― 二日目/安置室 ―
……はい。
イースターの事も、覚えて頂けると。嬉しいと思います。
[死や弔いについての感覚は、未だ分からない事が多いまま。けれど仮に自分が死ぬ事が有ったなら、その後も誰かの記憶に残り続けたい。その嬉しさは、分かる気がした。]
ギロチン様の看板を、形見に……ですか。
イースターは賛成します。恐らく、皆様からも許可は下りると予想します。
[作ったものを形見という形で記憶に遺す。そういう方法もあるのかと、ヨーランダのお願い>>116を聞いて思う。
ギロチンが彼の仕事の引継ぎ先だったのもあり、思い入れが有るのだろうとイースターは想像した。だが、其処に申し訳なさもあった事は、気付いては居なかったかもしれない。ギロチンの仕事の内容は、恐らく死の原因ではないと考えていた為だ。
ともあれ彼の提案には、その様な肯定の言葉を示した。*]
(117) 2021/11/12(Fri) 10時半頃