3 ディアス家の人々
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[視力を失った者とて、目覚めの瞬間には目蓋を開くだろう。 その瞳を、魔力帯びた眼差しで覗き込む。 見えずとも、あるいは目を開かずとも彼を絡め取る自信はあった。
意識あるままに体の自由を奪う魔性の技。 囁くほどなら声が出せる程度に、術の深さを加減する。]
夜は私の時間だよ、ウィリアム、ディアス。 私と縁を結んだおまえに、愛を注ごう。
[覚醒した彼に呼びかける。 愛しさに、声は甘く掠れた。*]
(-38) 2021/01/09(Sat) 23時頃
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[ 無意識の帷を突風が吹き上げるように、目覚めを強制された。 それでいて、体はピクとも動かせない。
これが金縛りというものか。
タチの悪い霊が引き起こすのだとか、夢の一種だとか原因はいろいろと取り沙汰されているけれど、 今この瞬間、何かそこにいると感じた。
そこ、と言っても、見えない双眸が向けられているのは天井の方向なのだが。]
(-39) 2021/01/09(Sat) 23時半頃
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[ その感覚が間違っていなかった証拠に、名を呼ばれる。 声は新米従者アリステアのものだ、多分。 こんなに力強く、艶がある声も出せるのは知らなかった。
ただし、従者にしては、敬称も付けずに呼び捨てるなど奇異なことだ。 宣言の真意はともかく、その口調は傲慢に思われる。 まだ続いている金縛りとの関連は?
と、胸のしめつけが楽になり、かろうじてしゃべれるようになった。]
スペンサーなのか? どうした。
[ 不機嫌さで動揺を隠すようにして、問う。*]
(-40) 2021/01/09(Sat) 23時半頃
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[昼食には簡単に摘まめるものを、との要望を聞き、承知いたしましたと発声しかける。 だが、続いたリクエストに微笑んだ。]
お召し物に合うものを、ですね。 料理長なら用意してくれるでしょう。
[優秀な料理長は、フルーツも何種類も用意しているはずだ。]
(19) 2021/01/09(Sat) 23時半頃
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[朝食のあとは新聞を読む時間だった。 見出しを端から読み上げ、主が求めれば記事本文を読む。 戦争は未だに終結の気配が無く、新聞でもかなりの紙面を割かれていたが、あの森で起きたことに関してはついぞ記事になったことは無かった。
政治経済や戦争の記事の後には死亡広告が続き、それも終われば芸能や市井の細々とした事件の話になる。 紙面の一隅に載せられた詩なども朗々と読みあげる声は発音も明朗だが、よくよく聞けばごく微かに訛りがあることに気付くだろう。 その訛りがどこのものか、とは判別付き難かった。*]
(20) 2021/01/09(Sat) 23時半頃
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[ ポーチュラカが彼女なりのペースで課題を進めるのを見守る。]
疑問に思う点について、自分の見解をもつことは素晴らしいですよ。 ちなみに、わたしは、作中のヒロインの選択は妥当なものだと感じました。
[ 家名の存続に努めるのは貴族の義務だから──と言う代わりに、]
悪の侯爵を改心させることができるのは、彼女しかいないのでは?
[ そんな理屈を述べたのは、まあ、大人だからだ。*]
(21) 2021/01/10(Sun) 00時頃
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[彼の声に不機嫌が滲む。 やはり彼は覚えていないと確認すれば、胸が弾んだ。 彼にとってはこれが初めての夜。 落花の印が彼の中で眠っているにもかかわらず。]
おまえを奪いにきた。 おまえの心を絡め取り、私のものにするために。
[問いに答えてから、彼の寝具を剥ぎ取る。 胸の前で組まれた手を左右に引き離し、ナイトローブの帯を解く。 すべての動作を、見せつけるようにゆっくりと行った。]
(-41) 2021/01/10(Sun) 00時頃
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そのまま、動かずにいなさい。 おまえは初めてなのだから、優しくしてあげよう。 私に身を委ねて、感覚だけに集中しているといい。
[初めて、の言葉に喜色がまとわりつく。 彼の顔を両手で挟んで額に接吻け、耳朶の後ろに指を這わせた。 指は耳の下から首筋を辿り、鎖骨を通って胸元に滑りこみ、果物の皮を剥くように服をはだける。*]
(-42) 2021/01/10(Sun) 00時頃
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まあ、先生はロマンチストでいらっしゃるのね。
[先生が言う理屈に、自分を棚に上げて驚く。>>21]
そうだったらすてき。 いいえ。きっとそうなのね。 彼女の愛が侯爵を目覚めさせるんだわ。
ああ……でもそれでは幼なじみの彼がかわいそう。 彼女と離ればなれになってしまうなんて。
そんなのだめ。だめよ。 そう。改心した侯爵は、結婚式の前に彼女を送り出すのよ。 そして、彼女は彼と結ばれるの。 ねえ、それならきっと、みんな幸せよ?
[想像力はどこまでも飛んでいくけれども、ときどきは本の文章に戻ってくる。 作品についてならどんな質問にも先生が答えてくれるので、課題は時折中断しながらも着実に進み、昼前にはちゃんと終わるだろう。*]
(22) 2021/01/10(Sun) 00時半頃
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[ 食事の後で、アリステアに新聞を読み上げさせる。
見出しのみ読み上げ、気になった記事についてだけ全文を読むというのは、頭のいいやり方だと思う。 彼の発音には、どこか異国情緒があるが、決して耳障りではない。]
求人広告に、目が見えなくてもできそうな仕事はあるか。
[ ついでに、という調子で訊ねる。
次男坊として、いずれはこの家を出なければならないと思う。 けれど、軍人という道が断たれ、視力回復の目処も立たない今、自活の術が思い描けなかった。*]
(23) 2021/01/10(Sun) 01時頃
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[ 不審な言動の一切を取り繕う様子もなく、アリステアは自らの欲するところを語る。 内容はともあれ、ふざけているわけではなさそうだというのは、感じとれた。 だとすれば、]
…誰の差し金だ。
[ それを問うのが必然だろう。 それとも、アリステアは自分が知る誰かなのだろうか。]
理由もわからず、おまえの手にかかるのは御免被る。
(-43) 2021/01/10(Sun) 01時頃
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[ 主張してみたとはいえ、金縛りが解けないままでは口先だけの虚勢に過ぎない。
接吻けから始まる愛撫を施され、服を取り去られて、ウィリアムの肌は見る間に恥じらいの色に染まった。]
放せ…っ
[ 優しくだろうがなんだろうが、奪われてたまるかと思う。*]
(-44) 2021/01/10(Sun) 01時頃
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わたしがロマンチスト? そうですか、ふむ──
[ いくらか照れ臭くはあったが、幼い少女の語彙だからと、特に反証はしなかった。 ポーチュラカが提出した課題に目を通し、スペルミスや文字の見栄えなどをいくつか訂正した後で、及第点を与える。]
今日、学んだことを忘れず、失敗は次回、繰り返さないこと。 ポーチュラカさんは覚えがいいから、心配はないかな。
[ その時、玄関の方でベルが鳴るのが聞こえた。 ポーチュラカの客というわけではなかろうが、切り上げ時だろう。]
では、何か質問は? *
(24) 2021/01/10(Sun) 01時半頃
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仮初めの私の主はおまえだよ。 私の主は、私以外にない。 これは、私の心の命じるままにしていること。
[染まりゆく彼の肌を愛おしむ。 腹筋の連なりを指先で辿り、脾腹の滑らかさを五指で味わい、腰骨の上を掌で押す。]
覚えているかい? いや、おまえは忘れているだろうね。 私たちが出会った、あの森のことを。
[放せと言う唇の端をついばんで、耳に息を吹きかける。]
(-45) 2021/01/10(Sun) 08時頃
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あの夜私は、魔物に襲われていたおまえたちを助けた。 残念ながら、おまえ以外は手遅れだったけれども。
私はおまえの代わりに魔物を討ち、 そして私たちは契りを交わした。 必ず迎えに行くと、約束しただろう?
思い出しておくれ。愛しい子――
[虚実織り交ぜて語り、彼の胸板に頭をすり寄せる。 手は腰骨の輪郭をなぞり、内股を爪の裏でつま弾いて、菫色に窄まった後背をつついた。 内奥で眠っていた闇が蠕動し、緩やかにうねる。*]
(-46) 2021/01/10(Sun) 08時頃
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[ 楽器を爪弾くようにアリステアの指が剥き出しの肌に触れてゆく。 それは、日常の世話の際の丁重な接触とは似て非なるものだった。
こんなことをしながら主人に愛を語る男だったのか。]
…っ、 ふ ぅ、
[ 愛撫とともに、彼の声も移動してゆく。 彼のいう「縁」の起源が、戦場の夜にあると語る言葉に惹きつけられたが、]
魔物? なんのことだ──
[ どうやら、比喩ではないらしい。]
(-47) 2021/01/10(Sun) 10時半頃
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[ アリステアは軍から紹介されたのだから、ウィリアムが失明した経緯については知る機会はあったろう。 だが、まさか軍が、魔物によって小隊が全滅したなどと言うはずはない。 弛みない玩弄で気が散漫になっているとはいえ、そんな荒唐無稽な話、]
──…っうう、
[ 目の奥が痺れるように疼く。]
おれは、 何も 見てな… い
[ 声を絞り出すけれど、尾てい骨のあたりでのたうつような感触に語尾は擦れ飛んだ。*]
(-48) 2021/01/10(Sun) 10時半頃
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魔物という世界の闇に直面したおまえは、視力を失い、記憶をも失ったのだね。 仕方ない。それはおまえ自身の身を守る反応だ。
私のことも忘れてしまったのだろうけれども、構わない。 ここから、紡ぎ直そう。
[闇の蠢きを伴奏に、愛撫に舌と唇が加わる。 尖らせた舌先で胸板をつつき、腰骨の上の薄い皮膚に唇で吸い付き、足を持ち上げて内股の白い肌にいくつも唇紋を散らし、ふくらはぎを甘噛みして引き締まった足首をついばみ、足の裏から指の間まで舌を這わせる。
存分に全身を堪能したあと、再び彼の上に覆い被さった。]
(-49) 2021/01/10(Sun) 11時頃
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[未だ金縛りの解けない腕を頭上に上げさせて片手で押さえ込み、もう一方の手で足の間をまさぐる。 呼応した闇が漏れ出て、指に絡みついた。]
おまえが欲しい。 ひとつになりたい。 心配いらないよ。すべて任せておくれ。
[囁いた唇を胸の飾りに差し向け、舌を絡ませると同時に、窄まった門を指先で押し破った。]
(-50) 2021/01/10(Sun) 11時頃
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[ 言葉の信憑性はともかく、アリステアの舌は的確に性感帯を探り当て、呼び覚ましてゆく。]
やめ、ろ おれ…は、 同意 し、ない
[ これは強姦に等しい行為だと主張するけれど、アリステアを突き飛ばすわけでもなく好き放題させているさまは、傍から見れば受け入れているようにとられるのかもしれない。]
(-51) 2021/01/10(Sun) 12時半頃
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あ、 う… っく
[ 股間をまさぐられ、呻きはくぐもる。
ここまでされながらまだ動けないとは、これは金縛りではなく、アリステアに一服盛られたのではないかという可能性が脳裏を過ぎった。 魔物云々を信じるより現実的だろう。]
── 卑怯 だ、
[ 悔しさを滲ませて唇を噛む。]
(-52) 2021/01/10(Sun) 12時半頃
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[ ひとつになりたい、の意味を、後孔に伸びた指で察すれば、そこに恐怖も加わる。 学生寮や軍で、その手の噂話は耳にしていたが、無理やり突っ込むにしても、女とは器官が違うのだ。 心配いらないと言われて、はいそうですかというわけにはいかない。]
無理…──!
[ 体を固くして抵抗するも、胸の頂きを吸われると、もう維持できない。 漣を走らせて下肢が脱力してしまう。 すかさず、指にしては、とろっとした潤みをまとったものが入ってきた。]
── な…、
[ 初めてを奪われたのに、違和感しかないはずなのに、案外と辛くないことがショックだ。*]
(-53) 2021/01/10(Sun) 12時半頃
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[新聞を読み上げる途中、問いが投げられた。 紙面から顔を上げ、主の顔を見る。]
――― 学問をなさいませ。 楽器なども、よろしいでしょう。
肉体は壮健で、頭脳も明晰でいらっしゃる。 新たな道も、いくらでも拓けましょう。
[求人広告には要望に合う募集もいくつかあったが、すべて単純な肉体労働だ。 貴族の子弟が従事するものではない。]
(25) 2021/01/10(Sun) 17時頃
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[問いの裏に、滲み出る不安を嗅ぎ取る。 将来を文字通り見通せなくなった彼は、闇の中に一人佇む心地なのだろう。
心配いらない、と抱きしめてやりたい。 その衝動を胸の奥に沈める。
おまえはいずれ私のものになる者だ。 憂えることなどなにもないよ。
眼差しにのみ囁きを乗せる。]
(-54) 2021/01/10(Sun) 17時頃
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[読み終えた新聞を閉じ、畳んで置く。]
後ほど、点字の本など探してまいりましょう。 今は、少し体を動かされてはいかがですか?
曳き馬なら遠出も叶いましょう。 湖畔で釣りなどに興じられてもよろしいかと。
[今日の残りの時間についての提案をする。 もちろん、他の要望があれば従うだろう。*]
(26) 2021/01/10(Sun) 17時頃
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おまえは既に、私に繋がりを許しているのだよ。 たとえおまえが覚えていなくとも、契りは生きている。
[名を求め、名を交わした。 その時既に、結ばれるべく定まったのだ。 そんな説明はしないけれど。]
おまえは気高く、勇敢で、少々向こう見ずだから、 こうしないと無為に暴れるだろう?
体は動かずとも、感じる場所はそのままだよ。 存分に感じてごらん。
[卑怯だと噛みしめられた唇の端にキスをする。]
(-55) 2021/01/10(Sun) 17時半頃
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[彼の体の探訪は、胸の頂にひとつの成果を見いだした。]
ここ、好きかい?
[肌にしみこませるよう囁いて、舌を使って丁寧に味わう。 膨らみ硬くなれば、歯の先で軽く噛みもする。
その間に、舌に潜り込ませた指で中をまさぐった。 震える場所、跳ねる場所、喘ぎが高まる場所。 どこにどう触れれば彼が反応するか、ひとつひとつ確かめていく。]
おまえのここは柔らかくて呑み込みが早い。 指一本では物足りないだろう?
[囁いて二本に増やした指で中を揉み、広げる。*]
(-56) 2021/01/10(Sun) 17時半頃
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[ 新聞にも、めぼしい求人情報はないらしい。 まあ、当然だろう。]
…質問にだけ、答えればいい。 おまえの意見は求めなかったよ、スペンサー。
[ 音楽や学術に天賦の才があれば、とうに名を知られていたろう。 自分は、凡才だ。 そんなこと本人が一番よくわかっている。
苛立ちを従者にぶつけるのは大人気ないと思いながらも、八つ当たりしてしまった。]
(27) 2021/01/10(Sun) 18時頃
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御馳走様。片付けていい。 おまえが戻ってくるまでに、後の予定は考えておく。
[ 少し、頭を冷やす時間が必要だ。 手首を返すように振って、退室を命じる。*]
(28) 2021/01/10(Sun) 18時頃
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[ 記憶に欠落があるのは事実で、覚えていないだけだと言われれば反論は難しいのだが、 大方はアリステアの妄想と一蹴していい気がする。]
契約書 を見せてくれないか。 ないなら、諦め──っ、 ンう…っ!
[ 暴れられないように手立てをこうじたというなら、別の方法で興を削いでやる。 何をされても感情的に反応すまいと画策する端から、乳首に歯を引っ掛けられて眉間に皺を寄せた。]
(-57) 2021/01/10(Sun) 19時頃
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