― 三日目・夜/タラップ付近 ―
[青く輝く瞳に、煙草型ドラッグの光(>>99)。双方が見えた事で、“キャプテン”が此方を向いたのが鳥目の自分にもはっきりと分かった。しかし、見れば見る程に似た色をしている。あれは、生まれつきのものだろうか? もしかしたら、ドラッグによって変質してしまった結果なのかも知れない。綺麗で哀しい青い星。]
ええ、アタシはいつでも元気よん♡
ちょっと怪我しちゃっただけ。
ライジやタプルが手当てしてくれたから、これもすぐに良くなるわん♡
[あなたが妄想に囚われてる時でも、そうでない時も『キャプテン』と呼び続けるのは、自分くらいかも知れない。敢えてその理由を挙げるなら、自分もまた『キランディ』を演じてるからだ。そう呼ばれて扱われる方が楽なのを実体験として知っているから、そうしてるだけ。例えそれが、あなたを正気から遠ざける事であったとしても。]
(100) 2021/11/14(Sun) 03時頃