1 冷たい校舎村(別)
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夜だった。
時計は正確に時を刻み、
文化祭はまだ終わらない。
きらびやかな装飾、賑やかな音楽。
窓の外の暗さとひどく不釣り合いだが、
楽しかったあの日ままだまだ続く。
今なお止む気配のない雪が、
暗闇にうっすらと浮かんで見える。
(#0) 2020/11/11(Wed) 00時頃
そのとき不意に、
底抜けに明るい空気に異物が混ざる。
(#1) 2020/11/11(Wed) 00時頃
はじめに、甲高い女の絶叫。
それから、チャイムの音。
(#2) 2020/11/11(Wed) 00時頃
キーンコーンカーンコーン…………
(#3) 2020/11/11(Wed) 00時頃
──午後8時50分
これは本来チャイムの鳴る時刻ではない。
そのことに君たちが気付くかどうか、
あるいは悲鳴に気を取られていただろうか。
本来、生徒のいるはずのない午後8時50分。
それは始業とは別の何かを知らせるように、
きっかり12時間おきに鳴り響く音。
さて、君たちが甲高い声を辿るなら、
行きつく先は3年1組の教室を通り過ぎた先、
2階の廊下の最果て、突き当たりに行き着く。
(#4) 2020/11/11(Wed) 00時頃
──2階、廊下奥
そこに、一人の死体──ではなく、
一体のマネキンが座り込んでいる。
膝を立て、首をうなだれた人形は、
胸元に花束をひとつ抱えている。
さも大切そうに抱かれたそれに、
じわじわと染み出す赤色は紛れもなく血液だ。
白い肌、つくりものの関節。
そう、明らかに人ではない人形の胸元から、
まだ温かい血液が流れ出していた。
そして君たちは、
その人形の二つに結わえられた髪、
顔立ちや体格、服装のすべてに見覚えがある。
(#5) 2020/11/11(Wed) 00時頃
……花内めありが見当たらない。*
(#6) 2020/11/11(Wed) 00時頃
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