― 探索終了日:アリババのいつもの場所 ―
[>>91>>92長く溜め込んで居た言葉がようやく吐き出される。生きて居る物はいつか死ぬし、生きる限り人生の何処かで死を見送る事はあるだろう。
探査船に乗っていると、その回数が他の人より少し増えるだけ
長く生きて居ると、その回数が他の人より少し増えるだけ。]
そうかな、
私は、頑張れていたかな
[子を褒める様な言葉に今は甘えようか。
これでも一応長く生きて居る。
年長者の枠に入るだろうし、選んだ外見年齢も大人だろうから、しっかりしなければいけないとずっと思って居た。
他者より沢山の知識があるなら、それで他者を救える筈。
自分は弱いが、それで皆が助かるなら。そうして役に立てるなら。
なら、取り乱してはいけない。頼られたり、訪ねられたりしたら、真っ先に動かなくては。悲しい結末になってしまったとしても、そこで得た何かで別の者が救えるなら、立ち止まっている暇は無い。
自分のちしきは全部、他のみんなをまもるため。
なぜなら、みんなのことが、たいせつだから。]
(99) mzsn 2021/11/18(Thu) 14時半頃