 そういうのを汲んで答えを選べばいいだけ。
 間違い探しみたいなものだと思う。
 それは、理解じゃなくて単なるテクニックだ。
 それで何の問題もなかった ]

(363) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり


   片月高校に入って
   文化祭を楽しんで
   みんなと出会えて
   好きに生きられて
   素敵な人生でした
   本当感謝してるよ
   みんなは代わりに
   明日も生きてね。

   ありがとう、ばいばい
 

(364) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ え、って思わず声を出しそうになって、飲み込んだ。
 今はテスト中だ。
 でも、私の頭の中はパニックだった。
 こんなの、授業でやってない。
 でも、私はこの文章を知ってる。
 教科書で見たんじゃない。
 これは、
 私に届いたメールで、
 クラスメイトの誰かの、遺書、で ]

(365) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

問1.メールを読んだ時の花内めありの気持ちを答えなさい

(366) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ は?
 そんなの、知らない。わかるわけがない。
 確かあの時、メアは、 ]

(367) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

問2.メールを読んだ時の回谷志帆の気持ちを答えなさい

(368) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ あの時シホは購買に行くって言って、>>1:123
 ふらっと教室を出ていって。
 でも、何を考えてたかなんて、
 どんな気持ちだったかなんて、そんなこと ]

(369) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

問3.メールを読んだ時の蛭間來花の気持ちを答えなさい

(370) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ ライはあの時、
 私にどういうことって解説を求めてきて>>1:148
 あの時は私も、夢かもって思ってて、それで、 ]

(371) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

問4.メールを読んだ時の山村咲良の気持ちを答えなさい

(372) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

[ サラはメールに気づいたのがずいぶん遅くて>>1:436
 私が精神世界の主とメールの送り主が同じじゃないかって
 言いだしてから初めて気づいたみたいだった、けど、 ]

(373) 2020/11/12(Thu) 23時半頃

【人】 巫女 ゆり

問5.メールを読んだ時の愛崎好夏の気持ちを答えなさい

(374) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

[ ノッカはきもって感想を言った後、>>1:85
 スマホと睨めっこしてた>>1:86
 バグった送信者名は確かに不気味だったけど、
 メールの中身も気持ち悪かった? それとも? ]

(375) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

問6.メールを読んだ時の花蓮・ミルフォードの気持ちを答えなさい

(376) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

[ レンはスマホを見てしばらく立ち尽くしてた。>>1:36
 と思ったらいきなり教室を飛び出していくから>>1:290
 ちょっとびっくりしたの。結局何だったのかな ]

(377) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

問7.メールを読んだ時の九条麗の気持ちを答えなさい

(378) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

[ レイはヒナを励ましてた。>>1:76
 大丈夫って優しく声をかけて。
 でもあの時、レイ自身は何を思ってたの? ]

(379) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

問8.メールを読んだ時の愛上莉子の気持ちを答えなさい

(380) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

[ はあ?って低い声を上げたリコは、>>1:12
 そのまましばらく黙りこくってた。>>1:14
 リコは普段は人一倍おしゃべりなのにね ]

(381) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

問9.メールを読んだ時の雛川琴子の気持ちを答えなさい

(382) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

[ ヒナは、死んじゃうみたいって>>1:56
 ぽろりと感想を漏らした。
 一番最初に死について触れたのは、
 今思えばヒナだったかもしれない ]

(383) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

[ メールが届いた時、読んだ時、
 みんながどうしてたかは思い出せた。
 だけど、あの時、みんなが何を考えたかなんて、
 何を思ったかなんて、
 どんな気持ちだったかなんて、
 わからない。わかるわけがない。
 この問題の意図はどこ? 出題者は誰?

 みんなはわかるの?
 みんなはこの小テスト、100点取れる?
 どうやったらわかるの? どんな勉強したらいい?
 空気の読み方の教科書ってどこにあるのかな。
 人の気持ちを読み解く方程式の公式は? ]

(384) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

[ わからない。わからない。わからない。
 どれだけ時間を費やしても、私の答案用紙は真っ白で、
 焦りばかりが募っていく。
 私、0点になるの?
 赤点? 追試? ]

(385) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり


「追試になるようなテストあったっけ?」>>0:131
「むしろ私はなんでできないのかわかんない」>>0:208
 

(386) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

[ かつて、私がクラスメイトに言い放った言葉が、
 自分に突き刺さってくるような気がした。
 私、どうしてわからないの?
 やっぱり私、欠陥品なのかな?
 その認識が、事実が、自覚が、
 突き刺さって、突き刺さって、
 プライドが、今まで私を形作っていたものが、
 粉々に砕け散ってしまう―――― ]

(387) 2020/11/13(Fri) 00時頃

【人】 巫女 ゆり

 ―― 午前8時50分 ――

[ 3年1組の教室。
 巫 百合亜の席に、俯き加減のマネキンが座っている。
 一見何の傷もないように見えるマネキンは、
 触れたところからぼろぼろと崩れてしまうだろう。

 机の上には1枚の真っ白なA4用紙が置かれている。
 マネキンはその紙に向かって
 うなだれているようにも見える** ]

(388) 2020/11/13(Fri) 00時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2020/11/13(Fri) 00時頃


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ゆり 解除する

犠牲者 (3人)

ゆり
48回 (3d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび