─俺とケイの話 脱衣所にて─
[ケイの手は震えてたし、看護師さんより大分手際悪かったから、やっぱり怖いんじゃないかと思う。雰囲気や表情からは嬉しそうな感じするから、止めはしなかった。手術の痕に目を留めたケイは、労いながらそれを撫でた。]
大したことねーって、んっ! くすぐったいってのー。
[傷痕って皮膚薄いし、他んとことは感覚が全然違う。手を置かれるなら兎も角、撫でられると結構くすぐったいんだよな。ビクッってなっちまったの誤魔化すように苦笑した。]
んじゃ、バンザイしろ。バンザーイ。
よし、次は下な〜……、…………。
[Tシャツはスポンと頭から抜いてやって、脱衣籠に投げ込む。そんでズボンまで脱がしたとこで、ケイが既に大きくなってんのに気付いた。 ……え? もう? まだなんもしてなくね?]
(-362) rin_86ta 2023/08/26(Sat) 21時頃