ははは…つまりその本能を凌駕するのが理性と知識という訳だ。
[愉快に言ってのけるアリババ>>24に困ったようにやや鼻根を寄せて、やれやれと笑う。さすがの彼も下手なことはしないだろうと思いつつも子供らしい好奇心の滾りは見るだに不安な不定形だ。その身が零れ落ちてしまわないのはまさに文明の為せる業…なのかも。]
[ふうむと鼻爪先を撫でる。どうやら先ほどの気配は水漏れ等ではないらしい。アリババの言うようにただの水漏れならば確かにヨーランダがさっさと片付けてしまいそうな気もする。]
破損の心配がないとしたら、研究棟の方だろうか?
しかし音が聞こえたのは休憩室の方だったような……
[タプルはむむむと、足首を傾げて見上げる。先ほどよりは肌色もよくなっている様子。打たれ弱いが回復も早いのがタプルのよいところである。
しかしあれから物音はぱったりと途絶えてしまった。
動きがあればそれを察知することもできるだろうか?]
私もあの気配については少しばかり気になる。
少々手間とその背>>27を借りることになると思うが…頼めるかな?
何もなければないで心置きなく探索に出れるだろうしね。
(34) 2021/11/07(Sun) 03時頃