14 冷たい校舎村10
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/* 平塚さん間に合ってよかった!
2人とも前向きなメッセージ残しててよかった。 現実で救われてくれるといい。。
(-1) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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ひもじいかぁ? 俺、高級グルメばっかり食うわけじゃないのよ。
[>>0反論してみたが、まあ、言わんとすることはわかる。 金持ちである自覚はあるが、食生活は特に変哲もないものだ。
料理についての話が切り出されるなら、 俺は軽口を返してやって、潰えた古香さんのバレンタインのプランを知ることになる。]
(33) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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それは喜んでくれただろうな。 誠に残念なことで。
[笑みが返ってきたのなら、 こちらも社交辞令的に笑って受け取る。 実現しない未来の話。
好きな人がくれるものならなんだって嬉しい。 いつかの相談でそう言われたからというわけではないけど、 関係が続いていればきっと喜んでくれたのだろうと。]
(34) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[そうして、夜も更けていく校舎。 春満の集めてくれた暗幕をひとつ、 ありがたく借りて、教室の隅のほうを借りれば、 暖房のぬくもりを享受できるうちに眠りに落ちることになる。]
(35) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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— 朝・1F廊下 —
[朝の目覚めは若干早かった。 どう頑張ってもスッキリしない気持ちを少しでも整えようと、 購買でタオルや歯ブラシを買って、身支度を整える。
相変わらず校舎の外には出れそうにない。 出れる時を待つほかなく、やれることもない。
ああ、そういや、 料理ができる奴らが朝食や昼食を作ってくれるという話だっけ。 それはとてもありがたい。
そんなことを思って廊下をほっつき歩っていたところで、 8:50、チャイムの音が鳴った。*]
(36) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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— 回想:敗者の後日談 —
[季節が冬になる。 ユイとは会えていない。
いつも2人で歩いていた通学路を1人で歩きながら、 いろいろなことを思い返す。 どんな気持ちでずっと俺の隣にいたのだろうと。
考える時間だけはたっぷりある。 答え合わせは永遠にできない自己復習。
何度も繰り返し、同じことを考える——]
(37) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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あ、
[視線の端、道路を挟んで向かい側、 疎らな人影の中に、その姿を見た気がした。
ふとそちらを見て、回り込んで道路を渡る。 追いかけて、そして——いた。
ユイがいた。 婚約解消してからずっと、俺と会うのを拒否していたユイが、 私服姿で、どこかへ向かって歩いていくのが見えた。]
(38) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[追いかける。大きく距離を開けて、見つからないようにしながら。 どうしてかは自分でもよくわからなかった。 呼び止めたいのなら、そうすればよかったはずなのに、 ユイがどこに向かっているのかを知りたかった。
これはストーキングだろうか。 やめたほうがいい、と脳の奥で警鐘が鳴る。
それでも俺は追いかける。 先をゆくユイを追いかけて、バスに乗ったのを確認し、 躊躇ったけど、顔を隠しながら俺もバスに乗る。]
(39) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[そのまましばらく座席で揺られていた。 バスは進む。
いつかの日、2人で出かけた美術館を通り過ぎ、 遊園地前に来たところで、ユイはバスを降りた。
俺もそれに続くように降りる。 ユイにはまだ気付かれていない。
心臓が破裂しそうだった。]
(40) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[遊園地。 少し考えれば分かったのだ。 ここへ1人で来る用事なんて、ユイが持っているはずがないと。
遊園地の入り口、待ち合わせスポットのマスコット像へ向かって、 ユイが駆け出していくのを見た。
俺は、人混みに紛れて、 その様子をずっと見ていた。
これ以上、見てはいけないと。 本能がそう訴えかけてくるのを無視して。]
(41) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[ユイは、笑顔を浮かべた。]
(42) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[ユイと待ち合わせていたのは、 婚約の解消を伝えに来た、あのライバル会社の若き社長で。
あの男を前にしてユイは、笑っていた。
そして。 その2人は一目見て分かるほど、仲睦まじい様子で、 手を組んで遊園地のゲートの奥に消えていった。]
(43) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[……俺が見たことのないユイの表情は、あの男に向けられていた。
それも、そうか。 あの男は、ユイを解放するために尽力してくれたヒーロー。 俺という悪者を退けた、彼女にとっての救世主。
ああ、そういうことか。 ユイにとって、俺は邪魔なだけの悪役で。
そして、もう決着が着いた後。 忘れ去られるだけの、ただの情けない敗者でしかないのだ。]
(44) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[>>1:188——こいつ、あんまり笑わないんだけどさ。 気にしないでくれよな。こういう奴だから。]
(45) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[何が「こういう奴だから」だよ。死ね。]
(46) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[冬の夕方、 遊園地に向かうカップルたちの流れに逆らって、 ひとり、敗者は歩き去るのみで。**]
(47) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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/* ん、えーと、これは
雄火が誰もいないところで独り言言った形になってるな…… 拾えるか?
(-20) 2021/11/11(Thu) 22時半頃
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— 回想:夜 —
[>>61バレンタインもクリスマスも、なんにも関係なくなった、と。 そう語る古香さんの話を、缶詰を食べながら聞いていた。
>>62そうだね。俺にはまだ、その予定があるのだと、 みんなにはそう思われているんだろう。
婚約を解消されたことを話したくなかった。 情けなくて、惨めで、きっと知られたら耐えられない。 見栄というよりは、突かれたくない傷に対しての防御だった。
でも、もう疲れてきたな。]
(90) 2021/11/11(Thu) 22時半頃
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泣く奴なんて、いないよ。
[もしも俺が失踪していたとしても、の話。 小さい声で、少しだけ自嘲しながら呟いた。
そう、どちらにせよユイは泣かない。 婚約を解消された今も。 婚約で繋がっていた昔も。
恋話で夜を明かすのは、俺は勘弁願いたかった。 話の種がどこにもないから。
だから俺は保健室へ向かう古香さんを見送り、 教室の隅ですごすごと蹲る。*]
(91) 2021/11/11(Thu) 22時半頃
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— 朝 —
[朝の身支度を手洗い場の鏡で済ませていたら、 その最中に雄火がやってきた。>>65
朝食を作ってくれた人がいることを教えてもらいつつ、 昨日の情報交換をする。]
俺、何個か踏んで壊しちゃったんだよな、その卵。 中身は何も入ってなかったけど。
[昨日はそうだった。 何かを言おうとしていた卵を、気付かぬうちに踏み砕き。 少し気にかかっていたことではある。]
(95) 2021/11/11(Thu) 22時半頃
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[>>66雄火が卵を拾い上げてきたと思ったら、 少し間を置いて、ものすごい絶叫が轟いた。]
う、うるせっ……!
[ぼんやりしていた頭が起床する。 朝の目覚まし代わりになってしまった。]
ああ、落としたのか。 何も入ってなかったろ?
[卵を落としただけか、大袈裟だな、と、 鏡に向き直ろうと思ったら、雄火が卵から何かが出てきたと言う。>>67]
(96) 2021/11/11(Thu) 22時半頃
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猫耳……。
[の、片方。
文化祭の時、全員分作りたいと主張した平塚さんと激論を繰り広げて、 結局作らせてしまったのが懐かしい。 我らの予算が存分に注ぎ込まれて作られた、貴重な品である。]
なんだよ、すごいロマンチックなこと言うね。 ……誰かが卵に閉じ込めたのか? あの時の思い出を。
[>>68卵の中にあの日の教室が入っていたと、 そう表現されれば、そう思えてくるから不思議だ。 合っているのかどうかは、この校舎を作り上げた主のみが知るのだろうか。]
(97) 2021/11/11(Thu) 22時半頃
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[そうして雄火と別れて手洗い場を後にした時、 俺はチャイムの音を聞く。
チャイムの音で思い出すのは、 虎次郎が消えて、マネキンが増えた昨夜のこと。 まさか、と思うには十分だった。
心なしか早足で、廊下を進んでいく。*]
(98) 2021/11/11(Thu) 22時半頃
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[平塚さんのマネキンが体育館に。 夏見さんのマネキンが屋上の扉の前に。
——という情報を、不知火さんから聞いた。>>76]
(102) 2021/11/11(Thu) 23時頃
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そっか、わかった。
[廊下でばったり出会って、一通り必要なことを聞いた後、 少し動揺しながらも、事態を飲み込んで返事を返す。
やはり彼女は行動力が高い。 文化祭準備期間の失踪事件を思い出す。 足が不自由だから歯痒いのだろう、なんて、 勝手な思い込みを押し付けてた自分の甘さを改めて実感する。
今回は、帰れなくなっていなくて良かった。 突如現れたエレベーターのおかげでもあるのだろうか。]
(103) 2021/11/11(Thu) 23時頃
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屋上まで行ってくれたんだな。 ……なんというか、
[どうしてエレベーターが設置されたのだろう。 その理由を探すとやはり、不知火さんのためではないかという考えがよぎり、 もしかして彼女が——と、思ってしまえば、 言葉がどことなく濁ってしまう。]
探してくれて、ありがとう。
[感謝の言葉と、かつて勝手に心配したことへの罪悪感。 それらが混じったまま、教えられた場所に向かう。]
(104) 2021/11/11(Thu) 23時頃
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[>>100雄火と話して確信を深めたけれど、 この世界の主がこの中にいるのなら、 それは不知火さんかもしれなくて。
そうじゃないとしたら、おそらく、 不知火さんにも自由に校舎を動き回って欲しかったと、 そう思う誰かが、いる……?]
(105) 2021/11/11(Thu) 23時頃
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[手近なエレベーターに乗った。 俺は、学校の校舎を移動するなら階段で駆け上がったほうが早いと思っている。 両足が満足な者の、当たり前の思い上がり。
だから、待っている間はもどかしかった。 ランプを見上げれば、よくわからない猫のマークがついている。 ああ、俺たちの思い出にはどうにも猫の気配が濃い。
>>16エレベーターに乗れば、猫のようなボタンは気になるものの、 まず目指すのは不知火さんに教えてもらった屋上の場所。
やがて、音を立ててエレベーターは到着するだろう。 >>89そこに先客がいたかどうかは、扉が開くまでわからない。*]
(106) 2021/11/11(Thu) 23時頃
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— 回想:敗者の参列 —
[高校を卒業した後の、春に。 ユイと例の若社長が式を挙げるという報せが、我が家に届いた。
随分準備が早いなと思ったけど、 俺の知らない水面下で何もかもが進んでいたのだから、 何もおかしなことじゃない。
卒業後にすぐに結婚する予定だった、俺とユイの、 俺の部分が他人に入れ替わっただけ。]
(118) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[わざわざ俺の家に招待状を送ってくるとは、何の当て付けかと思った。 これも会社の付き合いの事情が全てであり、他の意味合いはないのだけど。
「ご出席」と「ご欠席」の欄があって、 欠席に印をつけたくてたまらなかったけど、 俺は個人として呼ばれたのではなく、会社の関係者なのだから、 面子のため、どう足掻いても出席せざるを得ないらしい。
俺は、この目でまざまざと見なくてはならない。 ユイが他の男と契りを交わす瞬間を。
こんなの、あまりにも残酷じゃないか。]
(119) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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