─ 三日目・昼過ぎ アリババのいつもの場所 ─
[結論から言うとくっついていった。>>133
話したり触れあったりして泣き止んでから、少し遅くなった朝食を食べ、また少し話して。
昼になる前には落ち着いたのだが、今日は探索に出るのはやめにして、データの解析や整理を手伝うことにしたのだ。
植物関係であれば自分でも手伝える……というか、昨日大量の植物データを持って帰ってきたのは自分とハロなので、その仕事があるのは目に見えているし。
ついでにそれらのデータを元に、明日追加で採取するサンプルを決めようかなとか思っていたりした。
ふと、ハロとキランディがどうしているか気になって。
位置情報を確認すれば、海に行っているらしい。
二人宛の通信をオンにして、一言だけ。]
ハロ、キランディ、イーヤー!
海、行ってるノ? 二人で飛ぶのはどウ?
気をつけて楽しんでネ! おみやげよろしくだヨー!
[もう大丈夫、とわざわざ言うのも違うかな、と思って。
ただいつも通りの声で、それだけ呼び掛けた。**]
(148) 2021/11/12(Fri) 21時半頃