8 Solo Assembly Letters
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[それからデアドラは、霧の壁のそばで三角座りのまましばらくぼんやりとしていた。
ややあってから、冊子の時のようにちょっとばかし念じてみて、便箋を一枚手元に出した。 それこそまるで幽霊のようなそれに、指先で文字をなぞっていく。]
(+7) 2021/04/17(Sat) 16時頃
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[この手紙が、果たしてきちんとあなたの元に届くかはわからない。 もしかしたら、届くことはないのかもしれない。
それは、何の装飾もない、真白な紙飛行機。 紙飛行機を開けば、淡い墨色のサインペンで綴ったような文字が表れる。その筆跡は、まるであたかも砂の上に指先で文字を綴ったよう。 一字一字はっきりとした字体の、丸みを帯びた文字が並ぶ。]
(-4) 2021/04/17(Sat) 16時頃
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ブリテンと日本、ふたつの故郷のマスター、 ヴィクトーリアへ
この返事が、あなたに届きますように。
カルデアでは、聖杯戦争ではないけれど 人類史を守る戦争みたいなことになっていて レイシフト (タイムトラベル) しながら マスターが戦いに出ているのさ。
でもわたし、この世界で死んじゃったから カルデアに帰れなくなっちゃった。 今のわたしは幽霊みたいになっているけど そのうちどこかで座に還ると思う。
でも、あなたは最初から死んでいる。 それなのにこの世界に呼ばれて、 文通までできているなんて、ふしぎ。
(-5) 2021/04/17(Sat) 16時頃
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水戸の聖杯戦争のことは、わたしは 何も知らないけれど(別の世界だし) それでもあなたも、夢や願いを抱えて 最期まで戦ったのかなっていうのは わたしにも想像できる。
ヴィクトーリアには、どんな願いがあったのかな。 どんなコと一緒に戦ったのかな。 もし気が向いたら、わたしに聞かせてほしい。
(-6) 2021/04/17(Sat) 16時頃
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わたしは、デアドラは、間違いなく この世界に希望を持って戦った。 自由を、幸せを、求めて戦った。
そして勝って、聖杯を手に入れて、 ちゃんと受肉して人間になった。 「ニーシャと一緒に暮らす」っていう願いは この人生でついに叶わなかった、けれど。
それでもわたしは不運なんかじゃない。 誰が(あなただって)わたしの物語を 「かなしい」だとか言ったって、 わたしは、「哀しみのデアドラ」なんて 絶対に言われたくないもの!
(-7) 2021/04/17(Sat) 16時頃
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なんか お手紙 長くなっちゃった。
ヴィクトーリアもおみやげありがとう。 ショートブレッド、紅茶無しだったけれど それでもおいしかったよ。
納豆は本当は苦手なんだけれど (匂いとか、ねばねばとか) そういえば水戸って納豆の産地だったっけ? 封筒に入らないのがざんねん、だけれど あなたの故郷の味なら、頑張って食べたかったな。
マスターにしてバーサーカー、 エリン、アルバ、カルデアが故郷のよくばりセット (って言われると確かになんだかかっこいい!) ジェニファー・バトラーズ、デアドラより
(-8) 2021/04/17(Sat) 16時頃
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ついしん
わたし、現界して初めて食べたのが ウォーカーズのショートブレッド(丸いの)だったんだ。 うそつきのベル (わたしのマスター) がくれたの。 あの時もすっごくおいしかったなって なんだか思い出しちゃった。
(-9) 2021/04/17(Sat) 16時頃
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[ちなみにこれらの文章は、追伸も含めて全て、一枚の紙飛行機に――つまり「A4サイズの紙1枚に」綴られている。 紙面をびっしりと埋め尽くすように綴られた文章は、大分読みづらくなっているかもしれない。]
(-10) 2021/04/17(Sat) 16時頃
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[手紙を投函するポストはもうここにはない。 だから、まるであたかも「蜘蛛の糸めいた、一縷の望み」に懸けるかのような形で、その手紙は虚空に飛ばされた。
なおこの時、ジェニファー/デアドラは、 『キミたちみんな、元の世界に戻れるようにはする』 という妖精の約束をすっかり忘れていたという。 無論、「元の世界に帰れる=この世界で“死んで”も帰還時には復活できる」、という考えにも至っていない。
そしてこの手紙の紙面に流石に入りきらなかった二つ目の追伸は、結局出さずじまいのままに終わる。 実際のところ、追伸のためだけの二通目を送ろうとはしていたのだが――。 それを記していた丁度その時に、川沿いの道路に“あのランサー”の亡霊を発見したことで、手紙ははらりとリフィー川の中に落ち、消えていく。]
(+8) 2021/04/17(Sat) 16時頃
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[それは丁度、こんな追伸だった。]
ついしん
わたしのフィールドには セイバーとライダーとアサシンと、あと ランサーのシャドウサーヴァントも残ってる。 狩りに行くなら今のうち (って書いちゃった↑けれど、行けないと意味ないよね)
あなたは多分、大丈夫、だとは思いたいけれど ランサーは海賊・盗賊にひたすら強いから気を付けて。
三枝槍はリーチがかなりあるし、 わりとしぶとくて何度でも戦ってくるけど、 神性とか秩序とか、オトコだとか、 そうした属性を突く攻撃がおすすめだよ!
(-11) 2021/04/17(Sat) 16時頃
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[その亡霊とここで邂逅するまでもなく、相手の正体――真名は初めから解っていた。 それどころか、あの“ダブリン聖杯戦争”での思い出も、カケラではあったけれど既に思い出していた。
デアドラがダブリンで出会った“あのランサー”は、 ジェニファーがカルデアで出会った“わたしのランサー”と同一の英霊だったのだから。]
召喚した時と同じ。 やっぱり、ランサー。 あなたはわたしに気づかないんだね――なんて。
[“あのランサー”の亡霊は、三枝槍の柄を地面に着けたまま川の方――つまりデアドラの方を向いている。 しかしその亡霊がこちらに襲い掛かる気配は一向にない。
幽霊の状態のデアドラにその亡霊が反応しなかった理由は、デアドラには定かには知れない。 “ランサー”ではない別の亡霊にデアドラが気づかれる可能性自体はあるし、 もし仮に、やはり幽霊のような状態と化した別の“選手”がこのフィールドに入った場合、このフィールドの亡霊はなんてことなくその“選手”に襲い掛かってくるのかもしれないが――。 如何な仕様差でそうなるのかは定かではない。おそらく。]
(+9) 2021/04/17(Sat) 16時半頃
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[ジェニファー/デアドラは、懐かしいようなさびしいような苦笑をふっと浮かべた。 そして亡霊がこちらに気づかないのをいいことに、その場の空中に座り込んだまま二つ目の封筒を手に取る。
……ちなみにだが、ヴィクトーリアに送り損ねた二つ目の追伸には、そのランサーの弱点がずらずらと書かれていた。 セイバー、ライダー、アサシンのシャドウサーヴァントの存在の示唆と共に、 「狩りに行くなら今のうち」 という文面まで認められていた。]
(+10) 2021/04/17(Sat) 16時半頃
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…… ………
[さて、前の手紙を出してからどれくらい経ったろうか。 うつらうつらと日向ぼっこしていたところで、 ──突如振って落ちた公式スタイルの便箋、その角が、 額のあたりに突き刺さった]
(7) 2021/04/17(Sat) 17時半頃
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……むう。
[想像してみよう。 とっても気持ちよく微睡んでいたんです。 そこにもたらされる想定外の刺激、邪魔されたわけです。 で、目に前には心なしか揺れているポストが一つ。 ……加害者(?)、明々白白じゃないですか]
(8) 2021/04/17(Sat) 17時半頃
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/* デアドラは本当にていねいに返してくれるなあ すごい
(-12) 2021/04/17(Sat) 17時半頃
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/* 今日もデフォがセシルだ
(-13) 2021/04/17(Sat) 17時半頃
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――戦さ場を開始します!
[それは強化魔術のトリガー。己を鼓舞するように叫ぶ。 相手の得物はドス。 胴を薙ぐ一撃を転がってかわし、部屋の中へと進む。 体勢を整え、すぐに降ってくる蹴りを避けると右の太刀を振るう] くっ――!
[刃は届かない。 切り返しで振われた刀に左手を裂かれる。 さらに投擲された無数のドスに、 大きく後退し両の太刀で弾く。 当然隙は生まれ、また攻められ、 傷が増え、あえぐように息を吐く。 こぼれた血が床をこぼし、手足の力を鈍らせ、 1分にも満たない交錯でさえ、 生きているのが奇跡なほど。 それだけサーヴァントと人間の差は大きい]
(+11) 2021/04/17(Sat) 18時頃
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(でも、私はひとりじゃない)
[これが自分の追憶を再現した影であるならば]
アーチャー! 来て!
[祈るように叫ぶ。 刹那、女の後方から無数の弾丸が飛び敵を狙う。 背後に現れた男の人影は、女に並び立つ]
(+12) 2021/04/17(Sat) 18時頃
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[しかし、それを言うなら向こうもひとりではない。 アサシンの後ろに少女(に見えた)の人影が現れる。 戦闘に参加するそふ素振りは見えないが、 機を待つようにこちらをずっと窺っている。 ふたりとも、油断できる相手ではない。 されどマスターとサーヴァントが揃えば、 戦力もチャンスも対等と信じられる。 並ぶその背は女に勇気を与えた]
[――だから、その瞬間忘れていた。 相手が弾丸の雨を防ぐ隙に、駆け出そうとした、 その時だった]
(+13) 2021/04/17(Sat) 18時頃
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――――、あ、
[銃弾が、心臓を貫いた。 それは彼の宝具のリスク。 必中の魔弾は時に術者の一番大切なものへと飛んでいく]
(それでも、私は――)
[身体は倒れゆく。 最後に思ったことは声にはならず、虚空に消えた]
(+14) 2021/04/17(Sat) 18時頃
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あなた。 人が気持ちよく寝ている時に、 それはちょっと気遣いがないんじゃないです?
[じっとりした視線。 地震もないのに揺れるポスト、その肌は赤い]
青くなりなさいと言ったのに、 また赤じゃないですか。
(9) 2021/04/17(Sat) 18時頃
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[言いつつ、便箋の中を覗き読めば。 その表情はさらに険しくなって]
ふぅん。言えば変わってくれるはずなんですか。 え? なに顔振ってるんです? できるってお墨付きもあるじゃないですか。
[と、手紙の一節を指差し──]
(10) 2021/04/17(Sat) 18時頃
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じゃあ、ちゃんと指示通りにしますから。 回数分きっちり受けて、直ってくださいね?
[言って、しかしポストに背中を向ける。 果たしてポストにホッとするような感情があったか、 それは不明だが──次の瞬間。
その細い足のどこから、と思わせる 雷速の後ろ蹴りがポストの胴を抉り、 赤いヒールの金底に撃ち抜かれて火花を散らす]
(11) 2021/04/17(Sat) 18時頃
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……あと、14回。 しっかりやり切りますから、そうしたら、 青い姿でまたしっかりお仕事してくださいね?
[ニッコリ。 そうして競馬場には、しばし金属同士が 奏でる派手な衝突音が響いたそうな……
──そうして暫しののち、 その場にあるポストはああ、見間違えるまでもなく青い]
(12) 2021/04/17(Sat) 18時頃
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[セシルが薄紅色の封筒をこの場で開封したのは、あくまで運営側の業務として。 決して御使いの裁きを恐れての現実逃避ではない。 断じて妖精からの無茶ぶりを受けての現実逃避ではない。 これはあくまで業務だ。現実逃避ではない。]
………、また僕ら宛てに手紙が来たよ。 対応は僕のほうでするから。うん。
[――結論から言おう。 この薄紅色の封筒は、主催者宛ての手紙ではない。 故にこうして不用心にセシルが開封するべきものではなかった。はずだ。]
(13) 2021/04/17(Sat) 18時頃
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[夜明けの空のごとき薄紅の便箋に、 目立つ蒼色の文字が綴られている。 さながらそれはいのちあるものの赤と青の二重螺旋。 或いは果たされることの無かった二色祭典。 ―――という形容が正しいか否かは置いといて。]
…………………………。
これ、は。
[気まずさ故の恥ずかしさのような、更に泣きたいような、純粋にこそばゆくなるような、眩しくて尊いような、微かなうらやみ抱くような、一周回って再び抱く気まずさからの罪悪感のような。 セシル・グレースのアラウンドサーティーの情緒は、無残なベーコンサラダが如き しっちゃかめっちゃか に陥っていた。]
(14) 2021/04/17(Sat) 18時半頃
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『セシル、早いところ作業に戻ってくれ。 世界の修復がウマいこと軌道に乗っているとはいえ、まだまだタスクは残っているからね』
グラーツィア、僕はもうダメだ。 本当にダメだ。終わった。ダメだ。ダメだ。 悪いけどもう君ひとりでなんとかして……。
『いやあ、そいつは困るよセシル? キミの霊感由来の箇所もあるんだから。 それに――』
(15) 2021/04/17(Sat) 18時半頃
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『ワタシひとりの態勢の所為で大幅な遅れでも出たら。 大切なデートに遅刻してしまう選手も出てきてしまうかもしれないだろう?』
[まるであたかも他者を気遣うかのような言葉は、大して心の籠っていないあっけらかんとした口調。 「大切なデート」という発言も、ただの言葉のあやでしかない。 つまるところ、セシルを職場復帰させるための、気まぐれな妖精のただの方便でしかなかった。]
(16) 2021/04/17(Sat) 18時半頃
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[――が。 この方便は、セシルには重要な意味を持つものとして響いた。]
………、そうだね。解ったよ。 泣いて塞いで、腐ってるヒマなんて、ないな。
[こうしてセシルは、アコーディオンでスパゲッティなレトロフューチャーマシンの前へと戻っていく。 やがて作業がひと段落ついたところで、セシルはひとり、筆を執るのだ。]
(17) 2021/04/17(Sat) 18時半頃
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