ん……。 信じる、よ。
俺の中に、ケイが居てくれるなら──俺は、大丈夫だって。
[まだ目は潤んでたし、心臓もドキドキしてたけど、俺はもう怖くなかった。息をすれば酸素が回って、ケイが俺の命を繋いでくれるから。支えられるまま立ち上がって、風呂の縁に腰掛ける。背中に触れるタイルがひんやりして、心地よかった。ケイが言うように>>-425、ゆっくりと息を吸い込み直す。]
……ああ、もう大丈夫だ。ちゃんと、できると思う。
[右手に伝わる鼓動は少し速くて強いけど、リズムは正確だ。胸の高鳴りを感じたまま、ケイが俺の膝を開かせてくのを見てた。時間を置いたのに俺自身は緩く勃ったままで、両頬が少し熱くなった。少し恥ずかしいけど、ちゃんと気持ちいいの感じようって。ケイが今から何すんのかを、じっと見下ろした。*]
(-436) rin_86ta 2023/08/27(Sun) 20時半頃