─俺とケイの話 ケイの部屋にて─
[ケイの部屋に初めて入ったのは、同居を始めてからだ。でも、今ではもうすっかり慣れたって言うか、いつも遊びに来る場所になってた。見慣れた部屋なのになんか違って見えんのは、服着てねーからか。ケイのベッドに寝てるからか。それとも、これからすることのせいか。]
俺の匂いも…って、なんかハズいな。それ。 ……ん。
[ケイの指が、少しずつ俺の中に入って来る。最初は異物感があったけど、徐々に馴染んでった。潤滑剤の音と、ケイの吐息に、段々増える俺の声が混ざってく。焦れったいくらい丁寧に解されて、指が抜ける頃にはすっかり身体が熱くなってた。途中、何度「もう血とか出ていいから」って思ったかわかんねーし、ヘンになってたから実際言ったかもしれない。でもケイは、俺を傷付けなことを優先してくれた。いよいよって時に、ケイははっきり「抱く」って宣言>>-567した。]
ん、……すぅ……はぁ……。
ぃぃ、ょ…………俺を、ケイのにして。
(-585) rin_86ta 2023/08/29(Tue) 15時頃