8 Solo Assembly Letters
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
地球が無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、セシル、クリスマス、ハロウィン、アマルテア、ケイト、キリシマ、レックスの7名。
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――主催のバグ対策本部――
[即興の練習曲の譜面のような冊子から、2つの楽曲のページが消滅する。 即ち“ ヴィクトーリア ”の項と“ ジェニファー・バトラーズ/デアドラ ”の項のバグ修正が、一定程度ではあるが完了した、ということだ。 暫く後になってから、このふたりが「他のフィールドへの移動が可能になる」という形で、修正の成果が反映されるだろう。 それでも未だ修正対応中のフィールドでは「自動的に魂だけの状態にさせられる」等の現象が発生することになる。
さて、未だ残っているページのうち、楽曲のNo.が自動的に打ち直される。]
“ No.1 キリト・W・キリシマ ” “ No.2 セクレタリアト ” “ No.3 ガブリエル ” “ No.4 暖琴 ”
[いま、開かれたNo.4とNo.1のページ。 その譜面にひしめいていたあり得ない記号が少しづつ消え、本来の記号が足されていく――バグ修正は順調だ!]
(0) 2021/04/16(Fri) 10時頃
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『 ビッグ・ベンの大時鐘も大変よいですが、 ロンドン橋からテムズ川を眺めてみたり... ロンドン塔を訪れることもおすすめしておきます。 』
[ ...ところで、『観光スポット』としては致命的な テムズ川の悪臭や惨状のことは このとき一切記されなかった。 ]
(-0) 2021/04/16(Fri) 10時頃
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『 ──────ああ、あなたの御推察どおり この国は『裏』と呼べるような かいぶつたちの住む影の英国があるんです。 ぜひ、一度ご案内してみたいものですね。 フクロウが鳴きそうな場所があるんです。
P.S.
ご本を読むに あなたがいらっしゃるところにも ふたつの顔があるのでしょうか? 』
[ 手紙の最後には崩されながらも流麗な 筆記体での署名が記されている。 ]
(-2) 2021/04/16(Fri) 10時頃
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/*
間に合わなくてまたいだー!すみません...
(-1) 2021/04/16(Fri) 10時頃
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/*
異端的なもののあたりが強すぎる(なんきんちゃんはまだいいとして)
そして日中ねむすぎて頭の周りが遅いのが問題... となりつつグラーツィア様かわいないですか??
(なおクソ天使は殴る準備のウォーミングアップ始めてる)
(-3) 2021/04/16(Fri) 10時頃
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/*
そして僕手紙村いつも残るのでわらってしまう。
(-4) 2021/04/16(Fri) 10時頃
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/*
うー跨いだときの扱い困るよナ..と思うので土下座してる 頭の回転速度どうにかして
(-5) 2021/04/16(Fri) 10時半頃
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/*
そしてソロルの練度がたりないので速度もない うまくなりたい
(-6) 2021/04/16(Fri) 10時半頃
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/* 自殺票があったと 思っていた わたし だった しまったこの前議事入ったばかりだったのに失念していた……
(-7) 2021/04/16(Fri) 10時半頃
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/* ちょっとテスト 256
(-8) 2021/04/16(Fri) 13時頃
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/* まちがえた [[10n50]]
(-9) 2021/04/16(Fri) 13時頃
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[場所は変わって、テンプル・バー。 ダブリンの著名な繁華街であり観光地、再生事業によって花開いた文化地区のひとつとして知られるこの通りの、とある古風な内装のパブの屋内にデアドラはいる。]
はぅ、ちゃんと中に入れて良かった……。 ねえポストポスト、ここのお酒全部持ってきて! ギネスだけじゃないよ、全部!
[15歳前後の美少女の見た目をしたバーサーカー、一人貸し切り状態のモノクロームのパブで酒盛りを始める。 まずはアイリッシュ・ウィスキーをグラスに一杯、ポストに注がせて(注がせて)くいっと一飲み。 【※お酒は20歳になってから!】]
(1) 2021/04/16(Fri) 13時頃
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ここなら手紙ものんびり読めるし。
[今度は投擲も射出もされずに、たいへん穏便におそるおそる投函口から吐き出された3通の手紙。 一応酒類で手紙を汚さないようにしようという理性は働いたまま、まずは封筒無き「子供のお手紙」を摘まみ上げた。
……なおパブのすぐ外では、47体の黒い影めいた亡霊が、パブの窓や壁に触れたり叩いたりなどしている。それらは“英霊”というよりも、単純に幽霊か、あるいは死体めいた悪霊。 そんな、ちょっとしたホラー映画めいた環境である。
この状況、ほんのちょっとだけ、少し過去のひと夏の思い出の中の 『穴からゾンビが湧いてくる』という趣向を思い出させるような、それよりはマシなような――。 (なおそのゾンビパニックはあくまで「ひと夏の思い出」のほんの一部に過ぎない) 安心して手紙が読めている時点で、おそらくは、まだマシな方なのだろう。]
(2) 2021/04/16(Fri) 13時頃
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[食事を終え、中庭を散歩していると、 新たな手紙がポストから落ちた]
今度はたくさんですね! ふふふ。このわくわく感たまりませんね。
一通目は……、と。 ああー。ちょっと申し訳ないことをしましたね。 最初からひらがなで書くべきでした。 それにしてもかわいい字ですね!
(3) 2021/04/16(Fri) 13時半頃
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[たくさんのクッキーの写真があふれそうな封筒に、 犬型の封蝋が押されている。 封を開ければ、橙と黒の派手な便箋が入っている。 以前よりもかなり丁寧に書かれていた]
暖琴さま
こんにちは! おへんじうれしいです。 ちょっと読みやすく書いてみましたが、どうでしょうか。 わたしのなまえは、 びくとーりあとおぼえていただけると、うれしいです。
(-10) 2021/04/16(Fri) 13時半頃
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きょうとですか! 行ったことがありますが、とてもうつくしい町でした。 水戸(みと)は、きょうとのずうっとほくとうにあるんですよ。 なっとうがゆうめいで、 わたしもまいにたちたたべていました。 ポストさんにたのめば出してくれるので、 おひとつどうですか?
さくらでたいへんなめに、あったんですね。 つらいことを思い出させたのなら、ごめんなさい。 おとうさんもおかあさんも、 とてもいいひと……ようかいだったのですね。 昔の私はようかいさんとは仲良くできなかったのですが いまならもっと、お話してもよかったなとおもいます。
Victoria Rensburg 青山
(-11) 2021/04/16(Fri) 14時頃
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うぃ? うぃうぃ? ……あ! きん! なんきんのお返事だ! そっか、きんが名前でなんが姓?
[そう考えながら、鉛筆の濃色が擦れて少しばかり読みにくい便箋(というよりも自由帳の1ページ)にじっくりと碧眼を這わせる。 なお鉛筆の濃色が擦れた原因はデアドラ自身の指が文字をかなり擦っていたことなのだが、デアドラ当人には未だにその自覚が無い。]
ほむ! なるなる! 日本の子だけれどルーツは両方なのね!
[暖琴が何かしらの妖怪である、ということは文字としては書かれていなかったが、「うまれたときにぴったり」という言葉から、文字通りの「ヒトではない」ものだとは察せられた。 「とーちゃんとかーちゃんときん」と付された落書きの絵も、この考えを裏付ける。]
(4) 2021/04/16(Fri) 14時半頃
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っていうか、お母さんもお父さんもいるんだ。 提灯お化けのお母さんと、 ジャコランタンのお父さん! そういうこともあるんだね! ほむほむ。
[小さな鬼火を挟むようにして描かれた、和風に見える提灯と、ジャック・オ・ランタンを思わせる鬼火。 疑問を示すことも、厭うことも、疎むこともなく。 羨ましがることも、寂しがることも、懐かしがることもなく。 ただ淡々と事実を把握する態で、デアドラは納得した。]
(5) 2021/04/16(Fri) 14時半頃
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っていうか、それって、 如何にも“キャスター”が好きそう。
……あれ?
[無意識に口をついて出た“思い出せないあのキャスター”の存在。 パブの外では相変わらず幽霊か死体のような亡霊が中に入らんとしている。 そういえば、その亡霊たちの身に纏っていたものは――。
この直感を忘れはしないが、いまは、後回し。 返事を一通認めた後、二通目の――何か別の軽いものが同封されている手紙へと。]
(6) 2021/04/16(Fri) 14時半頃
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[最初の手紙と同じく、少しくすんだクリーム色の封筒と便箋に、黒いボールペンで続られた手紙。 封筒裏の差出人名は「デアドラ へ」のまま。 表面のあて名書きは、今度は「きん へ」になっている。
封筒にはやや厚みがあり、触れば少しだけもこもこしているような、何か固いものも入っているような、そんな感触が伝わるだろう。]
きんは日本の子なんだね! お母さんが日本の提灯お化け、 お父さんがエリンのジャコランタン!
もしかしてわたし、きんのお父さんに会ってるかも? ……って思ったけれど、きんの世界がわたしの世界と違うなら、会ってるハズないよね。ざんねん。
きんのキモノみたいなお洋服、ちゃんと会えたら全部見られるのにな。 でも写真だけ見てもすっごく興味深くて懐かしい気持ちになったって、お洋服作ってくれたお母さんにも伝えてほしいな!
(-12) 2021/04/16(Fri) 14時半頃
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[便箋の他に、次のものが同封されている。
それは、レディースサイズの、くるぶしよりも少しだけ高いくらいの長さの靴下(片方のみ)。 綿製の黒い生地をベースに、赤、青、黄、白のアルファベットが大量に刺繍されている。 アルファベットの字体は曲線的で、ところどころに流麗な装飾が見られる。
そしてこの靴下の中には、金色の紙で包まれた、薄く小さな正方形のタブレットチョコレートが2枚入っている。 ものすごく甘いミルクチョコレートが1枚と、甘さ控えめビターチョコレートが一枚。 なお、この2枚の包装はどちらも全く同じである。]
(-13) 2021/04/16(Fri) 14時半頃
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[ むかしむかし、どのくらいむかしかというと、 かのイエスさまがお生まれになった前後でしょうか。 とはいえ昔話は昔話。いつ、というのはきっと はっきりとは確かめられないことかもしれません。
エリンのアルスターというところに、 ひとりの女の子が生まれました。 けれどもその女の子は、生まれる前からすでに、 「災いをもたらす」女と予言されていたのです!
アルスターの王様は、災いを避けるために その女の子が大きくなったら 自分のお嫁さんにするようにと言いつけます。 そしてそれまでの間、予言の女の子は 実のお父さんやお母さんとも引き離されて とあるお屋敷の中でひっそりと育てられたのです。 ]
(7) 2021/04/16(Fri) 15時頃
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[ だからその女の子は、生まれた時から、 お父さんのこともお母さんのことも知りませんでした。 ただそばに、お世話をして育ててくれる大人たちが ほんの少しだけいてくれるだけでした。
女の子は、その大人の一人である賢き女の人を 「おばあちゃん」と呼んで慕いました。 「おばあちゃん」がいてくれたからこそ、 お父さんやお母さんに会いたいと思うことも なかったのかもしれません。 ]
(8) 2021/04/16(Fri) 15時頃
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[ 結局その女の子は、とある男の子に恋をして その男の子のふたりの弟と一緒に 海の向こう側のアルバへと逃げ出しました。 ――その後のお話については、ここでは置いといて。
女の子は、その人生のあいだじゅう、 自分のお父さんのこともお母さんのことも、 なんにも思い出すことはなかった、と ・・・・ いまでも話しているのだそうです。 ]
(9) 2021/04/16(Fri) 15時頃
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[それはともかくとして、この時返信の封筒に同封した「それ」。 どうしてそんな形態で送り付けたのか、といえば。
「去年のトナカイ・スパークルの呪い」
多分、そんな辺りであった。 もっともこの時のジェニファー/デアドラにそんな自覚はまるでなかったわけだったが。
なお、「それ」の調達先はカレッジの売店及び、このテンプル・バーに建っていた菓子店のひとつ。 例によってポストに強奪させてきた、もとい拝借させてきたお土産である。]
(10) 2021/04/16(Fri) 15時頃
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あ! お返事なんだぞ!
[うにうにゴロゴロしていたら、すこんっとまたぶつかった。 そして今届いたお手紙と、さっきもらったものを並べてみる。]
……みんな……お手紙きれーなんだぞ……!
[そう!みんなお洒落な便箋に字の色をしているのである!! どうしよう。はずかしくなってきた。 幼女のオシャレに対する心境は繊細なのである。]
なあなあ!琴もキラキラなお手紙出したいんだぞ!! いいのないかあ!?
[ポスト掴んでがたんごとん]
(11) 2021/04/16(Fri) 15時頃
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[結果、自由帳ではなく四隅にキラキラほわほわな印刷のされたレターセットが排出された。 イ〇ンとかの文具売り場に売っている、女児向けキラキラメモ帳のそれである。]
これがいいんだぞ! 琴もみんなと同じだぞ!
[気分はおとなのおねえさんである。 えへん。]
(12) 2021/04/16(Fri) 15時頃
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