14 冷たい校舎村10
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─ 回想:自由素材 ─
[ 不知火真梛は真っ直ぐで正しい。
どうにもそんな認識を抱かれがちだが。 そうだな、せっかくだ。 私が悪い事をした話をしよう。
一緒に帰ろう。 駅前のクレープ屋さんに寄ろう。
そんなクラスメイト達の会話は、 真梛には無関係のものだった。 ]
(33) 2021/11/07(Sun) 12時頃
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お誘いありがとう。とても嬉しい。 しかし父が迎えに来るんだ。
[ 申し訳なさそうに微笑めば。 真梛の言葉と車椅子。 交互に見遣ながら、皆納得して、 ならば仕方ないと。
やがて誘いの言葉は死に絶える。 ]
(34) 2021/11/07(Sun) 12時頃
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[ 駅前のクレープ屋さん。 苺をベースにした何とかましましが美味しいらしい。 しまうまの一種だろうか? 楽しそうにはしゃぐクラスメイトに手を振って。 真梛も帰路につく。
メッセージを送るのは苦手だから。 迎えの合図は、スマホのコール音。 真梛からの着信を受ければ、父が迎えに来る。 わざわざ仕事を抜けてまで。 今日も真梛は誰かに迷惑をかけて生きている。 ]
(35) 2021/11/07(Sun) 12時頃
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[ 校門に着くと、スマホを取り出す。 そろそろ連絡をしないと行けない。
…… なのに思ってしまった。
ここで真梛が一人でも帰宅できると。 父に示す事ができたなら。 物事は良い方に転がるのではないか、と。 ]
(36) 2021/11/07(Sun) 12時頃
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[ 無言でスマホを鞄にしまう。 車輪を道路に滑らせた。
一人で進む道は、広く。 空はどこまでも青く透き通っていた。 小学生でも当たり前のように出来る事を。 真梛は始めて行うのだ。 胸の鼓動が近かったのを、覚えている。
これは真梛が2度目≠ノ行った。 悪い事の話だ。 ]**
(37) 2021/11/07(Sun) 12時頃
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── 現在・教室 ──
なっちーん、こっち向いて。 路子だよーこんにちは。 なっちん、ゆきうさ大福買ってきてくれた? チャット、無視しないでよー
[ スマホをその手に返そうとしながら、 震えるなっちんにそんな言葉をかけていた。
気づけば、りのきちやまなちも心配そうに、 それぞれに手を差し伸べている。]
(38) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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[ チャイムが鳴る少し前。 あたしはゆきうさ大福を食べた。 真梛ちゃんに差し出した一口分は、 無事真梛ちゃんの口の中に収まって、>>26 莉希ちゃんに差し出した残りの1個は、 断られちゃった。>>20 だから、あたしが食べたゆきうさ大福は1個半。
だけど、口の中に広がった優しい甘さを、 あたしはすぐに忘れてしまった ]
(39) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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[ なっちんを取り囲むように、 女の子数名が教室内を歩いた一方、 入れ違うように扉に向かう男の子。>>18
扉を開く音とともに、 先ほどから漏れ聞こえていた音が大きくなる。
息を吞む音。人が動揺する気配。 やっぱり何かがおかしかったのだ。 ハルミチーがこぼした声にそう思い、>>18
極めつけに、おすみが言った。>>25 文化祭? ああ、音への既視感はだから──、]
(40) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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―― 現在・8:50の教室 ――
[ 体の震えが止まらない。 落ち着いてって路子ちゃんの声がする。>>13 莉希ちゃんが背中をさすってくれる。>>23 真梛ちゃんも。>>29
みんなあたしを心配してくれてる。 だったら、あたし、落ち着かなくちゃ。 迷惑なんかかけちゃいけない。 あたしは元気で明るくて悩みなんかなくて ]
落ち、着け……ない、よ。
[ だけど、無理だった。 そんなの無理。できない。 だって。だって。だって ]
(41) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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[ ──── え? ]
(42) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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[ わたしもそちらを振り返る。 開け放たれた教室の扉の向こう側に、 四角く切り取られた文化祭が覗いている。]
あらー……、これは。
[ そんなことしなくたって、 見誤るはずもなくそれはあの日の光景だけれど、 一瞬ぽかんと開いた口をまた閉じて、 わたしはきゅっと目を細めてそれを凝視する。]
(43) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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……緊急、というか。 異常事態だったねー
[ とぼけた言葉を漏らしながらも、 頭の中で説明をつけようとしてみるけれど、 困ったな。とてもじゃないが追いつかない。
よいしょとわたしは立ち上がり、 教室の中をぐるりと一周見回した。
そこにまだみんながいたのか。 何人かは飛び出していったかもしれないが。]
(44) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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だって、これ、遺書じゃん! そんなのもらって落ち着けないじゃん! 真梛ちゃん、これ、スパムなんかじゃないって! だってスパムだったら、踏ませるためのリンクとか あるはずじゃん! [ 頭ではわかってた。真梛ちゃんはスマホに詳しくない。 リンクがどうとか言ったって、きっと真梛ちゃんには わからない。 責めるような言い方したいわけじゃないのに。 あたしには、人を気遣う余裕がない ]
ね、ねえ、こういう時ってどうしたらいいのかな? やっぱ警察? 遺書が届いたって言ったら調べてくれるもんなのかな? ねえ、どうしたらいい?
[ 路子ちゃん。莉希ちゃん。真梛ちゃん。 あたしを囲む3人の顔を、縋るようにかわるがわる見る。 その視界の端で、荒木君が教室の扉を開けて>>18 ]
(45) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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――――ヒッ。
[ 廊下の向こうに見えた景色。 流れ込んでくる音楽。 意味が分からない。見たくない。聞きたくない。 いやいやと首を振って、路子ちゃんの腕をつかんだ ]
ろこ、ちゃん。 緊急事態って……これ?
[ 体の震えは止まらない ]*
(46) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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みんな落ち着いてー
残念なお知らせなんだけど、 職員室には誰もいなくて、 電話もつながらなかったんだー ……圏外なのは復旧したのかな。
だから、もう帰ってもいいかなって。 みんなに相談しようと思ってたの。
[ 以上、委員長からの現状報告でした。
口調ばかりはのんびりとしたまま、 これでも頭の中は結構混乱している。]
(47) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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……にしてもこれは、 ちょっと現実感がないなあ。
校舎が一瞬で様変わり、かー しかし文化祭とはまた、 ずいぶんおあつらえ向きですなー ……わたしたちに。
[ さてどうしたものかと、 腰に手を当てて考えを巡らせながら。
次に取るべき行動を模索するも、 こぼれ落ちるのは感想じみた言葉ばかりだ。*]
(48) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/07(Sun) 12時半頃
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── 回想:それ以外は食べる係 ──
成程。 では、目玉焼きは私が担当しよう。
[ おそらく他愛もない日常会話だった。>>0:523 深く踏み込む事も、広げる事も。 真梛には求められてはいない類の。
…… しかし真梛は残念ながら。 少々空気が読めないきらいがあるので。
たん、と。 動かないはずの足で床を叩き。 ほんの一歩だけ。君との距離を詰める。 ]
(49) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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私の足は動かないが。 手は動くから、卵の殻は割れるんだ。
しかし、それ以外。 潰してもいい料理は、和歌奈だな。
卵焼き。茶碗蒸し。プリン。卵かけご飯 ……
[ 折った指はすぐ足りなくなった。 たくさんあるなと笑って。 ]
(50) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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作れる物が多すぎて。 これでは君ばかり負担になってしまう。
[ 分担を見直す必要がある。
喫茶店メニューに目玉焼きはないし。 そもそも真梛は調理担当ではないが。
真剣な顔で呟くと。 試作メニューをぱくりと口に放り込み。
美味しい、と笑った。 ]*
(51) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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── 現在・教室 ──
[ 落ち着けない。 なっちんがこぼしたのは本心なのだろう。>>41
震えのやまない体をさする手を足すでもなく、 わたしがかけたのは日常めいた言葉だ。>>38
けれど彼女はそれでも叫んだ。 遺書、となっちんが言うそれを、>>45 わたしはまだ見ていない。
だから、肯定も否定もできないはずなのに、 わたしは調子を変えずに言葉を紡ぐ。]
(52) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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悪戯メール……ってのもあるねー ほれほれなっちん、深呼吸深呼吸。 焦らないで、ゆっくり考えよー
[ 彼女の言う通りそれが遺書なら、 警察に届け出るのも確かに一手だろう。
メールが届いたのだから、 警察に電話をかけることもできる?
頭の中でそんな算段を立てながら、 わたし、なっちんが息を呑むのと同時に、>>46 振り返った視界にその光景を見たのだ。>>43]
(53) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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[ ひしとわたしの腕をつかむ手がある。>>46 あらまあ、とわたしとて動揺を抱えながら、 わたしは空いたほうの手でなっちんの頭を撫でた。
よしよし。小さい子にするみたいに。 大丈夫よ。何の確証もないけれど。
なっちんの震えは止まらない。 それを知っていて、わたしはゆっくり立ち上がる。>>44
それは彼女の手を剥がすことにもなったかもしれない。 あるいは、別段歩き回るわけでもないから、 その手が強く握りしめる力をその腕に感じたままで。
さて、どこから手を付けたものか。 なっちんの問いかけにも答えるように、>>46 わたし、みんなに向けて口を開いた。>>44 *]
(54) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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[ これはスパムではない。 何故ならリンクがないから。
…… 七星の推測通り、 理解できたのは5割程度だが。>>45 彼女の身体の震えは、それ以上に雄弁だった。
てきぱきと場をまとめながら、 七星の頭を撫でる路子。>>54 日常を崩さない姿に安堵して。 その横から、自身の存在を伝えるように。 真梛も七星にそっと触れた。
いつか3人で抱き合った体育倉庫を思い出す。 しかし感傷に浸る時間は長くない。 ]
(55) 2021/11/07(Sun) 13時頃
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いまいち状況を把握できていないが。 警察を視野に入れるような事態なのか。
なら一度外に出てみよう。
[ 場所を変えれば、スマホも繋がるかもしれない。 結論付ければ、真梛は教室を出る。 途端、場違いなBGMがはっきりと響く。 それが耳に馴染んだ物だと気付けば少々困惑して。 ]
(56) 2021/11/07(Sun) 13時頃
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[ 残念ながら昇降口は閉じていた。
登校時は確かに開いていた。 誰が施錠したのだろう? いや施錠だけなら、中から開けられるはずだ。
困惑は続く。 職員室に立ち寄ったが、路子のいう通りもぬけの殻で。 鍵の類は得られそうにない。
今度は廊下に面した窓に近寄ると、 グッと指先に力を込める。 ─── 開かない。 ]
(57) 2021/11/07(Sun) 13時頃
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………… 割るか。
[ 次の判断は早かった。 遺書。すなわち人命がかかっている。
何か重量のある物は、と視線を彷徨わせ。 下駄箱に置かれている傘立てを見つける。 近付いて、つるりとした質感を確かめるように そうっと指先を這わせて。
片方は車椅子を操作しないといけない。 何とか片手で持ち上げる事ができないか。 ふんっと、指の先で試してみる。 ]**
(58) 2021/11/07(Sun) 13時頃
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[ あれは、小学6年生の時。 あたしは日に日にエスカレートするいじめに耐えかねて ある日とうとう言っちゃったの ]
もう、無理。 げんかい。
[ そしたら、ひめちゃんは女神様みたいににっこり笑って 「わかった。もういいよ」って言ってくれたの。
「ひめが、一緒にしんであげる」って言ってくれたの ]
(59) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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―― 現在・教室 ――
[ 落ち着かせるようにのんびりとした路子ちゃんの声。 いや、もともと路子ちゃんはのんびりした口調だった。
ゆきうさ大福ね、買ってあるよ。 早く食べないとね。溶けちゃうし。HR始まっちゃうし。 っていうかチャイムもう鳴ったよね。 先生まだ来ないけど。
そんな返事も、頭の中に浮かんでた。 声にはならなかったけど。 あたしの頭の中は、焦りの気持ちでいっぱいで ]
(60) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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……ぁ……いたずら……、
[ だけど、路子ちゃんの悪戯メールという言葉に>>53 ぽろりと目からうろこが落ちた。 そうだ。そうじゃん。 スパムじゃなくても趣味の悪いいたずらって可能性は あるじゃん。 なんだ……なーんだ。 そうだよね。そう……だよね?
あたしは都合のいい解釈に全力で乗っかった ]
(61) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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あ……あはは。 そっか。そうだよね。 ガチで受け取るなんてはずっ! ごめん。ちょっと取り乱しちゃった。
[ あたしは情けない笑みを浮かべながら、 つかんだ路子ちゃんの腕をゆっくり離す。 小さい子みたいに頭を撫でられて>>54 めっちゃバツが悪い。
まだ心臓はちょっとばくばくしてたけど、 それでもさっきよりはだいぶ落ち着いて、 路子ちゃんの現状報告>>47に耳を傾けた ]*
(62) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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