[天然水源を見るのは彼女と違い初めてではない。>>0:26
だが遮断された風景を、切り取られた額縁の世界を、唯々眺める事しか今まで出来なかった。
自分は決して死ににくい訳では無い。>>2:115
船内でも安全は約束されておらず、望まぬ異物の取り込みで体組織が崩壊する身体、他者と己を隔てる壁のような『袋』。自己管理が生死を左右し、他者と接する為の免疫を常に更新し続ける自己知識。
情報としては把握しているサンドイッチと言う物質も、数字やグラフ、他者の残す言葉の羅列しか知らない。
口腔補給され徐々に欠けて行く食物と、それを黙々と口にする横顔。
きれい、おいしい、ならよかった。>>114
そんな単語の感想が幾つか沸いて、]
いつか私もソレを食べてみたいな
君と並んで、
また"海"を見ながら
[憧憬し渇望するものは、
たったそれだけの些細なしあわせ。*]
(131) 2021/11/12(Fri) 17時頃